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*1943 ミッドウェイ海戦 【いちきゅうよんさんみっどうぇいかいせん】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|アーケード|~| |発売・開発元|カプコン|~| |稼動開始日|1987年|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[カプコン19シリーズ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1139.html]]''| **概要 『1942』を大幅にグレードアップした縦スクロールシューティング。大日本帝国海軍の急襲により被弾した空母から飛び立ったP-38ライトニングを操り単機で大艦隊に挑んでゆく。前作は飛行機を撃つだけで変わり映えのしなかったのに対し、今作品では空中戦の後に艦隊戦が追加されバリエーションが豊かになった。また2人同時プレイも可能で、15面までは途中参加やコンティニューも可能となっている。全16面で構成されており、全面クリアでアメリカ国歌が流れエンディングとなる。 **主なルール -8方向レバーで自機P-38を操作、ショットボタンで弾を撃ち空中・地上(艦隊の砲台)への攻撃は共通である。 -メガクラッシュボタンを押すことにより超自然現象を発生させることができる。状況や敵との相対位置によって雷やカマイタチ、津波と変化し、威力も変わる。 -ショットボタンとメガクラッシュボタンを同時に押すことによって前作にもあった回数制限の宙返りが使用可能となっている。 -自機は体力制が採用されており、時間によって徐々に減少しメガクラッシュの利用および敵の攻撃を喰らうと大幅に減少する。0になると撃墜してしまう。 --道中の敵編隊を倒すことによって出てくるPowアイテムを取ることにより回復できるが、後述のパワーアップアイテムとの選択を迫られるため計画的に補給しないといけない。 -Powアイテムはショットを撃ちこむことによってパワーアップアイテムに変化する。また特定の編隊を倒すと変化しないパワーアップアイテムを出す場合がある。 --ショットガン:前方の広範囲に攻撃できるが、あまりにも射程が短すぎるため結果的にマイナスアイテムと化した。 --3WAY:前方に加え左右斜め方向にそれぞれショットが撃てるようになる。基本的にこれを使っていく形となる。 --オート:前方へのショットの速度が上がる。連射装置が一般的でなかった時代、低速でも一定間隔でショットを押す形で前方に物凄い勢いで連射できた。 --シェル:前方に強力な貫通弾を撃つ。ただし攻撃判定が狭くなるので雑魚が多い場面ではかえって不利になる場合もあった。 --またこれとは別に自機の横に護衛がつくサイドファイターや隠し兵器のレーザーが存在し、後者は敵ボスを一撃で破壊出来る代物であった。 -以上のパワーアップは時間制限となっており、0になると通常ショットに戻るが続けてパワーアップを取ることにより最大64秒まで上げることが可能。~ ボスは大日本帝国に実在した戦艦や空母となっており、後半の艦隊戦で戦うこととなる。一定の面では艦隊戦ではなく、前作から引き継いだ形としてオリジナル機体の巨大飛行機「亜也虎」との戦いになったり、中型戦闘機「飛龍」を次々落として行くというのもあった。 **艦隊戦 -前座の護衛艦隊と母艦が存在し、母艦の破壊可能物を全て破壊するか、やりすごしても一定以上の破壊率があれば「撃沈」となりステージクリアとなる。 --一定以下の場合は再び艦隊戦となるが3度目はない。ただし体力が消費した状態で再戦となるためかなり絶望的な状況となる。 --破壊率は高いほどステージクリア時の体力回復、および体力上限値が上昇するため基本的に100%を狙っていく。 --母艦の艦橋部分には当たり判定があり、撃破した直後にここから出る破片にも当たり判定があるので撃沈したからと言って油断してはいけない。 **カリスマ的存在「大和」 -最終面のラスボスは超弩級戦艦「大和」であり、ハリネズミのように重装備した対空砲と主砲を放ってくる。当然これらは脅威であり、特に主砲は一撃で倒されるほど。 -そして大和がカリスマとなりえた理由は最終面に限りコンティニュー不可能ということである。つまり大和への敗北はステージ1からやり直しと同義であり、上級プレイヤーのやる気を注いだ。 --正確には大和の護衛艦隊が辛く、大和まで一定の体力を持っていけばメガクラッシュ2発でかなり楽になるのだが慣れてないと大和の時点で体力0ということがあった。 **評価点 -前作は被弾や敵の体当たりで即ミスになったが体力制の導入により、多少の被弾が許されるようになった。シューティングが上手でなくてもそれなりに進めることができる。 -スコア稼ぎに運がある以外はパターン化できる内容であり、やりこめばそれだけ進めるようになる。 -2人同時プレイが可能なので、1人では厳しい局面も乗り切れる場合がある。 **問題点 -アイテムの配置が1人プレイを考慮されたものであり、2人でやると絶対的に足りなくなる。特に片方が3WAYで撃っているとアイテムを勝手に変えられたりする。 -隠し武器レーザーが強力すぎる。元々レーザーは特定の面でしか使用できないがそれを差し引いても強すぎである。 -逆にショットガンがあまりにも貧弱すぎる。これがあったのか事実上のバージョンアップ版『1943改』では逆に強すぎるようになってしまい、「無印では取るとゲームオーバー確定」から「改では取るとクリア確定」と言うほどのギャップであった。 -設定に多々無理がある。P-38が空母から飛び立って着艦するとか軍艦の形が違うとか実際のミッドウェイ海戦は1942年だとか。今だったら1942-IIとなるとこだろう。 また自機がアメリカ軍で敵が日本軍ということで反日ゲームと間違われる事もあった。故にFC版ではボスの名前が三国志の武将の名前に差し替えられている。 **総評  若干アラが目立つが初心者でも上級者でも遊ぶことができ、またラスボスのカリスマ性などシューティング史上に残る名作である。FC版はスペックなどから大幅に改変されているが、PS・SSのカプコンジェネレーションではオリジナル版を忠実に移植されたものとなっており、また実際の艦船について説明もされているなど内容が濃い。後に敵をドイツ軍や架空の敵部隊とされた続編が登場したが、本作をシリーズ最高傑作として挙げる人も多い。
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