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「Diablo2」(2014/02/02 (日) 11:23:49) の最新版変更点
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*Diablo2
【でぃあぶろつー】
|ジャンル|アクションRPG|&image(ラストバトル.jpg,http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=573&file=%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%AB.jpg,width=220,height=180,title=ラストバトル)|
|対応機種|Windows、Macintosh|~|
|発売元|Blizzard Entertainment&br;日本語版はカプコン|~|
|開発元|Blizzard North|~|
|発売日|2000年6月29日|~|
|定価||~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:Diabloシリーズ&br;[[Diablo]]/Hellfire/''Diablo2''/[[Diablo2 LoD>Diablo2#id_9b042a4f]]/Diablo3|
*Diablo2 Lord of Destruction
【でぃあぶろつー ろーど おぶ ですとらくしょん】
|ジャンル|アクションRPG|&image(キャラセレクト画面.jpg,http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=573&file=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E7%94%BB%E9%9D%A2.jpg,width=220,height=180,title=キャラセレクト画面)|
|対応機種|Windows、Macintosh|~|
|発売元|Blizzard Entertainment&br;日本語版はカプコン|~|
|開発元|Blizzard North|~|
|発売日|2001年6月29日|~|
|定価||~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:Diabloシリーズ&br;[[Diablo]]/Hellfire/[[Diablo2]]/''Diablo2 LoD''/Diablo3|
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#contents(fromhere)
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**概要
全世界で大ヒットを飛ばした前作『[[Diablo]]』の続編。ゲーム性はそのままに、各要素をさらに洗練させて完成度を高めた。さらに『Diablo2』発売から1年後の2001年6月29日には、拡張ディスク『Lord of Destruction』が発売された。~
この項目では、拡張ディスク「Lord of Destruction」の内容も含めて解説する。
**各ストーリー
''『Diablo2』''&br;
前作「Diablo」において、トリストラムを地獄に変えたディアブロは一人の英雄によって打ち倒された。&br;
しかし、実はそれこそがディアブロが真に望んでいたことであった。&br;
「ディアブロを封印するには、彼の魂が封じられた魔石「ソウルストーン」を自らの額に突き刺し、&br;
強靭な精神力で彼を押さえ込まなくてはならない」と思いこまされた英雄は、その通りに事を実行。&br;
ディアブロの姦計に嵌った英雄は、彼に自らの強靭な肉体を差し出してしまうこととなった。&br;
英雄の肉体を得てさらなる力を獲得したディアブロは、血を分けた3魔王の次兄「破壊の王バール」を&br;
復活させるため、東の地へと向かった。だが、手下を連れ猛威を奮っていると、かつて肉体を奪った英雄よりも&br;
強力な冒険者達が、ディアブロを倒さんと追撃を始めていたことに気付いたのである…。&br;
''『Diablo2 Lord of Destruction』''&br;
3魔王のうち、長兄の「憎悪の王メフィスト」と末弟の「恐怖の王ディアブロ」は倒された。&br;
彼らのソウルストーンは英雄の手によって砕かれ、二度と復活することはない。&br;
しかし、次兄の「破壊の王バール」がまだ生き残っていた。&br;
ディアブロによって復活し力を取り戻したバールは、地上界の至宝「ワールドストーン」を入手すべく、&br;
それが安置されているという聖地「アリート山」へと進軍を始める。&br;
メフィストとディアブロを倒した英雄は、休む間もなくアリート山へと向かった。&br;
**特徴
前作からの変更点があまりにも多いため、主だった点のみ記述。
-前作のウリであった''「ランダムダンジョン生成」「ランダムアイテム生成」「通信プレイ」''は健在。
--今作ではダンジョンだけでなく、地上も舞台となる。Act1~4の全4部構成(Lord of DestructionでAct5が追加され全5部になった)で、マップの広さは前作の数倍以上にボリュームアップ。ただしウェイポイントと呼ばれる中継点を介したワープが可能なため、一度踏破したマップの往来は容易。
--アイテム数およびアイテムに付く修飾語はさらに増加。また一式揃えて装備すると追加効果が発揮される「セットアイテム」や、開いている穴に強化用アイテム(宝石やルーン)をはめることで任意の効果を得られる「ソケットアイテム」などといった要素も追加された。
--バトルネット接続による通信プレイも前作同様、無料でサービスを提供し続けている。
-プレイヤーキャラクターが前作の3クラスから5クラス(Lord of Destructionでさらに2クラス追加され7クラス)に増えた。
--スキルツリー制を導入。レベルアップで得たポイントを消費してスキルを習得、強化する。
---クラスが違えば習得可能なスキルも異なるため、クラス毎の個性がはっきりと出るようになった。
---スキルポイントの割り振り、主力とするスキルの選択如何によって、同じクラスでもプレイ感や戦術が大きく変わるため、飽きがこない。
---参考…[[Diablo2のビルドガイド一覧>http://wikiwiki.jp/d2x2ch/?%A5%D3%A5%EB%A5%C9%A5%AC%A5%A4%A5%C9]]「ビルドガイド」とはキャラクターの育成指針のこと。上記リンク先に記載されているビルドにはいくつかネタビルドも存在しているが、それでもこれだけ多彩な育成が可能なのだ。
-ゲーム全体のスピードアップ。
--走ることが可能になったり、高速移動する敵が出現するなど、ゲーム全体のテンポが速くなった。
---これについては賛否両論ある。前作はゲームスピードが遅い代わりに考える時間の余裕があった。本作ではそんな余裕がないことも多く、「じっくり作戦を練れるDiablo1の方が良かった」という声もある。
-キャラクターデータの格納方法が変わった。
--詳細は割愛するが、おおざっぱに説明すると「ブリザード社が用意したサーバー上でのデータ保存」と「プレイヤーのPCに保存」する2通りがあり、どちらが選択されるかはゲームモードによって異なる。前者は不正改造から守られる代わりに遊べるモードがオンライン限定となり、後者はオフライン((こちらは限定ではないのでクローズドならオンラインも可能。))かつ自己責任でならデータをいじって遊ぶことも可能。
---プレイヤーの中にはゲームバランスに手を加えた改造Verを作ってパッチで配布する豪の者もいる。それらMOD((Modificationの略語。))に関しては「他人に迷惑をかけない限りは黙認」というのがブリザード社のスタンスである。
**長所
-純粋にやってて面白い
--ゲームシステムがよく練られており、後発のゲームでは「Diablo2」を%%パクり%%参考にしたシステムが入っていることもしばしば。
-プレイ時間があまり取れなくてもそれなりに遊べる。
--ソロでもゲームクリアできるし(もちろん協力プレイの方が楽しいが)、MMOのように長時間拘束されるなんてこともない。「1日5分だけピンポイントで敵を倒してアイテムハント、いいアイテムが出たら他プレイヤーに売りつける」といったゲームプレイでも遊べてしまう。
-やりこんでいるプレイヤーとの差がつきにくい
--ある程度の周期でキャラリセットのようなものが発生するため、タイミングを合わせてよーいドンすれば追いつける、かもしれない。もちろんそんなの気にしないでまったりプレイしても十分楽しい。
**短所
-英語版だとある程度の英語の知識が必要。((英語版を日本語化する非公式パッチが存在する。ただし、そのパッチを当てた状態でバトルネットに接続すると、「不正行為」と判断されてアカウント永久停止などの処分を受ける可能性がある。))
--カプコンが開発を担当した日本語版が存在するのだが、現在日本語版は生産終了&サポートも打ち切られている。中古品は品薄のため高価、かつオンライン認証の点からまったくおすすめできない。
--日本語版には「アイテム名の和訳が珍妙である」という難点が存在する。珍妙なのはアイテム名だけで、セリフなどの訳は普通。なぜアイテム名だけヘンなのだ。&br;(例)…『Golden Holy Water Sprinkler 』→''『黄金の聖水スプリンクラー』''((「ホーリーウォータースプリンクラー」はメイス(戦鎚)の一種。聖水=相手の血しぶきというわけ。しかしこの和訳だといらぬ誤解が…。))
-英語版と日本語版の両方をHDDにインストールすることが困難。((先にインストールした版のフォルダ名を一時的に変える必要がある。))
-ダンジョンの形状および敵の配置如何によっては、対処がかなり困難になる可能性が存在する。
--特定の攻撃属性を無効化したり、死亡時に自爆して大ダメージを与えてくる敵など、敵の能力が「Diablo1」よりも多彩になった。場合によっては「新しくゲームを作り直して再挑戦した方が早い」という場合もあり、攻略には運の要素も多少絡む。
-日本語サーバーがないため、日本人プレイヤーを探すのが少し面倒。
--日本人プレイヤーは「US-WEST」サーバーでキャラを作成し、チャットはローマ字で行うのが暗黙の了解となっている。
**総評
全体的なシステムはほぼ「Diablo1」の時点で完成されており、本作はそのアッパーバージョンといえる。しかしほぼ全ての要素に徹底的なテコ入れがなされており、ゲームとしての完成度は大幅に上がっている。''「Diablo2」発売からすでに10年が経過しているのに、今なお数万~十数万を超えるプレイヤーがオンラインで遊び続けているのだ。''まさに「化け物ソフト」としか言いようがない。
**その後の展開
-発売から10年以上たった現在も、オンラインサービスが継続しているだけでなく、ゲームの調整、更新が行われている。
-LoD発売から7年後の2008年、ついに待望のDiablo3が発表された。
--しかし開発は延期に次ぐ延期を重ね、結局発売はさらにそこから4年後の2012年5月15日となった。
#region(Diablo3参考動画)
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=PQk_CT7fY9E)
#endregion
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/4613.html]]に移転しました。''