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「[[修正依頼]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。 ---- *太鼓の達人 【たいこのたつじん】 |ジャンル|バラエティお祭りゲーム| |対応機種|アーケード| |販売・開発元|ナムコ(1~8)&br()バンダイナムコゲームス(9~)| |稼動開始日|2001年2月21日| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''| |>|CENTER:''[[太鼓の達人シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2066.html]]''| //佳作なる判定はない、無相談の判定変更もルール違反。 //佳作だろAC14までなら良作だけど新以降は佳作か糞 ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『[[beatmania]]』『[[Dance Dance Revolution]]』のヒットによりそのジャンルを確立した「音ゲー」。しかし、上級者プレイヤーに合わせ難易度が上昇していくにつれライトプレイヤー、特に親子連れといった子ども向けの客層が離れてしまうという事態となってしまった。~ しかし、この作品は古くからの日本の伝統楽器である『和太鼓』をフィーチャーしたことにより子供でも簡単にプレーできる操作性を実現し、なおかつ上級者も飽きさせない難易度と奥深さを持ち合わせることに成功したことで、アーケードゲームとして、音ゲーとして大ヒットを記録し、稼動開始から10年たった今も続く人気長寿シリーズとなった。 ---- **特徴・評価点 操作方法は一般的な音ゲーと変わらず、画面から流れるマーカーがラインに重なった時に太鼓を叩く。しかし、BEMANIシリーズと一部相違点がある。 -レーンが1つしかなく、1つのレーンにすべてのマーカーが流れる。そのため複数のレーンによりパニックになること無くプレーできる。 --ただし横スクロールなので、譜面を見てリズムを読むことが少々難しい。また上級曲になるほど譜面の密度が上がるためリズムを把握することが難しくなる。 --マーカーは複数あるが、基本的な入力方法は太鼓の面を叩く「ドン」とふちを叩く「カッ」のみ。「ドン」が赤、「カッ」が青と至極わかりやすい。 --BEMANIシリーズのような「楽器演奏のシミュレーション」ではなく「曲に合わせて太鼓でリズムを刻む」ゲームなので、曲とリズムとタイミングさえ叩き込んでしまえば太鼓を見ずとも打ち間違いなどが無くプレー可能。 -画面上部には「魂ゲージ」が存在し、音符を叩くことでゲージが蓄積していき、演奏終了時にゲージが一定のラインを超えているとノルマクリアとなる。 --また、1人プレイのときには演奏中、画面下部に「踊り子」が出現する。演奏開始時の踊り子は1人だけだがゲージの蓄積に伴い踊り子が増えていき、ゲージが最大にまで達すると踊り子たちのほかに多数のキャラクターが現れる。見ていて楽しい演出であるほか、ゲージの大まかな蓄積具合を踊り子の数によって判別できる。 ---踊り子は多くの場合太鼓の達人オリジナルキャラクターであるが、一部の曲ではその曲にちなんだ踊り子が出現することもある。 -難易度は「かんたん・ふつう・むずかしい・おに」の4段階。また、その中で更に10段階の難易度区分がある(★の数で表示される)。かんたん★×1は幼児でもプレイできる易しさであり、おに★×10はシリーズ上級者にとっても十分な歯応えがある。 --また、一部の楽曲には「裏譜面」なるものが存在し、より高難易度の譜面であったりロングバージョンになったりする。いわばBEMANIシリーズでいう黒譜面のようなもの。 -本作独自のシステム --「黄色連打」を始めとする連打音符の存在。 ---この音符は一定の時間太鼓をひたすら叩くことで連打数分のボーナスポイントがもらえるというものであり、似たものとして「お芋音符(くすだま音符)」や「風船音符」((曲の一定区間内で既定回数分、連打しきることでボーナス点が入る音符。両者とも譜面連打中に画面内にマスコットキャラの和田どんと和田かつが登場する演出が入る。))といったものがある。この連打が多い曲は一般的に「連打曲」と呼ばれ、当然ながらスコアアタックが非常に盛り上がる曲である。((このシステム上、黄色連打が配置された楽曲においては理論上スコアの上限が存在しない。)) ---なお、BEMANIシリーズにあるチャージノートのように叩かなければミス、ということはない。これらはあくまで得点稼ぎのために存在している音符である。そのため高難易度の譜面では腕の疲れを最小限に抑えるため連打をあえてスルーしてみるというのも立派なテクニック。 --一部の曲にはプレイ状況により、リアルタイムで譜面のパターンが分岐して難易度が変化する「譜面分岐」という要素が採用されている。 --曲の一部分で判定枠に火がつき、その間は得られる得点が1.2倍になる「ゴーゴータイム」。ハイスコアを目指す者にとっては重要なシステムとなる。 ---その曲のサビなど、特に盛り上がる部分がゴーゴータイムになっていることが多いが、曲によってはとんでもない箇所にゴーゴータイムが仕掛けられていることも。((1曲全体にかかっていたり、4分以上ある曲のラスト10秒ほどにしかかかってなかったり、曲中の黄色連打にしかかかってない。など)) --1曲目でノルマクリア失敗した際、一定時間内に太鼓を一定以上連打することで2曲目以降を遊ぶことができる「復活連打」システム。1曲目でノルマクリア失敗することに対するリスクが低くなっており、積極的にハイレベルな曲に挑戦できる。 ---ただし難易度が上がるごとに必要な連打数は上がっていく。おにコースともなるとかなり早い連打が要求されることもしばしば。 -AC7以降からは全国ランキング機能、AC14で段位検定((BEMANIシリーズの段位検定のように特定の曲を連奏する形式ではなく、ある一つの曲を様々な条件付きでクリアするというもの。))も搭載された。とはいえ筐体側に登録する方式ではなくQRコードを利用して携帯サイトに登録するという方式。 -2011年稼働の新筐体版『太鼓の達人』ではICカード「バナパスポートカード」に対応(セガの「Aimeカード」も使用可)し、各楽曲ごとのスコアを記録し全国/都道府県ランキングに参加したりプレイヤーや公式が開催するオンライン大会、追加要素の解禁などの要素、段位道場((AC14の段位検定と違い、3曲を連奏しつつ可や不可を規定数未満に抑えて合否判定をする))が追加された。 ---- ***豊富な曲ジャンル BEMANIシリーズでは海外のマイナー曲やプロデューサーが作曲したコナミオリジナル曲が主流で、一般的なJ-POPやアニメなどの楽曲(版権曲・ライセンス曲)はあまり多くない(現在ではライトユーザー向けに版権曲をメインに収録した機種も出ている)~ しかし、太鼓の達人では一般向けのJ-POPから子ども向けのアニメ曲や童謡、ゲーマー向けのゲームミュージックなど多種多様な曲が収録されている。 以下は太鼓の達人でのジャンルと一例。BEMANIシリーズと異なって楽曲ごとのジャンル名は設定されておらず、楽曲の種類と傾向によって以下のカテゴリに分かれている。 -J-POP --女々しくて、AKB48といった最新J-POPから天体観測、リンダリンダといった懐かしの曲まで収録されている。特にどの筐体でもベスト10に入るほどの人気を誇る定番曲「夏祭り」や「おに」では最大コンボ数が999もある難関「紅」が有名。 -アニメ --アンパンマンやドラえもんといったこども向け、戦隊・ライダー・プリキュアの東映キッズ曲、ドラゴンボールやヤマトといった大人向け曲など幅広いプレイヤーに対応。最近ではエヴァ・ハルヒ・AngelBeats!などの中高生向けアニメ曲まで網羅。 -ボーカロイド曲 --新筐体ソライロVerから新たに追加されたジャンル。もともとこれらの曲はバラエティに入っていたのだが、曲数が多くなりすぎたためか、このジャンルに移動した。 --収録されるボーカロイドの種類も初音ミク、GUMI、IAなど多彩である。 -どうよう --もりのくまさん、おもちゃのチャチャチャなど子どもでも楽しみながらプレーできる簡単な曲が揃っている。その一方で「おに」の裏譜面ではもりのくまさんが本気で襲い掛かってくるなど、メリハリもそれなりにある。 --人気曲が多いが、シリーズ全体を通して収録曲数は少なく、家庭用に至っては0と言う事態も珍しくない。 //太鼓の達人13からジャンル名がひらがなに変わりました --新筐体では2曲追加され5曲となったが、それ以降は追加はない。 -バラエティ --たらこ・たらこ・たらこやまねきネコダックといったCM曲、渡る世間は鬼ばかりOPや大改造ビフォーアフターテーマ曲などのテレビBGMなど「無法地帯」ともいえる選曲チョイスが光る。 --最近ではやわらか戦車やウッーウッーウマウマなどのニコニコ動画・2ch発祥曲などのマニアックな楽曲も入っている。 ---かつてはボーカロイド曲もここに入っていた。 -クラシック --カルメン、天国と地獄など有名クラシックが多数収録されている。 --一部、原曲とかけはなれた大幅なアレンジが加わった曲もある。それらは実質、ナムコオリジナル曲に近い。中でも増渕裕二氏の手がけるクラシックアレンジは大胆なアレンジながら常に高評価を得ている。 --特に「白鳥の湖」に大胆すぎるアレンジが加わった「白鳥の湖~still a duckling~」やロック調にアレンジされたショパンの代表作「幻想即興曲」は曲調も譜面もぶっ飛んでいる。 -ゲームミュージック --数多くのゲームメーカーが楽曲提供しており、任天堂からマリオ、スクエニからドラクエ、カプコンからモンハン、アイレムからスペランカー、などなどが提供されている。 ---特にタイトーは多くの曲を提供しており、ダライアスやニンジャウォーリアーズ、影の伝説やカイザーナックルなどから曲が提供されている。その中でも「URBAN TRAIL」は高難易度・良譜面で今でも人気が高い。 ---さらに、タイトーの音ゲー『ミュージックガンガン!2』では、本作に楽曲を提供したことに加え、本シリーズの人気曲である「さいたま2000」((一時期2chで流行った「さいたまミュージック」とは違うもので、ロッテルダムテクノに属する楽曲。人気シリーズである2000シリーズの第1弾。))が収録され、和田どん・和田かつもゲスト登場している。 --もちろんナムコ曲も多数収録されており、GOD EATERなどの新作、リッジレーサーやソウルキャリバーなどの古株ゲームから、源平討魔伝、バーニングフォースなどの往年のレトロアーケードゲームの楽曲まで収録されている。 ---また、[[THE IDOLM@STER]]の曲も多数収録されており、過去作ではある曲の選択時に[[あるギミック>http://www.nicovideo.jp/watch/sm718980]]が発動していた。 --中でも初出から今までずっと常連になっている程の根強い人気を誇る「KAGEKIYO 源平討魔伝メドレー」、他のソウルキャリバーシリーズが1バージョンで消されているのに対して初出からずっと残留している『ソウルキャリバーII』は有名。 -ナムコオリジナル --BEMANIシリーズ同様、オリジナル曲も多数入っている。「わけのわからないもの」・「どうしようもないもの」((元はKONAMIのポップンミュージックシリーズにおいて、全曲中、最高峰レベルの難しさを誇るとある上級曲2曲を指す。転じて他の音ゲーでも高レベルの難関曲を指す形容詞として使われるようになった。))も続々出現するなど多様性に溢れていて、全体的な難易度は高い。 --新しい作品が出るごとにほぼ毎回新曲が発表される難関曲揃いの2000シリーズやアジアンテイストが好評な季曲シリーズなど人気シリーズも多い。 --本シリーズは「和田どん」「和田かつ」を始め数多くのキャラクターが登場するが、彼らをイメージしたキャラクターソング的な曲も作られている。 実在の楽器をシミュレートしたタイプの音ゲーの場合、元の楽器から連想される音楽ジャンルからかけ離れた雰囲気のジャンルの曲は違和感を持たれてしまいやすいものだが、上記の通りのジャンルの多彩ぶりもあって非常にバラエティに富んでいるので叩いて非常に楽しく、和太鼓でクラシックやロックやJ-POPやゲームミュージックにのって和太鼓を叩くということに違和感すらも意識させないところが見事。もちろん、和太鼓ならではの和の雰囲気をフィーチャーした楽曲も多くある。 ---- ***ユーザーへの配慮 -このシリーズも、他の音ゲーと同じく曲解禁システムが備わっている。しかし、そのシステムは他と比べるとかなり良心的である。 --一般的にはクレジットを重ねないと解禁できない仕様になっている解禁曲だが、太鼓の場合は開発ブログにて公開される特別なコマンドをクレジット投入後に入力すると曲が解禁されるようになっている。 --解禁作業の為に余計にクレジットを貢がなくてすむ上、一度解禁されたら2回目以降はコマンドを入力しなくても解禁された状態のままというのも非常に親切である。 --また、時間経過でも解禁される仕組みとなっている。 --なお、解禁曲は主にユーザーからの人気が高い曲が多いが、中には新曲も混じっていたり、既存の曲の裏譜面が解禁される事も。 -2011年稼働の新筐体版は、他の音ゲーに近い解禁方式となったものの、やはり比較的良心的。解禁内容は楽曲の他にキャラの着せ替えや音色などが含まれ、腕前や店の曲数設定次第だが3-4クレジットにつき1回解禁となる。 --一方、筐体ランキングなどの廃止は賛否両論となっている。また、毎月課題が出て、クリアしないと曲が1ヶ月待たなければ解禁されない「ドンチャレ」や、上級者でも厳しい解禁条件を持つ曲も増えているため、それには批判が集まる。 --筐体ランキングが廃止された背景には、1クレジット中に同一曲を複数回選択できるようになったということがある。以前からコアユーザーの間ではそれを望む声が大きかった。 --プレイ終了時の魂ゲージの蓄積量がそのまま解禁のためのポイントに変換される。ノルマクリアできなくても蓄積していたゲージはちゃんとポイントに変換され、そのプレイが無駄にならないようになっている。 ---- **問題点 -モード数が少ない。EXTRA RUSHのようなシステムやオンラインマッチングもない。 ファミリー層がメインであることから仕方ない面もあるが。 -カテゴリの開閉、移動がすべて太鼓のフチを叩くことで行われるため、少々やり辛い。 -新筐体へ移行する際の人気曲の大量削除。例をあげれば、14稼働前のもう一度遊びたい曲のアンケートをとり、上位11曲が収録されたが、6位の百花繚乱以外は新筐体へ残らなかった。 --また上記の曲を含めた、人気曲が一向に復活しない。響け!太鼓の達人や、南中ソーランなどのように復活の声が多い曲すら復活させないし、追加もしない。 --ただし、新筐体へ移行する際に削除されたゲームミュージックやナムコオリジナルの復活は次々と行われている。 -「太鼓の達人Wii ドドーンと2代目!」に家庭用では初めて裏譜面が追加され、AC版にはなかったむずかしいコース以下の裏譜面もあった。しかし現在でもAC版では遊べない。(一部例外あり) --さらにその家庭用でも「太鼓の達人Wii 超ごうか版」ではむずかしいコース以下の裏譜面が消滅してしまった。 -極端な高難易度譜面。追い越しやソフランなど初見じゃまず叩けない譜面が増えた。これに対してもユーザーからの批判も少なくはない--。 //-PVに当たる踊り子の種類が少ない。動きも単調。 この点は新筐体にてゲストキャラを取り入れることで改善はされていった。 //-キャラデザが子供向けなテイストのため、弐寺のようなクールでカッコいい系のキャラが好きな人にはあまり合わない。 -本人音源の曲が少ない。予算の都合上仕方ない面もあるのだが・・・ -判定がやや厳しめである。 --とはいっても旧筐体よりは判定が優しい。 -詐称曲が他の音ゲーと比べて多い。  -10段階制の表記のため、同じ難易度でも差が大きい。  -BEMANIと比べて代わり映えのない内容。そのためか記事数も少ない。 -ポップンやギタドラのようにアーケードを移植することがないため、限定曲が多い。 //ファミリー層向けなんだから子供向けのデザインで当然だろ。幼稚だとかカッコ悪いなんてのもただの主観。ポップンみたいにキャラ重視の作風でもないし、問題点ですらないわ。やたらポップンと比べたがる輩が多いな。 //ポップンもファミリー層向けだが、賛否両論点にあったんですが・・・。 あと太鼓やっている人には分かると思うが結構キャラ重視の作風だぞ。ついでにいうと中高生や大人のプレイヤーも多い。 //ポプがファミリー層向けなんて初耳なんだが。つか「メインターゲット」が子供連れなんだから、いくら中高生や大人のプレイヤーが多くてもそれに合わせる必要はないだろ。 //だからなんでいちいち「弐寺が好きな人には―」みたいに他社ゲームと比較するような書き方するんだよ。問題点として認識されてるのであれば、あくまで太鼓の達人のユーザーの中でどう評価されているのかってのを書くべきだろ。 //-異常なまでのボーカロイド優遇。コアユーザーに人気な2000シリーズや画竜点睛シリーズを大量に削除する一方で、ボカロは削除もせずじゃんじゃん追加していく姿勢に対する不満の声も大きい。 //--2000シリーズは新筐体に移行する際大量に削除されたため、さいたま系と〆しか遊べなくなった。カードを使えば、十露盤、ケチャドン、恋文は遊べるが。この削除は大きな批判を呼んだ。 //---ちなみにソライロでは童謡、クラシック、バラエティがいずれも追加0、そしてナムオリの7曲追加に対し、ボカロは13曲という優遇ぶり。 //異常と言うほどの優遇ぶりには見えないのでCO。というか曲削除とボカロ曲追加は分けて考えるべきでは? ---- **幅広いファン層 -プレイが簡単なうえ、曲のジャンルも幅広く、何より他の音ゲーと比べ入り込みやすいことから大ヒットし、今日でもゲームセンターでは親子連れが子どもをアシストしながらのプレイ(現在では「パパママサポート」として、かんたんコースの一部キッズ向け曲において両方の太鼓が反応するモードがある)や、小学生・中学生がマイバチ((筐体備え付けのバチはやや重めで上級曲をやるのには厳しい場合があり、より軽い・持ちやすいバチを自分で用意するプレイヤーが存在する。マイバチとはそのバチのこと。))を持参してのプレーという他の音ゲーではなかなか見られない光景もよく見られる(実際は法律上、マイバチは禁止((PL法という法律。メーカーの想定外のプレイで他の客に被害が及んだ場合……勢い余ってすっ飛んだマイバチで見物人が怪我をするなどした場合に、保障関係が複雑になるため。))なのだが、現在はバンナムも黙認している。とはいえマイバチ禁止の店もあるので注意)。 -基本的に音ゲーは店舗の奥まったところに設置されることが多いが、太鼓の達人はプライズコーナーの近くや店舗の入り口に設置されていることが多いことから、その大衆性が見てとれる(あまりの人気故、セガやナムコなど企業直営店では2台以上置くことあるが、それですら長い順番待ちが必要な場合も)。 --その一方で、他の音ゲー同様廃人級プレイヤー(通称''太鼓の廃人'')による超級プレーも多く、前述のよく見える場所に設置されることも相まってギャラリーの数も非常に多くなる。 #region(太鼓の''廃人''の例) &nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm9438599) #endregion #region(太鼓の''廃人''の例 その2) &nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm10017039) #endregion ---- **社会的影響 -その知名度からかテレビ番組でも紹介・使用されることも多く、『「ぷっ」すま』や『中居正広のブラックバラエティ』では対決種目として登場しており、最近では『関ジャニの仕分け∞』内の「リズム感あるなし仕分け」に登場している。 --『行列のできる法律相談所』では「秋葉原の神様」と呼ばれる廃人ドンだー((太鼓の達人をよくプレイする人を指す呼称。))が登場し、その実力とキャラが受け、番組内で小学生ドンだーとの対決が行われたり、同番組のDSソフト(ミニゲームとして太鼓の達人が入っている)にて隠しキャラとして登場するなどの優遇を受けている。 --また、フジテレビでは太鼓の達人の全国大会の模様が放送された。 -リズムに合わせて手を動かすことからリハビリにも効果があることがわかり、介護施設向けのバージョン(高齢者でも楽しめる曲・仕様に変更、体が不自由な方でもプレーできるように改造されたバージョン)も開発された。 ---- **家庭用バージョン 本作は家庭用移植版もリリースされており、現時点でPS2で10作、PSPで3作、DSで3作、Wiiで5作、3DSで1作リリースされている(他にも携帯アプリやスマートフォンでもリリースされている)。 -家庭用ではどんどん激化する譜面に耐え抜く「太鼓タワー」や初心者から超上級者向けまで幅広い譜面を網羅した「毎日チャレンジ道場」など個性的なモードも多く、また違った楽しみ方が出来るようになっている。 --無論ゲーム部分も決して手は抜かれておらず、特に選曲に関して毎回好評を得ているのは賞賛に値する。((音ゲーは、譜面の完成度以上に曲の選曲や完成度が非常に重要とされている。)) -他の音ゲーではプレイヤーを助ける役割を持つ「オート機能」もしっかり搭載。このシリーズでは「メカドン」というキャラクターがしてくれるようになっている。 -PS2版では「タタコン」、Wii版では「太鼓とバチ」という太鼓型コントローラーが付属しており、実際AC同様バチで太鼓を叩いてプレーすることができる(当然のことながら音・振動が発生するため集合住宅や夜間のプレーには注意が必要である)。DS、3DS版では「バチペン」と呼ばれる専用のタッチペンが付属し、タッチスクリーンに描かれた太鼓をタッチしてのプレイができる。 -PSP版では曲のダウンロードが可能。バンナムのDLCは悪評高いことで有名だがこちらはそんなことはなく、1作目「ぽ~たぶる」と2作目「ぽ~たぶる2」のDL曲は&bold(){すべて無料}。現在はこの2作品で新曲の配信は行われていないが、過去に配信された曲のDLは現在も可能。 --3作目「ぽ~たぶるDX」ではシリーズ初の有料DLCを導入。現在のDLC配信はこの作品で行われており、毎月平均5曲が追加され(有料曲は1曲150円と良心的な価格。また、有料曲は版権曲やオリジナル新曲などであり有料なのは仕方が無いことだと思われる。)、そしてそのうちほとんどの月で必ず1曲は無料曲になっている。 --もちろんDLC無しでも1本のソフトとして完成しきっているので真の意味での「追加コンテンツ」である。 -その知名度や間口の広さからか、他の音ゲーと比較すると高い売上を記録することも多く、50万本を突破したものも存在する。 ---- //**最大の問題 //-太鼓の達人をプレイ中に無断でプレイヤーを撮影する行為 //--これらの行為は条例に完全に違反しており、トラブルになる事も多い //-プレイ中のDQNの妨害 //--これは警察沙汰になる事もある //--実例。プレイ中にいきなり横で空打ちされ、プレイヤーがDQNに喧嘩売ってんのかのキレル事も多い //これゲームの問題じゃなくて見てる側のマナーの問題でしょ。 **まとめ -一般層には敬遠されがちな音ゲーをぐっと身近にしたこの作品は、初代から10年以上経過した今でも、ライトユーザーからヘビーユーザーまで多くのプレイヤーの心をつかみ続ける優良ゲームである。特に他の音ゲーと比べ簡単にプレーできることも魅力である。本格的プレーに入りやすく上達しやすいことも一つの特徴といえよう(小学生がマイバチを持って高難易度に気軽に挑戦できるゲームもそうそうない)。 -現在はほぼ全てのゲームセンターに設置されており(一部個人経営のゲーセンやデパートの屋上ゲーセンでは数代落ちした筐体もあるが)、その人気は不動の地位を築いている。これからも音ゲー界をBEMANIシリーズとともに引っ張るだろう。 #region(各バージョンのまとめ) ''太鼓の達人'' -記念すべき第1作。ルパン三世のテーマ '78を除くすべての曲が1つの難易度でしか選曲出来なかった。 -選曲時間が30秒と短い。 -ドンだフル!コース(現おにコース)が存在しない。 ''太鼓の達人2'' -隠し難易度「ドンだフル!コース(現:おに)」が初登場。ただし、別のコースと共通の譜面が多かった。AC7ごろまでに譜面が追加されていった。 -「ハロプロ(ハロー!プロジェクト)祭り」と呼ばれるほどJ-POPの曲にハロプロ関連の曲が多かった(8/11がハロプロ曲)。 ''太鼓の達人3'' -フォントの変更、「バトルコース」の登場、新音符「風船音符(ゲキ連打)」の登場など旧作のシステムが完成した。 -伝説の神譜面と称される「UNITE!」が初登場。 ''太鼓の達人4'' -50、100コンボ(100コンボ以降は100コンボごとに)でどん(かつ)がアナウンスするようになったのはこの作品から。 -「ドンだフル!コース」にランキングが実装された。 ''太鼓の達人5'' -ナムオリ含め全曲にふつうコース以上の譜面が追加されるようになった。 -「曲から選ぶ!」が追加。ただしドンだフル!コースを選択出来ない。 -「コースから選ぶ!」でも「曲から選ぶ!」でも同じ曲が複数回選曲出来た。当時は不評だったが、最近は復活を望む声の大きい仕様であった。そして新筐体より再実装された。 ''太鼓の達人6'' -いわゆる「旧作」最後の作品。 -不評だった為か、同クレジット内においてコースから曲を選んだ場合は、同じ曲を複数回選択出来なくなったが、曲から選んだ場合はAC5と同じく同一曲を複数回選択できる。 -2000シリーズ第1弾「さいたま2000」が三代目より初登場。 ''太鼓の達人7'' -全曲を全コースでプレイすることが可能になった。 -ハイスコアの名前登録が4文字まで使えるようになった。 -バトルモードは廃止された。 -おにコースの難易度の査定が厳しくなり、大幅な難易度改定が行われた。AC6で猛威を奮った「さいたま2000」は依然★×10なものの、AC6からの収録曲の大半は軒並み降格した。 -ロコローション、ROTTERDAM NATION(FOO MIX)、Ridge Racer、手のひらを太陽に、ハム太郎とっとこうた~ノリノリでちゅ~など、今でも根強い人気を誇る曲が多数収録されている。 -今では定番となったTHE IDOLM@STERシリーズの初出もこの作品であった。もちろん当時から踊り子はアイドル達である。 -一部のコアユーザーは太鼓の達人はここで終わったという声も少なくない ''太鼓の達人8'' -新ジャンル「''ゲームミュージック''」が追加された。この影響で、AC7までナムコオリジナルやバラエティに属していた曲の一部はここに移された。 -ジャンル「''童謡''」の名称が「''童謡・民謡''」に変更された。 -CS6で登場した「''ばいそく''」「''さんばい''」「''よんばい''」モードを実装。 ''太鼓の達人9'' -全100曲。ついに3桁の大台に上りつめた。 -CS7をベースに、画面が更にドレスアップされた。 -おにコースについては新曲が基本的に詐称と思われることが多かった作品である。特に★×6、★×7、★×8は非常にハイレベルである。 ''太鼓の達人10'' -旧作で強大な勢力を誇っていたさいたま2000が、遂に★×9に降格した。 -連打にまつわる曲やネタが随所に見られた作品である。また、12分や24分が交じった複合譜面が多く見られた。 -豪華な収録曲から屈指の人気を誇る。 ''太鼓の達人11'' -難易度順に並びかえると、AC10のようにジャンル別ではなく、キチンと全体で考慮された並びで並べられる。 -小さい子がプレイする際に、保護者が一緒になってプレイ出来るように「パパママサポート機能」(かんたんコースの一部の曲に対応)が実装された。 ''太鼓の達人12'' -プレイである条件を満たすと、そのクレジット内において隠し曲が出現するという仕様が搭載された。 -選曲時間の残り時間が99秒→120秒に変更。 -太鼓の達人12増量版 -前作のボリュームが薄めだった反面、AC12の115曲はそのままで新曲を30曲、裏譜面限定で2曲復活、さらに隠し曲を11曲も収録するという大ボリューム。 -J-POPで初の★×10や童謡でまさかの★×9などかなり豪華だった。 ''太鼓の達人13'' -ジャンル「''童謡・民謡''」の名称が「''どうよう''」に変更された。 -クレジット限定での隠し曲の解禁方法がかなり独特で、プレイヤーでも予測がつけにくいほどだった。 -公式でも裏譜面や、隠し難易度・オプションの説明がされている。 -この筐体を利用しての、公式による全国大会が行われた。 ''太鼓の達人14'' -マクドナルドとのコラボレーション! -太鼓道場がパワーアップ! -今流行のTwitterに対応! -テレビ東京関連の曲がかなり多く、15曲もある。 ''太鼓の達人 新筐体'' -バナパスポートカードに対応した。 -遊べば遊ぶほどごほうびが解禁されるようになった。種類はきせかえや隠し曲、音色などがある。 -同一曲が同クレジット内で遊べるようになった。 -AC7以降大幅な難易度改訂が行われた。そのため詐称曲が大幅に増えた。 -2000シリーズ、画竜点睛シリーズ、アイドルマスターシリーズ、14復活前アンケートで上位11位に入った曲などの曲がほとんど削除され、大きな批判を呼んだ。 -しかしアイマス曲はちゃんと新曲も入っており、2000シリーズも後のアップデートで、十露盤2000やケチャドン2000、恋文2000などが隠し曲で復活した。 -称号システムが実装された。ユーザーネームの上に称号が表示され、称号の種類には、「[[プロデューサーさん>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/166.html]]」、「[[神を喰らうもの>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1327.html]]」など、多彩な種類がある。 -また、ニコニコ超会議2限定バージョンでは、有名同人STG「東方Project」の楽曲を収録するなど多彩な動きを見せている。 #endregion ----
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3328.html]]に移転しました。''

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