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*重装機兵ヴァルケン 【じゅうそうきへいう゛ぁるけん】 |ジャンル|アクションシューティング|CENTER:&amazon(B000068I5K)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=250&file=sfcvalken.JPG]]&br()[[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=250&file=sfcvalken2.JPG]]|&image(asv.jpg,http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=250&file=asv.jpg,width=160)| |対応機種|スーパーファミコン|~|~| |発売元|メサイヤ(日本コンピュータシステム)|~|~| |発売日|1992年12月18日|~|~| |価格|9,240円|~|~| |プレイ人数|1人|~|~| |配信|バーチャルコンソール&br()2007年10月16日/800Wiiポイント|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| **概要 -リアルロボットアニメを意識したゲーム性、演出、世界観と、書き込まれたグラフィックが魅力の傑作ロボットアクション。 --装甲騎兵ボトムズの影響が色濃い。 **長所 -演出とゲーム性がかみ合ったロボットアクション --本作のロボットはリアルロボットを強く意識してるため、まさに地面を這い回るようなコンセプト。しかしその不自由さが逆に、多彩なギミックを際立たせている。銃口は前方180度の方向へ自由に向ける事ができ、地上にいながらもあらゆる所に狙いをつける事ができる。歩行は鈍重ならがも、ローラーダッシュやブーストが装備されているため、鈍重さだけではない機動性を持っている。他にもアームパンチやガードなどリアルロボットらしい機能がある。&br()そしてそれらは全て、ただリアルロボットらしいギミックというだけではなくゲーム性と合致しているのだ。 ---ローラーダッシュやブーストなどは、機動力を多少補助する程度。この点が機動力の使いどころを考えさせゲーム性を豊かにする。同時に過度に機敏ではないため、リアルロボットとしての色合いはむしろ強いものに。 --さらにこの多くの機能を映えさせる演出は、本作の最大の特徴。高所からの着地時に体躯を沈めるアクション、ブースト、ローラーダッシュの制動など、機体のアクションにそれらしい重量感がある。そしてその鈍重さがプレイを妨げるようなストレスにならないレベルで調整されているのもポイント。 ---壁、床近辺でブーストを使用すると煙が巻き上がったり、整地された壁や床に弾を当てると凹んだり、排出される薬莢の挙動が地上と無重力帯で異なったりといった芸の細かい演出もアクションに華を添えている。 ---随所でキャラクター達の通信画面が入り、世界観を一層際立たせる。 --敵もまたリアルロボットの世界観。立ちはだかるは人型兵器。正にリアルロボットの世界である。だからと言って似たような攻撃ばかりでも、そして人型兵器ばかりでもない。リアルロボットアニメに出てくるような、航空機、砲台、戦車などはもちろん、輸送機やジープなんてものも敵として出てくる。中には生身の兵士すらいる。一方ボスキャラはボスらしく巨大兵器が多い。 -小惑星型宇宙要塞の地球降下作戦及び降下阻止、赤いライバル機、大気圏突入を巡る攻防など、ロボアニメ好きの心を大いにくすぐるストーリー展開。 --地上兵器という設定上、地上戦や迷路のようなステージが多いが、様々な特性を持った敵のおかげでマンネリ感を感じない。 --特殊な機体に乗った特殊な人物ではなく、量産機に乗った一般兵が主人公という設定も何気に熱い。 -BGMも評価が高い。特に最終面での哀愁が漂うBGMは、まさに戦争ものを体現するかのような見事な出来。 -難易度は程よく、ある程度練習をすればクリアできるようになっている。誰でもその秀逸な世界観のラストを見届ける事ができるのだ。 --前作「重装騎兵レイノス」のファンには、前作より低下した難易度に不満の声もある。 -本作には詳細な設定がされている。攻略本の半分はその設定や世界観の解説という程。 **短所 -武器性能がアンバランス。特に後半で獲得できるレーザーの性能が突出している。ミサイルとアームパンチは威力こそあるものの癖の強さから必要とされる局面が殆どないに等しい上、レーザーのせいで更に霞む。 --そのアンバランスさを逆手にとって、パンチのみで全面クリアに挑むのも面白い。とんでもなく難しいが。 --さらに強力なナパームという武器があるが、これは隠し武器でありどちらかというとお遊び的な意味の方が強い。 -途中で永久に敵を倒し続けることが出来る場所があるためハイスコアはほぼ無意味になっている。 -パッケージ裏に全11ステージと記載されているが、実際は7ステージしかなくボリュームが不足気味。 --一応EDは2パターン用意されているが、シナリオ分岐はなく一本道。 --実は色々用意されていたのだが容量不足により削られてしまった。 ---海上ステージ、もう一度宇宙へ、自機が大破し試作レイノスに乗り換える等。 -スーファミの6ボタン全てを使う操作性には癖があり慣れが必要。 **総評 -陸戦兵器のリアルロボットという自由度の低いものながら、それを逆手に取ったようなゲーム性は見事。しかもリアルロボットとしての演出とゲーム性が、絶妙にかみ合ってるのだから傑作と言うほかはない。&br()マイナーでこそあるが、SFC時代のロボットアクションでは指折りの出来と言っていいだろう。 --[[リメイク版>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/190.html]]は残念ながら''劣化移植以前の超級クソゲー''になってしまったが、オリジナル版は名作である。Wiiのバーチャルコンソールでも本作を遊ぶことができるので、今遊びたい方は是非そちらを。 **海外では・・? 海外では『CYBERNATOR』というタイトルでコナミから発売されている。 -国内版との比較 --最終ステージでの大統領の自決シーンが無い。議会場のボス撃破後すぐに救援の通信が入る。 --通信時の顔グラフィックが出ない。何故?
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3531.html]]に移転しました。'' &italic(){}

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