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*マイティファイナルファイト 【まいてぃふぁいなるふぁいと】 |ジャンル|ベルトスクロールアクション|&amazon(B000068HLO)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |メディア|2MbitROMカートリッジ|~| |発売・開発元|カプコン|~| |発売日|1993年6月11日|~| |定価|6,825円|~| |プレイ人数|1人|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[ファイナルファイトシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1953.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- *ストーリー 巨大都市・メトロシティ。~ そこの市長であるマイク・ハガーの娘、ジェシカは飛び抜けた美しさと明るさで、街の人達の心の支えになっていた。~ だが、そんな彼女を自分一人のものにしようと企む者がいることに気付いた人間は、まだ誰もいなかった。 ''???「愛しのジェシカちゃんが私のものとなるのも当然の事なのだよ…」'' 数日後…。~ ハガーの元にジェシカが何者かにさらわれたとの報せが!~ >ハガー  「なにー!? ジェシカがさらわれただと! やい、コーディー! お前の仕業か!」 > >コーディー「な、何バカなことを言ってんだよ! こんな事をするのはマッドギアの奴らしかいないぜ! なあ、ガイ!」 > >ガイ   「さ、然様! 一刻も早くお助けしなければ、大変なことに!」 > >ハガー  「話は決まった! 早速娘を助けに出発だ!」 こうして三人の愛(?)を賭けた戦いが始まったのであった。 ※オープニングデモより一部抜粋・編集して記載。 ---- *概要 『[[ファイナルファイト]]』をベースに様々なアレンジを加えたファミコン向け作品。 上記ストーリーからも解るようにシリアス成分はかなり少なく、「マッドギアのクイズ王」を名乗って戦闘前にクイズを出してきたり、戦闘でもあつーいキス攻撃を仕掛けてくるアビゲイルや、戦闘前のやりとりでこちらの選択次第では勝手に凹んでダメージを受けるダムドを含めてかなりコミカルなアレンジが施されており、全てのキャラクターはデフォルメがかかっている。 また、本作ではレベル制が導入されており、敵を倒して経験値を一定量獲得するとレベルアップして各種能力がアップしたり、必殺技を修得出来たりするようになる。 ---- *特徴 ''レベル制の採用'' -プレイヤーキャラクターはそれぞれ敵を倒して経験値を獲得し、レベルアップすることで強化していくことが出来る。 --敵の倒し方で獲得出来る経験値が異なり、トドメを刺しやすい技ほど獲得出来る経験値は高くない傾向が見られる。 ---レベルアップ時には能力上昇の他に体力が完全回復し、規定のレベルに達することで必殺技を繰り出せるようになる。 --経験値は敵を倒す他、体力が満タンの時に体力回復系アイテムを拾うことでも、アイテムの種類に応じた経験値を獲得出来る。 ---ゲーム中2回挟まれるボーナスステージ(ドラム缶破壊)でも破壊した数によっては体力回復アイテム(=経験値)を手に入れることが出来たりする。 ''主な仕様'' -1人プレイ専用で、キャラクターはコーディー・ガイ・ハガーの3人から選べる。 --ガイ→コーディ→ハガーの順で次のレベルまでより多くの経験値が必要となっている。 -画面には一度に2人の敵が出てくる。 --ちなみに[[スーパーファミコン(SFC)版>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/1513.html]]では3人まで、大元のAC版では10人まで一度に出てくるようになっていた。 -一部ステージには落とし穴やそれに類するトラップがあり、プレイヤーがそれにはまると即一機失うが、逆に敵を落とせば即死させることが出来る。 --ただし、これで倒した時の獲得経験値は非常に少なくなってしまう。 -ボス戦前に会話イベントが挟まれる。 --この会話イベントはただのボスとのやりとりの場合もあれば、ここでの選択がその後の戦闘の難易度を左右する場合もある。 ''今作独自の設定(一部)'' -アビゲイルが「マッドギアのクイズ王」を自称している。 --これによって、戦闘前に任意で本作に関するクイズゲームに挑戦することが出来るようになっているが、これに全問正解した場合はコンティニュー回数を1回増やしてくれるが、その代わりあつーいキス攻撃が追加される。 ---途中で不正解でもあつーいキスをされるようになるが、これはクイズに挑戦した時点で追加されることが確定するため。 ---強面のアビゲイルが繰り出すキス攻撃の見た目のインパクトはデフォルメがかかっていても強烈。 -ソドムが3兄弟になっている。 --本作ではソドムは3兄弟となっており、ステージ2のボスのソドムは三男とされ、ステージ4のボスとして次男、ステージ5の中ボスに長男が登場する。 ---ただし、この設定と全5ステージになっている煽りか、エディ・Eとロレントは本作では登場しない。 ---- *評価点 ''敵をぶっ飛ばす爽快感'' -流石にマシンのスペックもあるので、一度に出てくる敵は最大2名だが、デフォルメがかかっていることを活かした派手なアクションで敵をぶっ飛ばす爽快感は十二分に得られる。 --操作性も良好で、連続攻撃から投げへの連携も含めた大抵のことは可能になっているので、操作性起因でのストレスは感じないと思われる。 ---ただし必殺技のコマンドの性質もあり、パンチはめは不可能と思われるが、流石にこれは仕方ない所か。 //一応久方振りにそこそこな時間引っ張り出してプレイはしてみたのですが、その限りで判断して書いています。腕の問題も十分考えられるのでパンチはめが可能であれば削除なり修正して下さい。 ''プレイヤーキャラクターの削除がない'' -SFC版ではガイかコーディーが削除されたバージョンしかないが、本作では3人全てが登場している。 --ただ、それだけにスペックで難しいとは思うものの、やはり同時プレイが出来るようには出来なかったのかと思ってしまうのも無理はない所か。 ---- *問題点 ''経験値システム'' -システムそのものはともかくとして、獲得経験値の基準が「倒した敵の種類」ではなく、「敵にトドメを刺した攻撃方法」になっているため、レベルアップを優先すると立ち回りが単調にならざるを得ない。 --多少レベルが低くても腕でフォローは出来るが、レベルアップでの上昇幅が大きいのか、1レベル違うだけでも攻略の難易度が段違いになることもあり、否応なしに意識せざるを得なくなる。 ---また、体力最大時に拾う体力回復アイテムでのプラスアルファ分以外、経験値を獲得出来る機会は決められている(=出てくる敵の数が決まっている)ことで、この影響が余計に大きくなってしまっている。 ''2人同時プレイ不可'' -上にも書いたが、折角キャラクターを3人出したのだから、やはり出来て欲しかったという意見は多い。 --とは言え、SFC版でも出来ていないものをそれよりマシンスペックの劣るファミコン(FC)で出したソフトで出来るようにしろというのも些か無茶な注文ではあるかも知れない。 ---そういう意味では問題点と言うよりも「残念な点」とするのがより意味が近いだろう。 ---- *総評 FCのスペックの問題もあってか、SFC版以上にデグレードされている個所もあるが、それを踏まえても全体的に丁寧に作られた力作であると言えるだろう。 登場する敵の数も数なので、群がる敵とするのは流石に語弊があるが、それでも立ちはだかる敵を良好な操作性と派手なアクションでぶっ飛ばす爽快感は確かに有り、『ファイナルファイト』というタイトルに決して名前負けはしていない。 こちらは残念ながらバーチャルコンソールなどでも現在配信されていないため、プレイするチャンスが極めて限られてしまっているのが惜しまれるが、機会があるのならば、コミカルなアレンジをされた『ファイナルファイト』として是非プレイしてみて欲しい。 ----
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