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*ストリートファイターZERO3
【すとりーとふぁいたーぜろすりー】
|ジャンル|対戦型格闘ゲーム|&amazon(B000069TE6)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=214&file=518M95E98VL.jpg]]|&image(Street_Fighter_Zero_3_Saikyoryu_Dojo_DC_A.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000069TE7/ksgmatome-22/ref=nosim,width=160)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=214&file=Street_Fighter_Zero_3_Saikyoryu_Dojo_DC_A.jpg]] [[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=214&file=Street_Fighter_Zero_3_Saikyoryu_Dojo_DC_B.jpg]]|[[&ref(zero3_ps.jpg)>http://www.amazon.co.jp/dp/B000069TE0/]]|
|対応機種|アーケード(CPシステムII)|~|~|~|
|販売・開発元|カプコン|~|~|~|
|稼動開始日|1998年7月|~|~|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~|~|
|>|>|>|>|CENTER:''[[ストリートファイターシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/655.html]]''|
#contents()
----
**キャラクター
-本作の時系列は、『ストリートファイター』と『Ⅱ』の間に当たるため、続投キャラの設定が少し異なっている。
#region()
-ZEROから登場
--リュウ
---シリーズを通しての実質主人公。『ストリートファイター』準拠の赤毛と白ハチマキとなっている。
---スーパーコンボの種類が増え、「真空波動拳」に「真空竜巻旋風脚」、更に「滅・昇龍拳」、そしてそれが変化する「真・昇龍拳」も追加された。
--ケン
---例によってのポジション。本作では長髪で、赤いリボンを結んでいる。
---ケンの代名詞『神龍拳』は本シリーズから登場し、『Ⅲ』の「疾風迅雷脚」も本作から使えるようになった。
--春麗
---シリーズを通しての女性格闘家。本作ではジャージ姿だが、『ZERO2』からは『Ⅱ』のチャイナ服にする事もできる。
--ナッシュ
---アメリカ空軍中尉、ガイルの親友で操作もかなり似ている。『Ⅱ』では死亡扱いで名前のみ登場しているが、その後に当たる『Ⅳ』では存命しているらしい。
---軍が腐敗した根源がベガにあると調査するが、前二作のEDでは追い詰めるが返り討ちにされたり、『MVS』のEDでは改造されてしまうなど、『Ⅱ』の前日談なので仕方ないのだが……
--サガット
---本シリーズでは初代でリュウに敗北した彼の内面的成長が描かれている。あと体重がかなり増えた。
---「タイガーアッパーカット」も構えの違う「タイガーブロウ」、ゲージを消費してタイガーブロウを強化する「アングリーチャージ」などの技がある。
--ガイ
---『ファイナルファイト』から参戦。スニーカーを履いた忍者で、原作通りスピードタイプのキャラで、「武神旋風脚」「武神獄鎖拳」など原作再現技もある。
---『ZERO』では「ガイを最強キャラにしよう」とスタッフが意図的に強くしたり、漫画版でも優遇されていたりする。
--ソドム
---『ファイナルファイト』から参戦その2。兜に間違えた漢字のTシャツに草履、更に日本語をそのまま英語にしたかの様な喋り方((飯風呂寝る→MESSY. FULL ON NAIL!→多くは語らねえ!とゲーム内で訳される))と異様に濃い。
---武器は基本的に十手だが、後述のISM選択で原作通りの二刀流にできたり、『ZERO2』では1/1024の確率でステージが変わる事もあり、ビジュアル面で優遇されているが、シリーズ三作品全てにおかしな挙動があったりする。
---武器持ちのためリーチに優れ、コマンド投げも備えたキャラ。強い技と弱い技の差がハッキリしているが、安定した強さを誇る。
--アドン
---『ストリートファイター』から参戦。サガットの弟子だったが、彼がリュウに破れた事により憎悪する。相手を見下したり、自分をムエタイの神と豪語、騒ぐようなボイスや変な髪型と、久しぶりの参戦ながら強いキャラ。
---動きが素早く、三種の蹴り技で奇襲や牽制を行う立ち回りが重要。
--バーディー
---彼もまた初代から参戦したのだが、「白人のチンピラ」が「褐色の巨漢」と言う見た目になっており、全体的にビルドアップ。極めつけはモヒカンの中央に穴が開いたと言う髪型で、服装以外は別人と言っていいレベル。
---鎖を用いた投げ技と突進技を得意とするのだが、ザンギエフやレインボー・ミカと特徴的な投げキャラに比べ、いまいち地味。
--ローズ
---完全新キャラの一人。ベガのサイコパワーと対極にあるソウルパワーを使う女性占い師。
---攻撃力は低いが、マフラーを用いた長いリーチの攻撃と、ソウルパワーによる対空投げ「ソウルスルー」、飛び道具反射「ソウルリフレクト」などの変わった技を持つ。
--ベガ
---お馴染みの敵キャラ。サイコパワー全盛期らしくかなり太い。彼と豪鬼とダンは『ZERO』では隠しキャラ。
---飛び道具「サイコショット」やワープ技など随所に技が追加され、本作でのラスボス時、ファイナルベガの「ファイナルサイコクラッシャー」は全画面を覆い大ダメージを与える凶悪な技。
--豪鬼
---拳を極めし者、殺意の波動を操る。各種高性能の技を持つが、耐久力が低いと言うピーキーな性能で、本作でも最強クラス。
---『ZERO2』からは隠しボスとして真・豪鬼が登場。見た目が若干違い、技の性能がとんでもなく高く、反応も鋭い。
--ダン
---サイキョー流と言う格闘技を使うキャラだが、隠しキャラの癖にかなり弱い。
---各種技の性能が低いが、ジャンプ挑発、しゃがみ挑発、前転・後転挑発と挑発が豊富で、ゲージを消費して挑発を連発する「挑発伝説」、ゲージを全消費する代わりに、''何をしても挑発する正気の沙汰とは思えない「挑発神話」''と挑発にかけては格ゲー屈指。
-ZERO2系列から登場
--ダルシム
---伸びる手足、テレポート、口から炎と相変わらずの強烈な色物キャラ。妻のサリーがステージに登場している。
---強力な逃げ技「ヨガエスケイプ」を筆頭に高性能な技が揃い、Z-ISMでは一強とすら言われている。
--ザンギエフ
---よりビルドアップした体が特徴の投げキャラ。
---代名詞「スクリューパイルドライバー」は弱体化したが、各種通常技が軒並み強化されている。特にJ2強P(ボディプレス)は本作最強のジャンプ技とまで呼ばれる程。
---またゲージ対空投げの「エリアルロシアンスラム」を持つ。
--春日野さくら
---リュウを尊敬する女子高生ファイター。社内で媚びた見た目など賛否両論を巻き起こしたが、後のシリーズや外部作品にも登場する人気キャラとなった。
---タメて強化できる「波動拳」、踏み込んで放つ昇竜拳の「咲桜拳」など、リュウとは一味違った必殺技を持つキャラ。
--ロレント
---『ファイナルファイト』から参戦その3。軍人による理想国家を理想としている。
---手にはロッド、ナイフや手榴弾を投げ、スーパーコンボでは仕込んでおいたワイヤーを使うなど、やる事は卑怯。空中での機動力が高く、素早く飛び回る必殺技を持っている。
--元
---『ストリートファイター』から参戦。老人の殺し屋で、強者との死合を望んでいる。
---二つの流派を使い分けるテクニカルなキャラ。『ZERO2』では最弱クラスだったが、本作でのシステム変更により様々な攻め方が出来るようになった。
--殺意の波動に目覚めたリュウ
---潜在的に秘めていた殺意の波動に支配されたリュウ。道着やハチマキが黒い。「瞬獄殺」「阿修羅閃空」など豪鬼の技を使える。
---初出は北米版ZERO2の隠しキャラで、ファンの要望により『ZERO2 ALPHA』から使えるようになった。
--キャミィ
---家庭用ZERO2ダッシュでの隠しキャラ。ベガ親衛隊時代のキラービーとしての登場で、衣装は『X-MEN VS. STREET FIGHTER』のと同じ。
---本作では自我が芽生えつつあるためか、前作で使えたスーパーコンボ「サイコストリーク」は使えなくなっている。代わりにキャミィ版神龍拳ともいうべき「リバースシャフトブレイカー」が追加された。
-ZERO3から登場
--コーディー
---『ファイナルファイト』から参戦その4……だが、『ZERO2』ではガイステージの背景でジェシカと共にTシャツジーパン姿でいたのに、喧嘩に明け暮れジェシカと別れ牢に入れられた。街を救った英雄から囚人として堕落したキャラとて脚色されている。
---ハンデとして手錠をしているが攻撃は普通で、ナイフや石、砂を使った喧嘩的な戦い方をする。V-ISMではガードが避けになったり、原作でのパンチはめを再現したスーパーコンボ「ファイナルディストラクション」を使う。
---『Ⅳ』や『ストリートファイター×鉄拳』でも囚人服姿で、ストリートファイターとしてのコーディーは基本的に囚人服とのこと。
--レインボー・ミカ
---完全新キャラ。新人の女子覆面レスラーでザンギエフに憧れている。
---ヒップアタックやコマンド投げを持ち、スーパーコンボではプロレスのリングを出現させる。
---外部出演は『カードファイターズ』とアドベンチャーゲーム『スタートリングアドベンチャーズ』ぐらいだが、見た目が好評らしくフィギュア化もされた。
--バルログ
---シャドルー四天王の一人。本作では金髪。自我に芽生え始めたキャミィの捕獲が任務。
---ホームステージ限定で『II』の壁張り付きが出来る様になった。
--神月かりん
---さくらを主人公とした漫画『さくらがんばる!』に登場したキャラクター。神月財閥の令嬢で、あらゆる格闘技に精通している。
---様々な技に派生する「紅蓮拳」、カウンター投げの「夜叉返し」などテクニカルなオールラウンダー。
--ブランカ
---まだ言葉が喋れない時代のブランカ。漫画版の設定が輸入され、ダンが親友。ザンギエフの勝利モーションにも登場。
---初心者にも扱いやすい連打技とタメ技は相変わらずで、上空から果物を降らす「トロピカルハザード」が追加された。
--エドモンド本田
---相撲とは言い難い技を持つパワーキャラ。『ZERO2』ではソドムのエンディングに出ている。
---「大蛇砕き」「富士颪」など豪快なスーパーコンボが追加された。
--マイク・バイソン
---シャドルー四天王の一人。キャラによってはラスボスの前座として登場する。
---筋肉、肌の色などがバーディーと共通しているが、バーディーよりも馬鹿と言うキャラ付けがなされた。
--ユーリ
---ベガ親衛隊の一人、首から下が黒いタイツで覆われている。キャラによってはユーニとペアを組んで登場し、その時限定の技を使う。
---キャミィ、ユーニは使えるのに、何故か彼女のみが「フーリガンコンビネーション」を使用できない。
--ユーニ
---ベガ親衛隊の一人。キャミィと技が似ているが、コマンドが溜め系だったり、移動技「マッハスライド」やコマンド投げ「アースダイレクト」、『ZERO2ダッシュ』でキャミィが使用した、ベガを呼び出すと言う類を見ないスーパーコンボ「サイコストリーク」が使える。
-家庭用ZERO3から登場
--フェイロン
---本作ではまだ映画俳優。ディージェイとは友人関係。「熾炎連脚」「龍八砕」と攻撃力の高いスーパーコンボが追加された。
--ディージェイ
---本作ではまだキックボクサー。ドット絵が『スパⅡ』と見分けが付きにくい。
--サンダー・ホーク
---村人失踪の手がかりを追っている。本作から突進技の「コンドルスパイア」と、スーパーコンボ「キャニオンスプリッター」が追加された。
--ガイル
---今作ではアメリカ空軍中尉。PS版とGBA版では隠しキャラ。基本性能や戦術はほぼ同じだが、ナッシュとはスーパーコンボが異なっている。
--ユン
---GBA版とPSP版に『CAPCOM VS SNK2』からマキ、イーグルと共に参戦。時系列で最も後に当たる『Ⅲ』の姿から変化がないが、突っ込んではいけない。フェイロンが麻薬取引を行っているとの噂を聞き、ヤンと共に探りに行く。
--マキ
---実質的に『ファイナルファイト』から参戦その5。武神流後継者の地位を得るためガイの行方を捜している。
--イーグル
---より洗練された決闘を求めて旅をする。『CVS2』での男色家の傾向は抑え気味。
--イングリッド
---PSP版に『CAPCOM FIGHTING Jam』から参戦。紋章の力を奪還するため、紋章の力と呼ばれるサイコドライブを持つベガの元を訪れる。
#endregion
**特徴
-新キャラが6人(さらに隠しキャラが3人)で、キャラは総勢28人。『[[スーパーストリートファイターIV>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/618.html#id_1a85090a]]』が出るまではシリーズ最多だった。
--初代にストII、ファイナルファイトや漫画版など手広く多くのキャラが登場しており、今までの作品では詳しく描写されなかったキャラの描写などもしっかりしている。
-キャラクターを選択した後に「ISM」という3つのスタイルを選択可能。各種システムが異なる上に技性能も微妙に変わるため、これによりキャラ数が単純に3倍に。
--Z-ISM(海外ではA-ISM) - 従来のストZEROシリーズを継承したISM。スーパーコンボが複数使用可能。ゲージは3分割され、消費量によって1~3のレベルを使い分けられる。初心者向け。
--X-ISM - 攻撃力は高いが、空中ガードやZEROカウンター(ガードキャンセル)が使えず防御力が低い。シンプル故に完全に上級者向けであるISM。Xは恐らく「スパIIX」に由来。
--V-ISM - ZERO2から登場したオリジナルコンボ(オリコン)を主軸に据えたISM。ゲージは2分割され、50%以上あればその分だけオリコンが持続する。
---オリコンは前作と違い自由に動かせる様になった(前作は自動で前進・ジャンプ不可)。又、残像が本体に追従して攻撃し、発動したボタン(弱中強それぞれのパンチ・キック同時押し)によって間隔の違う残像を出せる。 初心者から上級者まで使える。
-さらにISM選択とは別に、3つの隠しモードがある。
--クラシカルモード - このモードのみISM選択は出来ない。X-ISMベースだがスーパーコンボが使えない代わりにガードクラッシュしない。さらに空中受身もないかわりに、コンボが途切れるとすぐに空中での食らい判定がなくなるので追い討ちを食らうこともない。初代ストIIライクな戦いが可能なモード。
--マジモード - 攻撃力が極端にアップし、防御力が極端に下がるモード。その攻撃力はジャンプ強立ち強キャンセル必殺技という単純なコンボで体力半分以上を奪ってしまうほどだが自分の食らうダメージも半端ではない。さらにこのモードを選択した側は、3本勝負のうち1本取られただけで負けとなってしまう。まさに真剣勝負なモード。
--サイキョ-モード - 通常技のキャンセル不可、ガードゲージと気絶耐久値が半分という、最強とは名ばかりなモード。なぜ弱くなるのに最強なのかは、意図的な弱キャラのダンの流派、サイキョー流から来ている。
-ガードゲージというシステムを採用。相手の攻撃をガードすると減っていき、0になるとガードが割れ無防備な状態に。
--0になってガードクラッシュ、ZEROカウンターを使うとガードゲージの最大値そのものが減少。投げが弱めに調整されていることもあり、待ち戦法より相手に通常技を当てていく戦法がより楽しいものになった。
-吹っ飛んだ相手に追い討ちできる。また空中で受け身が取れるようになり追撃から逃げることもできるが、全キャラに空中投げが実装され受け身狩りが可能で駆け引きが熱い。
**問題点
-V-ISM(オリジナルコンボ)が非常に強力で、ガチ対戦の場合ほぼこれ一択。
--ボタン同時押しだけで発動できる上、無敵時間があり、ダメージはスーパーコンボ以上で、ガードされても大幅な削りや強引な崩し(ガードクラッシュ含む)が可能。さらに着地キャンセルというテクニックを使ったゲージの回収や永久コンボが存在。
---これらはプレイヤーの研究によって発展していった要素なので対戦では永パ含め容認されている。どれだけ容認されているかというと、[[最大手のZERO3専門サイト>http://sfz3.net/]]に基本コンボとして永パが紹介されているほど。
--逆に空中ガードが出来ずゲージの使用効率も悪いX-ISMが弱過ぎる。ガチ対戦では全く使い物にならないと言ってもいい。
-一部のスーパーコンボの性能、出来が乱雑。
--オリコンがかなり強力だとは言え、どうにも残念な出来のスーパーコンボが一部存在する。
--リュウの「滅・昇龍拳」。Lv3専用技で、「真・昇龍拳」に変化する事もあるのに、変化してもダメージは''Lv2真空竜巻旋風脚を僅かに上回る程度''。ゲージの使用量や使い所に大きく劣っている。
---PSP版では威力が大きく上がったため、一発逆転のロマン技と言った感じ。
--サンダー・ホークの「キャニオンスプリッター」。コンドルスパイアからトマホークバスターに繋げる技だが、問題点しかない。
---必殺技をくっつけただけで地味、コンドルスパイアはしゃがみガードを崩せない、発生が遅く、暗転もあるので対応されやすく、強い無敵もない、ダメージも低い、レイジングタイフーンを出す時に暴発しかける……前述の様にPSP版で強化はされたが、対応されるのは相変わらずである。
-BGMが地味。全曲トランスやテクノミュージック系に作り直されており、ZERO・ZERO2のようなアレンジ曲は皆無である。
-実は対戦に影響を及ぼすバグが多い。テクニックとして容認されているものから、暗黙の使用禁止が設けられてしまうほどひどいものまで、程度はさまざま。
-『ZERO2』では個別にラスボスが設定されていたが、本作はベガと殺意リュウを除いて全員ファイナルベガとなっているため、演出面はやや欠け気味である。
--ラスボス前に戦う相手はきちんと区別されており、使用キャラによってはCPU専用の『ユーリ&ユーニ』と戦うことになる。
--ED自体は熱い展開のソドムやコーディーに、シュールな展開のザンギエフやダルシムなど出来はいい。
**総評
発展しすぎたオリジナルコンボなど賛否の分かれる要素もあるが、純粋に増えたキャラ数によるバラエティに加え、従来のストリートファイターの駆け引きに加えた新たなスパイスが功を奏し、より面白い対戦ゲームとなっている。現在においても、手軽に格ゲーに触りたい初心者にも、とことん極めたい上級者にもオススメできる格ゲータイトルの一つ(ただし、''ゲーセンで対戦できるかは別'')。
ZEROシリーズは全般的にシステムの実験場とも取れる部分も多く、また、ZERO3の開発に至っては当時のディレクターは徹底的にストリートファイターシリーズを洗い出して分析をしたのだとか。(投げのシステムだけで1日聞き出すくらい仕事はきっちりしていた。)
尚、ストリートファイター3rdのガードブロッキングは、ZERO3チームのアイデアである。(厳密には連続ガードが嫌だという発言から)
**家庭用版
PS・DC・SS・PS2(''[[ファイターズジェネレーション>ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション]]'')に移植。ここではACに忠実な内容のPS2版以外の特徴を挙げる。
-ACでストーリーの無かった中ボス(M・バイソン、ユーリ、ユーニ)にストーリーが追加され裏技なしで最初から選択可能。
--バイソンのみ技が追加されて性能が一部変更されているが、裏技でAC版と同じ性能の「EXバイソン」も使用出来る。
-ガイル、フェイロン、サンダー・ホーク、ディージェイを新キャラとして追加。ストII&スパIIキャラが一堂に会した。
-バトルでスキルを習得してキャラをプレイヤーの好みにカスタマイズ出来る「ワールドツアーモード」が追加された。
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*ストリートファイターZERO3↑
【すとりーとふぁいたーぜろすりーあっぱー】
|ジャンル|対戦型格闘ゲーム|&amazon(B00005QHON)|&amazon(B000BYUIPC)|
|対応機種|アーケード(NAOMI)|~|~|
|販売・開発元|カプコン|~|~|
|稼動開始日|2001年2月|~|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~|
基板をNAOMIに変更し、コンシューマー版ZERO3の新キャラと追加要素を加え、更にDC版のワールドツアーモードで育成したキャラも使用出来る様になったバージョンアップ版。但しエミュレーションによる動作の為、プレイヤーの入力と画面内のキャラの動作が同期しない問題がある。
-こちらもGBA、PSP(↑↑)、PS2(ファイターズジェネレーション)に移植された。
-携帯機限定の新キャラクターとして、GBA版では『CAPCOM VS SNK2』に登場するマキ、イーグル、ユンが、PSP版ではGBA版の追加キャラと『[[CAPCOM FIGHTING Jam>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/795.html]]』に登場するイングリッドが新たに追加されている。
-PS2版は隠しモードとして収録され、アーケード版がベース(CPS2仕様に作りなおされている)。このため上記の携帯機追加キャラはいない。
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''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3260.html]]に移転しました。''