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*F-ZERO CLIMAX 【えふぜろ くらいまっくす】 |ジャンル|レース|&amazon(B0003H2R8S)| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|朱雀|~| |発売日|2004年10月21日|~| |定価|4,800円(税込)|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[F-ZEROシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1015.html]]''| **概要 圧倒的なスピードでコースを駆け巡る爽快感が魅力であるF-ZEROシリーズ6作目。 雰囲気は前作にあたるGBA版第2作「ファルコン伝説」と同じくアニメ路線を踏襲。~ ちなみに「CLIMAX」の意味は「最後の」ではなく''「究極の、最高潮の」''という意味で使われている((その割には今作の続編の話を全然聞かない…とネタにされている。))。 **特徴 -操作性はN64のF-ZERO Xに近い。前作及びGBA第1作のテクニックである合力走法も可能。 -登場マシンは39台。本作で新たに登場したマシンは前作で登場したマシンの改良版や量産型となっている。 -グランプリでは自機を含めて24台でレースする。 -市販された作品として初めてコースエディット機能が実装された((64DDにもあったがあちらは非売品。))。 -前作に続いてゼロテスト実装。いわゆるフリーランのようなもので、苦手なコースを練習する事が出来る。 -新要素「サバイバルモード」実装。 --グランプリとは違う特殊なルールでレースをするというもので、勝てばアニメ版での名シーンの断片を取得したり出来る。 --特定のマシンを使ってクリアすればそれに応じて新たなアクションが追加される。これらはタイムアタックで有用なものが多い。 -レース中に1周するごとにリアクターマイトを入手。 --1つ消費する事でブースト状態で更にブーストをかける事が出来る。重ねがけも可能。加速力はブーストC相当。 -前作ではカードe+でなければ入手出来なかったマシンが本作では通常プレイで入手可能に。 --ちなみに前作でカードe+でなければ入手出来なかったマシンはソニックファントム、ナイトサンダー、エレガンスリバティ、ムーンシャドーの4台。 -キーコンフィグが可能。自分の好きな操作性で遊ぶ事も出来るし、初代のような操作性にすることもできる。 --キーコンフィグは「キーアクション」という名称でマシンのカスタマイズも兼ねている(後述)。 **長所 -グランプリモードやタイムアタックの面白さは歴代最高とも。 --スピードを追い求める楽しさはGBAでも健在。しかも1レース上で24人も一斉に走ることになっているのに処理落ちが発生することもない。 --特に最高速度でカーブを曲がりきった時の爽快感と達成感はまさに「CLIMAX」と言わんばかりに高まる。 --ライバルを追い抜く、ブーストを使用するなど、何らかの行動を取るたびに、英語ボイスで一言ナレーションが入り、レースを盛り上げてくれる。 --アクションの数が大幅に増量。前作以上にド派手なアクションの数々により、今作でついにアクション性の高いレースゲームとしてひとつの頂点に達したといえる。 ---本作ではスピンアタックをしながらブーストを使うと、''マシンが回転しながら加速する''。通常のブーストよりもエネルギー消費が多いが最高速が通常よりも高くコーナリングもしやすくなる。アニメ版で主人公リュウ・スザクが使っていた技を再現できる。 --周回ごとに「リアクターマイト」を入手でき、ブースト中にさらにブーストボタンを入力すると、リアクターマイトを消費してさらに高い加速状態になれる。 ---3周制のレース中、リアクターマイトは計2個まで入手でき、同時に2個を一気に使用できる。 ---ちなみに「リアクターマイト」はアニメ版で登場した高エネルギー体。「ドラゴンバード」等の一部のマシンに搭載されていた。本作ゲーム中ではどのマシンも同様に使用可能である。 -カスタマイズも兼ねたキーコンフィグ「キーアクション」 --前述のようにアクションはキーコンフィグで自由に割り当てられるので、プレイスタイルやゲームモードに合わせてアクションをカスタマイズする楽しみもある。極端な例では、AとBの両方にアクセルを割り当てた''ノーブレーキ仕様''にすることもできる。 --アクセル一つとっても、通常の「アクセル」のほか、最高速が落ちるかわりに必ずロケットスタートになる「ロケスタアクセル」、逆にロケットスタートのタイミングがシビアになるかわりに最高速が上がる「ブーストアクセル」の3つが用意されている。 --コーナリング性能は「ナローターン」「ワイドターン」、スライドの効果は「ナロースライド」「ワイドスライド」、ブレーキの感度は「ライトブレーキ」「ハードブレーキ」をそれぞれ割り当てる事で、各操作の感度の調整も可能。 --ブーストの持続時間が伸びるかわりに加速時の最高速度が若干落ちる「ロングブースト」、逆に持続時間が短いが最高速度の高い「ブーストファイヤ」もある。 --以上のように多彩な項目の数・内容からして、単なるキーコンフィグではなく、マシン自体のカスタマイズに近いものがある。~ 「キーアクション」は、条件を満たす事で追加されていく。 -また初代SFCのコースも存在する。 --SFC版で存在したテクニックや今作初出のテクニックが上手い具合に共存している。これによりタイムアタックの自由度と熱中度も大幅に高まった。 --ちなみにスタート時の演出もSFC版と同様で、懐かしさもある。 -GBAのゲームとは思えないほどボリュームが凄まじい。 --最初は6台しか選べないが、様々な条件をクリアするとどんどん増えていく。それと同時に遊べるコースも増えていく。 --また上記のアクションやアニメ版の断片集めなどコレクション要素ややりこみ要素も多数。 -そして、これだけ大量のマシンがあるのに変に性能の格差がないということは素晴らしい。スタッフがいかに丁寧にテストプレイをしたかが伺える。 --全てのマシンには何らかの個性があり、何の躊躇いもなく自分にあったマシンを選べる。 --ただし、慣れないうちは使いづらいマシンも存在する。勿論慣れればそのマシンにも他のマシンにはない個性が実感できるようになっている。 -過去作BGMのアレンジはかなり大胆にアレンジされているがあくまで原曲の疾走感や熱さを損ねるアレンジではなく好評を得ている。 --GBAの音源でアレンジされた曲はどうしても貧相に聞こえてしまうのが通例だが、今作の場合は例外中の例外。非常にかっこいいアレンジがなされている。 -「キャラクタープロフィール」「ストーリーライン」というモードも存在する。 --「プロフィール」では各パイロットとマシンのプロフィールを閲覧できる。 ---プロフィールの内容は大体はゲーム版基準でもあるが、基本はアニメ版基準である。 --「ストーリーライン」ではアニメ版の全話のあらすじを閲覧できる。 ---かなり事細かいストーリーが掲載されているうえに、アニメの一部のシーンが画像で掲載されている。 **短所 -ハードルが高い。 --今作は最初から難易度が結構高いのだが、初心者へのフォローがあまり用意されていない。せいぜいゼロテストぐらいである。 --そのため、今作が初めてという人はあまり面白くないと感じてしまうことも多いかも。 --逆に言えば、慣れさえすれば一気に中毒性が高まるともいえる。 --タイトル画面で放置していると「バート先生のF-ZERO教室」というデモが始まり、基本操作と高度な操作を教えてくれる。初心者の人はゲームを本格的に始める前に、一度落ち着いて見ておくといいだろう。 ---これもアニメ版の終わりに行っていたF-ZEROに関する解説コーナーを模したものであり、人形のバート先生が登場する。 **総評 F-ZEROシリーズとして1つの頂点に上り詰めた作品。その完成度の高さはまさに「CLIMAX」と呼ぶに相応しい物となっている。~ また、アニメ版のファンに対するサービスも相当なものであり、アニメ版を観ていない人にも楽しめる。~ まだやった事のないF-ZEROファン、歯ごたえのあるレースゲームをやりたいという人はぜひやってみてはどうだろうか。
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