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*リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産
【りずむかいとうあーる こうていなぽれおんのいさん】
|ジャンル|リズムアクションアドベンチャー|&amazon(B005MWBVWM)|
|対応機種|ニンテンドー3DS|~|
|発売元|セガ|~|
|開発元|ジーン|~|
|発売日|2012年1月19日|~|
|定価|6,090円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
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**概要
パリの街を舞台に怪盗Rの活躍を描くリズムアクションアドベンチャー。~
セガの音ゲー集大成とも言えるさまざまなリズムゲーム、楽曲が楽しめる。
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**ストーリー
ラルフは昼間はごく普通の少年だが、夜は怪盗Rとしてパリの街を騒がせている。~
ある夜、パリ市警から逃亡している最中に、謎の男たちに襲われていた少女マリアを助けたことにより、マリアは怪盗Rの正体がラルフだと知る。~
秘密を共有した二人は、ともに行動するうちに皇帝ナポレオンを名乗る男と幾度も対峙する事になる。
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**システム
-大雑把にいえば、レイトン教授シリーズの謎解き部分をリズムゲームに変えたようなゲームである。
--パリの街がマップとなっておりそれぞれの場所で人物やオブジェクトをタッチして会話、蒐集を行っていくことでフラグが立ち、要所でリズムゲームをクリアしていくことでストーリーが進行する。
--扉をあけるための暗号を解くカギが「音」であるなど音をつかった謎解きがアドベンチャーパートの特徴である。
--しらみつぶしにタッチしていくと、隠しアイテムやコインなどが見つかる。また登場人物の会話も随時変化し、場合によってはおまけのリズムゲームがプレイできることもある。
-リズムゲームは操作方法が統一されておらずゲームごとで異なる操作をつかってクリアしていくのが特徴。
--入力タイミングの目印になるマーカーも存在するが、多くのゲームはキャラクターの動きによってもタイミングをとることができる(リズム天国をイメージするとわかりやすい)
--基本的なタッチ、ボタン入力のゲームはもちろん、タッチペンをバイオリンの弓に見立ててスライドさせたり、ジャイロ操作を使って3DSを傾けることで入力していくゲームもある。
-セガの過去の音ゲー(サンバDEアミーゴ、スペースチャンネル5等)のスタッフが開発に関わっており、それぞれのゲームを再現したステージ、楽曲などファンサービスも豊富。
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**評価点
-セガの音ゲーの集大成ともいえる豊富な種類のリズムゲームと質の高い楽曲。
--ストーリークリアと関係ないゲームも含めてリズムゲームは40曲以上。バリエーションに富んだ操作によりマンネリ感なくゲームを楽しめる。
--各ゲームは簡単なパターンから入って曲終盤に行くにしたがって難しくなっていく流れにそっているので音ゲーが苦手な人でも抵抗感なくプレイできる。
--難易度は序盤はかなり簡単だが後半から急上昇する。ただしアドベンチャーパートで集めたコインでお助けアイテムを購入可能なので音ゲーが苦手でもクリアは可能。
--クリア評価オールAを目指すなら音ゲーに精通したプレイヤーもかなり歯ごたえを感じるられるだろう。
-上記のようにセガの過去作のリメイクともいえるお祭り要素も好評。
--ほかのリズムゲームに比べてやや難しく感じる人もいるかもしれないが何れもストーリークリアに必須ではないおまけゲームなので安心して楽しめる。
-ストーリーの要所で挿入されるアニメーションの出来は秀逸。
--一度見たムービーはゲーム内のショップで購入すればいつでも視聴可能。
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**問題点・賛否両論点
-ジャイロ操作とリズムゲームの相性があまりよくない。
--3DSを傾けて入力するときどのタイミングでどのぐらい傾ければきちんと認識するのかが分かりにくい。故にミスしても何が悪いのか分かりづらく、苦手な人は上達が難しく感じる。
--ジャイロ操作が用いられるゲーム自体は限られているが、ストーリークリアに必須なものもあるので苦手な人はそのステージで嵌まりやすい。
-アドベンチャーパートは基本的にしらみつぶしで推理要素はあまりなく、面白みにかける。
--隠しゲームの解放には蒐集が必要だが、背景をくまなくひたすらにタッチするしかないアイテムも存在するため面倒である。
--オブジェクトをタッチしてアイテムをゲットしたとき只のコインでもいちいちカットインが入りゲームが中断するなど細かな不親切仕様も。
-プロモーションの一環としてヒロインのマリアの声優にタレントの剛力彩芽が採用されたが、演技の棒読みっぷりが不評。
--このゲーム最大の問題点と言っても過言ではなく、amazonのレビューでは大半のユーザーがこの件を不満点に挙げ、次回作の話が出れば真っ先に降板が望まれる等、ユーザーからの評価は最悪である。
--「褒めるところが無い」「0点」「100%声優のせいで駄ヒロインになった奴なんて聞いたことがない」「世に出していいレベルじゃない」等々、批判意見だらけで賞賛の声なんてものはほぼ皆無。これはひどい。
--その後、彼女が映画「プロメテウス」の主人公の吹き替え声優を演じると発表された際、「声優初挑戦」との謳い文句がニュース等で流れていた。どうやら本作の出演を無かったことにしたいらしい。
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**総評
全体的にライトゲーマーに向けたデザイン、プロモーションが行われた作品だが、~
中身を見ればセガの音ゲーのノウハウが十二分に詰まった盛りだくさんの内容となっており、良き時代のセガファンたちに向けたファンサービスもある。~
とりあえずストーリーだけを楽しむこともよし、オールA評価までやりこむもよしで、様々な層のプレイヤーが楽しめる作品になっている。~
ただし、上記したとおりヒロインの声の演技があまりにも酷すぎる為、人によっては拒絶反応を起こす可能性もある。購入前に公式PVなどでよく確認しておこう。
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**備考
-上記の声優起用に加え、タレントの有吉弘行や女優の榮倉奈々等をCMに起用、テーマソングもそれぞれ著名な歌手であるmiwa、AIとタイアップを行うなど携帯機の新規作品としては積極的なプロモーションが行われた。
-ニンテンドーeショップで体験版が配信中、Chapter1に収録されているリズムゲームが遊べる。}
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