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*&italic(){Pilotwings} 【ぱいろっとういんぐす】 |ジャンル|フライトシミュレータ|&image(http://ec2.images-amazon.com/images/I/51XQ93pXoiL.jpg,width=100)| |対応機種|スーパーファミコン|~| |メディア|4MbitROMカートリッジ|~| |発売・開発元|任天堂|~| |発売日|1990年12月21日|~| |定価|8,000円(税別)|~| |プレイ人数|1人|~| |レーティング|VC版:CERO:B(12歳以上対象)|~| |配信|【Wii】2010年4月6日/800Wiiポイント&br()【Wii U】2013年5月29日/800円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- &br()&br() #center(){{ &font(150%){フライトクラブ 入会案内}~ &font(120%){あなたも今すぐ鳥になって大空高く舞ってみませんか。}~ &font(120%){当クラブでは、各種スカイスポーツを用意して、お待ちしております。}~ &font(120%){まずは当クラブで、ライセンスをとってから・・・・。}~ }} &br()&br() ---- **概要 スーパーファミコン(SFC)発売から間も無くして、宮本茂と横井軍平をプロデューサーとして任天堂から発売された「準ローンチタイトル」とでも言うべきゲームソフト。任天堂のSFC第3作でもある。~ ローンチタイトルの『[[スーパーマリオワールド]]』や同日発売の『[[グラディウスIII>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/290.html]]』などの陰に隠れ、本作自体も大人・マニア向けの落ち着いた、つまりは地味な雰囲気が漂う作品であったため、売上は当初の予想を下回ってしまった、ややマイナーな印象が拭えないゲームではある。だが、その実態はSFCに搭載された回転・拡大・縮小機能をフル活用し、説得力が非常に高い3D空間描写を当時最高クラスのグラフィックで実現させた良作フライトシミュレータである。~ フライトシム部分の完成度もさることながら、「フライトクラブ=飛行教習所の体裁」の元、徹底して「空を楽しむ」雰囲気を前面に押し出した作風、近藤浩治と岡素世の手による質の高いBGM、愛嬌のある教官達を始めとしたギャグ演出、終盤で唐突に始まる予想外の展開など、随所に見るべきところの多い作品。 ---- **ゲームの流れ プレイヤーは「フライトクラブ」なる教習所(?)に入会し、4箇所の''フライトエリア''において4種類のスカイスポーツの訓練を行っていく。ちなみに本作の説明書は、全編がこの「フライトクラブ」の紹介パンフレット・あるいは教習計画書といった体裁をとっており、作品世界への没入感を深めている。 -フライトエリア1:純朴そうな青年教官・田中文也の元、ライトプレーンとスカイダイビングの基礎を学ぶ。人あたりがよさそうで、実際当りさわりのないごく普通の反応しかしない田中教官だが、こちらが0点をとると「''わざとやってませんか''」と渋い顔で毒舌を吐く面もある。 -フライトエリア2:紅一点・白石蘭が担当。ロケットベルトの講習が追加される。大きな2本の滑走路が特徴。なかなかの美人である白石教官だが、100点をとった時の目が点になる表情は非常にかわいい。 -フライトエリア3:島全体がリゾート施設の様な訓練場となっているエリア。スカイダイビングの代わりにハンググライダーが課題となる。金髪白人のインディ・スコット教官はカタコトの日本語で常に励ましてくれるやさしいお方。100点をとると目をぐるぐる回す。 -フライトエリア4:工業地の様な人工島が舞台となり、4種類全てのスポーツを行う事になる。最後を締めくくるだけあって難易度はかなり高い。サングラスの強面・黒田藤兵衛教官はめったに笑顔を見せないが、100点をとるとつぶらな瞳をあらわにして泣きに泣く。 ここまではごく普通の「フライトクラブ」の訓練が行われるが、エリア4をクリアすると本作最大のネタ要素と、「フライトクラブ」の正体の一端がその姿を表わす。 #region(極秘指令) -''極秘指令'':エリアクリア直後、淡い背景色に各スポーツのシルエットが描かれた落ち着いたエリア紹介のインサートではなく、真っ赤な画面に''攻撃用ヘリコプター''が描かれているインサートと共に、サングラスを外した黒田が現れる。彼によると、黒田以外の教官三名が「イラフ島」なる孤島へのフライト中に、この島にアジトを持っており軍も手を焼いているほどの麻薬シンジケートに捕えられてしまった。現在は仲間の手引きにより脱出しヘリポートで救助を待っているので、敵地に単身ヘリで突入し、教官達を救出してくれという。 --当然ヘリの講習など受けていないのだが、ここで行くのを拒んだ場合、黒田から「お前はそれでも空の男か!」「麻薬シンジケートの奴らなど怖くはないだろう!」と怒鳴られる。空の男だろうがなんだろうが、平和な教習所から突然危険なミッションに放り込まれて怖いと思わないほうが異常である。 --プレイヤーの混乱と疑問に応えるように何度も拒否することで「''お前が行け''」なる選択肢も出現するが、もちろんこれを選んでも拒否できない。何故黒田自身が行かないのかというと、彼は''単車の免許しか持っていない''からだそうである。お前はそれでも教官かと言いたくもなるが、結局どうあっても主人公が行くことになる。 ---このコミカルなやりとりのおかげかどうかは不明だが、『大乱闘スマッシュブラザーズX』において黒田教官は任天堂作品のシールの絵柄の一つに選ばれている。 -ちなみにヘリの存在と操作方法に関しては説明書の最後の方でさらりと触れられており、注意書きとして「なお、本校では某ルートより入手した攻撃用ヘリコプターを使用して講習を行います(入手ルートは非公開とさせていただきます)。」という文章も添えられている。 -この極秘指令をクリアすると、特別殊勲者として「パイロットウイングス(ウイングマーク)」が授与され、ゲームに一区切りがつく。 #endregion 極秘指令後は、さわやかな青い空と海を描いていたタイトル画面が夕焼けの町を見下ろす構図となり、2周目とでもいうべき「EXPERT」が開始される。 -''EXPERT'':高難度化した1周目のエリアを順々にたどっていく。エリア数は5から始まる。 --初っ端のエリア5では強風に加え、滑走路に雪が溜まっている(除雪しろよ!)という悪条件下での訓練が行われる。その後もエリア6は大雨、エリア7は超強風、エリア8は夜間と、どのエリアもビジュアル的には楽しいが「乗るとクラッシュする雪が積もった滑走路に着陸」「地上数フィートの超低空飛行」「風速6m/s(台風並み)の中リングを縦方向にくぐる」など、かなり難易度が高い。 --難易度が高いとはいえ、クリアが極めて困難ということはない。エリア1~4で基礎をしっかり身につけていれば必ず突破できる。 #region(極秘指令2&エンディング) -''極秘指令2'':エリア8クリア後は例によって2回目のヘリコプターミッションが始まる。 --今回は「わかっていると思うが、何も聞かずに行ってくれるかね?(要約)」といった感じで事前の状況の説明すらない。承諾したところで初めて、今回は政府の要人である黒田の弟が前回と同じ組織に拉致されたという経緯が申し訳程度に説明される。 --今回は夜間の出撃となり、ヘリのサーチライト以外に頼りになる明かりがない。ただし敵砲台や目的地ヘリポートなどの要所は光っているので問題は無い。これをクリアすると最高殊勲者として「トップパイロットウイングス」(金のウイングマーク)が授与され、エンディングとなる。~ -エンディングでは主人公の授賞式が描かれるのだが、田中・白石・スコットの教官3名を始めとした参列者は皆軍服姿。勇壮なマーチの中、主人公はやはり軍服に身を包んだ黒田教官の元へ歩み寄り敬礼、そのまま画面がブラックアウトし「完」となる。 --…結局のところ、「フライトクラブ」とは教習所に見せかけた軍事養成施設だったのだろうか? そう勘繰らずにはいられないようなエンディングである。あまりにも予想外な結末に当時衝撃を受けたプレイヤーは多い。冒頭の「フライトクラブ 入会案内」の文面も、クリアした後に見るとなんとも意味深である。 -この一連のイベントのせいか、WiiのバーチャルコンソールではCEROレーティングA(全年齢対象)を付与されなかった。 &br()&br() #endregion ---- **スカイスポーツ 試験の点数はリングやバーをくぐった数、滞空時間、着地精度が合算されて算出される。各スポーツごとに最大100点で、これがエリアごとの規定点数を上回ると合格となり、次のエリアに進む。例えば合格ノルマ120点の場合、スカイダイビングでムーブターゲットに着地+20点以上のボーナスをとればその時点で合格となり、他のスポーツはキャンセルされる。 -''ライトプレーン'':全てのエリアで必修となっているレシプロ複葉機。最初は一直線に着陸するだけだが、後発のエリアでは複雑な配置のガイドリングをくぐり抜けていくなど、どんどん複雑化していく。エンジン音とテンポのいい音楽が耳に残る。 --慣性と揚力(失速)が表現されており、正確な飛行コースをとるのは一苦労。また、このゲームでは航空施設以外の地上(大地・節減)は単一色のテクスチャしかかけられていないため、急降下するときには高度計をよく見ないとあっさり墜落するなど、満点をとるのがもっとも難しいスポーツ。 -''スカイダイビング'':規定高度から降下し、空中に表示されるリングをくぐってパラシュートを展開、地上ターゲットへ着地する。ただ落ちるのではなく、姿勢制御による落下速度・軌道変化やフレアーが表現されている。リアルな風切り音と相まって、落下感の表現が素晴らしい。 --パラシュートを開かずに落下すると、地面にまるで穴が開いたかのような人型のシルエットが情けない効果音と共に表示されるシュールな演出も特徴。 -''ロケットベルト'':ロケットエンジンと燃料タンクをバックパックにまとめた個人用飛行装置((架空の装置だと思われがちだが、1984年のロス五輪でも披露されたれっきとした実在のマシンである。本来飛行時間が非常に短い(当時で25秒前後)のだが、ゲーム中では燃料を節約すれば3分は飛び続けられる。))。高出力の強噴射と低出力の弱噴射を使い分けてリングとポールにタッチしていく。風と慣性の影響を受けやすい。 --本作に登場するスカイスポーツの中でも隋一の自由度を持り、存分に空中浮遊を楽しむことが出来る。特にエリア2に大量に存在する、ふんづけると大ジャンプする謎の白い物体((とにかく何なのか謎。つぶれた後のグラフィックもよくわからない。タンクの様ではあるがそれにしては小さすぎる。))の爽快感にとりつかれ、これを潰しまくった人は多いのではないだろうか。 --規定達成前の着地・ターゲット以外の場所への着地は減点されるが、このときぽりぽり頭をかく主人公が愛らしい。高高度から制動なしに落下するとベルトが爆発して黒こげになった主人公を拝むことが出来る。 -''ハンググライダー'':上昇気流に乗り、規定高度まで達するかリングをくぐった後にハング用ターゲットへ着陸。 --ゆったりとした操作感と優雅な音楽がとてもよく合っているが、他のスポーツと比べ制約が多く、コツをつかむまでは難しい。いかに最適なパターンを作るかポイント。着地に失敗すると主人公はひっくり返って足をバタバタさせる。 &br スカイダイビングとロケットベルトには通常の地上ターゲットとは別に、プールや海上を移動する''ムーブターゲット''が設けられている。非常に難しいが、ここへの着地を成功させると無条件で満点である100点を獲得できるうえ''ユニークな''ボーナスステージをプレイでき、100点以上の点数を狙う事が出来る。~ (ハンググライダーの場合はムーブターゲットが存在しないが、通常のハング用ターゲットではなくスカイダイビングやロケットベルト用の海上ターゲットに着地すれば同様のボーナスが得られる) -''ダイブ'':スカイダイビングのボーナス。プレイヤーが何故かペンギンの着ぐるみを着込み、眼下のプールへダイブする。 -''大ジャンプ'':ロケットベルトのボーナス。ピョンピョン飛び跳ねながら恐ろしい高さまでジャンプできるトランポリンを乗り継ぎ、最後の海上ターゲットへダイブする。 -''鳥人間'':ハンググライダーのボーナス。プレイヤーが鳥の羽根の様なものを両手につけ、Aボタンの連打で飛距離を保ち、より長く飛ぶことを競う。 &br #region(そして…) 極秘指令では前述の通り、入手ルート不明の攻撃用ヘリを扱う事になる。 -''ヘリコプター'':ヘリ空母から発進して、対地ロケットで敵砲台を撃破しつつ、救出対象が待つヘリポートへ向かう。『バンゲリングベイ』をイメージする人も多いだろう。 --一撃でも被弾するとゲームオーバー。敵はこちらの位置を正確にトレースして弾を撃ってくるため、慣れないと非常に避けづらい。森の中に隠れている隠し砲台もあり、砲台のグラフィックが表示されていない所から弾が飛んでくることもある。目的地であるヘリポート周辺の砲台の数は相当なもので、難易度はこれまでと比べても跳ね上がっており、相当のトライ&エラーが要求される。 --やはりヘリの挙動はなかなか現実のそれらしく、前後左右平行移動も思うがまま(操縦桿は結構重い)。ロケットの発射・着弾も小気味よく、ついつい無駄打ちしてしまう。 ---着陸もかなり難しい。出力を一気に下げて落下速度を速くしすぎると、着地しても墜落扱いになってしまいゲームオーバー。もちろんその場合も最初からやり直しである。出力をゆっくり下げてゆるやかに降下するしかないが、特に地表付近では絶妙なタイミングで下げていかないとすぐにヘリが上昇を始めてしまう。~ その間も機体は風に煽られているため、着陸位置の微調整も同時に行わなくてはならない。ヘリポートの周りの池に落ちて悔しい思いをした人もいることだろう。 --2回目は目的地周辺に前回の2倍近くの数の砲台がひしめきあっており、着陸は困難を極める。限界まで高度を上げている場合、全て破壊するまでは決して安心できない。 #endregion ---- **演出(操作感・グラフィック・BGM) -''飛行感・浮遊感・落下感の表現力は(当時の家庭用ゲームとしては)かなり高い''。映像技術・操作感覚の両面が高水準で融合した結果である。 --タイトルからして「回転しながら近づいてきて通り過ぎ、一気に中央に戻る」とSFCの新機能ををアピールしまくっており、SFCのデモンストレーション用ソフトとして作られたような感もある。実際、本作の時点で既にSFCのスペックを十二分に引き出しているところが素晴らしい。 >ROM内にDSP-1という拡張チップが使われ、本体以上の映像技術を使用している。但し、初期ロットは、拡張チップ非搭載。 >回転・拡大・縮小機能によって描画されるパースペクティブの消失点と背景の地平線を一致させ、3次元の座標を持ったスプライトオブジェクトを組み合わせることにより説得力のあるリアルな空間表現を実現した。(Wikipediaより抜粋) -滑走路への進入一つをとっても、それまでのゲームの様に「カクカクと一段一段近づいていく」のではなく、「望遠鏡を滑らかにズームさせるかのごとく」自然に近付いていく。 --空中に出現するリングやポールは立体感に溢れている。疑似3D空間の描写は非常に見事で、初見では思わず「これはポリゴンを使っているだろう」と疑ってしまうレベル。 --「パースペクティブの消失点と背景の地平線を一致」させて表現された背景もかなり美しい。EXPERTタイトルやエリア7の夕陽の美しさに魅了された人も多いのではないだろうか。 -操作感の面も抜かりなく、特に風で煽られる感覚は出来のいい風切り音と相まって実物の様に感じるほど。 -失敗時の主人公のアクションや教官の多種多様な反応はそれ自体も十分面白いが、「どんな反応があるのか一通り見てみたい」とプレイヤーに思わせ、失敗を恐れないようにする副次的な効果がある。作品全体に漂うゆったりとした雰囲気と合わせ、のびのびとプレイできる。 --一方で雰囲気ががらりと変わる極秘指令も、硬派なミリタリーものとしてはなかなかのもの。超展開だがあまり気にはならないのが不思議である。 -『スーパーマリオブラザーズ』の近藤浩治、『スーパーマリオカート』『シムシティー』の岡素世の両名が作曲したBGMも名曲揃い。内蔵音源を存分に生かしている。 --効果音もかなり出来が良い。ちなみに一部の効果音は『F-ZERO』と『スーパーマリオワールド』から流用されている。 ---- **難点 -フライトシム部分の完成度は高いと前述したが、それはあくまでも発売当時の家庭用ゲーム業界での話。技術的な制約は確かに存在する。 --ライトプレーンはロール・宙返り不可。ラダー(方向舵)の操作が存在しないためヨー(横滑り)は出来ず、着陸時の微調整がやり辛い。 --前述の通り、地表のエフェクトから高低差を読み取るのは困難。視点切り替えが出来るダイブ・ロケット・ハングは気にならないが、ライトプレーンでは高度計が文字通り生命線となる(もっとも、これはこれでリアルではある)。 ---ただし、極秘指令ステージの地表エフェクトはかなり力が入ったものになっている。 -バッテリーバックアップはなく、パスワード方式を採用している。 --ちなみに各フライトエリア・極秘指令のパスワードは全て固定されているため、番号さえ知っていればどのエリアも最初から自由にプレイできる(ただし、極秘指令前のイベントは見られない)。 -点数判定のうち、着地精度に関しては結構適当なところがある。着地位置のみを見ているため、「失敗にならないギリギリの高度」から、たとえ主人公の下半身が粉砕しそうな急降下着地を行っても、着地位置さえよければ高得点が取れる。 --鈍い「ボゴォッ」という効果音の後、ひっくり返って震えるだけですむ主人公も主人公である……。 -ボーナスステージの説明がない。 --説明書にも、ゲーム中にも一切の説明がないので、試行錯誤しながら操作法を覚えるしかない。ボーナスに行く事自体が相当困難なのに…。 ---- **総評 フライトシム自体は業務用として(ここでいう「業務用」とはアーケードゲームよりも、各航空会社で使用している訓練機を指す)大型のマシンがあったが、ゲームセンターでもそれほど見ることはなく、そもそもそれ以前に、主にマシンスペックの問題から後の『グランツーリスモ』の様な「リアル系」のゲームはかなりの少数派だった。~ この『パイロットウイングス』は、ある意味では家庭用ゲーム機における「リアル系シミュレータ」というゲームジャンルの先駆けになった作品とも呼べるかもしれない。同時に、スーパーファミコンというゲーム機の魅力をアピールする役目も存分に果たしていた。 惜しむらくは、そのゲーム性の良さが地味なプレイ画面からでは伝わりにくかったところか。~ とはいえ、後にニンテンドウ64、そしてニンテンドー3DSでも続編が出たことは、本作にも確かなファンが存在することを示していると言えるだろう。~ ちなみに、これらの続編はいずれもそれぞれのハード初期に出されている。任天堂にとっての『フライトクラブ』とは、ユーザーを新しいハードへ誘うための「教習所」なのかもしれない。 ----
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