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*Campionship Manager/Football Manager
【ちゃんぴおんしっぷまねーじゃー/ふっとぼーるまねーじゃー】
|ジャンル|サッカーチーム運営シミュレーション|~|
|対応機種|PC((Win95・Mac OS以前の細かな分類は不明。))、Windows、Mac OS他多数|~|
|開発元|Sport Interactive|~|
|発売元|チャンピオンシップマネージャー:EIDOS&br()フットボールマネージャー:Sega of America|~|
|発売日|チャンピオンシップマネージャー:1992年9月1日&br()フットボールマネージャー2012:2011年10月21日|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
イギリスのSport Interactive社が開発しているサッカーゲーム。~
以前はEIDOS社が発売する形でチャンピオンシップマネージャー(以下CM)としてリリースされていたが決裂してしまい、販売元をセガに変え、フットボールマネージャー(以下FM)としてリリースするようになった。~
EIDOS社も引き続き発売しているのでややこしいことこの上ない。便宜上、CMもFMもこの項目で取り扱うものとする。~
FMも合わせると20年以上に渡って販売を続けている長寿なシリーズな上に、年度ごとに新作がリリースされているので膨大な本数になっている。このため、1本ずつ紹介するのは難しいのでシリーズまとめての記事とさせて頂く。
プレイヤーはサッカーチームの監督になって選手を雇用したり戦術やトレーニングをくみ上げ、試合は指示するだけで選手を操作することができないという『サカつく』ライクな経営シミュレーションだが、データの量が尋常ではない。~
サカつくEUではイングランド、フランス、オランダ、ドイツ、スペインの二部リーグまでの範囲だが、このゲームではアイスランドやベラルーシといったヨーロッパの小国や、南米やアジアのチームですら指揮できるなど全世界まで範囲が広がっている。また、国にもよるが4部5部といったアマチュアレベルのチームの指揮することもできる。このため、インドのチームの監督になってAFCチャンピオンシップを目指すとか、イングランドの5部クラスの監督になってチームをトップリーグまでのし上げるといった様々な楽しみが味わえる。もちろん、レアルやバルサといったビッグクラブの監督にも簡単になれる。それを支えるデータ量も膨大ではなく、選手の数が何百万もいて、データも細かい。なにせ、プロのクラブが選手をスカウトするためのデータベースとして活用しているほどなのだから。
サカつくとの違いはプレイヤーは監督であって経営者も兼任してはいないという事である。~
チームを移動する自由がある代わりに、チームの経営や財務に携わることができない。選手を(予算の範囲)で獲得するのは可能だが、範囲を広げるには首脳陣の承認が必要であり、時として拒否されることある。~
当然のことながら負けがこんだり、首脳陣との対立といった要因でプレイヤーが解雇されることもある。
**長所
***カスタマイズ
データを改造することが簡単で、選手の能力値を改造したり、「自分が思う最凶の選手」を登場させたりとかも可能~
後述だが、それ以上の改造もできる。
**短所
***ヴィジュアル
基本的に文字だけのゲームで、画像が出てくるのは選手のプロフィール画面の顔写真と試合の時だけである。~
それも最新のFM2012の話であって、最初期は試合もテキスト実況だけで画像すらなかった。~
ただし、グラフィックを切り捨てたからこそ圧倒的なデータ量が実現できたわけで、画像を期待するのなら他のゲームを選んだ方がいいというスタンスである。
***システム
バックグラウンドで試合の進行を処理しているらしいのでリーグを追加すればするだけ、パソコンに負荷をかける事になる。~
このため、関わり合いになれるリーグを増やすとシステムの処理速度が落ち、そのため快適に楽しむためにはハイスペックを要求される。
***ハードルの高さ
やれる事が多いというのは、裏返せばやらなくてはいけない事も多いということである。~
リーグに入る前に所属している全選手をチェックしてリストラや補強するポイントを見極めるとか、システムを造り上げるといった地道且つ困難な作業を行わなくてはいけない。~
ビッグクラブでは戦力に悩まなくてはいいものの。選手が多いので把握するのが大変である。
このため、試合の前段階で投げてしまう事も考えられる。
攻略本を作るのが不可能だとはいえ((監督可能なチームが数百にも及ぶので))、検索すれば国内海外問わずファンサイトが見つかるのである程度は運営の手助けにもなる。ただし、有用な情報を得るためにはプレイヤーのやる気が必要になってくるのは言うまでもない。~
***中毒性
試合に突入するまでハードルが高いゲームであるが、ゲームにある程度慣れてくるとそこに待っているのは廃人空間。~
寝食忘れて没頭できるほどの中毒性をもっており、他のことは全く手に付かない。~
サカつく同様に試合時間が長さや終わりがない事、強制的にフルスクリーンモードにされるのでながら作業でのプレイができない事も拍車をかけている。
**日本語化について
過去に日本語モードも用意されたバージョンもリリースされていたが、現行のFM2012では日本語対応されていない。~
CM時代にはJリーグの監督も出来たのだが、同じように現行のバージョンではJリーグは削除されてしまい、海外に所属する選手以外は架空という扱いになっている(「Jリーグを登場させるゲームはタイトルに『Jリーグ』を付けなければならない」と言う規則があるため)。~
しかし、有志達の手によって日本語化パッチが作られており、導入すれば日本語での快適なプレイが楽しめる。~
ただし、導入は決して簡単だといえず自己責任で。~
同様にJリーグパッチも用意されている。
**総評
プレイヤーにある程度の能力が必要されるとはいえ、サカつくが楽しめたら絶対に楽しめるゲーム、サカつくを物足りなく感じなくなった人にはお勧めである。~
全世界規模で人気を得ているゲームである。
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