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*激闘プロ野球 水島新司オールスターズvsプロ野球
【げきとうぷろやきゅう みずしましんじおーるすたーずばーさすぷろやきゅう】
|ジャンル|野球アクション|&image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/51HSXSGF0WL._SL500_.jpg,height=160)|
|対応機種|アーケード&br;プレイステーション2&br;ニンテンドーゲームキューブ|~|
|発売元|セガ|~|
|開発元|ワウ・エンターテイメント|~|
|稼動開始日【AC】|2003年|~|
|発売日【PS2/GC】|2003年9月11日|~|
|定価|6,800円|~|
**概要
-「もしも、実際のプロ野球に水島新司の野球漫画の選手が登場したら」というコンセプトのもとに開発されており、プレイヤーが好きな選手を実在する球団に入れて活躍させることができるようになっている。
-プロ野球選手のデータについては2003年開幕時のものを使用。
-実況は一貫して太田真一郎が担当した。
(Wikipediaより一部改変)
**特徴
-なんと言ってもこのゲーム最大の目玉は『ドカベン』を始め、水島新司の野球漫画キャラクター(以後「架空選手」)が勢ぞろいする点である。
--山田太郎・岩鬼正美・殿馬一人・里中智の明訓四天王はもちろん、『野球狂の詩』 等に登場する岩田鉄五郎、『あぶさん』の景浦安武、『一球さん』の真田一球など各方面からキャラクターが集合している。
-更に、彼らが実在選手と共闘・対戦できる点もたまらない。
--実在選手はポリゴンを使用しているが架空選手はアニメグラフィックを使用。打撃音やスライディング音も実在選手と架空選手とで異なる。
-数々の特殊技能の再現。
--『悪球打ち』『秘打・白鳥の湖』などの特殊打法や、『死神ボール』『ドリームボール』などの魔球だけでなく、山田のキャッチャー投法なども再現されている。
-アーケード版では「激闘カード」にポイントをためる事によって、オリジナル選手の作成やオリジナルチームの作成が出来るようになっている。
--PS2版、GC版ではオリジナル選手モード、オリジナルチームはチーム編成(トレード)から作成可能。
--水島キャラの場合、トレードをしなくてもスタメン選択の際に水島キャラから持ってくることも可能。
--架空選手はトレードで好きなチームにまとめて入れることも、プロ野球編完全再現するのも可能である。
-架空選手同士の対決やバッテリーを組むとカットインが入る。漫画風に描かれているが''アニメと同じ声優陣のフルボイスである''。
--さらにこの時、説明書(漫画の所属チーム)のユニフォームではなくトレードなどで入ったチームのユニフォームに変わる。
**問題点
-秘打、魔球が無い架空選手は無理矢理付け足した感が否めない。
-魔球もモーション面で所々使い回しがある。
--容量の関係や似たような球となると仕方ないかもしれない。
-どうしても打てない球がある。
--回数制限があるのでここぞという時に投げるのがベスト。
-応援歌が寂しい。
-どうしても『ドカベン』キャラが目立つ。
--ドカベン選手が19人、次に多い『野球狂の詩』選手で7人。
--人数バランスが崩れているだけでなく、能力値もドカベン選手がずば抜けている。
-秘打、魔球を含めた選手の使い勝手にかなりの差があり、弱キャラと強キャラの落差は激しい。
--「岩鬼正美」は長打力が凄く、通常の打撃ですら当たればホームランを狙える。原作ではど真ん中が打てないという致命的欠点があるのだが、本作ではそこまで打てなくはなかったり…結果、弱点の見つからない強キャラに。
---他にも普通に打ってもヒット率が高く、秘打を使えばさらに強力な「殿馬一人」、脚がやたらと速く内野安打が出やすい「真田一球」、通天閣打法により2塁打以上を量産しやすい「坂田三吉」辺りは使い勝手が良い。
--ドカベンの主人公、「山田太郎」は原作では超人級の活躍を見せる人物なのだが…本作では意外と長打力が低く感じる。少なくとも先の岩鬼よりいい当たりが出にくい。さらに原作通り脚が致命的に遅いため、外野返球の速い本作では2塁打以上をまず狙うことができない。
---他にはあぶさんの主人公「景浦安武」や、犬飼ファミリーの怪力男「犬飼武蔵」も長打力・秘打がイマイチで扱いづらい。武蔵に至っては脚も山田並みに遅い始末で、「劣化山田」な性能。
**問題点ではないが、若干気になる点
-2003年のデータを基にしているため、『プロ野球編』を完全再現できない選手もいる。
--当時は楽天の球団が無かったため、真田一球の再現は不可。完全再現を目指していないのなら特に問題にはならないが。
-さすがに水島キャラ全員は収録されていない。
--(作品を問わないなら)1チーム全員水島キャラで揃えられるだけの人数はいるが、それでも自分の好きなキャラが未収録…ということもあるかもしれない。
**総評
登場キャラクターや能力のバランスには難があるが、それでも野球ゲームとしての出来は悪くない。水島ファンなら一度はプレイしておきたいゲームである。~
特に、岩鬼の『悪球打ち』で''ボール球をホームラン''にする快感は格別である。他の野球ゲームでは決して真似出来ない芸当であろう。
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