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*デビルサバイバー2 【でびるさばいばーつー】 |ジャンル|シミュレーションRPG|&amazon(B00503104M)|~| |対応機種|ニンテンドーDS|~|~| |発売・開発元|アトラス(インデックス)|~|~| |発売日|2011年7月28日|~|~| |価格|6,279円(税込)|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[女神転生シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/286.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -コミカルなキャラクターと、それにそぐわぬハードな世界観で好評を博したデビルサバイバーシリーズ第二作。 -壊れていく日常とそれに立ち向かうというコンセプトは継承しつつ、今作では侵略者と呼ばれる異生物との戦いもストーリーの主軸となっている。 **特徴・評価点 -仲間キャラである悪魔使いとの交流を深める事で、新たな仲魔を作成したり、プレイヤーに有利な状況を作る事ができる「縁システム」。 --交流の内容も、心温まるものからシリアスなもの、ギャグチックなものと幅広い。 --ベストエンディングを見るには全員の縁をある程度上げないといけないため、計画的にプレイする必要がある。 --前作ではイベントシーンの会話は常時仲間にいる親友の二人でほとんど固定されており、またルート選択のフラグを満たす場合どうしてもフラグに関係無いキャラの会話イベントは削られる筆頭で、仲間との交流を見る機会が少ないのが残念がられていたが、今作は主人公が仲間と会話する事自体が本編となっておりこの点が解消されている。 -近い未来に死んでしまう運命を負ったキャラの死亡シーンを配信する「死に顔サイト ニカイア」。 --ただし、主人公たちの行動次第によって死の運命は変える事が可能。そのため、悪趣味な動画というよりは、むしろ警告として活用されている。 --文字だけで終わっていた前作と違い、縁を結ぶ仲間が死ぬシーンの動画なのでプレイヤーにも強い緊張感を与えており、今作の雰囲気作りに一役買っている。 -前作に引き続き、スタッフ陣は豪華。 --キャラクターデザインは引き続きヤスダスズヒトが続投。今作も暗い雰囲気をある程度払拭させる元気に溢れたキャラを楽しむことができる。 --また、サウンドは『サガ』シリーズでお馴染みの伊藤賢治が担当。 ---前作の浅野孝已による曲群はギターが鳴り響く絶望感に溢れたサウンドが多かったのに対し、本作のサウンドは強敵に立ち向かうような勇壮な曲が多い。 ---マップ、戦闘曲が特に評価が高い。また、余談ではあるが今作はアトラススタッフがアレンジした曲を収録したCDが特典でついてくるのだが、いずれも伊藤氏のファンを自認していた。 --敵生物「侵略者」デザインは『ぼくらの』などで知られる鬼頭莫宏。 ---氏の織り成す無機質かつ強大なイメージは、本編での強さと相まって高いインパクトを生み出した。 -悪魔総数は前作の約二倍。英雄、魔人などの新種族も作成可能になり、コレクター要素もさらに広がっている。 --隠しボスも前作より増え、また、いずれも難易度は高い。最初の魔人である「ゴーストQ」は、初見撃破が非常に困難なボスとして知られている。 --また、前作の「隠しボス」ルシファーは、合体レシピが前作と同じ、と言うファンサービスが試みられており、更に彼と対を成す「サタン」も今作で参戦している。 --戦闘中に入手できる「アドオン」というシステムにより、仲魔のスキルが全て付け替え可能になり、労力をかければ好きな悪魔を最強に出来るようになった。 --悪魔数が増えたことで基礎レベルにとらわれず好みの種族を継続して使いやすくなった。種族固有スキルが重大な差別点として存在する今作では重要。 -戦闘面の向上。 --新種族の登場やスキルの増加・修正などにより、戦略の幅が増えている。 --画質向上や演出強化の他、全体的にテンポも良くなっている。 --戦闘システムは前作の形ほぼそのままの形で続投。エクストラターンシステムや行動力制は前作同様好評。 **問題点 -前作との「サバイバル」の路線の違い --少なくとも主人公は衣食住を保証されているため、前作における「限界状況での生存」はほとんど描かれなくなった。 --今作で描かれるのは「謎の侵略者との生き残りをかけた戦い」であり、むしろサバイバルを強いられているのは全世界、と言う事情もある。無論主人公も含めて。 --サバイバルと言うと「文明と隔絶されたり、全く保護が無い状況での生活」というイメージが定着しているために、路線変更が受け入れられないユーザーがいたと言える。 ---もっとも「survivor(サバイバー)」とは生存者という意味であり、ワイルドな生活をしているかどうかはあまり関係が無い。 -前作ではあらゆる出来事への理由付けや張り巡らされた多数の伏線の回収など「シナリオの完成度」が評価点の一つであったが、今作では説明不足な点が目立ち、キャラが特に話題にしない事まで含めると謎のまま終わってしまう物も多数存在。 -シナリオの変化に乏しい。 --前作同様マルチエンディングを採用している本作ではあるが、終盤までシナリオにほとんど変化が無い点が前作から不満となっている。 --特に前作ではキャラの死亡やフラグ管理などで多少変化はあったのだが、今作では精々縁イベントの内容が変化する程度しかない。さらに終盤に分岐した後も会話シーンのキャラとイベントのいくつかが変化するだけで、戦闘イベントは大半が同一になっている。 ---この点は周回プレイ前提のゲームであるという事もあり、不満に拍車をかけている。 -バランスブレイカーの存在 --「千烈突き」は良く代表に挙げられる。終盤で手に入るスキルなのだが、その効果は「敵全体に速に比例して物理攻撃を与える」というもの。 ---ヨシツネ、フェンリルなど力と速に長けた悪魔は特に千烈突きの恩恵を受けやすく、物理反射が無い敵相手なら無双できる。またエクストラターンの関係上、攻撃回数が増える=クリティカルを得る機会が増えるので、非常にエクストラターンを奪いやすく得やすい。エクストラを得たうえで敵全員のエクストラを根こそぎ奪い去る、なんてことはザラ。 ---ただし、当然ながら物理反射持ちの相手には通用しないので他の戦闘手段も必要になる上、敵が使ってきた場合も恐ろしい攻撃力は変わらない。また、最速入手も6日目中盤と遅め。 --「邪念流動」という邪龍の上位種族スキルもよく挙げられる。その効果は「使用したターン射程が+4される」という恐るべきもの。 ---移動・迎撃戦闘による行動遅延が増加している今作では、いわゆる固定砲台の優位性が飛躍的に上昇しており、その恩恵を最大限受けたスキルと言える。オマケに何故か敵側は使ってこない、まぁ使われたらそれはそれで困るのだが。 **余談 -前作ではDSをモチーフとしていたCOMPは今作では登場せず、携帯電話に強制的にダウンロードされた「悪魔召喚アプリ」を用いて、今作では悪魔を使う事になる。 -OP曲「夢幻の世界」を歌う歌手の名前は「''嵯峨(サガ)絹子''」。実はこの苗字が歌手選定の最後の決め手になったらしい。
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