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*ロックマンワールド 【ろっくまんわーるど】 |ジャンル|アクション|&image(rmw1.JPG,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000069TBY/ksgmatome-22/ref=nosim,height=160)| |対応機種|ゲームボーイ|~| |発売元|カプコン|~| |開発元|水口エンジニアリング|~| |発売日|1991年7月26日|~| |定価|3,500円|~| |配信|3DSバーチャルコンソール&br()2011年6月7日/400円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/383.html]]''| **概要 ファミコン版『[[ロックマン]]』及び『[[ロックマン2>ロックマン2 Dr.ワイリーの謎]]』を元に再構成したアレンジ移植作品。~ この「ファミコン版の2作からボスを4体ずつ採用」という形式は、最終作である『[[ワールド5>ロックマンワールド5]]』を除き、受け継がれた。 シリーズ20周年に発売されたムック「オフィシャルコンプリートワークス」にて、本家シリーズのプロデューサーの稲船敬二氏は、&br()「外部に発注して製作した初めてのロックマンだったが、そこの企画マンがロックマン好きで、ロックマンをかなり分かっていると思った。そのためにいい出来になった。」と語っており、次作『ワールド2』を除く後のワールドシリーズは全て同じ会社が開発を担当している。 **特徴 -基本システムは初代『ロックマン』(以下『1』)がベースのためスライディングやチャージショットなどは存在せず、ライフを回復できるE缶も無いため難易度は高め。 --ただし、被ダメージ時にトゲ等の即死オブジェに触れても大丈夫であるなど、『2』の要素も取り入られているところもある。 -ステージ中の仕掛けなどは基本的にはファミコン版がベースとなっているが、独自のギミックも多く、本家シリーズ経験者でも退屈することなく楽しむことが出来る。 -ボスキャラは『1』と『2』から4体ずつと、本作オリジナルの「エンカー」の計9体。また、「キャリー」という移動用アイテムも存在する。 --本作に登場しなかった『2』のボス残り4体は次作『ロックマンワールド2』に登場したが、『1』のガッツマン及びボンバーマンは結局GB作品には出られず仕舞いであった。 -ロックマンとボスの体力、および特殊武器ゲージ数が「19」に統一された。(ファミコン版では各ゲージとも、数値は「28」) -ジャンプ中や落下中に慣性がつくようになった。(ただし、次作『ワールド2』は除く) --上記2つは、以降のワールドシリーズに受け継がれることとなった。 -特殊武器の需要も高めで、中でも攻撃範囲の広いサンダービームや、敵の動きを止められるアイススラッシャーが役立つ場面が多い。 -エンカーから取得できる武器「ミラーバスター」は、前方にバリアを張り敵弾を跳ね返すというシリーズ全体から見ても非常に珍しいタイプのもの。 --ただし使えるのは最終ステージのみで、道中で使いすぎると''ラスボス戦で詰む''ため実質対ラスボス専用。 **問題点 -画面サイズが小さくなったためか、ロックバスターなどの弾速が遅くなり、連射が効きにくくなった。 --それだけでなく、敵の攻撃が回避しにくくなったといった弊害も生じた。 //実はワールド2以外のワールドシリーズは連射に制限があるので、弾速だけが原因では無い。あとザコにも無敵が。 -ロックバスターでボスに与えられるダメージが「1」に固定された。 --連射が効きにくくなったことも相まって、ロックバスターのみでの攻略が難しくなった。 -各ゲージが19に統一されたことにより、FC版と比較してロックマンの体力や特殊武器の使用回数が相対的に減少した。((ただし特殊武器に関しては後のワールドシリーズでは、燃費の改善などにより使用回数が増加しているものもあるが)) --もっともボスの体力も減少しているため、FC版よりも短期決着をつけやすくなったボスも存在する。本作以降では、それがより顕著になる。 -上記の問題点も相まって全般的に難易度が高くなった。特にカットマンステージはボス共々屈指の高難度。 --逆に、FC版で高難度だったエレキマンステージの難易度は相対的に低く感じられるようになった。 -一度クリアしたステージは再挑戦できない。 -ステージ数が少なく、『2』のボス4体及びエンカーはワイリーステージ前半の最後にボスラッシュ形式でまとめて戦うことになるなど、後半に詰め込み過ぎな感がある。 ---そのため特殊武器を試し撃ちする暇が無く、全てのボスを倒して次のステージ(最終ステージ)に進むまで武器エネルギーは一切回復することが出来ない。 ---フラッシュマンから取得できる「タイムストッパー」などは一度使うとエネルギーが切れるまで止まらないため、誤って無駄遣いしてしまうと悲惨である。~ ただし、バグか仕様かは不明だが、スクロールなどで画面が切り替われば武器変更が可能になるという抜け道も一応ある。 ---ゲームオーバーになれば武器エネルギーは全回復するが、再開地点はワイリーステージの最初で、ボスラッシュで得た特殊武器も没収される。~ つまり振り出しに戻る。 -パスワード式コンティニューを採用しているが、最終パスワードから先が長い。と言うか、最終パスワードになるのが早い。~ 具体的に言うと、残りは''ワイリーステージ前半→『2』ボス4体&エンカー→ワイリーステージ後半→ラスボス(2形態)''。 --こうして並べるとさほど長くは見えないが、ステージやボスの難易度の高さも相まって実際以上に長く感じる。 **総評 外注作品でありながら出来は良くアクションゲームとしてもロックマンシリーズとしても十分楽しめる内容。~ 第1作ということもあってこの時点では問題点もやや多かったが、以降のシリーズではほとんどの問題点が解消され、本家シリーズにも引けを取らないほどの出来となっている。 **その後の展開 -本作オリジナルボスのエンカーは後にシリーズ最終作『ロックマンワールド5』のワイリーステージの中ボスとして再登場している。 -他にも『[[ロックマン10 宇宙からの脅威!!]]』で他のロックマンキラーと共にスペシャルステージのボスキャラとしても登場している。~ ちなみに彼のスペシャルステージは本作のワイリーステージを再現したものとなっている。 -Xシリーズには、本作に類似するコンセプトを持ったソフト『[[サイバーミッション>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/936.html]]』が存在する。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/4311.html]]に移転しました。''

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