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*Memories Off 2nd 【めもりーず おふ せかんど】 |ジャンル|恋愛アドベンチャー|&amazon(B00005QBAX)| |対応機種|初出:プレイステーション、ドリームキャスト&br()移植:プレイステーション2、Windows、プレイステーション・ポータブル|~| |発売・開発元|KID|~| |発売日|【PS/DC】2001年9月27日|~| |定価|6,800円|~| |ポイント|別れを描いた素晴らしい出来のシナリオ&br快適なシステム|~| |>|>|CENTER:''[[Memories Off シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1729.html]]''| **特徴 -ジャンルは恋愛アドベンチャーゲーム、副題は『かけがえのない想いと引き換えに……』。 -夏休みが舞台ではあるが、どちらかというと抑え目の色調の雰囲気。 -主人公にはゲーム開始時から彼女がいる。 **評価点 -シナリオはほたるとゲーム開始時から付き合っているがほたる以外のシナリオでは、彼女がいながら他の女性に惹かれるというものである。 --当時、同ジャンルにこのようなものはほとんどなく、賛否両論であった。 ---先駆者としては『WHITE ALBUM』(Leaf・1998年作品)、同年代の作品では『君が望む永遠』(age・2001年作品)などがある。 --この年のKID作品の裏のテーマが「恋人との別れ」であり、『[[てんたま>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/997.html]]』『Close to~祈りの丘』でもそれらが根底に流れていた。 --主人公の苦悩や葛藤、各ヒロインの思いが丁寧に描かれているので、物語に引き込む力がある。 --主人公の性格や行動への違和感が少なく(電波発言がないなど)、感情移入しやすい。 -キャラクターデザインには前作同様にささきむつみ氏を起用。 --今作の登場人物の髪を黒を基調とした色合いで現実的であり、描き分けもできている。立ち絵の枚数も随分増えている。 -音声は主人公を除き、完全なフルボイス。 --声もキャラに合っていて、2001年に『シスター・プリンセス』の亞里亞役で実質のブレイクを果たした水樹奈々などが出演していた。 -システム面は非常に出来がよい。 --選択肢が出た時点で行われるクイックセーブやスキップは既読スキップと強制スキップを実装、かなり速い。 --バックログは音声再生機能つきの物を用意、1回クリアしたキャラのシナリオ分岐から始められるショートカット機能もある。 ---再プレイやシーンの回想にも配慮されたシステムデザインであり、好印象である。 **問題点 -「恋人を振る」というテーマ上、女性や同人作家の受けは悪かった。 --男性と女性では「恋人を振る」という事の価値観があまりにも異なり(かつて『センチメンタルグラフティ』が発売後女性の人気を暴落させたのと同じ現象)、同人誌などで扱うには重くネタバレを伴うために。 --Memories Offシリーズにおいて”恋愛の「陰の面」”が強調されるきっかけともいえる。 **総評 2001年当時は『シスター・プリンセス』と『ときめきメモリアル3』の実質一騎打ちとも言える状況だった。 この両作品に同人人気・評価などでは劣るが後のMemories Offシリーズの方向性やKID作品のシステム周りの基幹を作りだした事は評価に値するだろう。
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