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*GUNHED 【がんへっど】 |ジャンル|STG| |対応機種|PCエンジン| |発売元|ハドソン| |開発元|コンパイル| |発売日|1989年7月7日| |定価|6,200円| |配信|バーチャルコンソール【Wii】:2008年6月17日/600wiiポイント&br()PCエンジンアーカイブス:2010年7月21日/600円| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''| |>|CENTER:[[''キャラバンシューティングシリーズ''>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1727.html]]| |>|CENTER:[[''コンパイルSTGリンク''>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1162.html]]| **概要  東宝とサンライズがタッグを組んだ巨大ロボット実写映画『ガンヘッド』のゲーム化である((当時のCMでは、映画の一場面が使われていた。))。が、本作と映画の共通点はタイトルロゴしかない。ゲームには映画内の要素は一切なく、OPに出ているロボットらしいものもケースの挿絵も、映画のロボットとデザインが違っている。そもそも原作のガンヘッドは陸戦兵器だが、本作は空飛ぶ自機を操る縦STG。原作を完全に無視している。しかしそれでもPCEの傑作STGと呼ばれるに相応しい出来だ。 **特徴とシステム -パワーアップが多彩な縦STG。メインの武器である四種のパワーアップ武器と、補助の四種のパワーアップアイテムがある。他にジェルというパワーアップアイテムもある。 --パワーアップ武器はメインの武器で、以下のいずれかを選択できる。同種の武器を取るか、ジェルを多数取ると攻撃が強化されていく。またパワーアップ武器を取ると、ニ度被弾を耐えられるシールドが装備される。しかし被弾するとパワーダウンする。 ---フォトン・ブラスター(I):初期武装で、撃墜後リスタート時の装備でもある。連射力のある弾を撃つ。攻撃判定が一番小さい。最終的に前後5方向へ攻撃できるようになる。 ---ディスラプト・ウェーブ(II):高速連射の幅の広い弾を撃つ。最終的に前方三方向+補助の単発弾を発射するようになる。 ---フィールド・サンダー(III):イナズマ状のレーザーを撃つ攻撃。パワーアップするほど複雑な軌道を描く攻撃になる。最終的には一度の攻撃で全画面を覆うほどに。ただし連射が効かない。 ---リング・ブラスター(IV):敵の弾を遮断する金属球が周囲で回るようになる。これは攻撃力も持っている。パワーアップするほど数が増え、最大四つとなる。攻撃自体はフォトン・ブラスターの第二段階のもので、かなり貧弱。 --パワーアップアイテムも同種のアイテム取るとパワーアップしていく。ただしジェルは影響しない。 ---ホーミング・ミサイル:追尾力のあるミサイルを装備する。攻撃は自動的。パワーアップすると速度と追尾力が上がる。発射数はフォトン・ブラスター装備時が8、その他は4。 ---マルチ・ボディー:分身アイテムを装備できる。グラディウスシリーズのオプションと似たようなもの。分身も攻撃するが、その攻撃自体は自機よりもパワーダウンしたもの。最大二つまでつけられ、さらに強化すると敵の弾を防ぐようになる。ちなみにこのアイテムを取得したときの空耳「オッパイパーイ」が一部で有名。 ---シールド:攻撃に耐えるシールドを装備する。かなりの被弾に耐える。ただし、シールドで幅が広がり当たり判定も大きくなる。また使用時間があり、被弾しなくてもやがて消える。 ---フル・ファイヤー:各武器をノーマルのものから特殊なものに変える。フォトン・ブラスターは前方しか撃てないが敵に命中すると弾が弾ける特殊弾に。ディスラプト・ウェーブは、前方への横一列の単発弾が付加される。フィールド・サンダーは、追尾能力を持ったレーザーが発射される。リング・ブラスターは、回転してる金属球を飛ばすような、最強状態では全画面を覆うほどの攻撃性を持った光球を発射する。 -敵は空中のものと地上のものに別れるが、どちらも同一の武器で攻撃できる。対空中、対地上攻撃というような面倒な事はない。 -一定範囲の敵を瞬時に殲滅できるボムがある。ただ自機が無敵になる訳ではないので、緊急回避的な意味はやや弱い。 -ボムと残機はパワーアップアイテムを続けて取ると入手できる。そのペースは比較的早く、ノーミスクリアすると30以上獲得できる。 -全9ステージ。 **評価点 -とにかく派手。 --最大までパワーアップするとほぼ全画面を覆うような攻撃が多く、敵をなぎ倒していく爽快感を味わえる。地上の敵も空中の敵もいっしょに破壊できるので、面倒な事なしに派手さを堪能できる。ただ、だからと言って、最強状態で適当に撃っていればという訳ではもちろんない。攻撃に耐えたり抜けてくる敵も結構いる。武器の特性に合わせた使い方は必要だ。 -多彩なパワーアップの組み合わせが、面白い。 --武器が4系統、アイテムも4系統の組み合わせは多岐に渡る。弾数重視にするもよし、バリアーに頼って防御重視にするもよしである。特にフル・ファイアーは武器の特性が大きく変わるので、実質武器がさらに4系統増えたのと同じ。これはノーマルの状態の武器とまた違った戦闘が楽しめる。 -難易度はそう厳しくない。何度か練習すればクリアできる程度の難しさ。 --裏技だが、一応難易度設定はある。 -各ステージは特徴的につくられている。特に8面の泡ばかりが攻撃してくるステージは、泡の表現が面白い。 -ドラムの効いたBGMもなかなかいい。 **問題点 -一度撃破されると復帰が難しい。 --この手のパワーアップ段階が大きいゲームでよくあるが、本作も一度撃破されると、そこからのプレイが格段に厳しくなる。このため残機があまり意味をなさない。特に終盤までくると、撃破された場所によっては、かなり厳しい。 ---もっとも終盤になるとボムがかなり大量にあるので、思い切って頼ってしまうと結構挽回できる事もある。 **総評  とにかく多彩で派手な攻撃が特徴のSTG。各攻撃が特徴的で、単純に撃つ楽しさがある。難易度もほどほどで、誰でも練習すればクリアできる程度という点がいい。一応キャラクターゲームなのだが、全く原作を無視した点が逆によさを引き出した。まさしくPCEを代表するSTGである。~  版権の問題で移植は絶望的と思われていたが、海外版である『ブレイジングレーザーズ』としてWiiのバーチャルコンソールで配信されている。
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