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*マリオストーリー 【まりおすとーりー】 |ジャンル|アクションRPG|CENTER:&ref(MARIO STORY.jpg)&br()[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=702&file=mariostory01.jpg]]&br()[[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome?cmd=upload&act=open&pageid=702&file=mariostory02.jpg]]| |対応機種|ニンテンドウ64|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|インテリジェントシステムズ|~| |発売日|2000年8月11日|~| |定価|7,140円|~| |配信|バーチャルコンソール&br()2007年7月10日/1,000Wiiポイント|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[マリオシリーズ・関連作品リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/342.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **ストーリー >願いをかなえてくれる星たちのきらめく夜空。そのはるかかなたに、星の国がありました。~ そこには願いをかなえる力を持った「スターのつえ」という宝物が7人の星の精たちによって大切に守られています。 > >ところがある日、事件が起こりました。~ 大魔王クッパが現れて「スターのつえ」を奪い取り、さらにその力で星の精たちをつかまえてしまったのです。~ ~ そんな出来事をよそに家でくつろぐマリオのもとに、ピーチ姫からパーティーの招待状が届きます。~ マリオは弟のルイージとともにピーチ姫の待つキノコ城へと向かうのでした。 > >強大な力を手に入れたクッパがとんでもないワナをしかけているとも知らずに…… **概要 『マリオRPGシリーズ』の2作目にして、『ペーパーマリオシリーズ』の1作目にあたる作品。 N64初期から「スーパーマリオRPG2」という構想はあったものの、任天堂とスクウェアの間に不穏な空気が流れたこともあってか、開発を任天堂と関係の深いインテリジェントシステムズに移して開発・発売したという話がある。 //こんな経緯だったと思いますが不安なのでco **特徴 -本作の大きな特徴はキャラが紙でできていて絵本のような世界観であるという点である。 -戦闘ではスーパーマリオRPGと同じく、アクションコマンドを使って攻撃する。 -隠しブロックや様々なギミックを駆使して進んでいくアクション要素等所々にスーパーマリオRPGの良い点を継承している。 -経験値(スターポイント)を100溜めるとレベルが上がり、レベルアップ時に体力が上がる「ハートポイント(HP)」、マリオの技を使う為に「フラワーポイント(FP)」、バッジを使うために「バッジポイント(BP)」の三種類の中から一つ選んでマリオを強くしていく。どれを選ぶかはプレイヤーの自由である。 --戦闘やそれに関するステータスは極限まで簡略化されている。与える・受けるダメージは殆どの場合10以下、体力はラスボスでも99しかない。また、マリオの攻撃力はストーリーを進めていくと手に入る武器か、一部のバッジでしか上がらない。 --スターポイントはその時点のレベルと敵によって異なり、一度に出現した敵が多いと若干増えるようになっている。こちらのレベルが極端に高くなればスターポイントは出さなくなる。 -バッジシステム --冒険の途中で手に入るバッジを装備すれば、マリオに特別な能力が備わる。 ---FPを消費して強力な攻撃を放ったり、火属性の敵からのダメージを減らしたり、攻撃時の効果音が変わったりするなど、全80種類(同じバッジが複数存在することもある)。BP値の制限はあるが、お好みでマリオをカスタマイズできる。 -クリボーやノコノコなど様々な種族が仲間になり、各自得意な事が異なる。 --シリーズのザコキャラクター達もそれぞれ生活を営んでおり、彼らもこの世界の住人であることがしっかり描写されている。 **長所 -紙で出来ている事を活かした演出は見ているだけで楽しい。 --場面が変わるときや家に入るときなどはまるでペーパークラフトのように物が組みあがっていく。また、土管に入るときはマリオが丸まったり、挟まれる系の罠に引っかかったと思ったらペラペラなので助かったりと、バリエーションも豊富。 -戦闘を飽きさせない様々なアクションコマンド --ほぼ全ての技に独自のアクションコマンドがあり、失敗すると効果が大幅に減る。 --前作のように「適切なタイミングでボタンを押す」という簡単なものから、「画面に表示されるボタン(3種)を素早く正しく押す」というような高難度のものまで。しかし、いずれもシンプルで分かりやすい。 ---ある程度の物語の進行は必要だが、バッジで判定を緩くすることもできる。 -アクション要素満載でプレイヤー操作が主体なストーリーパート。 --マリオシリーズお馴染みのスイッチを押す仕掛けに、ハンマーやヒップドロップで障害物を壊していく仕掛けなど盛りだくさん。 --戦闘に突入するときも、相手に先に攻撃を仕掛けることで先制攻撃(逆もある)が可能。仲間のアクションでも可能なため、ピンキー(仲間のボム兵)の爆発に巻き込ませればノーリスクで先制大ダメージを与えられる。 -ステージをクリアするごとにピーチ姫を操作するイベントが挿入され、ストーリーに厚みを持たせている。このピーチパートは基本的にミニゲーム主体。 -絵本のような見かけによらず細部の設定がしっかり練られており、その世界感は続編へと受け継がれることになる。 --とてもファンタジックなストーリーであり、更に個性的なキャラクター達が物語をより引き立ててくれるため忘れられない魅力がある。 --例としては、名前も外見も似ているキャラクターが複数登場したと思ったら全員親戚であり、話が異様に長いという性格まで似ていたというデアール一族など。 --ストーリーの合間に何度でも立ち向かってくるコワッパも印象的。殻に籠ったり羽根が生えたりトゲを生やしたり、さらには通信教育で覚えた魔法を使ったり。 --パーティーメンバーの中でもレサレサは愛らしい外見とマリオシリーズでは珍しいツンとすました性格から特に人気が高い。 ---これで味を占めたのか、以降の2作品でも大体1人は似たような性格のキャラが登場している。 --パレッタ(オープニングの1シーンだけだが)、レサレサ、デアール一族は続編にも登場した。 -前述の初心者から上級者まで様々なカスタマイズができるバッジシステムは奥が深い。 --ストーリー上で必ず使わなくてはいけないバッジも殆ど無いため自由度は凄まじい。攻撃力が増える代わりに受けるダメージも増える「モロハノヤイバー」のようにリスクとリターンがあるものから、移動速度が遅くなる「ノロイノロイ」など微妙なバッジもあるが、あえて装着すると言う縛りプレイも楽しめる。 ---「ノロイノロイ」はデメリットしかないように見えるが、実際には「ダッシュすると敵が起きてマリオに向かってくる」ギミックの対策になるため、使い道がないわけではない。使い道が本当にないバッジは効果音が変わるだけのピッキョローン系くらいである。 -頭を使わないと解けない仕掛けは前作から健在である。しかし紙であることを利用した仕掛けはまだ少ない。 -町並みやバトルフィールドなどのデザインも良い。 --N64とは思えない高品質なグラフィックも特筆すべきであろう。下手にポリゴンらしさを強調していないグラフィックはとても温かみがある。 -バッジやほしのかけら等、アイテム収集によるやり込み要素もある。 -BGMも作り込まれており、ボスには一体一体に専用のBGMが用意されている。ちなみにノコブロス戦では「マリオブラザーズ」のアレンジが流れる。 -クリオのセリフはマップごとに全て違うセリフになっている。話しかけて確かめてみよう。 --敵に対しても「しらべる」コマンドで能力値など詳細な説明をしてくれる。以降も残りHPが常時可視化されるので使う価値はある。ボス戦でのみ出てくる敵にもしっかり用意されている。たまに個人的な主観などどうでもいいことを言ったりする。((ノコイエローに対して「黄色と言えばカレーだけど関係あるかな?」など。)) -ルイージの日記や手紙やわらしべイベント等、小ネタやイベントが非常に豊富。 **短所 -ストーリーが短めであっさりしている。クリア後のおまけ要素も無い(これは前作でもそうだが)。「クッパがピーチ姫をさらい、それをマリオが助けに行く」という、ものすごくいつものマリオ。((しかし、マリオRPGシリーズに限るとこのストーリーは珍しく、後のペーパーマリオシリーズやGBAのマリオ&ルイージRPGシリーズを考慮に入れてもこれ1作のみである(シリーズのどの作品でも基本的に冒頭でピーチ姫は誘拐されるが、これ以外は黒幕がクッパではない。クッパは物語展開上マリオに協力するケースが多い。)。)) --続編以降に比べてストーリーが単純で捻りがないという批判もあるが、こちらのシンプルなストーリーがいいという層もいて賛否両論。 --ちなみに今回、クッパはピーチ姫を''城ごとさらう''という豪快な手法をとる。前述のピーチ姫パートはこの城の中、つまりピーチ姫の自宅が舞台である。 -スーパーマリオRPGに比べてテンポがやや悪い。 //-全体的にコインが手に入りづらく、アイテムをそろえるのがやや面倒。 //--消耗品はまだ料理で作ることもできるし、単価も大したことはないのだが、最低50コインからとなるバッジを買うのは結構な手間となる。 //---珍しい仕様として「各地のショップごとにアイテムの販売・買い取り価格が異なる」というものがあるのでこれで稼ぐことは可能。しかしこれに気づかずモンスターから得られるお金だけでやりくりしようとすると相当キツイ。 //バッジは一応貴重品だから高価なのは当然。むしろ通常の物価を考えると金銭のバランスは取れてる方。 -コンプを困難にする要素。 --自宅の壁にゲーム中の記録が掲示される。その中に星のかけらと作った料理の数も含まれているのだが、ゲーム中の仕様の所為で難しい。 --とはいえ、後続作品のような図鑑要素ではなく、数字が表示されるだけのほとんど実績のような物なので気にしないプレイヤーも多いが。 //レシピないだろ //すみません、説明不足でした。自宅にあるメモの料理数の項目の事です。 //あのコルクボード(?)のことか **総評 当初スーパーマリオRPGの続編として発表された為、全く違う中身に戸惑ったかもしれないが、初心者から上級者まで様々なカスタマイズができるバッジシステムとレベルアップ時の能力選択、戦闘時の様々なアクションコマンド、アクション要素満載でプレイヤー操作が主体なストーリーパートなど、スーパーマリオRPGに負けず劣らずの面白さを持つゲームと言える。~ とてもファンタジックでありながら中々感動できる場面もある、その個性的な世界観に惚れたファンも多い。~ その点ではスーパーマリオRPGとは違った面白さを持ったゲームと言えるだろう。 **余談 -伝統のザコ敵、「ファイアパックン」がステージ5のボスに抜擢され、大出世を遂げている。 --外見的には過去とほとんど別物と言っていいが。((ヨッシーアイランドに出てきたビッグパックンのような外見。ちゃんと触手もついている。))それでもラスボスのクッパを除きほとんどのボスがオリジナルで占められるなかで、名前だけでも過去作から出演しているのはこいつだけである。 ---戦闘は2段構成になっており、1段階目は特徴のない普通のファイアパックンだが、倒すと火を纏って復活してくる。だが復活後は氷か水の攻撃を当てると2ターン気絶するため、割と簡単に倒せるボスとなっている。やはり所詮は雑魚ということか。 --ちなみに他のボスは、クリキング(クリボー)、ノコブロス(ノコノコ)、カーメン(カメック)、ドガボン(ガボン)、しょうぐんヘイホー(ヘイホー)など既存キャラの見た目や名前を変えたキャラクターが多い。その中で、ステージ6のボスは今作から登場した種族の親玉で、ステージ7のボスは完全なオリジナルとなっている。 //開発段階でのタイトルは『スーパーマリオRPG2』とされていた。 //つ概要
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