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*THE HOUSE OF THE DEADシリーズ |''[[THE HOUSE OF THE DEADシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1438.html]]''| 本稿ではTHE HOUSE OF THE DEADシリーズに該当する4作品を紹介する。~ 全てAC版準拠で、1作目、2作目、4作目は''良作''、[[3作目>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1424.html]]は''不安定''となっている。~ ※1作目の[[SS移植版>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1204.html]]は''劣化移植''判定の個別記事あり。 **シリーズ概要 -主観自動移動型ガンシューティングというジャンルを代表する作品のひとつ。どの作品も概ね完成度は高く、高評価を得ている。 -国際諜報機関「AMS」のエージェント達が、ゾンビなどの多様な怪物達に立ち向かってゆく、というのが基本的なストーリー。 -ほぼ全作品で、敵は攻撃を受けると流血したり部位欠損を生ずる。そのためグロテスクな描写は多く、そういったものが苦手なプレイヤーは注意が必要。 -ストーリーはいくつかのChapterで分けられており、各Chapterの最後にはボスが登場する。ボスはそれぞれ弱点部位が存在する。 -現在シリーズは4作目まで続いており、1~2作目はハンドガン、3作目はショットガン、4作目はサブマシンガンが武器となる。当然操作方法も異なる。 ---- *THE HOUSE OF THE DEAD 【ざ はうす おぶ ざ でっど】 |ジャンル|ガンシューティング|&image(4974365091736.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000069T91/ksgmatome-22/ref=nosim,width=160)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=445&file=4974365091736.jpg]] [[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=445&file=4974365091736u.jpg]]| |対応機種|アーケード(MODEL2)|~| |販売・開発元|セガ・エンタープライゼス|~| |稼動開始日|1996年|~| |備考|SS移植版に関する記事は[[こちら>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1204.html]]&br()(''劣化移植判定'')|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **ストーリー 国際諜報機関AMSのエージェント「トーマス・ローガン」と「G(コードネーム)」は、AMSからの指令により、ある施設の研究員失踪事件を調べ始める。~ その結果、研究員の一人「Dr.キュリアン」がマッドサイエンティストに変貌し、非人道的な人体実験を行っていることを突き止めた。~ 1998年12月18日、2人は調査のため、彼が実験を行っていた洋館を訪れる。そこで目にしたモノは…。 **システム -専用のハンドガンを用いて襲い掛かるゾンビなどの怪物を倒してゆくという内容。弾は最大6発、画面外に引き金を引くと弾が補充される。 -非戦闘員の救出による回復やルート分岐、倒す順番・部位狙いの戦術、飛び道具の相殺、大アルカナのコードネームを持つ存在感溢れるボス、ゾンビ群は科学的に作られた生物兵器だがラスボスだけ全力でオカルト、などシリーズの基本ラインは本作でほぼ固まっている。 --『[[BIOHAZARD]]』以降に溢れた洋館ゾンビものの1つではあるが、敵の種類や攻撃手段は多種多様。リアル路線に微妙に混在したこのケレン味が良いアクセントになっている。臨場感を感じさせるカメラワークも好評。世界観を参考にしつつも、ただの薄っぺらい追従で終わらなかった好例であろう。 -難度はシリーズでもかなり抑え目である。シリーズに興味があるなら、本作から入るのがベスト。現在プレイできる環境があればだが。 -シリーズ中最も身体欠損描写が激しい作品でもある。攻撃判定は割と忠実につけられており、例えば殴って攻撃するゾンビに殴られる直前でも殴りかかってくる腕を撃って欠損させればダメージは受けない(ただし下半身はどれだけ撃っても欠損しない)。だいたいはそれと同時に出血。 --敵の撃ち抜き方が悪いと、まれにだが下半身だけになっても生き残ることがある。潰したと思って攻撃の手を休めるとキックで攻撃される。 --成績やコンティニュー回数に応じてEDが変わる(全3種類)。 #region(ネタバレ注意) --ノーマルエンド…車に乗る前に洋館の方を振り返ってEND。 --バッドエンド…振り返った直後、洋館の入り口までスライドし、ドアを開けるとゾンビになったソフィ(主人公の恋人)が出てくる。 --ハッピーエンド…↑と同じだが、ドアを開けると人間のソフィが「Thank you」と言いながら駆け寄ってくる。 ---3では主人公の娘を操作することになるので、事実上、ハッピーエンドが正史ということになる。バッドまたはノーマルエンドだった諸君は安心して2をプレイしましょう。 #endregion **短所 -どんなに稼いでも全クリしないとスコアランキングに載らない。 ---- *THE HOUSE OF THE DEAD 2 【ざ はうす おぶ ざ でっどつー】 |ジャンル|ガンシューティング|&image(197579_15875_front.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006LJSC/ksgmatome-22/ref=nosim,width=160)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=445&file=197579_15875_front.jpg]] [[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=445&file=197579_15875_back.jpg]]| |対応機種|アーケード(NAOMI)|~| |販売・開発元|セガ・エンタープライゼス|~| |稼動開始日|1998年|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **ストーリー 前作の「キュリアン邸事件」から2年後の2000年、AMSエージェントの「ジェームズ・テイラー」と「ゲイリー・スチュワート」は 調査のためベニスに派遣される。 そこで彼らが見た物。それはゾンビが街中に溢れかえり、無差別に市民達を襲うという、キュリアン邸事件をも上回る惨劇であった…。 **概要 -基本的には前作をほぼベースにしている。しかし当たり判定が狭くなったり、敵が固くなるなど、難易度は前作から格段に上昇している。 --振り上げたゾンビの腕を撃って空振りさせ、攻撃を回避するという戦法がほぼ通用しなくなった。またヘッドショットしないとプレイヤーへのダメージが確定するような状況が増えた。 --また、前作よりもボスの脅威度が格段に高い。前作の難度は概ね道中>ボスであったが、今回は難度の上がっている道中全体と、ボス単体での致死率が同程度にまで上昇。特に2面ボス・ハイエロファントの初見皆殺しっぷりはカプコン級とも称えられる。 --住民を助けることや壊せる箱などからの回復アイテムなどを駆使すれば活路を見いだせる。 -ハードの世代交代に伴い、画像が飛躍的に美しくなった。舞台も古びた煉瓦造りの市街、ボートに乗って川下り、ハイテクビル内など物語に沿って様々な様相を見せる。 -前作と比べて幾分か残酷描写がマイルドになった。そのためか前作を見た目で躊躇していた人もプレイするようになり、結果的に『バーチャコップ』を押しのけてセガを代表するガンシューティングまで成長することになる。 --ただし頭くらいは普通に無くなる。まだ動いている場合は、下顎~首を狙えばヘッドショットのダメージが入るので、覚えておくといいかもしれない。 -なおこの作品以降、リロードは銃口を画面外へ向けるだけでよくなった。ただし、DC版では画面外に出してから引き金を引く必要がある。 -家庭用ではステージ/ボスごとの練習(難度ランクの設定も完備)以外にも、連射力や精度を鍛える演習というかシュールギャグじみたミニゲームが異様に充実。また、3や4への布石と言うわけでもないだろうが、武器を散弾や機関銃、グレネードなどに換装できるアイテム収集モードも追加された。 -現在では下記のIIIと一本になったものがWiiで販売されている。 -人気作品である故か、下記派生作品のベースは本作をベースにした物が多い。 ---- *THE HOUSE OF THE DEAD III 【ざ はうす おぶ ざ でっどすりー】 |ジャンル|ガンシューティング|&amazon(B00006RT6O)| |対応機種|アーケード(Chihiro)|~| |販売元|セガ|~| |開発元|ワウ・エンターテイメント|~| |稼動開始日|2002年|~| |備考|個別記事は[[こちら>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1424.html]]|~| |分類|BGCOLOR(lightsteelblue):''ゲームバランスが不安定''|~| **ストーリー 2019年。世界はゾンビに埋め尽くされた地と化した。「世界崩壊の謎の答えは、廃墟と化したEFI研究所にある」と突き止めた元AMS工作員「トーマス・ローガン」は、私設部隊の隊員と共にEFI研究所に向かうが、その後隊員共々消息を絶ってしまう。 それから2週間後、トーマス・ローガンの娘「リサ・ローガン」と、かつてトーマスの相棒であった「G(コードネーム)」がEFI研究所に向かった。彼を救出し、世界に何が起きたかを知るために…。 **概要 -それまでの拳銃に代わり、今作ではショットガンを採用。装弾数は今まで通り6発となっている。「近距離では範囲が狭くて威力が高く、遠距離では範囲が広くて威力が低い」という特徴があり、前作で不評だった判定の狭さは解決された。 --しかし結局かなり連射せねばならず、リロードのポンプアクション、銃の大きさも含め、非常に(肉体的な意味で)プレイヤーの体力を消耗する。このような欠点を含めると、難易度はシリーズで一番高いかもしれない。 ---更には隠しコマンドを入れることによって二丁拳銃モードも可能である。しかし二丁持ちする都合上リロードが自動でされるためにタイミングを考えないとダメージを受けたり、元々重いガンコンを片手で持たなければいけないなどの理由で難易度は更に跳ね上がる。 -本作ではルート分岐はステージ開始前にプレイヤーが選択する方式になり、ステージ道中におけるプレイヤーの行動によるルート分岐は無くなっている。 -救出イベントは時折リサやGがゾンビに追い詰められている所を救出する形となっている。1Pプレイ時はプレイしていない方のキャラが、2Pプレイ時はどちらかランダムで、追い詰められている方は救出イベントの間は銃を撃てない。この時リサやGはプレイヤーに撃たれても何故か平気である。 -各チャプタークリア時にはランク評価(E、D、C、B、A、S)が表示されるようになり、Aランク以上でクリアするとボーナスライフが与えられるようになった。 ---- *THE HOUSE OF THE DEAD 4 【ざ はうす おぶ ざ でっどふぉー】 |ジャンル|ガンシューティング|~| |対応機種|アーケード(LINDBERGH)|~| |販売・開発元|セガ|~| |稼動開始日|2005年|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| **ストーリー 話はベニスで起きた「ゴールドマン事件(HOD2)」から3年が過ぎた、2003年にまで戻る。 舞台は英国、ロンドン。AMSエージェントの一人「ジェームズ・テイラー」は、「3年前の事件がまだ続いている」と考え、現地のAMSエージェント「ケイト・グリーン」の協力を得て、ゴールドマン事件の再調査を行っていた。しかし、AMSヨーロッパ本部地下五階で調べ物をしていた時、とてつもない大地震が起こり地下に閉じ込められてしまう。 数日後、救援を待っていたジェームズとケイトだったが、セキュリティカメラに写ったゾンビの大群を見て身の危険を感じ、独力での脱出を決意。無数のゾンビの襲撃を潜り抜け、地上に出た彼等を待っていたものは、かつて栄華を極めたロンドンの崩壊した姿だった…。 **概要 -本作の銃はサブマシンガンを採用。引き金を引くだけで連射が可能になり、体力消耗の問題は改善された。しかし装弾数が多い代わりに一発の威力は低く、敵は大量に押し寄せる物量作戦をとるため油断禁物。 --コントローラーの銃身に加速度センサーを搭載し、イベントシーンやゾンビとの絡み合い等でコントローラーを振ることが求められる「ガチャプレイ」が実装された。 ---リロードにおいてもガチャプレイが適用され(従来通り銃口を画面外に向けてもOK)、これまでのシリーズよりも素早くリロードできるようになった。 -シリーズ初のサブウェポン(手榴弾)を採用。威力がとても高く、これ1発でザコ敵なら一掃可能、ボスにも大ダメージを与える。チャプタークリア時に所持数が3発以下だった場合は、3発になるよう補充される。 --ただし使用時にスコアが下がってしまうため、スコアラーにとっては諸刃の剣である。また、発射タイミングや狙いが悪いと思ったような効果を上げられない。ただボタンを押せばいいというわけでは無く、狙いどころを定める必要がある。 --特定地点に存在するボーナスアイテムのある小部屋に入るためにも必要になる。条件を満たすためのタイミングや投げる角度はなかなかシビア。 -ルート分岐システムはステージの途中で自らルートを選択する方式のほか、プレイヤーの行動によって分岐する方式も復活。 --例を挙げると、「腕をつかんで奥に引きずり込もうとするゾンビに対して、振りほどきを行うかどうかでルート分岐」「扉を施錠している南京錠を銃で撃って破壊すると隠し部屋に進める」「ノーコンティニューでラスボス直前まで進めた場合のみ、アイテム盛りだくさんの隠し部屋に行ける」など。 -シリーズ中最も易しいゲーム難易度。 --武器がサブマシンガンなので、狙いがある程度甘くてもなんとかなることも多い。 --パートナー、民間人の誤射によるライフ減少もすべて廃止された。 --救済処置として敵全体にダメージを与える手榴弾が用意された。 --ライフが盛大に増える。 ---ライフアップアイテムは隠しアイテム扱いであり取得しにくいが、だいたい各チャプターに2個ほど用意されている。 ---チャプタークリア時、高評価を得ても回復。ランクB&Aで1つ回復、ランクSならなんと2つ。 ---スコアを気にしない人なら、MAXライフになるまで増やす→わざと敵の攻撃を食らって内部難易度を下げる→ライフを回復→敵の攻撃を(以下略)とすると、難易度の上昇をかなり抑えられる。MAXライフ設定はお店側で変えられるため(たいていは初期値の5。最大9まで増やせる)、どうしても気になるなら店員に聞こう。 -首が消し飛ぶなどの残虐表現も控えめになっている。3までのゾンビは倒されるとドロドロに溶けてしまうが、本作のゾンビは灰になって消滅する物が多い。 -また過去に訪れた場所に訪れるなどのファンへの配慮も行き届いている。 **余談 -ガンシューティングゲームでもかなり遊びやすい部類に入るため、稼働から5年経った現在でもまだまだ現役である。 -ハウス4のその後の物語として『THE HOUSE OF THE DEAD 4 SP』というゲームが存在する。 --お台場のジョイポリス等の大型ゲームセンターにて稼働中。4をベースにしているが、迫力のある180度のモニターになっており、敵からダメージを受けるとエアーが噴射されるなど、アトラクション要素が強まっている。 ---ステージは2つしかないが、どれも完全オリジナル仕様。 -ファンからは家庭用への移植を望む声があがっていたが、''AC版稼動から7年後''の2012年4月19日にHOD3と同時にPS3(PSN限定)にて待望の移植版が4月19日より配信された。 --移植に当たってHD処理が施され、『HOD4 SP』も本編のシステムでアレンジ収録されている。 ---- *派生作品等 -派生作品に『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』が存在する。タイトルからわかるように、ガンシューではなくタイピングゲーム。 --この他にもピンボールゲーム『ザ・ピンボール・オブ・ザ・デッド』、英会話学習ソフト『ゾンビ式英語力蘇生術 イングリッシュ・オブ・ザ・デッド』といったタイトルの派生作品が存在する。 --そのほか、外伝作品としてバラエティ色の強い作品の『愛されるより愛シタイ ~THE HOUSE OF THE DEAD EX~』、『ダイナマイト刑事』タイプの格闘アクションゲームの『ゾンビリベンジ』も存在している。 --また、スピンオフ作品としてWii『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド オーバーキル』が発売されている。ちなみにPS3にてHDリメイク及び少量のステージが追加されたマイナーチェンジ版が発売された。 -海外で本シリーズが映画化(2作)もされたが出来は…お察し下さい。 ----
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