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*ウルトラ警備隊 MONSTER ATTACK 【うるとらけいびたい もんすたーあたっく】 |ジャンル|シミュレーションRPG|&amazon(B0002ER6AG)| |対応機種|ゲームボーイアドバンス|~| |発売・開発元|ロケットカンパニー|~| |発売日|2004年8月5日|~| |定価|5040円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[ウルトラマンゲーム・リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/928.html]]''| **概要 -登場するヒーローは「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)」+1の4体。 -ジャンルはシミュレーションゲーム。ウルトラシリーズのゲームというと大抵が格闘アクションであり、シミュレーションは珍しい。 -今作の主役はウルトラマンでは無く、なんと防衛チームである。 --一応、過去にアーケードで「ウルトラ警備隊」というシューティングゲームが出ているが、原作性は乏しかった。 **特徴 -システムはほぼ、「スーパーロボット大戦」と同様。ただしもちろん、今作独自の要素もある。 --前後左右の方向によって攻撃の範囲が変わる。 --背後から攻撃すれば敵の死角になるため反撃されない。 --経験値の概念がなく、機体の能力を上げるには予算を使って改造する。 --町の被害や自衛隊への救援要請の有無によって、自部隊への支持率が変化する。 -予算は支持率によって変わる。その為出来るだけ町への被害や、自衛隊の出動を抑える必要がある。 -メカはビートルやウルトラホーク、マットアロー等お馴染みのものに加え、マグマライザーや特殊潜航艇S号といった、ややマイナーな地底・海中メカも登場する。 -「予算」や「支持率」を巡るユニークな駆け引き。 --市街地で施設を破壊されるなどすると、被害金を請求されたりもする。妙にリアル。 -ウルトラマンはなんとNPC扱い。プレイヤーが直接に操作することはできず、独特の緊張感を生んでいる。 --間接的に命令をすることはできて、「あの敵を倒せ」「あの町を守れ」「そこに行け」の三つから選ぶ事ができる。 -評価は「防衛チームが倒す>ウルトラマンが倒す」で、出来るだけ防衛チームで倒した方がいい。 **長所 -防衛チームに視点をおいたゲーム性。 --背後が死角になっていることもあり、互いの向きや射程を考えて攻撃する必要がある。スパロボのような反撃中心の殲滅戦は困難で、なかなかにシビア。 --ただ単に怪獣を倒す楽しさだけではなく、如何にして被害を最小限に抑えて予算を確保するかを追及する楽しみもある。 -ウルトラマンに命令をすることはできる為難易度を調整することができる。 -怪獣や戦闘の演出など、グラフィックはかなり頑張っている。 --戦闘機などがフィールド1マス分のサイズなのに対し、ウルトラマンや怪獣は4マス分の大きさを占有し巨大感を演出している。 -ドラマパートでは当時の実写を取り込むなどしていて、原作の雰囲気がよく出ている。 -ステージ数も多く、巨大メカの活躍する屋外ステージの他に、等身大の隊員だけで戦う屋内ステージもある。 -シナリオは原作を大切にしつつ、2つの話が上手にクロスオーバーしている。 --冒頭では物語の説明があり、原作を見ていなくてもわかりやすい。 -怪獣も恐竜戦車やヤメタランス、アイロス星人等なかなかマニアックな怪獣が多い。 -BGMやSEは原作のものを使っていて、これまた雰囲気を盛り上げている。 **短所 -低い難易度 --攻略パターン等が単調で簡単に攻略出来る。 -ウルトラマンの存在が邪魔。 --防衛チームで怪獣を倒せるようになると邪魔なだけになる。 --変身したら何も考えずに町のど真ん中に着地して、町を踏み潰しながら歩き回る。 -戦闘シーンの演出が、科特隊とそれ以外とで力の入れ方にムラがある。 -メカに乗る隊員が誰であろうと、攻撃力や命中率等に変化がない。 -改造費がかなり高く、フル改造するには最低3周はかかる。 -エンディングがあっさりしている。 **総評 キャラゲーとしては良質で、マニアックな再現性やこだわりが光る。純粋にゲームとして評価しても、いくつかの粗こそ目立つが十分に楽しめる作り。~ 単なる「スパロボのパクリ」では終わっていない、密かな傑作と呼んでいいだろう。~ **余談 -初回特典として、科学特捜隊の「流星バッジ」が同梱された。「ウルトラマン」の作中で用いられていたあのバッジが、完全レプリカとして忠実に再現されている。
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