「ポパイ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ポパイ」(2013/09/11 (水) 09:24:43) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*ポパイ 【ぽぱい】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|アーケード&br()ファミリーコンピュータ|~| |発売・開発元|任天堂|~| |稼動開始日【AC】|1982年|~| |発売日【FC】|1983年7月15日|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ほうれん草を食べると超人的パワーを出す主人公ポパイで有名な同名のアメリカンカートゥーンアニメのゲーム化作品~ セーラー服男ポパイとその恋人オリーブ、ポパイのライバルで恋敵の大男ブルートを取り巻く三角模様を軸にしたアニメ作品で、本作はその構図を生かして制作されたシンプルなアクションゲームである。 ---- **ゲームシステム -主人公はポパイを操作し、操作は移動と攻撃(パンチ)のみ。はしごや階段の前でレバーを上下すると昇降可能。 -3ステージループ制で、どのステージも画面上でオリーブが投げてくるハートや音符、アルファベットを全て受け止めればクリア。 -オリーブの投擲物をずっと拾わないで放置するか、障害物に当たると1ミス。3ミスでゲームオーバー。 -障害物は恋敵のブルートに始まり、彼の投げる瓶やいじわる魔女シーハッグの落とす髑髏、ハゲタカのバーナードなど多岐に渡る。 --瓶や髑髏やハゲタカはパンチで破壊したり倒せたりするが、ブルートだけは唯一パンチで倒せない。 ---ブルートを倒す際はステージ端に置いてある無敵アイテムのほうれん草をパンチで取って、『[[スーパーマリオブラザーズ]]』のスターよろしく体当たりする必要がある((仕様上、ほうれん草でブルートを吹き飛ばせるのは1回だけだが、2ステージ・3ステージでブルートを吹き飛ばした後画面右下でパンチを連打しているとブルートが復活した時に再度ブルートが吹き飛んでしまう。))。 ---1ステージのみ、1回だけブルートの頭上から桶を落として攻撃することができる。命中するとブルートがしばらく動けなくなりボーナス点。また2面にはジャンプ台で画面上部のスウィーピーに当たるとボーナス点。 ---- **評価点 -起動すると、いの一番にアニメで流れたポパイのテーマ曲が流れる。 --版権ゲームでテーマ曲が流れるのは稀である。 -慣れないキャラゲーとはいえ任天堂らしい秀逸な作りとなっている。 --一発逆転アイテムのほうれん草や2面の赤ん坊スウィーピー、現れては消えるいじわる魔女シーハッグなど、原作(アニメ)を彷彿とさせるゲーム設定に原作愛を感じられる。 -オリーブの投擲物を拾う際にブルートがちょこまか歩き回って一筋縄ではクリアに至らないが、このもどかしさが逆にゲーム性を高めている。 -殆どのアクションゲームにある即死トラップ「画面下の穴」が今作には存在せず、障害物と投擲物だけ気をつければ初心者でもクリアできる内容。 ---- **問題点 -ファミコン版ではほうれん草でブルートを吹き飛ばした後特定の動作をするとゲームが続行不能になる。 ---- **総評 このゲームは、キャラクターの知名度もあいまって80年代のゲームセンターで相当な人気があったらしく、証拠に3本あるファミコンの同時発売タイトルに選ばれた(残りの2本は『[[ドンキーコング]]』と『ドンキーコングJr.』)。キャラゲー故バーチャルコンソールでの配信は絶望的であるが、任天堂ならではの丁寧な作りのゲーム性と原作を大事にしたキャラクター性が光る良作と言えるだろう。 ---- **余談 -バンダイナムコゲームスは2007年秋に本作を基にした携帯アプリを海外で配信していた。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3223.html]]に移転しました。''

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: