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*天地創造
【てんちそうぞう】
|ジャンル|アクションRPG|CENTER:&amazon(B0000645P8)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=225&file=51ZPRJC7F4L.jpg]] [[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=225&file=51J44SKM63L.jpg]]|&image(te0039.jpg,http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=225&file=te0039.jpg,width=160)|
|対応機種|スーパーファミコン|~|~|
|発売元|エニックス|~|~|
|開発元|クインテット|~|~|
|発売日|1995年10月20日|~|~|
|定価|11,800円(税別)|~|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~|
|>|>|>|CENTER:''クインテットの神様リンク''&br()[[アクトレイザー>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/257.html]] - ソウルブレイダー - [[ガイア幻想紀>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/160.html]] - ''天地創造'' - ソロ・クライシス|
**ストーリー
>地球は二つの世界、「地表」「地裏」に別れていた。
>
>地裏ただ一つの村クリスタルホルム。~
村一番のやんちゃ者アークは、長老の留守中に開かずの扉に入り、封印を解いてしまう。~
村人はアークと長老を除き全て石のように固まってしまう。
>
>長老は地裏にある試練の塔で封印を解き、地表の大陸を復活させる事で村人が戻ると告げる。
**概要
クインテットが開発した『ソウルブレイダー』・『[[ガイア幻想紀]]』とあわせて「ソウル三部作」と呼ばれる。
**特徴・長所
''システム''
-アクションRPG。マップを歩くフィールド画面と、町やダンジョンなどのエリア画面に分かれている。アクションが行えるのは後者のみ。
--レベル制。敵を倒し経験値を貯めることでレベルアップ、ライフや攻撃力ステータスが増加する。
-ダッシュやジャンプのほか、物を持ったり投げたり押したりなどのアクションが可能。
-武器は槍のみ((設定上は棍や杖なども混ざっているが))。アクションRPG定番の剣は使用しない。
--この槍を用いて様々なアクションをこなす。ダッシュやジャンプと組み合わせれば技も出せる。
-プライムブルーと呼ばれる青い石が各所に散らばっており、これを店に持っていくことで魔法の指輪やメダルを作り、魔法を使えるようになる。
--魔法のアイテムは一定回数の使用でなくなる消費アイテム。消費した魔法のアイテムは再び手持ちのプライムブルーに戻り、店に行けば再び魔法のアイテムを作れる。
-一風変わったメニュー画面。
--物語序盤に手に入る「箱」これがメニューになっている。見た目の大きさに反して人も入ることができ、中には生活できそうな空間が広がっている。武器や道具等それぞれの項目は「部屋」と呼称される。
''シナリオ~まさに天地創造~''
-第1章 旅立ち
--世界は最初、暗く生き物のいない「地裏」から始まる。アークの住むクリスタルホルムという小さな村が唯一の生き物の拠り所。生き物は外に出ることなく一生をここで過ごす。~
地上を蘇らせる使命を帯びたアークは、地裏での試練を乗り越えることで地上に5大陸を生み出す。
-第2章 世界の復活
--大陸が出来た後地上へ赴くが、この段階ではどこも土ばかりの荒野しかない。~
荒れ果てた大地に生物---植物・鳥・動物・人間を復活させてゆく。
-そして文明を発展させる「第3章 天才の復活」、物語の黒幕と相対する「第4章 えいゆうの復活」と続く。
-つまり、タイトル通り旧約聖書の「天地創造」に沿った壮大な目標がこのゲームの大きな特徴というわけである。
-目的そのものの壮大さもそうなのだが、この天地創造においてもっとも外すことのできない要素はその演出。
--各大陸の復活、植物の復活、獣の復活、それぞれSFCとしてはとてつもないクオリティのグラフィックとそれにマッチしたBGMによる演出が非常に秀逸。文章では伝わりづらいのが残念。
-都市発展
--一部の都市は主人公の行動により発展させることが可能。
--都市を発展させると町並みが変わり、アイテムを入手できたり売っている物の質が上がったりする。
#region(ただ、いいことばかりというわけにもいかず)
-都市を発展させると子供が困っていたり、死んでしまう人がいたり、鳥たちが捕まったり、動物達が動物園へ連れてこられたりといった悲しいイベントも起きる。
-発展はいいことばかりではなく、犠牲も伴っているということを描いているのだろうか。
#endregion
''グラフィック、サウンド''
-上でも触れているが、高いクオリティを誇る。各復活シーン等は感動もの。
**長所
-多彩なアクション
--ダッシュやジャンプ、槍を使った各種攻撃などのアクションがある。
--ダッシュ速度を保ったまま攻撃可能なのでストレスレス。
--突進技に無敵時間があるため、レベルや装備や回復アイテムに頼らず、操作の腕に頼ったプレイも可能。
--操作性は良好。慣れれば問題なく動かせると思われる。
-やりこみ要素
--都市発展、プライムブルー探し、ミニゲームなど、サブイベントのやりこみ要素も多くある。
**短所
-終盤、敵の本拠地に突撃する場面での仲間キャラクターとの別れは「陳腐」と言った声も。
-レベルアップによる成長率が高い分、レベル不足で挑むとボスに与えられるダメージが極端に低く厳しい戦いを強いられる。
--とくに中盤のボス「ブラッディマリー」は普通に進めた程のレベルでは2,3発食らえば瀕死になる高い攻撃力と、ボスのHP400に対して一撃で与えられるダメージが2前後というタフさから挫折する者多数。
--気づき難いがこのゲームには属性があり、このボスに挑む時持っているであろう単純攻撃力最大の武器が、ブラッディマリーが超軽減する属性なのが原因。
--それに気づかずチマチマ戦っていると演出共にホラーなのでトラウマ化する事に。
-後半の一部のダンジョンが手抜き構造。[[某ゲーム>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/1040.html]]が脳裏にちらつく。
-魔法の使い勝手がイマイチ。使用する場面は少なくなりがち。
--もちろん上手く使えば便利。上記「ブラッディマリー」にも上手く魔法を当てられればかなり楽になる。
-ラスボスが回避不能攻撃を使用する。
--効果はHP半減なのでその攻撃で倒れることはない(HP1までしか減らない)し、ガードすればダメージ1~2に抑えることも可能だが、収束するまで何度もダメージを受けるため地味に削られて反則気味。
--1回しかダメージを受けない方法もあるが、裏技の範疇。
-シナリオが秀逸であることは確かだが、細かく見れば荒やツッコミどころもそれなりにある。
-メニュー画面が風変わりすぎて使いにくい、という意見もある。
--アイテムの捨て方がわからなかった人も結構いるらしい。
**その他
-地名は実在する(もしくは実在した)地名と同じ、または実在する地名・都市名を捩ったものとなっている。
-バグはほとんどないと思われる。プレイしていて遭遇することはめったにない。
**総評
同年発売ゲームに、長期にわたり話題を掻っ攫うクロノトリガー。同時期発売にセガ唯一のミリオンバーチャファイター2、真・女神転生デビルサマナー。その後間も無くドラゴンクエストVI、風来のシレンが来た為悲しいほど隠れてしまったが、ARPGとしての完成度は高く間違いなく名作と呼べる出来であり、今でもファンが多い。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3615.html]]に移転しました。''