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スーパーマリオブラザーズ2」(2013/09/27 (金) 09:19:51) の最新版変更点

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*スーパーマリオブラザーズ2 【すーぱーまりおぶらざーずつー】 |ジャンル|アクション|&amazon(B001DR0ABI)|&amazon(B0002M2U7M)| |対応機種|ファミリーコンピュータ ディスクシステム&br()ゲームボーイアドバンス|~|~| |開発・発売元|任天堂|~|~| |発売日|【FCD】1986年6月3日 / 【GBA】2004年8月10日|~|~| |定価|【FCD】2,500円 / 【GBA】2,000円(税込)|~|~| |配信|バーチャルコンソール&br()【Wii】2007年5月1日/500Wiiポイント&br()【3DS】2012年7月25日/500円|~|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[マリオシリーズ・関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/342.html]]''| **概要 世界的大ヒット作品となった『[[スーパーマリオブラザーズ>スーパーマリオブラザーズ]]』の続編。~ 当時はストーリー的にも『1』の続編((『スーパーマリオブラザーズ3』のストーリー紹介には「三度目の正直を目指して自分の子供たちであるコクッパを率いて…」という文がある。))と言われていたが、現在では『1』の''パラレルワールド''という設定が定着している。~ 基本的なシステムは前作を踏襲しているが、前作をクリアしたプレイヤーを対象として開発されたため、難易度は大きく上がっている。 **特徴及び前作からの変更点 -1人プレイ専用ゲームとなり、プレイキャラクターをマリオとルイージから選べるようになった。~ マリオは前作と全く同じ挙動。ルイージはマリオよりジャンプ力が高く、マリオがダッシュジャンプしなければ乗り移れない足場にも楽々飛べる。&br()しかしブレーキが効き難く、小さい足場で滑って落ちてしまうことも珍しくない。((ルイージの「ジャンプ力は高いが滑りやすい」という設定は公式のものとなっており、他シリーズでもルイージは本作のような性能になっていることが多い。))~ このように、マリオとルイージは一長一短の''絶妙な調整''になっている。 -前作では裏技だった無限増殖が出来る場所が大幅に増えた。 --つまり、公式で無限増殖による残機数増量を前提とした難易度調整が施されているということである。 --例として、1-1スタート直後の場所でも出来るようになっている。 -マイナスアイテムが登場。アイテムが常に有利になるものばかりではなくなった。 --取ると敵同様にダメージを受ける「毒キノコ」、前のワールドに戻される「逆ワープゾーン」。 -毒キノコは通常のキノコと違い毒々しい色をしているので注意すればまず取ることはないが、説明書を読んでない(持ってない)初見のプレイヤーは同じパワーアップアイテムと勘違いして取ってしまうこともしばしばあったらしい。 --本作のデモ画面は「1-1でチビマリオがうっかり毒キノコを取って死ぬ」場面のため、説明書がなくてもマイナスアイテムであることはわかるように作られていることは補足しておく。 --スーパーキノコは黄色に赤い斑点、毒キノコは茶色に黒い斑点であるため、前作の知識が無ければまず間違いなくスーパーキノコの方を「毒々しい」と判断する。 --地下ではパレットの関係で毒キノコがモノクロ表示されるため、同じくモノクロ表示される「1upキノコ」との見分けが非常につきづらい。グラフィック的には一応描き分けられているが、「明るい色=いいアイテム」「暗い色=悪いアイテム」という記号性が消滅しているため、事前知識無しに見分けるのは不可能である。 -最初の逆ワープはすぐそばに自殺用の穴があるのだが、2つめにはない。つまり戻りたくない場合は''タイムアップによる時間切れを待つしかない''のである。 -新たな仕掛けが設置された。 --画面外まで飛び出してしばらく落ちてこないほどの跳躍力を持つ「スーパージャンプ台」、右方向へキャラクターが流される「追い風」などが登場。~ これらの仕掛けを上手く利用しないとクリアできないエリアも多い。 -敵を踏んだときの反動が大きくなった。この反動ジャンプを使うことを前提としたエリアも数多くある。有名なのはパタパタを利用した「甲羅飛び」か。 -コンティニューが正規コマンドとなった。 --ゲームオーバー画面でコンティニューの使用を問われるため、任意にコンティニューすることができる。 --しかし、コンティニューすると各ワールドのエリア1に戻された上、残機数3のスタートとなる。~ 無限増殖を活用してもなおゲームオーバーになるようなワールドを3機で再挑戦してクリアするのは極めて困難。 ---3DS版VCでは少々反則ではあるが「まるごとバックアップ」機能があるため、エリア1に戻されて残機3で再チャレンジ…ということはほぼなくなっている。 -新たな敵キャラクターが登場する他、既存の敵キャラクターの挙動にも難度を上昇させる方向での変更が加わっていることが多い。 --前作では城でしか登場しなかったファイアーバーも普通のエリアに登場するようになった上、ファイアーバーの軸ブロックを足場にして進まねばならないエリアもある。 --前作では水中でしか登場しなかったゲッソーが地上エリアにも登場したり(地上の場合は踏んで倒すことができる)、逆に水中にノコノコやメットといった地上の敵キャラクターが登場するエリアもある(水中に登場した場合はプクプクやゲッソーと同じで踏むことができない)。 --4-1以降では全てのパックンフラワーが挙動が早く土管に触れていても引っ込まない赤いパックンフラワーに切り替わるほか、5-1からは逆さ土管も登場する。 -ゴール時の花火の条件が変更された。 --前作ではタイムの一の位の数字が1・3・6の時にゴールするとその数字に合わせた数の花火が上がったが、本作ではゴール時にコイン枚数の一の位とタイムの一の位が同じになった場合に花火が上がる(奇数なら3発、偶数なら6発)。 --またコイン枚数の一の位と十の位を揃えて(いわゆるゾロ目、コインを全く取っていない「00枚」の状態も含む)、ゴール時にタイムの一の位がそれらと同じ数字であった場合は1UPする。 ---このときは掴まった場所の高さによる得点ボーナスはないが、同時に花火の条件も満たしているため、花火は通常と同じように打ち上がる。 --もう一つ、前作では各ワールドのエリア4をクリアしてもタイムボーナスはなかったが、本作ではタイムボーナスが入るようになった。 ---ちなみに残りタイムを「000」にしてクリアすると、何と残りタイムが「1000」と見なされて50,000点のボーナスが入るという裏技がある。 -ワールド9、及びワールドA~Dが追加された。~ 前作でも仕様外の裏技としてワールド9以降が存在していた(ただしファミコン本体に多大な負担を掛けてしまうやり方で、任天堂が意図して組み込んだ仕様ではない)のだが、本作では隠しルートとして正規に実装された。 --ワールド9はワープ不使用特典(逆ワープも不可)のおまけステージで、残機は強制的に1にされ((8-4でピーチ姫を救出した際に残り人数1人につき100000点と交換されるため。))、見た目が地上面のステージを泳いだり、クッパがいる城風の地上面がエリア3にあったり、最終面9-4は「アリガトウ!」の文字ブロックがあったりなど、前作で話題になった256面のバグ技で生成される面を意識したような特殊な面構成となっている。 --ワールドA~Dは通常のステージのパラレルワールドという扱いで、ゲームを何度もクリアして★を8個溜めると行けるようになる。表面よりも総ステージ数は少ないが表面より更に難易度が高い。特にワールドCは本作における最難関ワールドになっている。 -ポール越えについて --今作ではジャンプ力の高いルイージやスーパージャンプ台が存在するため、最初からポールを飛び越えることを想定して作られている。&br()基本的に城の先には進めず、進める場合は先にワープゾーンが設置してある…が、なんとそれは上述の逆ワープであるという罠がある。 -ブレーキ音 --本作ではダッシュ中、進行方向とは逆の十字キーを押した時に「キーッ」というブレーキ音が入るようになった。 **総評 基本システムは前作そのままであるため、「マリオを動かすだけで楽しい」という大原則を維持したまま、難度の高いマップをプレイヤーの技量で潜り抜けていく面白さもある。~ 慣れれば無限増殖をせずともワールド9に到達できるような、絶妙のバランス調整は流石の一言。現在でもスーパーマリオシリーズで最も難しい作品とされている。 *移植・リメイク **スーパーマリオコレクション 【すーぱーまりおこれくしょん】 |対応機種|スーパーファミコン、Wii|&amazon(B000068GVF)|&amazon(B0041Q3ASS)| |発売元|任天堂|~|~| |開発元|任天堂、エスアールディー|~|~| |発売日|【SFC】1993年7月14日/【Wii】2010年10月21日|~|~| |定価|【SFC】9,975円/【Wii】2,500円(共に税込)|~|~| //|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|~| //参考記事 **変更点 -他の3本とは異なり攻略したステージを''エリアごとに''セーブ・選択可能。 --高難易度への配慮と思われる。タイトル画面にも「''FOR SUPER PLAYERS''」と表示されている。 -残機数もセーブされるため、使い切ったら1-1に戻り補充できるので、そのぶん難易度は下がっている。 -スーパーキノコは赤、1UPキノコは緑、毒キノコはドクロマークの描かれた紫となり(地下でも色は変わらず同じである)、視覚的に区別しやすくなった。 -プレイするのに8回クリアする必要のあったワールドA~Dも、一度のクリアだけでプレイできるようになった。ワールド9の条件はそのままだが、残機は減らされずに引き継がれ、クリアした後にAワールドへ直行できるようになった。 --ワープは禁止だがセーブは何度しても問題ない。ただ、ステージ内容は同じだが背景等は他のステージと同じ仕様なのでオリジナル程インパクトはない。 --ただし ワールド9を通った形でワールドA~Dへ行くと敵の行動スピードがFC版より早くなっている為、難易度が上昇している。 -FC版のエンディングと残り人数の清算が削除され、1とほぼ同じエンディングになっている。 -海外ではこのリメイクで日本版の『2』が初登場となり、『SUPER MARIO BROS. THE LOST LEVELS』(訳すと「失われた難易度(※海外では未発表だったことから)」)というタイトルで収録されている。 --海外NESでは本作は発売されず、『夢工場ドキドキパニック』のキャラをマリオに差し替えたバージョンを『SUPER MARIO BROS. 2』として発売していたため。~ 日本では、この海外版『マリオ2』が後に『[[スーパーマリオUSA]]』として逆輸入移植された。 --後に、海外のVCでも日本版『2』が『THE LOST LEVELS』として配信されたが、こちらはデータ自体はFC版のため海外でもタイトル画面は『2』のままになっている。 *余談 -ディスクシステム媒体の作品であるため、ロムカセットよりも安く、書き換えなら500円で入手可能であった。ディスクライターでの累計書き換え回数は1位を記録している。 -本作は[[ゼルダの伝説]]と一緒にCMが流れており、当時子役の間下このみと所ジョージがプレイをミスするとマリオやリンクから「''ヘタクソ!''」と罵られてしまい「ムカーッ」と叫ぶ場面を演出。『''ムカっと来るけどやめられない''』が当時のキャッチコピーだった模様。 &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=UjQXcHy_t6w) -週刊少年ジャンプの『ファミコン神拳』で、ディスクシステムを所有していないユーザーのためにROMカセット版も企画されているという情報が紹介されたが、結局発売されることなく終わった。 -ゲームボーイカラーの『スーパーマリオブラザーズデラックス』では隠しゲームとして『2』のステージが収録されているが、難易度が下げられており、隠しステージは外されている。 -アーケードの『VS.スーパーマリオブラザーズ』では、一部エリアやエンディングは本作の物が流用されている。 --『2』で敵を踏んだ時の反動が大きくなったことが前提の造りのエリアを、反動が前作のままで攻略しなければならず、極めて難しい。 -1986年には本作とのタイアップとして、アニメ映画「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!」が上映された。しかしマリオとルイージの服装がオリジナルと異なっていたりなど、本当にタイアップなのか若干疑わしい面も。 --ちなみにピーチ姫の声は歌手・タレントの''山瀬まみ''、クッパはなんと''和田アキ子''が演じている。しかし思っていたよりもはまり役で違和感はなかったらしい。一方の主役のマリオはアムロ・レイやヤムチャの声で知られる古谷徹氏が担当していた。
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