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*スターオーシャン First Departure 【すたーおーしゃん ふぁーすと でぃぱーちゃー】 |ジャンル|RPG|&amazon(B000QHPS9A)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |メディア|UMD 1枚|~| |発売元|スクウェア・エニックス|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|2007年12月27日|~| |価格|5,040円|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|268KB|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| |廉価版|アルティメットヒッツ:2009年12月3日/2,800円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[スターオーシャンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1137.html]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 [[SFC>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/263.html]]のリメイク作品。グラフィック、キャラクターデザイン一新、バトルシステム大幅変更といった多数の変更点があり、別の作品といっても過言ではないほど大幅にリメイクされている。ちなみに今作のリメイクを担当したのはトライエースではなくスクウェア・エニックスである。 **変更点 -バトルシステム --奥行きの概念の追加等、続編の『スターオーシャン セカンドストーリー』をベースとして大きく変更された。 --改良点としては、「敵ロックオン対象を変更する際に時間が止まる」「通常攻撃が三段攻撃可能になり、必殺技でのキャンセルをかけられるようになった」点が上げられる。 -フルボイス化 --声優がシウス役の東地宏樹氏を除いて全交代され、メインシナリオとプライベートアクションの際にキャラクターがしゃべるようになった。 -シナリオ --大幅な補完がなされており、魔王討伐に行くまでの過程がSFCよりも描写が増えたことで理解しやすい。 -新キャラクター --SFC版では登場したが仲間にならなかった「エリス」、スターオーシャン3からのゲストキャラクター「ウェルチ」が新キャラクターとしてパーティーに加えられるようになった。 -プライベートアクション追加 --既存の町での追加や最終ダンジョン前のシナリオやダンジョン、町代わりの施設にも追加されている。 --もちろんPSP版にてパーティに加えられる新規キャラのPAも追加されている。 -アイテムクリエーション関連 --こちらも戦闘システムと同じく続編ベースに改良された。 --また素材アイテムの大幅な追加により作れるアイテムの幅が広がり、同じアイテムを作る「複製」、セカンドストーリーから逆輸入された町の人のアイテムを盗む「ピックポケット」が追加された。 --ただ、酒類などキャラによってはPSPの規制の関係で作れないアイテムもある。 -スーパー特技 --パーティーメンバーで特定の特技を習得していると、それを組み合わせたスーパー特技が使用可能になる。 ---これで更にアイテムクリエーションの幅が広がっている。 **評価点 上記に記載されている変更点の数々が、基本的にはより良く変更されている。 **賛否両論点 ''戦闘システム関連'' -評価の高いセカンドストーリーベースになったことで、戦闘システム自体は良くなったと言えるが、1独自の要素だった「技を閃く」「技の距離による切り替わり」が廃止、「リンクコンボ」の弱体化などで「1の良さがなくなっている」という不満の声もある。 --技はLボタン、Rボタンに1つずつ、合計2つしかセットできなくなってしまったことも不満としてあげられる。 ''イリアとロニキスの服装'' -全体的なキャラデザの変更を受けて、この二人がSFC版のように着替えなくなった事には残念な声が多い。~ (本作ではこの二人は終始元々着ていた軍人服のままだが、SFC版では「それでは目立つだろう」と文明に合わせた装備に着替える。) --SFC版ではロニキスは鎧姿、イリアは''際どいハイレグ姿''である。 ---一応、今作でもイリアが着替えようとするイベント自体はあるのだが、その時に何を渡しても「やっぱりこのままでいいわ」と却下されてしまう。((それに対し主人公であるラティは「それって大人の事情だろ?」と呆れていた)) ''ワールドマップ'' -本作ではワールドマップが追加された。~ (SFC版ではワールドマップという概念は存在せず、ダンジョンと町の間もダンジョンと同じような道を歩いていく形だった。) --原作では同じような道を延々走らされる為に道に迷いやすく精神的に疲れ安かった他、世界全体図も把握しにくかった。 --本作で普通のRPGのようなワールドマップが追加された事で遊びやすくはなったが、移動速度が遅い為、町から町への移動がダレやすい。 ---これにより、プライベートアクションを発生させるために前の町に戻るといったことが面倒になってしまう。 ---ペリシーを仲間にしてバーニィを呼べるようになると高速移動&地形無視移動が出来るようになる。~ かなり快適になるが、仲間枠はそう多くないのでペリシーを固定させると他の仲間キャラの選択肢が少なくなってしまう。 **不満点 -ラストダンジョン関連 --SFC版なら、ラストダンジョンに突入してもある手順を踏めば、主な舞台である「惑星ローク」に戻ることが可能だったが、今作では不可能になってしまった。 --ロークには多数のPA、敵と5連戦して景品を獲得する闘技場、隠しダンジョンと多数のやりこみ要素が存在しており、セーブデータを別個にとる等しないとやり込めなくなってしまった点はかなり惜しまれている。 -音楽 --全体的にこもったアレンジになってしまい迫力が薄まっている。 --2004年に発売された「スターオーシャン サウンドトラック」のものが使い回されているが、COME ON BUNNYなどの新規BGMが追加されている。 -台詞など --SFC版にあったロニキスのピンチ時の台詞「''もう我慢できん''」のウケが岡森諦氏の声と相まって(一部のファンには)非常によかったのだが、リメイクに際し削除されている。 ---その一方で、追加されたプライベートアクションで、ロニキスが''もう我慢できん状態''になるのだが…。 --同様にネタ的な意味で人気だった檜山修之氏が力強い熱演をした''回復魔法''「キュアオール」も声優変更で目立たなくなってしまった。 ---文字で表すなら「キュアッオォォォォォル!」とでもなる。最初に覚える全体回復魔法であり使用頻度も高い為、非情に印象に残る。 **余談 製作スタッフの関係で原作の時点からして「テイルズのパクリ」扱いされた本作だが、今作の一部追加要素でさらにテイルズっぽくなった。~ (元々『テイルズ オブ ファンタジア』を製作したスタッフたちが独立して間もなく制作した作品なので「パクリ」扱いは的外れである。)~ 例を挙げると、 -リメイクに際し追加されたアニメーションシーンを担当したのが多くのテイルズオブシリーズでもアニメーションを制作するProduction I.Gであり、作画監督も同じ人。 -本作は声優が一新されたが、主人公の親友であるドーン・マルトー役が伊藤健太郎氏 --『テイルズ オブ ファンタジア』で同じく“主人公の親友”というポジションのチェスター・バークライト役を努めている。 これ自体は特に問題というわけではないが、テイルズファン等から変な誤解を受ける一因になっている。 **総評 シリーズ一作目であるSFC版の独自要素を撤廃した事を残念がる者も多いが、リメイク作品としての水準は十分。~ 難易度も乱高下が激しかったSFC版と比べマイルドになっており、ベスト版発売に伴ってか値段もお手頃なので、今から手軽にプレイするなら遜色の無いこちらでも良いだろう。 ----
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