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*アストロノーカ 【あすとろのーか】 |ジャンル|宇宙作物育成・害獣退治ゲーム|&amazon(B00005OVW9)| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|エニックス|~| |開発元|ムームー&brシステムサコム|~| |発売日|1998年8月27日|~| |定価|6800円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要  ''「未来の宇宙で宇宙一の農夫を目指す」''のが目的となるシミュレーションゲーム。あなたはニッカポッカ星系に住む農家となり、形も模様も味もユニークな多種多様な宇宙野菜たちを育てて収穫し、生計を立てていく。~ ~  それと同時に、定期的に開かれる様々な「宇宙野菜コンクール」に参加し、農夫としての評判を高めていく。好成績を収め、ある程度評判を得ると、より上位のコンクールに参加できるようになる。目指すは宇宙最大のコンクール''「全宇宙野菜コンクール」''での優勝だ。 **特長 -野菜の品種改良が楽しい。~  全ての野菜は交配を行うことで、「重さ」や「形状」や「匂い」などの遺伝子を少しずつ変化させることができる。それらの特徴は野菜に反映され、野菜そのもの価値や、コンクールでの評価に繋がる。種ごとに遺伝情報などのステータスがあり、交配前と交配後でどう変化するかは大きく操作できないため、地味にハマる。~  また、ゲーム中で示される法則性に従うことで、次々と新種の宇宙野菜を作ることができる。新種野菜は手間がかかるものの、収益も大きく、また見た目もかわいい。さらにお助けアイテムとして「強化種」が存在する。同品種の野菜のタネを2つかけ合わせると稀にできるこの種を交配に使用すると、ノーリスクで遺伝子が複数個追加(減少)される。ただしその野菜の「純粋さ(Pマーク)」が失われてしまうというデメリットも存在し、これが後々大きな影響を及ぼしてくる。 ~ -トラップバトルが楽しい。~  しかし、そんな農業生活にもお邪魔虫が存在する。それが、かわいくも憎たらしい土着の害獣「バブー」である。畑の前にある広場に上手くトラップを張り巡らせてバブーを撃退し、大切な野菜を守らなければならない。バブーが進むルートを予測してトラップを仕掛け、狙い通りに決まると気分爽快。インパクトのある撃退の仕方をした場合は高得点が得られ、たまにアイテムも入手できる。ただし、バブーも少しずつ進化・学習しトラップに適応してくるので、いつまでも同じトラップ構成ではいずれ突破されてしまう。 ~ -情報が豊富~  ゲーム内におけるインターネットようなものとして「アストロネット」が存在する。閲覧することで情報を得られるのだが、情報更新の間隔が短く、豆知識レベルなものから攻略にかかわる重要情報まで様々な情報を得られるため、見ているだけでも飽きない。また、新しい野菜やトラップが手に入る度にここで詳しい説明が得られる。野菜の起源など攻略とは直接関係のない情報も多々あるが、これが世界観を奥深いものにしているのは言うまでもない。 **難点 下記に挙げる2つの要素が、後半の難易度の増加につながっている。 -コンクールの増加とスケジュール調整~  まず、野菜は成熟までに最大14日必要とする。上手くスケジュールを組まないと、狙うコンクールに出品できなかったりするといった問題が発生する。また、ある時期を起点にして一気にコンクールの数が激増し、中には条件指定のコンクールといったものも存在するため、事前の情報がないと年単位のスパンを組まざるを得なくなる。 ~ -バブーの強化システム~  上述のように畑には害獣バブーがやってくる。バブーに畑を荒らされてしまうと、育てていた野菜が傷物になったり枯死してしまう。((ただし、対価として低確率ながらレアアイテムを落としていくことがある。このレアアイテムははこの方法以外に入手方法がない。))~  バブーはトラップを仕掛けることで撃退することができるのだが、トラップに引っ掛かるたびに"進化"する。トラップで撃退されたバブーは次に出現する時にそのトラップに対する耐性を獲得し、トラップバトルを繰り返すたびにバブーは強くなる。やがてはトラップを看破、破壊しながら進むようになってしまう。~  その結果、トラップバトルの難易度は決して下がることがない。ただし救済策も存在しており、アストロネット内でも示唆されている。つまり公式でも回避方法を用意してある、と言うこと。~  ちなみに、このシステムはムームーが以前に出した育成ゲーム『がんばれ森川君2号』のシステムを流用している。 **その他 -メモリーカードを通して、2つのデータ間でタネをやり取りするシステムがある。本来は友人と交換するシステムであるのだが…これを用いると、あるデータで製作した種を他のデータに移動させることが可能。 -『[[スターオーシャン セカンドストーリー]]』に、アストロノーカの体験版ディスクが同梱されていた。&br()また、本作にも『いただきストリート ゴージャスキング』の体験版ディスクが同梱されている。 -出荷数が少なかったのか、通販サイトでも中古にしては高めで売られていた。PSアーカイブスで600円で購入できるようになってからは、相場もややおとなしくなった。 -BGMにはかなり定評があるようで、現在サントラの値段はプレミアがついている。 --作曲者は神保直明氏。マイナーなゲームのBGMを手掛けることが多いため知名度こそ低いが、曲自体の評価は高いことが多い。比較的有名なのは『[[ウィザードリィ エクス>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/368.html]]』や『円卓の生徒』あたりか。 -アストロノーカのシステムをベースに、料理・家具・衣類などの生活要素も取り入れて作られた、『''コスモぐらし~オンライン的野菜生活~''』というWin用オンラインゲームがあったが、2003年3月28日~2005年4月25日というわずか2年少々でサービスは終了してしまった。 -少年ガンガンで連載されていた『ジャングルはいつもハレのちグゥ』には、極稀にバブーがモブキャラとして登場する事があった。
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