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*ドラゴンシーズ 【どらごんしーず】 |ジャンル|シミュレーション|&amazon(B000069S8M)| |対応機種|プレイステーション|~| |開発・発売元|ジャレコ|~| |発売日|1998年8月6日|~| |定価|6090円(税込)|~| |レーティング|CERO:C(15歳以上対象)&br()※ゲームアーカイブス版で付与されたレーティングを記載|~| |配信|ゲームアーカイブス:2012年1月18日/600円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **概要 -ドラゴン育成ゲーム。ドラゴン……と言いはするが、幼体の時点で既に''蟹や虫のような姿をしたもの''がおり、正体不明の巨大生物をドラゴンと呼んでいる世界が舞台である。 -ドラゴンは武器と盾で武装しており、言霊で復活させた人間に従順らしい。 -目的はアリーナを45戦突破し、準チャンピオンとチャンピオンを撃破し頂点に到達する事。 -要するに『[[モンスターファーム]]』みたいなゲーム(発売時期は初代と2の間)、と言えばある程度わかってもらえるかと思うが、基本的に明るい雰囲気のあちらと比べるとダークでシビアな世界観が目立つ。 --ゲームの導入部からして、「ドラゴンを連れて本編の舞台を訪れた主人公。しかし怪しい男(実はチャンピオン)に『練習試合』と称して勝負を挑まれ、力の差を見せつけられて''主人公のドラゴンが殺される''」という情け無用の展開。確かにゲーム的に考えるとドラゴンがいない状態で始まるべきではあるのだが、だからと言って殺されるところからスタートする作品はそうそうないのではなかろうか。 ---この戦闘はチュートリアルでもあるが、にも関わらず負け戦闘である。なお、頑張れば勝つこともできるが、やっぱり敗北扱いとなり死んでしまう。 --上記の文章からも察することはできるかと思うが、ドラゴンは''戦闘でHPが0になると問答無用で死ぬ''。もちろん降参は可能だが。 --他にも、ドラゴンを扱う施設が「クローンラボ」だったり、酒場で非合法の賭けバトルができたりする。 **システム -ドラゴンは言葉を組み合わせた「言霊」を入力することで誕生する。「古 に 燃える」「普通 の 夢」「''ジャレコ は 続く''」など。 --各数十パターンある上の句と下の句の組み合わせ次第でステータスが決定される(真ん中の助詞は特に影響しない)。 -戦闘はターン制。プレイヤーはドラゴンに2ターン分の指示を与える事ができる。 --指示には場に合った相性があり、例えば近接攻撃は間合いが離れていれば空振りするし、特殊攻撃は盾を構えられると反射されてしまう。 --指示が先行入力である上に敵味方同時に行動するため、敵の動きを読んで行動を選択しなければならないというのが肝。 -ドラゴンはトレーニングのミニゲームや睡眠、時間経過で各種ステータスを伸ばしていく。 --体重以外のステータスはレアアイテムを使えばカンストまで上昇させる事が可能。手間はかかる。 -ドラゴンはティラ(普通の竜)・テラン(翼竜)・ビート(甲虫)・インセ(昆虫)・タラバ(蟹)・ナチュラ(土偶)・スピル(マーライオン)・イブル(扉や棺)の8種類がいる。 --これら8種のドラゴンはそれぞれ異なる外見の2種に成長していく。成長する能力も若干異なる。 -戦闘システムは単純ながらに駆け引きが熱い場合がある。「場合」と言うのは、特殊能力特化で無い限りは力押しや消耗戦で通用してしまうため。 --しかし対人戦になるとその単純なシステムが熱い駆け引き、心理戦へともつれ込むので一気に戦闘が奥深くなる。 --リフレクターの反射が驚異となる特殊能力特化だとNPC戦も熱くなる。 -ドラゴンシーズを語る上で欠かせないのは何よりBGM。 --その曲風は他の何にも似ておらず、非常にぶっ飛んだ世界観を表現している。特に戦闘曲の人気は非常に高い。 -ドラゴンは子竜→成竜→完竜→老竜と成長し、寿命を迎えると姿を消してしまうが、特定の条件を満たしたドラゴンは「''超竜''」「''変異竜''」へと進化する。 --変異竜は「○○チャー」の名前からわかる通り、若干クリーチャー的な不気味さやコミカルさのある姿。しばらくすると普通のドラゴン同様「老竜」となり、やがて寿命を迎えてしまう。 --超竜は総じて人型。完全に人間の女の子のような容姿をしている者が数種いるが、その他の超竜もなかなか格好良いのが揃っている。こちらは完全な不老不死。 --もちろん、老化しないだけであって、HPが0になったら死んでしまうが。 -また、メモリーカードを読み込ませることによって野生のドラゴンを出現させることができる。まさしく『MF』っぽいシステムだが、これらは育成することはできず、本筋のアリーナにも投入できない。 --対戦モードの一つとして、これによって出現するドラゴン同士のみで戦う「メモリーカードバトラー」があり、育成格差が起こりにくいので対戦目的には便利。 **総評 -そのあまりにも独特かつ印象深いBGMに反し、あまり種類の多くないドラゴン・時間をかければカンストするステータス・簡単に勝てる戦闘等が記憶に残るかもしれないが、それらは本作の些細な一面に過ぎず、ステータスはカンストしてからが本番で、戦闘もNPC戦はチュートリアルに過ぎない。 -対戦に特化した作品、まさに対戦ツールとして良作である。 **欠点 -登場キャラクターの顔がやたらリアルで人を選ぶ。 --ただしバトルアリーナの管理人のナナは「可愛い」と評判。 -トレーニングのミニゲームが少々面倒。難しくはないのだが。 -上記の通り、ドラゴンの種類があまり多くない上に特有の技などの概念もないので差別化が弱く、閲覧するような事もできないのでコレクション性も今一つ。つまるところ飽きが来やすい。このあたりが『MF』に遅れを取った部分か。 -育成中のドラゴンを交代する方法が面倒臭い。
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