「エレベーターアクション」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

エレベーターアクション」(2013/09/10 (火) 12:33:20) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*エレベーターアクション 【えれべーたーあくしょん】 |ジャンル|アクション| |対応機種|アーケード| |発売・開発元|タイトー| |稼働開始日|1983年| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''| **概要 -スパイに扮し、敵施設に潜入し機密文章を奪い、ビルから脱出する事が目的の2Dアクション。 --スタート地点は屋上。地下一階に車があるのでそれで脱出する事でステージクリアになる。 **システム -1レバー2ボタン制。移動・射撃・ジャンプの簡単操作。 --基本的には左右にしか移動しないが、エレベーターの内部では上下を押す事でエレベーターを上下に動かす事ができる。エレベーター以外の場所では下を押す事でしゃがむ事ができる。敵の上段射撃を回避可能で、また中段射撃を出すことができる。ちなみにプレイヤーは下段射撃(伏せ撃ち)を行えない。 --射撃ボタンは文字通り所有している拳銃での攻撃。弾数は無限。 --ジャンプで敵の中段・下段射撃を回避する事が可能。それ以外にもジャンプ中はとび蹴りになり攻撃判定が存在する。 --残機制。敵の攻撃を受けたりエレベーターに挟まれたり、一階分の高さから落ちるとミスになる。 ---落下ミスは主にジャンプ時に発生する。歩行でエレベーターシャフトから落ちそうになると少しの間足踏みしてミスにならないようにしてくれる(それでもずっとレバーを入れっぱなしにすると落ちる)。また、稀に敵も落下ミスをする(得点にはならない)。 -エレベーターシステム --エレベーター内部に入って上下を押す事でエレベーターを操作する事ができる。 --エレベーターは勝手に上下移動しており、敵が入って操作する事もある。 --エレベーターの上にあるケーブルを通り抜ける事は出来ないが、勝手に上下するのを利用して移動する事はできる。 --エレベーターの上や下に敵やいるとき、エレベーターで押しつぶす事が可能。普通に倒すよりもスコアが高い。 ---エレベーターではさむとビクビクとエレベーターが揺れてプツンと潰れる。ドットは粗いが微妙にグロい。 ---自分が挟まれてしまうと、もちろん同様の末路を迎えることに…。 --エレベーター内部は常に光が灯っている。性能面での問題だったのだろうが、照明が落ちた場合は演出になっている。 ---エレベーター内を停電させた場合「エレベーターが停止しなければ矛盾が発生する」という理由もあるかもしれない。ゲーム性の関係上、エレベーターの電源を落とすわけにはいかないからだ。 ---もっとも、現実にはエレベーターの電源回路を照明の電源回路とは別系統にしているビルは普通に存在するのだが。 -天井には照明があり、銃撃する事で破壊して落下させる事ができる。落下した照明が敵に当ると敵を倒した事になる。 --照明が落ちるとその階が暗くなる。敵の姿が見難くなるが、その時に敵を倒すとスコアが増加する。 -随所にある赤いドアに入り機密文章を全て回収しなければ地下へ降りてもクリアにならない(残った赤いドアまで戻される)。 -制限時間があり、時間を超えるとエレベーターが操作を受け付けなくなり、敵の出現数が増加。 --直接的にミスになるのではなく、処刑モードに移行すると言えばわかりやすい。 --また、制限時間オーバーと同時にランクが最高値になり、敵が下段攻撃(伏せ撃ち。この状態ではプレイヤーの射撃は上段・中段共に回避される)をするようになる。 **評価点 -見ただけで解る単純明快なシステム。 -照明を落とした後、ポツンと明かりのついたエレベーターは見た目に大変美しい。 -今でこそ割と良くある事だが、ゲーム開始時に主人公がビルに侵入するデモが挿入され、雰囲気を盛上げてくれる。 -照明とスコアシステムはなかなかに熱い。銃撃<蹴り<エレベーター=照明<クリアの図式は何を優先させるかの駆け引きを常に求めてくる。 **難点 -制限時間があまり長くない。 --最初の数ステージはよいのだが、徐々に時間制限が厳しくなっていく。ある意味難易度が高いとも。 --しかも、一度タイムアウトしてしまうと、ミスをしてもその状態のままで、ステージをクリアしない限り解除されない。このため、タイムアウト状態は実質的に残り人数がいくらあっても、ゲームオーバー宣告のようなものである。 -やってる事は銃撃戦なのだが音楽が妙にポップ。 --好みの問題なので人によるが、おおよそジェームズ・ボンドのようなスパイの曲とは言いがたい。 -エレベーター待ち時間が長い。 --エレベーターの上に乗った上下移動を駆使すれば大幅に軽減できるのだが、それでも微妙にイライラさせられる。 **総評  単純ながらも中々に駆け引きの熱いシステムを内蔵しており、ゲームとしての完成度が非常に高い。任意に上下移動できるエレベーターと言う身近な物を使ってここまでのゲーム性を生み出したのは賞賛に値するだろう。 **移植 80年代初期の人気作品だったこともあり、多くの機種に移植されている。 -FC版(85年 タイトー):最も有名な移植だと思われる。耳障りな謎のノイズが鳴り続けたり動きが妙にカクカクしているなど、あまり出来がいいとは言いがたい移植である(開発マイクロニクス)。 -GBA版(02年 タイトー):原作にほぼ忠実な移植版と、ライフ制・ステージクリア制(セーブ可)・対戦モードありのアレンジ版が収録されている。開発メディアカイト。 -PS2版(2005年 タイトー):タイトーメモリーズ下巻の収録タイトルの一つとして収録。 -PS3版(2011年 スクウェア・エニックス)PSストアで8月31日から配信。業務用を忠実に移植したオリジナル版と、ポリゴンキャラで表現したデラックス版がある。後者は新システムとして武器の入れ替えや対戦可能になり、銃を撃つと他の階の警備員に気付かれてしまうので近接攻撃ができるようになったりとよりスパイらしくなった((そのわりには爆弾で壁を吹き飛ばすなどやってるが))。ステージ毎のスコアアタック要素も導入された。さらに追加ダウンロードデータで奇々怪界の小夜ちゃんがプレイヤーキャラにできるという特典もあった。また条件満たすと過去のタイトーのアーケード作品のパンフレットが見られる **続編 -後に続編として『[[エレベーターアクションリターンズ]]』が登場。 -また更なる続編としてガンシューとして生まれ変わった『エレベータアクションデスパレード』も存在。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3194.html]]に移転しました。''

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: