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*忍者くん 魔城の冒険
【にんじゃくん まじょうのぼうけん】
|ジャンル|アクション|>|
|対応機種|アーケード|>|
|開発・販売元|UPL|>|
|稼働開始日|1984年|>|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[忍者くんシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/907.html]]''|
**概要
-即死制2Dアクション。主人公は1.5頭身の赤い服に身を包んだ『忍者くん』
--操作性は横移動と横ジャンプ(二段ジャンプ可)に足場を降りる、攻撃(手裏剣)とシンプルな物。
--ステージ上にいる全ての敵を倒す事でクリアとなる。道中で七色の光る玉を集めることでボーナスステージが挟まれる。
-本作独特のシステムに死体撃ちと体当たりによる気絶、相殺がある。
--敵キャラクターを攻撃すると死体(傍目からは死んでいないように見える)が真下へ落下していく。それに追撃を加える事でボーナス点を入手できる。一見すると一回撃ち込むと消滅するように見えるが何度でも撃ちこめる。
--ジャンプや落下で相手にぶつかる事で気絶させ一時的に動けなくさせる事が出来る。同じように落下してきた敵や、下からジャンプで突進してきた相手にぶつかると主人公も気絶する。
--敵は忍者や鬼と様々だが飛び道具を用いて来る。敵が放ってきた飛び道具に対して手裏剣をぶつける事で相殺し無効化できる。
-全32ステージ。ステージ1~24は、8種類の敵が3ステージずつ出現。ステージ25~32は全ての敵が混成軍として出てくる。ステージ32以降は、ステージ25~32の繰り返し。
**長所
-敵の行動パターンが各種設定されており、こちらの行動によって変化するので「覚えゲー」ではない、常に真新しいゲーム展開を見せてくれる。
-死体撃ちや玉集めボーナスステージ全取りのボーナスや、手裏剣を一発も外さずにステージクリアでボーナスなど稼ぎ要素が豊富。
**短所
-垂直ジャンプができず歯痒い場面が多い。
-ステージが岩山と城しかなく、現代となってはかなり単調。
-忍者の癖に足音が「ドスドス」と五月蝿い。
-OPデモ(デモと言うほど動く物では無いが)に艶っぽい謎の女性が表示される。
--本作にはまともにストーリーが無いので説明は無く、キャラクターも「忍者くんと敵」しか出て来ず、女性らしき人影は無い。
**移植
-家庭用移植作品としてMSX版(84年発売)とFC版(85年5月10日発売)が存在する。発売元はどちらもジャレコ。
-ちなみに前年(83年)にマイクロキャビンから同名タイトルの『忍者くん』(X1、88、MSX)という作品が発売されているが、ゲーム内容に全く関連はない。
**続編
-『[[忍者くん 阿修羅の章]]』が1987年に登場している。
-ジャレコからFCオリジナルの『[[忍者じゃじゃ丸くん]]』(1985年11月15日発売)が発売されシリーズ化もされた。
--こちらは「忍者くんの弟が主役」という設定にはなっているものの「忍者くん」シリーズの続編ではなく、あくまでスピンオフ作品という位置付けになっている。
-2004年にエイペックス(現、トリビー)から本シリーズをモチーフにしたパチスロ『忍者くん 妖怪絵巻』が発売されている。「懐かしいファミコンのゲームキャラが復活」との触れ込みで、魔城の冒険・阿修羅の章・じゃじゃ丸くんの演出が入っている。
--ただし、版権状況の許諾が不明な点もあってか、UPL・ジャレコの著作権表記が含まれていない。
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