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*SPACE INVADERS INFINITY GENE 【すぺーすいんべーだーいんふぃにてぃじーん】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|プレイステーション3&br()Xbox360|~| |発売元|【開発】Taito Corporation&br()【販売】スクウェア・エニックス|~| |発売日|2010年9月15日|~| |価格|【PS3】1200円&br()【Xbox360】800MSP|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[スペースインベーダーシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/899.html]]''| **概要 -『スペースインベーダー』シリーズ30周年を記念した携帯アプリの移植版。 --移植にあたって新たに「3Dステージ」などが追加されている。 -侵略してくるインベーダーを撃退する縦スクロールシューティング。 **特徴・システム -古典的な縦シューティング --操作は移動とショットのみで、ボムに類するものは存在しない。 ---ショットは十種類弱存在し、ゲームの進行具合によって随時追加されていく。 --ステージ途中に登場するアイテムを獲得することでショットが強化できる。 --CHAIN BONUS ---敵弾や敵を途切らせずに撃破するとスコアにボーナスが付く。 --NAGOYA ATTACK ---発射直後の敵弾をすり抜けることでスコアにボーナスが付く。 ---いわずもがな、元祖『スペースインベーダー』の裏技「名古屋撃ち」のオマージュである。 -3種類のモード --NORMALモード ---決まった配置のステージをプレイできる。 --CHALLNGEモード ---始めるたびに変化するステージを全100面プレイできる。 --MUSICモード ---PS3とXbox360内に入っている音楽で自動生成されたステージをプレイできる。 **評価点 -オシャレなゲームデザイン --外見の「ほぼ白と黒のみ」の配色など時代に逆行したデザインをセンスのあるものとして上手に昇華させている。 --元がスペックの劣る携帯アプリとしてのリリースであったということも関係していると思われる。 -成長が実感できるステージ構成 --最初は元祖『スペースインベーダー』そのものであり、ショットは単発・左右移動・固定画面のみというシステムだが、後述の成長システムによりそれが徐々に進化していく。 ---具体的には、CHAIN BONUS→特定の敵を倒すとアイテムが出るようになる→上下左右に移動可能になる→縦スクロールSTGになる→敵や背景が三次元表現になる、といった感じであり、プレイヤーはシューティングというジャンルの進化の流れを追体験できる。また、怒首領蜂シリーズのような弾幕ステージ、グラディウスシリーズのような高速ステージ等も用意されている。 --このシステムをSTGの元祖である『スペースインベーダー』シリーズで行う事で更に深みが増している。 --進化していく過程は、実際にSTG史を歩んだ者ほどより強く実感できる事だろう。 -シューターをニヤリとさせる細かな要素 --ボス・スクイード ---『レイクライシス』のボス、Sem-lokeと寸分違わない攻撃をしてくる。 --自機・OPTION ---自機を追尾し自機と同時に攻撃を行う子機が付くのだが、これはグラディウスシリーズのオプションと全く同じ。 --自機・LOCK-ON ---前方の敵をロックオンし、それをロックオンレーザーで撃破する。これだけ言えば分かると思うが『レイフォース』の自機であるX-LAYそのものである。ついでに見た目もX-LAYと酷似している。 --もちろんこれらは一例に過ぎず、他にもダライアスシリーズ等の自社他社問わず様々なSTGの要素が取り入れられている。 -プレイの幅を広げる成長システム --プレイのスコアに応じて経験値が溜まり、レベルが上がることで自機やBGMが解禁されていく。 --解禁されていくコンテンツはプレイの幅を広げるなど嬉しいものであり、解禁条件もさほど厳しくない。 -ノリの良い音楽 --長年に渡ってTAITOのシューティングを支えてきたZUNTATAの音楽は本作でも見事にマッチしている。 **問題点 -武器の性能の偏り --余りにもショット「FIELD」「WAVE」が強すぎる。 ---「FIELD」は自機を中心とした円に敵が入ると自動でレーザーを放つ。火力が弱いためボス戦に不向きだが、道中の敵は特に強化すれば簡単に一掃出来てしまうので道中がほぼ意味がなくなる。 ---「WAVE」は前方向に拡張していくレーザーを放つ。火力が強いため同じく敵を倒しやすい。 --この二つは敵を倒しやすいために「CHAIN BONUS」による恩恵を極端に受けるのでスコアが上がりやすく、事実スコアランキングではこの二つが突出してしまっている。 --多くの種類のショットが登場するためある程度の偏りはやむ負えないだろうが、本作は看過できないレベルである。 --ただし、敵が撃ち返しをしてくる高難易度では、範囲内の敵を自動撃破する「FIELD」は地獄を見る羽目になる。 -敵弾やギミックの判別 --ほぼ白と黒のみの配色のため、一部でギミックと背景の判別や敵弾の認識のしづらさが存在する。 **総評 「ほぼ白と黒のみの配色」「シンプルなデザインの敵」など当時ハードの制約によりそうせざる負えなかった要素に独自のアレンジを加えることでそのまま現代に蘇らせた。~ STG単体としてみればありふれたものといえるかもしれないが、それを取り囲むオシャレなグラフィックやテクノ調のゲームに合ったサウンド、ハイセンスなゲームデザインはいずれも他では見られない独創性を持っており、総合的に見れば良作といって差し支えないだろう。
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