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*ときめきメモリアル2 【ときめきめもりあるつー】 |ジャンル|恋愛シミュレーション|&image(http://www.tsutaya.co.jp/images/jacket/00362/4988602467932_1L.jpg,width=160)| |対応機種|プレイステーション|~| |メディア|CD-ROM 5枚組|~| |発売元|コナミ|~| |開発元|コナミコンピュータエンタテインメント東京|~| |発売日|1999年11月25日|~| |定価|通常版:7,140円 / 限定版:10,290円|~| |廉価版|コナミ・ザ・ベスト:2001年1月18日/4,179円|~| |配信|ゲームアーカイブス:2009年11月25日/600円&br※EVSアペンドディスクも同時|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[ときめきメモリアルシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/988.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **ストーリー -このゲームの主人公(プレイヤー)は幼い時にひびきの市に住んでいた男の子である。主人公は小学2年生まで光や華澄たちとひびきの市で一緒に楽しい日々を過ごしていたが、両親の都合でひびきの市を離れ、引越す事になってしまう。 -それから7年が経ち、主人公は再びひびきの市に戻ってくる。ひびきの高校に入学する事になったからだ。入学式の当日、主人公はショートヘアが似合う元気で快活な少女に成長した光に偶然再会する。その後、クラスメイトになった坂城匠から「卒業式の日に告白の時に校庭にそびえ立つ時計塔の頂上についている伝説の鐘の音に祝福されたカップルは永遠に幸せになる」というひびきの高校の伝説を聞く。 -主人公は、光やその他ヒロインからの告白を目指して勉強やスポーツ、容姿などを日々鍛錬し己を磨いていく。 (Wikipediaより抜粋) **概要 -ギャルゲーを世に知らしめた前作『[[ときめきメモリアル]]』の続編。ヒットした前作、PS2初期のワゴンの長『[[ときめきメモリアル3 ~約束のあの場所で>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/713.html]]』に比べるとかなり知名度に劣るが、間違いなく、前作同等かそれ以上の傑作である。 -プロデューサーのメタルユーキ曰く「開発途中でチームのメンバーが差し替えられたため」、発売までに5年近くかかったという。その間、スピンオフや関連グッズのみで続編のぞの字も出ることなく、そもそも発売されるのかとさえ言われていた。 --だが、その年月は決して無駄ではなく、当時の作品としては今なお通用する魅力を放っている。 -もちろん、待たされたファンの期待は尋常ではなく、発売日当日の様子は[[ニュースでも取り上げられた。>http://www.nicovideo.jp/watch/sm156611]] **特徴 -ディスク5枚組の大ボリューム。それも、全部のディスクに容量ギリギリまで詰められているので、全容量は4GB近くとDVD並みである。これは未だにシリーズ最大級とも言われている。 --それゆえ、攻略対象はシリーズ最多の13人。また、脇役を含めた登場人物もシリーズで一番多い。 -任意の名前を、キャラが合成音声で呼んでくれる「Emotional Voice System(EVS)」を搭載。「ゲームキャラが自分の名前を呼んでくれる」という技術は、当時のゲーム業界に衝撃を与えた。 -キャラクターデザインの大幅な路線変更。アニメーター出身の大塚あきら(OVA版「下級生」作画監督)を起用したことで、アニメ調の強いグラフィックになった。また、登場人物も前作よりも(むしろ全作の中でも特に)ハッキリとしたキャラ付けがなされている。また、シリーズ唯一メガネっ娘がいない。 -ゲームの基本システムは前作を踏襲。というより前作とほぼ同じ。ただし、藤崎詩織を攻略するという一応の目標があった前作と違い、今作では特に設定されていないため、よりギャルゲーらしくなったと言える。 -また、本作のプロローグパートとして幼年期編があり、小学2年生時代を体験する。ここで起こしたイベントが後の本編に影響することもある。また、選択肢によっては初期パラメータにも反映される。 --当然、デザインも年相応に幼くなっている。ファンの中には、「この時の方が良かったのに……」と7年後の姿を残念がる人もいるとかいないとか。 -当時としては物珍しかった、オンライン要素が含まれている。ただし現在のオンラインゲームのような形式ではなく、パッケージに記されているシリアルナンバーを使用してウェブ上に再現された「ひびきの高校」に生徒登録する、というものだった。つまりはファン同士の公式交流サイトである。 --が、マナーの悪いユーザーや厳格な''俺ルール''を押し付ける「自治厨」の大量発生などにより、後味の悪い消え方を強いられてしまった。 **評価点 -グラフィック、サウンドなどが全体的に強化されており、キャラクター、背景画、通常画面問わず綺麗。音質も改善されている。他の細かい改善点を言えば、一画面にキャラが2人同時に表示されるようになったこととか。 -ミニゲームの完成度も高い。特に「メルティングポイント」は、それだけで遊べるほどのシューティングとなっている。 -全体的に難易度の高かった初代(特にPCエンジン版は極悪難易度と言われる)に比べ、爆弾の発生頻度や好感度上昇率の改善などで難易度が引き下げられた。そのため、キャラ攻略自体は簡単で、そうでなくとも何とかなるレベルであり、間口の広い出来になっている。 --またユーザー側も、前作(PCエンジン版)時の愚策(ゲームに対しての「壊れた」発言が初期にはメインであり、冷静に攻略を行い攻略体系を確立したのはかなり遅い段階であった。そのため今においても間違った攻略法が蔓延している)を反省し、「ファイナルファンタジーVIII」の800人の攻略チームによる体制に対抗するかのような1000人体制で攻略にあたった。そのため1攻略チーム内での分担攻略・メールなどによるリアルタイムでの情報共有・有給を景気よく使った総力戦体制など、ギャルゲーで取れる攻略体制としては最大級の物ともなった。これはスクウェアとの威信合戦でもあったのだが。 --もちろん、ときメモらしい縛りプレイも可能で、そうした時の難度は高く、また、中には初代以上に難易度の高いキャラがいるなど、間口は広いが簡単ではない難易度になっている。 -また、初代とほぼ同様の感覚でプレイできるのも、当然利点の一つだろう。 -声優の演技のレベルが格段にアップしている。前作では、イメージのついた人を選ばない(という名の経費節約)という選考をしたため、畑違いだったりそもそも声優経験が無い人まで集めていた。当然、レベルも高いものではなかった。が、本作では最初からそこそこ知名度のある声優や期待の新人がキャスティングされており、中には、当時デビューしたての田村ゆかりやくまいもとこといった名前も。 --また、脇役に納谷悟朗氏(『ルパン三世』銭形警部)や若本規夫氏(『サザエさん』穴子さん)までいたりする。 -内容とはほとんど関係ないが、前作メインヒロインの藤崎詩織が、幼馴染であるにも関わらず冷めた態度をとっていた(ように見えた)キャラであったのに対し、本作メインヒロインの陽ノ下光は、明るく主人公に最初から好意を持っているキャラとなっている。このことから、(あくまで詩織との対比においてだが)「これぞ幼馴染!」と非常に好意的に受け止められた。 --人気投票では常に1位か2位に入るほどの高い人気を誇るが、その一方、強制登場キャラであることや、シリーズ屈指の好感度の上がりやすさから他キャラ攻略時には障害になり易く、「ときメモ2真のラスボスは光」と言われることも。 ---言うまでもなく、前作のメインヒロイン兼ラスボス(攻略難度的な意味で)である藤崎詩織と対比させた発言である。 ---ちなみにどれほど強力かというと、「一度もデートしないでクリア」や「爆弾を○回爆発させてクリア」等の縛りプレイ対象になったほど。その影響でバッドEDが非常に難しいという、ギャルゲーとしては首を傾げたくなるようなことになった(他にも要因はあるのだが)。そのバッドED、一見の価値はあるのだが……。いや、むしろ難しいからこそ、あのクオリティなのかもしれない。 **賛否両論点 大ヒットした前作の影響もあり、様々な賛否意見がある。こればかりは続編の宿命か。 -アニメ調のキャラクターデザインは概ね良い評判だったが、ファンの中には「オタクに媚びている」として難色を示す者もいた。また、初代の続編と言うには余りに雰囲気が違う画風も賛否両論ある([[参考画像>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=471&file=%E6%AF%94%E8%BC%83.png]]。左が初代、右が2。ちなみに中央下は3)。 --そうした声を受け、続編の『3』では、何をどう解釈したか3D化してしまい、初代ファンや継続ファンをがっかりさせた。なお、シリーズ最新作の『4』のキャラクターデザインは、本作同様大塚氏が手掛けている。そのため、2ファンは喜んだが、初代ファンはまたもがっかりした。 -キャラは皆非常に濃いが、それゆえ「狙いすぎ」という声もあった。結果、上記のキャラクターデザインと併せ、これを「これこそが『ときメモらしさ』」と受容できるか、「こんなキャラ現実的じゃない」として拒否するかで大きく意見が分かれている。 **問題点 -ボリュームが多いのは結構だが、ディスク枚数が多いため入れ替えの煩雑さがある。また、それによりイベント発生期間が大きく制限されたため、「物語を読まされている」という意見があった。前作まで(クリアだけなら)不要だったフラグ管理が、本作で必要になったことからも伺える。 --これは『3』で最も先鋭化され、批判意見の一つになった。 -バグが結構あり、中にはエンディングに関わる重大なものも(全く関係なさそうなものも真エンド条件だった)。 --後の廉価版で修正されたが、セーブデータが通常版とベスト版で互換性が無いという、これまた重大な欠点をも抱えている。 -コマンド実行時や戦闘シーン、ミニゲームなどで3DCGが使用されているが、特別必要でもないのに入っている。これを削ってディスク枚数減らせばいいのに。 //--さらにその戦闘シーン、別次元でも問題を抱えている。RPG風なのだが、なんと''PS版FFシリーズのモロパクリ。''ATB、獲得アイテム名、演出、果ては音楽さえもほとんど同じである。……グラフィックは足元にも及ばないが。 //前作はSFC版FFシリーズのパロディだったので意図的なものと思われる。 -売りのはずのEVSだが、実は作中で使えるのは一人分だけ。また、ヒロインは13人いるのにソフトに入っているデータは2人分だけで、残りのキャラは、後に刊行されたファンブック「ひびきのウォッチャー」付属のアペンドディスクを使わねばならなかった。 --しかも、これは発売当初アナウンスされなかったため、大いに批判された。 -本体ディスク5枚、アペンド3枚のフル装備8枚組は、家庭用ゲーム機用ソフトとしては最大規模だろう。これは容量換算でも単純計算で約5.1GBとなり、PS2のDVDソフト(ときメモ3など)すら上回る。ダウンロード販売では本体で2.2G、アペンドで825Mと控えめになるものの、重複部分を省いたとしてもやはり巨大なシステムである事には違いない。 --メモリーカード使用量が最低12ブロック必要というのもツクール系を除けば最大規模である。 --ここで足を引っ張ったのは言うまでもなくEVSの巨大なシステムである。 CDの半数(4枚)がEVSのためだけに存在し、メモリーカードの11ブロックを音声データで占有した。 女の子に名前を呼ばせたいというのは素朴な改善点であるが、製作スタッフにはそれを実現するためにいかなるリスクを伴うか(開発に4年もの歳月を費した原因も主にEVSである)、そのリスクに見合うほどユーザーがそれを求めていたのかを判断するバランス感覚に欠けていたという評価は免れ得ないだろう。~ EVSは当時の環境では明らかにオーバースペックだったし、音響監督、担当声優の負担も相当なものであった。 ---EVSの収録は意味の無い言葉の羅列を長時間、同じ声の高さで発声し続けるというものであった。担当声優にEVSに入るというと嫌がられたらしく、音響監督自身も辛かったという感想を述べている。 --上記のポリゴンは容量の面でも問題であった。また、たとえ荒いポリゴンであってもPS1の能力では明らかに高負荷であり、CD読み込みを含めて動きが重かった。更にディスク交換の煩わしさも相まって、1と比べれば、ゲームのテンポは明らかに悪いと言わざるを得ないものだった。 --だが、システムが巨大な分、1の5~8倍のボリューム・密度があったかというと、やはり賛否両論になるだろう。例えば部活の数などは前作より少なく、関連する文化祭の出し物や奥義の数もそれに比例して少ないし、ヒロイン数も増えていない。 --ダウンロード販売では上記のようなPS実機でのデメリットは薄れている。 ---但し、PS用ソフトとしては依然巨大なシステムに変わりないので、メモリースティックの容量には充分注意を要する。 -シミュレーション部分は誰がやっても失敗し辛くなるように全体に平均値に収束する修正がかけられており、ライトユーザーには概ね好評だったものの、反面、誰がやっても似たようなパラメータになる事から、1のような自由度を求めるゲーマーには不評であった。 --自由度低下にはディスク4枚組みになっている事も要因の一つになっている。~ 最初の1年半はディスク2にはときめき状態が用意されていない為、どんなに頑張ってもディスク3に移行するまで友好以上に変化しない。 ---内部的には上がっている為、2年の夏休みが終わった途端いきなり態度が変化する事になる。 **セールス落ち込みの理由 -ギャルゲーブームの落ち込み --本作が出る2年前、悪名高き『[[センチメンタルグラフティ>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/50.html]]』が発売されていた。これにより、活況を呈していたギャルゲー市場は徐々に冷めていく。当然、下降過程の中で発売された本作にも影響は少なからず出てしまっている。 --また、すでに『ときメモ』ライクの育成型ギャルゲーが飽きられていた、という点も忘れてはならない。ギャルゲーブーム自体ときメモフォロワーが中心だったから、似たような内容のギャルゲーが氾濫していたのである。ブーム期から現在まで続いているシリーズが、本シリーズ以外育成型のギャルゲーではないことからも理解ができよう。 -コナミ自身によるあざとい商法 --前作はギャルゲーのパイオニアであると同時に、限定版商法やグッズ商法のパイオニアでもあった。ことグッズ商法に関しては凄まじく、この売上でコナミが立ち直ったと言われるほど。グッズの中身も、フィギュア、テレカ、キーホルダーなどの普通なものから、果てはシーツやPHSまでと、(悪い意味で)多彩、かつ高い。これらをまとめた本が2冊出ているが、これも1冊4,500円程度と割高。 ---そして、それらが皆高品質だったかと言えばそうでもない。特にフィギュアやドールなどは現在でもネタにされる酷さで、世が世なら、邪神の尊名が与えられていてもおかしくはないほど。 ---さらに著作権・訴訟を持ち出して、メーカー純正でない、同人作製物に対し徹底的なプレッシャーをかけたことで、本シリーズの同人活動はこれだけの人気があったにも関わらず、極端に規模の小さいものとなってしまっている。 --これらは現在、「コンマイ商法」と蔑まれており、当時から現在に至るまで悪名高い。これにより、ファン離れを起こしたのも事実である。 -人材問題 --本作のプロデューサーであるメタルユーキ氏は前作の''音楽担当''である。何故彼がプロデューサーをやることになったかと言うと、''他の前作スタッフはコナミに残って居ない''から。そのため正式な続編ではあるが模倣作同然と言う状態になってしまった部分がある。 --初代『ときメモ』の中心人物であった永山義明、立石流牙は退社しており、中でも立石は本作を作るべく再起用されたのだが結局再退社し、メタルユーキに御鉢が回ることになったようだ。 ---同様の話は、企業規模が小さくスタッフの出入りが激しいエロゲー業界には多く、クソゲーまとめ@ウィキには『[[つよきす2学期>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1231.html]]』や『[[D.C.~ダ・カーポ~>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/642.html]]』などが掲載されている。特に『D.C.』は大量のバージョン違いを出すことから「コンマイ商法」ならぬ「曲芸商法(会社名サーカスから)」と呼ばれながらも信者に買い支えられている為、(悪い意味で)ときメモの後継と言える。 ---ただし、コナミはかなりの大手企業でありながら、社員の平均勤続年数がとても短いことで知られている。((特にコナミデジタルエンタテインメントにゲーム事業を譲渡してからはそれが顕著であり、わずか2年という有様。))よって前作のスタッフがコナミに残っていなかったというのは、何もときメモスタッフに限った事象ではなく、コナミという企業の抱える問題だと言える。 -二次創作作品に対しての過剰な圧力 --本作が発売された頃からコナミは著作権保護の名目で、様々な二次創作作品に対して過剰とも言える圧力を掛けるようになり、それによって本作の同人活動からの撤退を余儀なくされるサークルが続出した。 --他の作品に比べて本作の二次創作作品が盛り上がりを見せていないのは、このコナミの異常とも言える圧力が原因である。 **総評 -4年間の開発期間は伊達ではなく、シリーズトップクラスのクオリティとボリュームを誇りシリーズ最高傑作の呼び声も高い。評価点が少ないが、それは根本的なシステムが前作の、言わば移植だからである。そういう見方をすると、本作は良移植の要素も多分に含んでいると言えよう。また、問題点も純粋にゲームとしてみれば気にならない程度。 --10年前の作品ながら、なんだかんだで未だに高い人気があり、30万本を売り上げたにも関わらず、中古市場には出回ることも少ない。4以前、コナミの出すグッズに1や3の商品が出ることはなくとも、本作はほぼ必ず発売していたことからも高い人気が伺える。現在では、シリーズ初心者には2か4が勧められる場合が多い。 --もっとも、売上30万本は、前作PS版からかなり減っている。 -だがその一方、メーカーの意欲的な試みが悉く潰えている点も見過ごすことはできない。この傾向は続編の3でも繰り返されたため、シリーズに大きな影を落とすことになる。 -良くも悪くも前作とは余りに違いすぎる作風のため、前作の「懐古廚」と本作の「壊古廚」の争いが激しい。なので、同じシリーズなのに1か2かでファンが真っ二つに分かれている。基本的に、2ファンは1ファンでもあることが多いのだが……。 --高校生活シミュレーションに恋愛要素をプラスしたのが1だとすれば、2は当時の典型的なギャルゲーの素地に1のシステムを乗せたものだったともいえる。 温度差はそのあたりにあるかもしれない。 -2009年11月25日に、発売10周年を記念して(あるいは『4』のプロモーションに)、本作がゲームアーカイブスで配信された。よって問題だったディスクの煩雑さも解消され、またベスト版のためバグも無くなっている。現在は入手困難なアペンドディスク収録のEVSデータも別売りではあるが販売された。 --前述の通り中古市場に出回り難く移植されていない作品だったためか、或いは前作の絵が現在ではきついものがあるのか、ゲームアーカイブスのシミュレーションランキングでは常に上位をかっさらう人気作となった。 -開発期間中にプレイして『ときめきメモリアル2』の出来の凄さを知った『センチメンタルグラフティ2』の開発スタッフは「どう足掻いてもコナミには勝てない」と悟り、制作に対し投げ遣りになったとか。そうして考えると「戦わずして勝つ」という論理に適った勝利といえる。 -その後、特定のヒロインに焦点を当てた、前作のドラマシリーズに当たるSubStoriesが3作発売される。 ----
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