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#region(不要なページなど) //-姉妹wikiに移転済み //現在なし //-重複記事 //現在なし //-3か月ルール違反(初稿作成当時) //現在なし //-ページ名または編集モードミスのため正しいページに移転済み //現在なし //-その他の理由 //現在なし -凍結中 --[[ファイナルファンタジーVIII]] --[[大乱闘スマッシュブラザースX]](ブラザース) --[[大乱闘スマッシュブラザーズX]](ブラザーズ) --[[機動戦士ガンダム  EXTREME VS]] --[[シェルノサージュ 失われた星へ捧ぐ詩]] --[[アクセス解析用]](?) #endregion() #region(リンク切れ確認用) #yetlist() #endregion() ---- - commet -- TEST (2011-12-24 22:15:53) - てすてす -- こめんと (2011-12-24 22:16:18) ---- *ハローキティワールド 【はろーきてぃわーるど】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000068I9M)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|キャラクターソフト|~| |開発元|株式会社マリオ|~| |発売日|1992年3月日|~| |定価|4,800円|~| **概要 -国民的キャラクターハローキティを原作としたキャラゲーである。 --ストーリーはくまのティッピーが風船に掴まっていたところ強風に飛ばされてしまったので助けに行くというもの。 -内容は名作『[[バルーンファイト]]』に似ているが''断じてパクリなどではない''。 --実はこのゲームは複雑な経緯で発売されたバルーンファイトの続編である。(後述) -操作はバルーンファイトとほとんど同じだがオリジナル要素もある。 --飛んでる途中にBボタンを押すと風船を離すことができる。またその風船を再び装着することも可能。 --風船が無い状態で十字ボタンの下を4回押すと風船を一個膨らませる事ができる。 ---また内容は横スクロールアクションに特化していてこれらの要素を上手く使わないといけない。 -モードは「ひとりで」と「ふたりで」の二つである。 --「ひとりで」はキティちゃんを使う一人で遊ぶモード。 --「ふたりで」双子の妹のミミィちゃんも出てくる2人で交互で遊ぶモード。 **長所 -カラフルなグラフィック --FC後期の為グラフィックはFCにしては高レベル。 --またプレイキャラクターによってEDの動きが違う等細かい。 -秀逸なBGM --BGMは田中和弘氏が自らバルーントリップモードのBGMをアレンジをしたもの。どれも出来がいい。 --またSEはバルーンファイトの物を使っているのでどれもいい味を出している。 -歯ごたえのある難易度 --ほのぼのとした見た目と裏腹に初見殺しが多くプレイヤーを本気で殺しに掛かってくる。またコンテニュー制限もありなかなか厳しい。 --しかし頑張ればクリアできるレベルなので何度でもプレイしたいと思える。また残機も増えやすいようになっている。 **短所 -対象年齢の割に高すぎる難易度 --このゲームはハローキティのゲームにしては難易度が高い。 ---- ---- *ぐるみん 【ぐるみん】 |ジャンル|アクロバティックどりるアクションRPG|CENTER:&amazon(B000NMMP6W)|CENTER:&amazon(B000F6XYA2)| |対応機種|Windows98~VISTA&br()プレイステーションポータブル|~|~| |開発・発売元|日本ファルコム|~|~| |発売日|【Win】2004年12月25日&br()【PSP】2006年6月29日|~|~| |定価|【Win】9,240円&br()【PSP】5,040円|~|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|~| |メディア|【Win】DVD-ROM 1枚&br()【PSP】UMD 1枚|~|~| |ディスクレス起動|不可(ダウンロード版あり)|~|~| |廉価版|スーパープライス:2009年12月10日/2,940円|~|~| |配信|【Win】3,990円&br()【PSP】2009年12月10日/2,940円|~|~| ---- #contents(fromhere) ---- &br()&br() #center(){&font(i,140%){トンネルをくぐると、そこはオバケの世界だった!?}} &br()&br() ---- **概要 -ファルコムが初のフル3D、フルボイス作品として送り出した新規タイトル。 -ドリルを使って破壊しながら進んでいく爽快感あふれるアクションRPG。 --また、ファルコムのコンシューマ再進出の先鋒となったタイトルでもある。 **ストーリー 祖父が町長を務めるティースの街に引っ越してきた少女パリンは、街に自分以外の子供がいないと知りショックを受ける。~ ところが、犬にイジメられている少女ピノと出会い、街には大人に見えないオバケたちが住んでいた事を知る。~ オバケたちと仲良くなったパリンだったが、ある日ピノの兄プクが余所者の悪いオバケ「ファントム」に浚われてしまった。~ オバケホームの真ん中に封印されていた伝説のドリルを手に、プクを助け出したパリンだったが、その間にオバケホームはファントムに襲撃されていたのだった。 **システム -基本部分は同社が発売した『ツヴァイ!!』に近く、拠点となる街から各ダンジョンを探検して進む。 --ダンジョンのゴールにはオバケホームから持ち去られた家具が置かれており、この家具を回収して持ち主に返すことで新たなステージが開けていく。 -アクションの数はさほど多くないものの、分かりやすく自由自在に動き回れるものとなっている。 --攻撃はボタン連打で繰り出せるコンボと長押しで使えるチャージ攻撃がある。また、回避やジャンプと組み合わせることで各種必殺技が使える。 --他にも、ジャンプしながらロックオンした敵に向かっていく攻撃などもある。連続して繰り出すことで通常では行けない場所に行ける。 --ドリルパーツを入手することでドリルの属性を変化することも出来る。属性によって技に付加効果が付いたりも。 --画面上部には音楽に合わせて流れてくるクリティカルインジケータがあり、このタイミングに合わせて攻撃を当てることでクリティカルとなる。 -武器となるドリルには3段階のレベルがあり、クリティカルを出す、特定の場所にある土を掘ることでレベルアップできる。 --レベルアップごとにどんどん攻撃力と見た目がパワーアップしていき、レベル3の状態では『ゼルダの伝説』のようにドリルからビームが発射される。 **評価点 -ステージ上の様々なオブジェクトを破壊できる爽快感あふれるゲーム性。 --柱やひびの入った壁、バリア発生装置など破壊できるオブジェクトは数多い。破壊すると必ずお金が出るため資金集めにも重要。 --ステージクリア時の評価には破壊したオブジェクトの数も含まれる。最高ランクのS+を取るためには全てのオブジェクトを破壊しつつ最速クリアを目指す必要があり、やり応えがある。 --最低難易度のビギナーならジャンプに補正がかかるなどアクションが苦手でも遊びやすくなっている。 -全体的にほのぼのとした世界観。登場キャラも敵キャラ含めどこか憎めない…というか可愛いデザイン。女性にもオススメ。 --敵幹部もオカマの巨大チョウチンアンコウ、コギャル、意味不明な言葉ながら実はメタ発言全開のモスビーなどネタ要素も多い。モスビーについては攻略wikiに語録があるほど。 -音楽もゲームに合わせたほのぼのとした曲からシリアスな曲まで様々。 --隠しボス戦では同社の『イースII』の名曲「TO MAKE THE END OF BATTLE」のアレンジ版がかかる。 --PC版の初回版にはサントラも付属していた。人気があったため、後に通常販売もされた。 -特定条件を満たすとパリンの服装を変えるコスチュームが手に入る。完全3D化による利点であり好評な点である。 --ほとんどが2周目からの要素だが、頭部に装着するアクセサリーは1周目から登場する。このアクセサリーはガラクタを使ってお店で改造することで特殊効果を得ることが出来る(水に入ってもダメージを受けない、毒ダメージ無効、HP吸収など)。見た目もリボンやネコミミといったかわいらしいものから''ガスマスク''のようなシュールなものまで多彩。 **問題点 -よく問題点として挙げられる点に声優の演技がある。 --公式によると世界観やプレイヤーの感情移入を考えて、あえて棒演技をしてもらったとのことだが、結局逆効果となってしまった。 -カメラワークに若干難がある。 --カメラが近すぎる、入り口をくぐるといきなり視点が変わり周囲を把握できない場面がある。 --一応、カメラは左右に回転できるのでうまく調整するしかない。 -PSP版では画面上下が削られ、クリティカルインジケータも削られてしまった。このためクリティカルを出しづらくなっている。 **総評 -ファルコムとしては初の完全3Dゲームながら出来は良好。全体的に丁寧に作られており安心して遊べる良作である。 -PSP版も若干の劣化はあるものの面白さは変わりないので、未プレイの『イース』『軌跡シリーズ』のファンにもオススメしたい一本。 ---- *ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ 【ぺるそなふぉー じ あるてぃめっと いん まよなかありーな】 |ジャンル|対戦型格闘ゲーム|&amazon(B007WPOPZ2)| |対応機種|アーケード(NESiCAxLive)&br()プレイステーション3&br()Xbox360|~| |発売元|アトラス(インデックス)|~| |開発元|アトラス&br()アークシステムワークス|~| |稼働・発売日|【AC】2012年3月1日&br()【PS3・Xbox360】2012年7月26日|~| |レーティング|CERO:B(12歳以上対象)|~| |>|>|CENTER:''[[女神転生シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/286.html]]''| **概要 -女神転生シリーズの派生作であるRPG『[[ペルソナ4]]』(以下P4)のキャラクター(パーティキャラクターの特別捜査隊の面々)が登場する格闘ゲーム。通称『P4U』。 --ストーリーはパラレルワールドなどではなく、P4より後の時間を描いた作品として正式に位置づけられている。また、P4だけでなく『[[ペルソナ3]]』に登場したキャラや本作オリジナルキャラも登場しており、展開されるストーリーにおいてはむしろこちらが主軸となる。 -開発はアトラスと『[[GUILTY GEAR XX]]』や『[[BLAZBLUE>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/842.html]]』を制作したアークシステムワークスとの共同開発。 --ゲーム部分はアークシステムワークスに委託されており、ゲームシステムは上記した両作ととても似通っている。 **特徴 -''基本操作・ペルソナ'' --原作でそうであったように、本作での使用可能キャラは全員がペルソナ((自身の中にある「もう一つの人格」がパワーを持った像として現れたもの。有り体に言えば『ジョジョの奇妙な冒険』のスタンド。))使いであり、ペルソナと共に戦う。 --本作での操作は、移動に使う1レバー+攻撃に使う4ボタンという格闘ゲームらしい構成。A・Bボタンでは本体の人間が、C・Dボタンはペルソナが攻撃する。 ---ABCボタンは他の格ゲーにおける弱・中・強に相当するが、Dボタンはペルソナが攻撃している間にも本体が行動できるという特殊な攻撃を行うというもので、これを使ったペルソナとの連携攻撃が格闘ゲームとしての本作の特徴と言えるポイントである。 --画面に出現したペルソナにも食らい判定があり、攻撃を当てられるとペルソナは消滅。4回消滅させられると一定時間ペルソナに関する攻撃が行えない「ペルソナブレイク」が発生。 ---必殺技(本作ではスキルと呼ばれる)のうち電撃や火炎による飛び道具などは、ペルソナなしで使うことはできない。 --他のアーク系格ゲー同様、全キャラ空中ダッシュ・空中ジャンプ可能((他の作品では投げキャラは一部制約があったが、本作での投げキャラである完二も行える(ただし初速が遅い、移動距離が少ないという制限有り)。))。また、ボタン同時押しによる特殊システムが多い。 ---詳細は下記するが、ボックス上に配置されたボタンで斜め同時押しによる入力はなく、また全体的にボタン横同時押しは防御に使うシステム・ボタン縦同時押しは攻撃に使うシステムが配されている。投げはCボタン+Dボタン同時押し。 -''連打コンボ'' --本作の代表的なシステムの一つ。Aボタンを連打するだけで通常技による連続攻撃から必殺技(スキル)、ゲージがあればスーパーキャンセルを行って超必殺技(SPスキル)まで自動でコンボを行う。 ---ボタン連打時の通常技による連続攻撃は専用のもので、アーク製の格ゲー同様別の通常技を出していくことでコンボを繋げることも可能。 -''逆ギレアクション'' --こちらも本作の代表的と言えるシステム。BボタンとDボタン同時押しで繰り出せる必殺技。この入力で出せる必殺技は、いわゆる昇龍拳や、相手の攻撃を受け止めて反撃する当て身技など、相手の攻撃をかわしつつ反撃を当てる性能の技になっているのが特徴。 --ガード中に逆ギレアクションの入力を連打するだけでも相手の攻めを切り返すことが可能であり、連打コンボ同様初心者に優しいシステム。ただし、使用した時点で体力がやや減少する上に、防がれた場合のフォローは利きにくく、フェイタルカウンター((特定の技でカウンターヒットさせるとフェイタルカウンターとなり、そのコンボ中はのけ反り時間・受身不能時間が増加するためコンボが繋がりやすくなり、大ダメージコンボが狙える。))というシステムもあって読まれると大ダメージを被ることになりやすい。 -''スキル'' --いわゆる必殺技。使うコマンドはほぼ全キャラ((一部キャラはレバーを2回下に入れるコマンドの必殺技がある。また美鶴はいわゆる「タメキャラ」。))が波動コマンドまたは竜巻コマンドで、超必殺技にあたるSPスキルも波動や竜巻を二回入れる真空コマンド。昇龍コマンドは本作で入力する必要はない。 --SPスキル一回分の半分のゲージを消費していわゆるEX必殺技にあたる必殺技の強化版・スキルブーストが出せる。 -''覚醒'' --体力が約3割以下になると、原作にもあった目元のカットインが画面に現れ、覚醒状態になる。 --覚醒状態になると、一部ダメージがカットされ実質的に体力が増加・SPゲージが50(SPスキル1回分)最大容量ごと増加(100→150になる)・また覚醒状態でしか使えないSPスキルが使えるようになるなどの有利な効果が得られる。 --コンボを受けている間は覚醒状態にならないため、覚醒する前にいかに体力を減らすかも戦略の一つ。 -''バッドステータス'' --一部の技にはバッドステータスを付加する効果があり、これを付けられると一定時間行動が制限される。例えば移動を制限される「感電」や、レバー入力が逆になる「混乱」など。目新しいシステムではないが、RPGの持つシステムを格ゲーに取り入れている一例。 -''その他代表的なシステム'' --原作での「総攻撃」の演出を使った「ボコスカアタック」という特殊攻撃がある。Aボタン+Bボタンと押すと発動でき、「発生は遅いが相手の攻撃を防ぎつつ出せる中段技」というガード以外での回避が困難・かつヒット時は追加入力でボコスカラッシュ→ボコスカフィニッシュという特殊な連続攻撃で追撃できる強力な攻撃。ただし、ガードされた時の隙はとても大きい。 ---ちなみにレバー下+A+Bと入力すると発生が早くダウンを奪える下段技である足払いが出せる。 --GGXXでのロマンキャンセル(BBでのラピッドキャンセル)は、ワンモアキャンセルという名前で登場している。同じく超必殺技(SPスキル)1回分のゲージを消費。 --バーストはGGXXとほぼ同じ。本作ならではの仕様として、ワンモアキャンセルと同じく攻撃中の硬直をキャンセルできるワンモアバーストがある。 --アーク製の格ゲー恒例の一撃必殺技あり。勝てば試合を決められるラウンドでSPゲージが100あればそれを消費して使用できる。しかし、発生が遅いため確定する状況はかなり少ない。 -''実況''(ナビ) --P4本編で、特別捜査隊メンバーでナビを担当する非戦闘員だった久慈川りせは、本作でも使用可能キャラとしては登場せず、対戦中にプレイヤーの行動に対して褒めたり励ましたりたまに難癖つけたりとコメントを付けてゲームを賑やかにしてくれる役割として登場する。 --当初はりせのみだったが、後に原作でもナビを務めたクマや美鶴、陽介やアイギス、同じく非戦闘員キャラでP3のナビ担当だった風花、P4の人気キャラだった菜々子から選べるようになった。うるさい場合はOFFにも設定できる。 **評価点 -初心者にも上級者にも楽しめる間口の広さと奥の深さ --初心者にも嬉しいシステムを多数採用しつつも、限られた技数の一つ一つの性能は練り上げられており、様々な使い方・コンボルートを内包させた調整は見事。稼働から一年経っても未だに研究が続いていたほど。 --条件を満たせば一撃で相手を倒せるSPスキルがある反面、あまりコンボ火力が伸びないとされていた直斗が、探偵キャラらしくシステムの欠陥を突くことで一転、即死級の威力を持つループコンボ(通称マヨナカハードル走)が発見されたという「''それなんて[[世紀末>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/258.html]]?''」な幸運(?)な出来事にも恵まれた。 ---ちなみにそれでも直斗はキャラランクでは下のほうに位置している。 -良好なゲームバランス --稼働後に一度の調整を挟んだもののその結果として、全キャラともに強力な技を多数有しながら極端に強すぎるキャラクターや技は存在せず、キャラの性能差は確実に存在するもののどのキャラを使っても安定したバランスで対戦を楽しめるように作られている。 --この点は『GGXX』や『BB』で何度も調整を繰り返したことで得られたノウハウが生かされた完成度と言えるだろう。 -原作譲りの魅力的なキャラクター --スタンダードな主人公((本作では鳴上悠というアニメ版と同じ名前が使われている。))、スピードキャラの陽介、接近戦特化の千枝、遠距離戦が得意な雪子、投げキャラの完二、トリッキーに立ち回るクマ、罠を置いて画面を制圧する直斗、 --オルギアモード時の攻撃力が高いアイギス、長いリーチで中距離戦で無類の強さを誇る美鶴、近距離での多彩な技を使ったラッシュで殴りまくる真田、攻めるごとに攻撃力が上がり、時には触っただけで試合を決める破壊力を発揮するラビリス、タナトスにひたすら攻撃させて自分は仕事しないエリザベス、アークお得意の二体同時操作キャラのシャドウラビリス…と個性豊かなキャラが一通り揃っている。 --ナビに関してもキャラ・台詞パターンともに豊富かつ嫌味は薄めで飽きにくい。 ---…たまにリバーサルバーストをガードされた時に「ナイスバースト!」と言ってきたりすることはあるが。これが原因で「煽りせちー」なるネタも誕生した。 -グラフィック・BGM --『BLAZBLUE』の製作チームが制作しただけあって、2Dアニメーションのキャラクターと3DCGの背景という組み合わせた画面となっており、どちらも時代相応に美麗なグラフィックとなっている。 ---キャラクターのモーションやスキルは原作にあったものが使われているものも多く、その意味でも原作はきちんと生かされている。 --登場人物がほぼ全員仲良しなせいか、演出は全体的にポップで明るい。 --BGMは原作P4で作曲を担当した目黒将司が担当。実際にはP4でサブとして担当していた喜多條敦志が多くのBGMを作曲しているが、それでも良曲は数多い。 **賛否両論点・問題点 -安定のアークゲーと言うべきか、起き攻めに偏ったゲームバランス。 --特に番長と千枝の「ダウン奪ってペルソナを重ねて相手を拘束しつつ本体でローリスクな二択をかけてダウン奪ってループ」という流れは批判されやすい。 -新規タイトル故にキャラも1キャラあたりの技の現在の格ゲーにしては少なめ。この点を持って飽きが早いと感じるプレイヤーも見られた。 -原作から来た格ゲー未経験者でも軽快に動かせるように考慮されたゲームシステムだが、全力での対戦となると長いコンボレシピを覚えたり複雑な操作を要するなど、格ゲーへの慣れとそれなりのやり込みは不可避。 **総評 『ペルソナ4』(または『ペルソナ3』)のキャラゲーとしても、一作の格闘ゲームとしてもそつなくまとまった完成度の高い良格ゲー。~ コンボゲーとしての難易度も低めで格ゲービギナーにも向いており、かといって必要以上に底が浅いわけでもなく、格ゲーに興味のあるプレイヤーなら幅広く薦めることができる作品。 ---- ---- *BRAVELY DEFAULT FLYING FAIRY 【ぶれいぶりーでふぉると ふらいんぐふぇありー】 |ジャンル|ロールプレイング|&amazon(B008F29CRM)| |対応機種|ニンテンドー3DS|~| |発売元|スクウェア・エニックス|~| |開発元|シリコンスタジオ|~| |発売日|2012年10月11日|~| |価格|6,090円(税込)(ダウンロード版: 5,400円)|~| |レーティング|CERO:C(15歳以上対象)|~| |コンテンツアイコン|セクシャル、犯罪|~| ---- #contents(fromhere) **概要 『光の4戦士』のスタッフが再結集して手掛けたスクエニの新作RPG。日本製RPGとしての原点回帰と温故知新が強くアピールされている。 世界に存在する4つのクリスタル、白魔法や黒魔法を始めとした魔法、ジョブシステムなどSFC以前のFF作品の影響を強く受けている。 一方でブレイブ&デフォルトによる戦略的な戦闘など新しい試みも含んだ意欲作である。 発売前には体験版によるプロモーションを積極的に行い、ユーザーの意見を募集していた。 ---- **ストーリー・キャラクター #region(パーティーキャラクター) ''ティズ・オーリア''(CV:斎賀みつき) -16歳。正義感が強く、穏やかで心優しい純朴少年。辺境の村ノルエンデで羊飼いをしていたが、突如世界に空いた大穴に飲まれ、村は壊滅。絶望的な状況の中、奇跡的に一命を取り留め、ほど近くの国カルディスラに保護された。村唯一の生き残りとなった彼は、故郷の復興を決意。故郷を破滅に追いやった闇の侵攻を食い止めるというアニエスと出会い、彼女の旅に同行する。 ''アニエス・オブリージュ''(CV:小清水亜美) -17歳。使命感溢れる健気な少女。古より信仰を集めるクリスタル正教。信仰の対象である4つのクリスタルの中の、「風のクリスタル」を司る巫女。世界に氾濫した闇の力により神殿は飲まれ、彼女を助けるために尽力した修道女たちはみな命を落とした。生まれて初めて1人で神殿を出た少女は、クリスタルの精霊に導かれ、クリスタル解放の旅に出る。 ''リングアベル''(CV:竹内良太) -18歳(?)パーティの兄貴分。世界中の女性を口説き落とすため世界各国を巡る、と軽口をたたく彼だが、実はかすかに残る記憶を頼りに、自らのルーツを求めて旅を続ける苦労人。気付いた時には既に手に持っていた「Dの手帳」そこには、なぜか彼の行く先々のことが予言されていた。Dの手帳に記されていた3人の名前を頼りに、彼らの旅に同行することとなる。 ''イデア・リー''(CV:相沢舞) -15歳。正義感溢れるおてんば少女。クリスタル正教を否定し、「アンチクリスタリズム」を提唱する国家、エタルニア公国を治める元帥の1人娘。巫女討伐に向かった初めての任務で、公国が推し進める非道な行いに愕然となり、反旗を翻し、ティズ達の旅に同行することを決意する。 #endregion ---- **特徴・評価点 -世界観 --街やダンジョンの背景などを筆頭としたファンタジーの世界観は見事。携帯機ながら余すこと無く再現されている。 --王道ストーリーの中に「正義とは何か」「世界を救うとはどういうことか」を深く描いたシナリオも好評。 --Revo氏によって作られた音楽は総じて高いレベルで纏まっている。「彼の者の名は」を始めとした戦闘曲や「艶花の国」などの街の曲は特に人気が高い。 -ブレイブ・デフォルト --戦闘はターン制によって行われるが、「デフォルト」によりBP(ターン内行動数)を貯め、「ブレイブ」でBPを消費してターン内の行動回数を増やすことができる。BPは通常最大で+3まで貯められ、前借りによる開幕4回行動なども可能、BPに関わる多彩なジョブアビリティも相俟ってより戦略の幅を広めている。 -ジョブチェンジシステム --20種を超えるジョブが存在し、それぞれ対応するアスタリスクと呼ばれるアイテムの所持者を倒すことで入手する。FF5などでも登場するシステムである。手に入れたジョブはキャラ毎に設定でき、自分好みのパーティを構成することが可能。 --ジョブのレベルを上げる毎に「コマンドアビリティ」と「サポートアビリティ」を獲得し、他ジョブと一部を組み合わせることもできる。 -通信機能 --通信機能により他プレーヤーを助っ人に使えたり、未習得アビリティをシェアするというシステムが存在する。ストーリーにも関わっており心憎い展開も。 ---- **問題点 -戦闘画面におけるUIが使い難い --特にゲーム序盤から中盤にかけては、「ブレイブ3回→たたかう4回→キャラ4人分を繰り返す」というケースも多く、1ターンで膨大な数のコマンドを入力することになる。 --アイテム選択などが一列しか表示されず、項目が増えると操作が大変。 --状態異常や能力低下効果を確認するのに手間が掛かる。また能力上昇効果・低下効果がどの程度の影響をしているのか、上限に達しているのかが分かり難い。 -セーブデータを1つしか保存できない --やり込みが多いRPGでこれは致命的ともいえる。開発曰く通信の都合のためとのことだが、1つというのは些か少なすぎる。 ---- **賛否両論点 ストーリーが一部不評 #region(ネタバレ) 中盤以降同じイベントを繰り返させる展開は賛否両論。またストーリーにおいて「あのキャラが実は…」的どんでん返し要素があるため、事前にネタバレしてしまうとストーリーの楽しみがある意味半減してしまうという難点も。 #endregion -戦闘における火力インフレ --中盤以降強力なアビリティが手に入り、味方が敵に与えるダメージが著しく上がってしまう。簡単にカンストダメージ(9999)に達するのに対し、ボスなどのHPの上限値が低く(数万程度)、大味な戦闘だと感じる意見も多い。 -ジョブごとの格差 --アビリティ1つ1つが強力な導師などがいる一方、単体で使い難い魔法系の職やシステムとの相性が最悪といってもいいソードマスターとのジョブの強さの違いが目立つ。 --ただし他ジョブのアビリティと組み合わせたり火力のインフレも手伝って、考えることで上手く運用することはできる。 -必殺技について --「キャラ別に必殺技用のテーマ曲が流れ、流れている間は有利な効果が持続する。曲が切れる前に他のキャラが必殺技を出すと、初めの必殺技の効果を持続延長しつつ次の必殺技の効果も上乗せされる。」というものだが、必殺技発動中は戦闘の早送りができずテンポが悪化してしまう。ゲーム後半では火力のインフレも凄まじく、相対的に使う機会は少なくなってしまう。 --ある程度カスタマイズできるため、回復特化型などにすることで後半でも十分な運用は可能。なお必殺技の演出・音楽自体は比較的好評のようである。 -ノルエンデ村復興について --すれちがい通信を利用することよってノルエンデ村を復興させていくが、すれちがいができないと復興が捗らない。 --ノルエンデ村復興によって購入できる武器が店販売のものに比べ強すぎる。特に中盤以前でも手に入る「天使の弓」はゲームバランスを変えてしまう程。 --インターネット通信を利用して復興に関わる人数を増やすこともでき、また必ず進めるべき要素ではないので一種の救済措置として見る面が強い。 ---- **総評 2012年に古き良きRPGの回帰として本作は発売された。しかし昔のスクウェア・エニックス作品の良いところを導入しつつも、ブレイブ・デフォルトのように新しい試みをするという姿勢を感じられる。ユーザーの意見を募り内容へフィードバックさせるという、プロデューサーの浅野智也氏を始めとしたこの制作姿勢も高い評価を得ている。ところどころ粗はあるがRPGとしては高水準で構成され非常に期待できるタイトルとなった。 ---- **余談 -通常版と同時にストア専売で限定版が発売された。本作の他にサントラ、アートアルバム、3DS用プロテクトケース、特大ARポスターが付属。 -PC用ブラウザゲームとして本作の外伝作品「BRAVELY DEFAULT PRAYING BRAGE」のサービスが開始された。 -サントラの他に、今作で音楽を担当したRevo氏によるボーカライズアレンジを盛り込んだCDが2枚発売された。その後コンサートを開催、同舞台のBD・DVDも発売されるなど音楽面でも大きな動きを見せている。 -本作発売後スクエニメンバーズのサイトにてアンケートを行い、100の改善案として発表された。続編が作られることがあれば意見が盛り込まれるかもしれない。 ---- *DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー 【デジタルデビルサーガ アバタールチューナー】 |ジャンル|ロールプレイングゲーム| |対応機種|プレイステーション2|~| |メディア|DVD-ROM 1枚|~| |発売・開発元|アトラス|~| |発売日|2004年7月15日&br()ベスト版:2006年3月23日|~| |定価|:6,800円&br()ベスト版:1,900円(共に税別)|~| |レーティング|CERO:D(15歳以上対象)|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| *DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2 |ジャンル|ロールプレイングゲーム| 【デジタルデビルサーガ アバタールチューナー】 |対応機種|プレイステーション2|~| |メディア|DVD-ROM 1枚|~| |発売・開発元|アトラス|~| |発売日|2005年1月27日&br()ベスト版:2006年3月23日|~| |定価|:6,800円&br()ベスト版:1,900円(共に税別)|~| |レーティング|CERO:D(15歳以上対象)|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[女神転生シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/286.html]]''| #contents(fromhere) *概要 女神転生シリーズの完全新作として製作された作品。シナリオ原案は五代ゆう。 『1』と『2』のストーリーは完全に繋がっており、『2』を続編とするよりは前編・後編といったほうが正しい。 -通称『DDSAT』、『アバチュ』。 -『1』のストーリー 主人公サーフ率いるトライブ「エンブリオン」は、ジャンクヤードの覇者のみが到達できるニルヴァーナを目指していつ果てるとも知れぬ抗争に明け暮れていた。ある日、謎の物体“ツボミ”を巡って隣接トライブと戦闘していた彼らはツボミから放たれた光に侵されて悪魔に変身する力“アートマ”に覚醒し、感情と共に他者を喰らわねば生きていけない業を背負うことになる。そんな中、彼らを助けに来たと悪魔化を抑制する力を持つ黒髪の少女、セラが現れた。時を置かず、ジャンクヤードを管理する「カルマ教会」から、「黒髪の少女を連れてジャンクヤードの覇者になったトライブにのみニルヴァーナの門を開く」という掟が発せられる。雨と硝煙に煙る煉獄ジャンクヤードの抗争は、セラを巡って激化の一途を辿っていく•••。 -『2』のストーリー #region(ネタバレ注意) ジャンクヤードの抗争に終止符を打ったサーフ。 しかし、ジャンクヤードは消え去りメンバーも散り散りに。 サーフを待っていたのは、無残な彫像と成り果てた人々が乱立する無人の廃墟であった。 仲間を求め見知らぬ荒野をさまようサーフの前に、謎の兵士達が出現。 彼らはサーフを所属不明のアバタール・チューナーと呼び悪魔に変じて襲いかかる。 彼らもまた悪魔化する力を宿していたのだ。 サーフと兵士の死闘を皮切りに、ニルヴァーナを舞台とした最後の戦いが幕を開ける #endregion *主な特徴・新システム -戦闘は『[[真・女神転生III NOCTURNE >http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/80.html]]』同様にプレスターンバトルシステムが採用されている。 -悪魔に変身して戦う  --変身を解除して人間状態で戦うことも可能。スキルが使用できなくなり被ダメージ量が大きくなるが、銃撃属性の攻撃が可能、悪魔状態に存在する弱点がない、ハマ系のスキルを完全無効化するなどの利点もあり、戦略の幅を広めている。 -怯え状態 --弱点を突いた悪魔や攻撃を無効化した悪魔は怯えることがある。怯え状態の敵から必ず逃走できるほか、後述するハントスキルの効果が増すという利点がある。 -マントラシステム --各地に配置されているカルマ端末から購入して装備する。装備した状態で敵を倒してAP(アートマポイント)を一定値貯めることでスキルが習得できる。 --普通に戦ってもAPは貯まるが、効果的に稼ぐにはハントスキルという敵を喰らう攻撃によって敵を倒すことで大量に獲得できる。 --このため、通常戦闘においては弱点を突いて怯えさせ、ハントスキルで倒すという戦い方が重要になる。 -ウェイトスキル 使用することによって一度だけ特定の属性を無効、反射、吸収できるシールドを張ることができる。これを活用することで弱点をカバーすることができ、ボス戦闘においては非常に重要。当然、敵も使用してくる。 -リンケージ --パーティメンバーが持つ複数のスキルを組み合わせて発動するコマンド。参加人数分のアイコンを消費するが、相応に強力な特殊スキルが発動できる。 *『2』での新システム -カルマリング --装備することによって様々な効果が付与される装備品。一人につき一つだけ装備可能。 -羅刹モード --特定状況下で発生する特殊な戦闘。リスクは高いがその分大量の経験値とAPを得られる。確実に逃走できるためリスクを避けることも可能。 *ミニゲーム -『1』『2』ともにフィールドハントというミニゲームが遊べる。少しアクション要素を含むもので成功すれば大量の経験値とAPが獲得できる。 -『2』ではシエロシューティングというミニゲームが遊べる。こちらは完全な別ゲーの縦シューティングであり、ハイスコアを出せばアイテムがもらえる。 --あくまでもオマケ要素であり完全スルーしても問題はない この辺りも『真Ⅲ』のアサクサパズルから改善されている点である。 ---- *評価点 -徹底して練りこまれた世界観とシナリオ --インド神話や仏教をベースにしたダークな世界観の下で重厚なストーリーが繰り広げられる。『1』で張られた大量の伏線が『2』で次々と回収されていく展開は圧巻。 -良好な戦闘バランス --評価されたプレスターンバトルの性質を受け継いでおり、スピーディかつ緊張感のある戦闘は健在。 -更にバランス調整もなされていて、パーティ全員が戦闘不能にならなければゲームオーバーにならない、パーティメンバー全員がアイテムを使用可能、『2』ではプレスターンアイコンを4個増やすアイテムが登場したことによって全滅寸前に追い込まれても立て直しが可能、といった易しめの調整がされている。 --敵の行動パターンも見直され、プレスターンアイコンを増やすスキルを連発することによる一方的な攻撃、いわゆる「劇場」も見られなくなった。 --その他、ハマ系魔法が即死ではない、戦闘が終了すると戦闘不能のキャラクターがHP1の状態で復帰する等の調整もある。 -総合的に難易度は低くなっており、特に『真Ⅲ』で指摘された理不尽さ、対処不能さは大きく改善されている。 --それでも戦闘の難易度は高いか低いかで言ったら高い部類に入るのだが。気を抜けば通常戦闘でもあっさり全滅する。 -豊富かつ強力な隠しボス --アトラス恒例の強力な隠しボスも存在する。メガテンシリーズお馴染みのゲスト悪魔が多く、ファンサービスとしても好評。かなり早い段階で挑むことができる隠しボスも存在するため、低レベルで挑むのも一興。 --『1』に登場するある隠しボスは『ウィザードリィ ~DIMGUIL~』のダイヤモンドドレイクと並んで''RPG史上最強クラス''とも評される別格の強さを持つ。 -声優陣、音楽、挿入ムービー --いずれもクオリティが高く、ゲームを盛り上げる。声優に関しては『1』の序盤では徹底した棒読みだが、これには理由がある。 ---- *問題点・賛否両論点 -主人公サーフの影が薄い。メンバーが話し合うイベントシーンでもサーフは喋らず、参謀のゲイルが中心となって話すため''「エアリーダー」「主人公はゲイル」''と度々ネタにされる。 -スキル名の安直さ --特に攻撃スキルが顕著。HPを奪う攻撃で「体力泥棒」、MPを奪う攻撃で「魔力泥棒」、魔封の付与効果を持つ物理攻撃が「黙殺、黙示録」属性魔法にも「竜巻地獄」、「岩責め」等々。  -ヒロイン「セラ」のキャラクター --某所では「RPG史上五指に入る不快なヒロイン」言われたキャラ。『2』になればセラの背景が明かされ、更にパーティメンバーに加わるため改善されると言っていいが、『1』ではかなり不快に感じるプレイヤーも多いかもしれない。 -分割商法 --容量等の問題もあったのだろうが、完全に地続きのシナリオにも関わらず、二つに分けて販売したことは度々指摘される。『1』を未プレイで『2』をやってもあまりストーリーを楽しむことはできない。 --引き継ぎ要素もあり、『1』のデータがなければ習得できないスキル、手に入らないアイテム等の要素も存在し、それらが気になる場合『1』をやり直した上でそのデータを引き継ぎして、『2』を最初から始める、というとてつもない手間がかかる 『1』をやり直すのならば「強くてニューゲーム」が可能なのだが…。 -『2』での自由度の低さ --『1』では中盤以降は自由にパーティメンバーを入れ替えできたが、2ではメンバーの離脱が激しく、長期に渡るため、主力として使っていたメンバーが居なくなり、急に戦力不足になるという点もある。ラストダンジョンに入るともうそこから過去のダンジョンに戻ることもできない。 -一部の隠しボスに「死にゲー」「運ゲー」「作業ゲー」「戦って面白くない」という声もある。 --それらのボスの初見ではほとんど勝ち目がなく、何度もゲームオーバーになりながら攻略法を見いだしていく、というスタイルも賛否両論。 --無論正統派の強さを持つ隠しボスも存在する。 -パーティ及び敵の状態を確認できない --この作品においてはカジャ系、ンダ系の補助魔法が重要になるのだが、敵にどれだけかかっているか、自身にどれだけかかっているかが確認できない。状態や回数を確認できるコマンドが欲しかったという声は多い。 --攻略サイトではコイン等を使って回数を数えておくことが推奨されている。 -反射の仕様変更  --敵の攻撃を反射するとそれが吸収される。この仕様によって、例を挙げると火属性を吸収する性質を持ち、火属性スキルを多用してくる相手に常時火炎反射スキルを装備して挑むと敵が攻撃するたびに回復してしまい、一部のボス戦闘で積んでしまうこともある。 ---- *総評 メガテンシリーズのテイストを引き継ぎつつも独自の世界観が構築されている作品。戦略性の高い良好なバランスの戦闘や魅力的なキャラクター、『1』で張られた伏線を『2』で余すことなく回収されている見事なストーリー等、見所は多い。 全体的にライトユーザー向けとも言える調整がなされているため、メガテンシリーズ未経験者にもお勧めできる作品といえよう。 ---- *余談・ゲーム外での展開 -原案の五代ゆうによる書き下ろし小説「クォンタム・デビル・サーガ」が存在する。 -アトラスのゲームは品薄で価格高騰する傾向があるが、今作はベスト版が出たことによってかなり入手しやすい。その点でもライトユーザー向けともいえる。 ---- ----
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