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*オペレーションラグナロク
【おぺれーしょんらぐなろく】
|ジャンル|横シューティング|
|対応機種|アーケード(MVS)|
|開発元|NMK|
|販売元|SNK|
|稼働開始日|1994年|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|
**概要
-NMKの横スクロールSTG。1レバー2ボタン即死制。
--開発こそNMKだが販売がSNKだったため、イラストはKOFなどで有名な森気楼が担当。同社のMVS/ネオジオ参入第一弾である。
--余談だが、MVSは一つの筐体に最大6つまでのソフトが入ったカセットを搭載でき、プレイヤーが遊びたいゲームを選ぶ仕様になっている。4本挿せるMV-4と、6本挿せるMV-6がある。
-自機選択システム搭載。
--パワー型アンクル・ベアード。スピードが遅いものの始めからボムを4つ持っている。撃ち込み点(後述)が高い。
--バランス型ミス・シャルロット。スピードは平均的。初期ボム数3。最も扱いやすい。
--スピード型スウィフト・アーノルド。初期ボム数3。速い。
**長所
-並木学による好評なBGM。非常に評価が高く、出回りも(概要のMVS基板のおかげで)決して悪いわけではなかったので知名度もそこそこ。
--当時は格闘ゲームブーム真っ盛りだったので、あまり着目されなかったのは確かだが。
-撃ち込み点によるハイスコアシステム。このゲームは敵を倒すだけでなく、破壊不可能な物。例えば岩や地面に弾を打ち込んでもスコアが上昇していく。
-NMKゲームとしては珍しく難易度はそれほど高く無い。撃ち込み点を考えなければ初心者でも練習を積み重ねれば先へ進めるようになっている。
--決して低すぎると言う訳ではなく、一見クリア可能と言うほどでは無い。
**短所
-コンテイニュー・途中参加時にキャラを選べない。(勝手にランダムで選ばれる。)
-撃ち込み点のおかげでゲーム開始と同時に地面スレスレに移動するプレイスタイルが確立しており、見栄えはあまり宜しくない。
--この稼ぎ方法は一部で「床オナ」と呼ばれている。見た目の問題もあるが、好きものにはたまらない妙な快感があることが由来な模様。
-稼ぐにもクリアするにも連射が必要なのだが、上記MVS搭載筐体には勿論連射装置などこのゲーム以外必要無いので、連射装置未搭載の場合が多く手連射が必須。
--MVS基板に多かった格闘ゲームにもアクションゲームにも連射機能は不要。
---と思ってたら、その後も『パルスター』『ブレイジングスター』と連射装置がモノを言うSTGがリリースされてしまった。
**総評
-90年代STGらしく出回りは芳しくなかったが、MVS筐体のおかげでオマケやついでに搭載される事が多かったので、他のSTGと比較するとプレイ方法が多い、恵まれた作品と言える。
--が、連射装置の未搭載が多いのはMVS筐体故の悲劇とも言えるが。
**余談
-非常に人気のあった本作だが、サントラCDや移植版が出ない事でも有名だった。楽曲を聞く方法は基盤から抜き出すか録音するかしかなかった。
--だが、16年たった2010年にサンダードラゴン2との抱き合わせでCD化が決定し、ファンを歓喜させた。
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