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*流星のロックマン3 BLACKACE・REDJOKER 【りゅうせいのろっくまんすりー ぶらっくえーす・れっどじょーかー】 |ジャンル|ブラザーアクションRPG|&amazon(B001ET6GTA)|&amazon(B001FA056S)| |対応機種|ニンテンドーDS|~|~| |発売・開発元|カプコン|~|~| |発売日|2008年11月13日|~|~| |定価|5,040円(税込)|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/383.html]]''| |>|>|>|CENTER:''流星のロックマンシリーズ'':[[''1''>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1664.html]],2,''3''| ロックマン20周年を記念して発売された『流星のロックマン』のシリーズ3作目。 **特徴 それまでの流星のロックマンでは「BGMとストーリーはおおむね良いがシステムに難がある((ゲーム自体は十分良作といっていい出来なのだが、システム面が原因で多くのエグゼシリーズファンが離れて行ってしまった。ただし新参のファンからは比較的好評。))」という評価が大半を占めており、カプコンは「もう一度何をしたかったのかを振り返った」と証言しており、今作ではシステム面に大幅な改良が施されている。 -妙に高かったエンカウント率の調整。 --特に『2』は異常なエンカウント率で評価を損ねてしまったので、この点は大きいといえる。 -いつでもどこでも変身が可能になった(前作までは一部の例外を除き、「ウェーブホール」と呼ばれる場所でしか変身ができなかった。エンカウント率の高さも相まって探索が非常に面倒であった)。 -新たな概念「ノイズ」の登場。 --戦闘画面では発生しているノイズの激しさが%表記の「ノイズ率」で表される。ノイズ率は戦闘で特定の条件を満たすと上昇してゆき、上昇にともなって様々な怪奇現象を巻き起こす。さらに後述する新システムにも大きく関わってくる。 --またこの「ノイズ」は今作のストーリーにも大きく絡んでくる重要な要素でもある。 -新システム「ノイズチェンジ」の登場。これは前作、前々作のような任意での変身機能ではなく、&bold(){『ロックマンエグゼ3』までの「スタイルチェンジ」のように一定回数の戦闘ごとにフォルムチェンジが発生する}というものである。 --ノイズチェンジの形態は基本形の10種類に加えて隠し形態の「ブライノイズ」を加えて全部で11種類あり、BLACKACE/REDJOKERの両バージョンでも''11種類の変身が可能''。ただし両バージョンにて変身しやすさが異なっている。 --各ノイズ形態は流星シリーズに登場したボスキャラをモチーフにしている。普段は「フォームアウト」と呼ばれる通常のロックマンと同様の青い姿をしているが、ノイズ率を一定量まで上昇させることによって「カラーアウト」と呼ばれる状態に移行して色が変化し、各形態のモチーフになったボスの特徴を反映した固有能力を発現し始める。 ---例えば初代流星のロックマンで初登場した「ウルフ・フォレスト」と言うボスキャラをモチーフにした「ウルフノイズ」は、鋭利な爪を利用した斬撃を得意とした木属性のキャラという特徴を反映し、&bold(){暗転しないソード系カードの攻撃力を+30、木属性バトルカードの攻撃力を+10、暗転しない木属性カードに自動ロックオン機能付与、チャージショットが短射程&高威力のショッククローに変化}と近接戦闘に特化した能力を持っている。 --また基本の10種類は同名ソフトを持った別のプレイヤーをブラザーに登録することでそ&bold(){のプレイヤーが使用しているノイズ形態と自身が利用しているノイズ形態が合体した「マージノイズ」という形態に進化することができる。}そのため実質的にノイズ形態の総数はなんと&bold(){81種類}にものぼる。 -「イリーガルカードデータシステム」搭載。これはバトル終了の際に"ノイズ率"が100%を超えた状態で終了すると本来手に入るはずであったカードが突然変異を引き起こし、全く関係ないカードが手に入るというシステム。これによって手に入ったカードには、前作で使われていたカードや各種類のカードの最強系であるx、(殆どのカードには1、2、3等と3段階があるのだがxはそれらよりも強い)何かと便利なカードなど様々な種類がある。 --しかし非常に種類が多いため、「これを手に入れたい」というカードがあっても基本的に手に入るかは運任せであり、なかなか手に入らないという事態も珍しくない。まるで物欲センサーのように反応する。 -カードのシステムにも改良があり、「カードのサイズ」&「サポートユーズ」という概念が搭載された。そもそも流星のロックマンではカードの大まかな種類があり、「スタンダード」「メガクラス」「ギガクラス」という3種類あり、スタンダードよりもメガが、メガよりもギガが強い(特殊な例外もあるが)という傾向のため、前作までは「メガやギガをしこたまぶち込めばよい」という事態が発生していた。 --『3』では、バトルカードのカスタム画面にて、カードのサイズの概念があり、スタンダードよりもメガが、メガよりもギガのカードの面積が大きくなっており、「カード同士が重なる」現象が発生した。この状況下では重なって下に落ちたカードは普通に使うことができない代わりに、カードの属性によって別のカードとして化けさせる「サポートユーズ」か、そのカードを普通に選ぶ代わりにそのターンではそのカード以外選ぶことができなくなる「シングルユーズ」という二種類の選択肢がある。当然ながら面積が大きいと重なりやすくなってしまうためメガギガ優遇に歯止めがかかった。 --とはいってもメガギガの単体能力は落ちたわけではない。だが代わりにスタンダードにて個性的でうまい状況下では強力なカードになるというカードが増えた。これもメガギガが使われにくくなった理由である。 --この仕様変更の為か、今作では横に並んだカードも一緒に選べるようになっている。 -指定したカードがホワイトカード(エグゼで言うところのアスタリスク)になるフェイバリットカードは廃止。代わりにゲーム内の「ウェーブステーション」と呼ばれる所で4枚のホワイトカードをダウンロードできる。オン/オフの切り替えでフォルダから外すことも可能。 -新システム「ギャラクシーアドバンス」を搭載。ロックマンエグゼの「プログラムアドバンス」に似たシステム。 --指定された3枚のカードを選ぶと、3枚のカードが一枚の強力なカードに化ける。この時に出たカードはホワイトカードとなる。 -もちろん本シリーズの目玉といっても過言ではないストーリーも非常に好評。 --主人公:星河スバルは、『1』での引きこもりや人間不信に陥っていた時期がまるで嘘のような成長ぶりを見せている。ラストシーンは必見。 -タイトルや戦闘BGMをはじめとした音楽も好評。 --特にラストバトルのBGMはなんとメインテーマのアレンジであり、演出も相まって燃え上がること間違いなし。 **難点 -カードの種類が増加しすぎたため、集めるのに時間がかかる。 -ノイズチェンジの条件も「ランダムで襲ってくるGウィルスを始末することでランダムで発現する」システムのため、とにかく狙った時に出にくい。 -一部のバトルカードが強すぎる。代表的なのがスタンダードクラスの「エドギリブレード」。 --攻撃力はエドギリブレード1が110、エドギリブレード2が140、エドギリブレード3が170、エドギリブレードxが200。 --カードの説明文には「おなじカードを つづけて えらぶと つよくなる  ソード!」と書かれている。1枚だけ選ぶと目の前の1マスを斬るだけなのだが、2枚選ぶと2枚とも攻撃力が+50上がり攻撃範囲が目の前の横3マスになる。3枚選ぶと3枚とも攻撃力が+100上がり目の前の横3マス×縦2マスになるだけでなく対インビジブル効果、風属性が付く。同じカードといってもエドギリブレードであれば数字に関係なくパワーアップする。つまりエドギリブレード3→エドギリブレード2→エドギリブレードxと選んでも3枚とも強化補正がかかる。さらにエドギリブレード1→エドギリブレード2→エドギリブレード3の順番で選ぶと発動するギャラクシーアドバンスが存在し、極め付けにエドギリブレード3、3、2、1のホワイトカードが存在する等他のスタンダードクラスと比べても明らかに強い。 **総評 見事に前作までの短所を片付け、さらに新しいシステムまで搭載したため実際にプレイしたユーザーからの評価は抜群に高い。&br()…しかし前作までで流星のロックマンをやめてしまったプレイヤーも多く、非常に惜しい。 ストーリー上では(おそらく)完結したが、その完成度の高さから続編の希望が(実際にプレイしたユーザーから)後を絶たない。 **余談 「ニコニコ大百科」にて、以前までは項目の数が少なかったのだが最近(2013年6月時点)にてなぜか項目の数がドカンと増えた。 ゲームパッケージ及びOPシルエットのBA、RJのシルエットは『ロックマンエグゼ6 グレイガ/ファルザー』のパッケージが元となっている、これは「『3』でシリーズ完結編」とアナウンスされた為、意図的なものとされる。
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