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*北斗の拳
【ほくとのけん】
|ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/pics/boxart_m/148003090m.jpg)|
|対応機種|セガ・マークIII|~|
|発売・開発元|セガ・エンタープライゼス|~|
|発売日|1986年7月20日|~|
|定価|5,000円|~|
|レーティング|CERO:B(12歳以上対象)&br()※バーチャルコンソールで付与されたレーティングを記載|~|
|コンテンツアイコン|暴力|~|
|配信|バーチャルコンソール:2008年2月26日/600Wiiポイント|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[北斗の拳シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1036.html]]''|
**概要
-セガから発売された、同名漫画原作の横スクロールアクションゲーム。原作のラオウ戦までがモチーフとなっている。
-メインプログラマは後に名作『[[ファンタシースター]]』、『[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]』を生み出す中裕司。
**特徴
-左右ボタンが移動で上ボタンはジャンプ、あとは二つのボタンでパンチとキックを繰り出すといった、非常にシンプルな操作体系。
-横スクロールアクションのシーンとボス戦の対戦アクションのハイブリッド式となっている。横スクロール面では背景の多重スクロールが実現されており、攻撃がヒットした敵は一撃でバラバラに砕け散る。
--この横スクロール面は、わらわらと出てくる雑魚敵を次々と粉砕して突き進んでいくため、テンポが非常に良く爽快感も抜群な構成になっている。
--道中では中ボスにあたる敵が現れ、それぞれが原作に沿った攻撃方法でケンシロウに襲い掛かってくる。一面に登場するハートには腹部以外への攻撃でダメージが通らないなど、倒し方にも工夫が凝らされている。
--体力は雑魚敵を10体倒すことで少しだけ、中ボスを倒すことで一定量回復する。
-ステージの最後のボス戦ではキャラのサイズが一回り大きくなり、近代の格闘ゲームに近いシステムとなる。
--ボスを原作に沿った方法で倒すと必殺奥義でのとどめを決めることができ、ケンシロウが凄まじい勢いでシンに北斗百裂拳を叩き込む姿などは当時絶大なインパクトがあった。特に最後のラオウ戦では例のあのシーンの直前にラオウが両手を前に出しながらフラフラとケンシロウに近寄るシーンまで細かく再現されている。
**難点
-コンテニューがない。
--基本的に本作は死んで覚えるタイプのゲームなのでコンテニューなしという制限は非常に厳しい。
--特に4ステージのトキ戦は初見でクリアはまず無理な為、ここで詰まってしまったプレイヤーは多い。
-シンに止めを刺す奥義が「北斗十字斬」ではなく「北斗百裂拳」になっている。それじゃ破裂しちまうだろ。
--実は「北斗十字斬」という奥義名はTVアニメオリジナルの呼び名であり、シンは秘孔が炸裂する前に自ら身を投げて命を絶ってしまうので厳密には間違いでないのかもしれないが… おそらく北斗神拳の代名詞のような技である北斗百裂拳を最初のボスで披露したかったということだろう。
-北斗四兄弟の三男ジャギや偽トキことアミバが、南斗側でもレイやユダ、五車星が出てこない。レイはパッケージイラストに描かれているのに…。
**裏技
-ステージ2以降、道中をショートカットできる。
--これは前のステージボスをノーダメージで撃破すると、次の面のはじめにハイジャンプキックすることでボスまでの道程をスキップしつつ高得点も加算されるという裏技。
-エンディング中ケンが画面から消えた直後、十字キー上を20回連打するとボスラッシュ面に進める。
--この他にも様々な隠し要素、隠しアイテムがある。
**総評
高難易度ながらパンチやキックで敵を次々と倒していく爽快感と原作再現性の高さで多くのファンを歓喜させた、北斗の拳のゲームでは数少ない名作の一つ。&br()
既に発売から20年以上が経った現在でも、本作を北斗ゲーの最高傑作と評するファンは数多い。
**影響
-当時ファミコン全盛期にあって、このマークIII版北斗はその評価の高さから本体の売り上げに多大なる貢献をした。任天堂の山内溥前社長は「ユーザはソフトが欲しくて仕方なくハードを買う」と常々言っていたが、このゲームは「ユーザにマークIIIを買わせた」ゲームなのである。後にWiiのバーチャルコンソールにおいて、マスターシステム配信の第一弾ソフトに本作が選ばれたのも当然と言える。
-ちなみにVCで漫画原作のキャラゲーが配信されたのはこれが最初である。VCでマークIII版『北斗の拳』という版権作品が配信されたことは驚きであった。
**余談
-ラオウを倒した際に激しい光の明滅(いわゆるパカパカ)があり、ポケモンショック類似の状態が発生する危険があるので注意。
--VC版では修正されているのでこちらは安心していい。
-後に[[『SEGA AGES 2500シリーズ』でリメイク>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1146.html]]されている。ただしこちらはクソゲーと言うほかない出来だった。
#region(CM動画)
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=bYh-1Bqz_w8)
#endregion
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/4667.html]]に移転しました。''