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「[[修正依頼]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。 ---- //検索用CO:東京魔人学園剣風帖 *東京魔人學園剣風帖 【とうきょうまじんがくえんけんぷうちょう】 |ジャンル|アドベンチャー+SRPG|&image(http://www23.atwiki.jp/ggmatome/?cmd=upload&act=open&page=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%AD%94%E4%BA%BA%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%89%A3%E9%A2%A8%E5%B8%96&file=kenpu_f.jpg,width=160)[[高解像度で見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/?cmd=upload&act=open&page=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%AD%94%E4%BA%BA%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%89%A3%E9%A2%A8%E5%B8%96&file=kenpu_f.jpg]] [[裏を見る>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/?cmd=upload&act=open&page=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%AD%94%E4%BA%BA%E5%AD%A6%E5%9C%92%E5%89%A3%E9%A2%A8%E5%B8%96&file=kenpu_b.jpg]]| |対応機種|プレイステーション|~| |発売元|アスミック・エース エンタテインメント|~| |開発元|シャウトデザインワークス|~| |発売日|1998年6月16日|~| |価格|5,800円(税抜)|~| |配信|ゲームアーカイブス:2012年3月28日/600円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[東京魔人學園伝奇リンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1541.html]]''| #contents(fromhere) ---- **概要 「魔人学園」と呼ばれる新宿・真神学園に転校してきた不思議な《力》を持った主人公が、同じように不思議な《力》に目覚めた仲間たちと共に東京に起こる異変や猟奇殺人事件を解決するため戦う、シミュレーションRPGパートを含んだアドベンチャーゲーム。 **特徴 -当時「鬼門」と言われていた伝奇系ジャンルに希望の光をともした偉大なパイオニアである。 --菊池秀行作品へのオマージュはかなり強いが(例えば仲間の1人・蓬莱寺京一はまんま十六夜京也だし、ドクター・メフィストの病院の如く常識では治療すら出来ない奇病や重傷も拭った様に治す産婦人科があったり)。 -男女共に仲間になるキャラクター(総勢26人)は多彩な技や術で戦い、またそれぞれのキャラクターも非常に立っているため印象深い。 -主人公の受け答えを感情入力で答えていくシステムは非常に斬新。 --だがその受け答えしだいで新しい仲間が増えたり、クリスマスデートのフラグが立ったりするため、攻略本・攻略サイトは必須であった。 --仲間全員を仲間にするのはそれほど難しくはないが、クリスマスフラグは非常に難解なキャラが数キャラ存在している。 //--キャラを仲間にする為の感情入力が固定されており、自由に感情入力できるシステムを阻害しているという意見もある。冷淡に振舞っても仲間になる、というのもアレだが。 //固定されちゃいねーよ。かなり入力内容には余裕がある。ひたすら怒ってるような奴の仲間にはなりたくないし、ベタベタするのが苦手なキャラに馴れ馴れしくしすぎたら仲間にはならないが、そんなもの感情入力システムじゃない普通の選択肢式だって同じだろう。 -戦闘も特定のキャラが囲むことで発動する「方陣技」などキャラの特色を生かしたシステムがあったり、フリーバトルとアイテム稼ぎの無限ダンジョン「旧校舎」があったりと飽きさせることがない。 --ただし、方陣技の演出が冗長で、カットできないという欠点もある(使用すると仲間の好感度が上がるというシステム上、積極的に使いたいのだが…)((これは当時のSRPGに良くあったこと。))。 -性別が男性、古武術の達人、といった設定は存在するが、主人公の性格や人柄はプレイヤーの想像に委ねられている。 --一方、魅力的な男性キャラクターが多数存在していたことから、女性主人公でプレイしたかったという声も見受けられた。その声が届いたからなのか、このゲームと主人公が同じである『[[符咒封録>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1535.html]]』に女性主人公モードが収録された(あくまでも裏技扱いのおまけモードであるが)。 --また、二次創作では主人公の緋勇をオリジナル女性キャラに置き換える手法が一時期流行した。 -難易度は程ほど、旧校舎を活用しないと辛い部分も存在するが、不使用でもクリアは可能。 --戦闘前でも旧校舎に寄れるので、敵が強すぎて詰まってしまうということは無いので安心。 -また声優も、無名時代の堀江由衣や田村ゆかりが出演していた点でポイントは高い。 **難点・賛否両論点 -R1ボタンでテキストを進める特異な操作で、普通のアドベンチャーゲームだと思って説明書を読まない人は混乱する((前述の感情入力で○ボタンを使用するため、他のアドベンチャーで言う「ボタン連打で読み進めていたら選択肢が出てきてうっかり○ボタンを押してしまう」ということへの対策と思われる))。 --まあ、テキスト表示時に○を押すと、小さく「R1」と表示されるのだが。 -文字の解像度が高くなく、読みにくさが気になる。特にルビで顕著に表れる。 -戦闘デモのイラストが立ち絵と大きく異なる。 -戦闘で使いやすいキャラとそうでないキャラの差が大きい((ドッペルゲンガーを操る紫暮は2ユニット。大幅に能力を上げる「四神覚醒」は使用行動力1。特に回復や支援が必要ではなくレベルアップが難しいのに必須メンバーの美里など。))。また、好感度の高低で参加するターンが変わるなど不便な点がある。 -如月が腕を組むイラストがおかしな構図。 -卒業式に好感度が高い女の子キャラクターから告白される特別なエンディングがあるが、用意されているのはメインメンバーの二人のみ((そのフラグであるクリスマスデートは全員分ある。))。 --後に発売されたファンディスク『朧綺譚』にて、男女含めて全員の告白シーンが用意された。 **総評 ニッチなジャンルを扱いながらも、凝りに凝った内容でその手のジャンルが好きな人を満足させた。~ が、それ以上に特定の雑誌の後押し(後述)とキャラクターの魅力で固定ファン(特に女性)を拡大した異例作品。 **その後の展開 -発売後「電撃プレイステーション」が熱烈にプッシュし、同誌の読者層とも合致していたため絶大な人気を誇った。 --1年以上も宣伝記事や宣伝マンガと攻略記事の連載、果ては付録のCD-ROMで改造セーブデータの配布まで行い、イラスト投稿ページの大半が本作のキャラで埋め尽くされ、ファンページが出来るほど。 --そのため、ゲーム販売史上異例のスロースタートのジワ売れ人気作となった。 -1999年4月12日に上記のエンディングを補完し、前日譚である第零話に7編の外伝と、CG鑑賞モードに音楽鑑賞モード、『剣風帖』クイズ、"詰め魔人學園"とも呼べるミニゲーム「螺旋洞」を収録したファンディスク『東京魔人學園朧綺譚』が発売。「螺旋洞」の難しさや、攻略後に全員の好感度をいじって全員のエンディングを簡単に見られるなど、ただのファンディスクの域を超えている。 --さらに最大の隠し要素として『外法帖』の予告ムービーが収録されている。当時続編についてはまったくアナウンスされていなかったため、この不意打ちはファンにすさまじい衝撃を与えた。 -2000年7月13日に『剣風帖』と『朧綺譚』をセットにした事実上の廉価版である『東京魔人學園剣風帖繪巻』が発売される。内容についてはパッケージイラスト以外の変更点はない((出荷・販売数の問題で、一時は高額な中古価格が付いた。))。 -2000年10月12日にWSでカードゲーム+アドベンチャーゲームの『[[東京魔人學園符咒封録>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1535.html]]』が発売。物語上外伝的な扱いになる。こちらは2004年にGBAでシリーズ5周年記念作の一つとしてリメイクされた。 -本編から数年後を描いた小説・ドラマCD・マンガ化・スピンオフ作・登場した場所の観光ガイド本・イラスト集・アニメ化・ラーメン店とのコラボレーション・コンサートと多彩にメディアミックスされた。 -そして2002年に待望の続編『外法帖』が発売される。幕末を舞台とした作品となったが、細かい部分が当初の設定と食い違うこともあり、やや期待はずれな感もいなめなかった。 //作中で言及されてたのは「旧校舎の建物は元は陸軍の訓練学校だった」であり、真神学園の創立は当初から明治。まあ剣風帖時代の設定では明治7年ではあるから食い違ってることは確かだが -リメイクもされ、発売元がアスミック・エースからマーベラスインタラクティブ(後のマーベラスエンターテイメント)に移り、外法帖はPS2で、剣風帖はDSでそれぞれ発売された。 --[[PS2外法帖>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2361.html]]の方は追加シナリオ等もあり評価もそれなりだったが、肝心の[[DS剣風帖>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2334.html]]はというと…。 -魔人學園シリーズは三部作で、三作目『帝戰帖』のDSでの製作が発表されていたが、2010年7月に発売中止が決定した。 #br()
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