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*ワイルドアームズ クロスファイア 【わいるどあーむず くろすふぁいあ】 |ジャンル|シミュレーションRPG|&amazon(B000IU8WX4)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント|~| |開発元|メディア・ビジョン・エンタテインメント|~| |発売日|2007年8月9日|~| |定価|4,980円|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[ワイルドアームズシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/526.html]]''| **概要 ワイルドアームズシリーズ第7作目。シリーズ初の携帯機での発売となり、ジャンルもRPGからシミュレーションRPGに変更されている。また、タイトルに初めて数字を表す語句が含まれていない。 **特徴・評価点 -各キャラクターには「クラス」が設定されており、変更することでパラメータやパーソナルスキル(以下PS)、オリジナル(技)が変化する。主要キャラクター6人それぞれの「専用クラス」と、汎用キャラクター用の「汎用クラス」があり、主要キャラは両方に、汎用キャラは汎用クラスにのみクラスチェンジできる。 --近接格闘や属性攻撃に特化、回復特化、サポート特化や、果てはアイテム探索に特化したクラスもあり楽しめる。 --PSは始めはそのクラスについている時しか効果を発揮しないが、戦闘勝利時に手に入る「パーソナルスキルポイント」をためることによってクラスチェンジ先で使用可能となるなど、FFシリーズのジョブシステムにとても似ている。レベルによってつけられるPSも増え、また全てのPSを習得するとクラス専用スキルである「SPスキル」を習得できる。 -戦闘に関して --戦闘前には戦闘の解説「DER / ダイレクト・イベント・レポート」が入り、これによりどのクラスにするか、どんなスキルを付ければいいかなどの戦略を考えることができる。失敗してしまってもプレイヤーターンなら何時でもデータのロードや戦闘前にまで戻ることができるようになっている。 --ただ敵を倒すだけではなく、「敵に見つからないよう移動する」「スイッチを押しながら進む」「敵のMPを0にする」などのパズル要素もある。 --フェイズ制ではなく、RES(素早さ)に従い、TO,FFTのようにユニットごとにターンが回ってくる。 --地形効果や高さの概念、敵キャラを見方キャラで囲うと効果が出るなど位置取りの戦略性も重要である。 --戦闘による疲れを示すVP(体力)のパラメータがあり、VPがなくなるとHPが減っていくので、装備の重さ(VPの減少に影響)を考慮したり、効率のよい攻略を求められる。また、これを逆手にとってわざと長期戦を挑むという手もある。 -熱いストーリー展開。 --母の仇を追う主人公が王国の内乱に巻き込まれていき、主人公は苦しむ人々のために大嫌いな「嘘」をつくことを決意する。主人公と仲間の王女との友情やパーティキャラクターとの絆、ラスボス撃破後の展開など見所は多く、シリーズ独特のセリフ回しも健在。 ---いくつか回収されていない伏線があるがストーリーへの影響は特になく、街の人のセリフなどから推測はできるようになっている。 --特にエンディングは非常に評価が高い。泣いたという声も。 -BGMも好評。特定の場面で流れる「描いた未来を画架に掛ける」「PRINCESS ARMY」、一部ボスの専用戦闘曲である「傾城佳刀」、「幸せを侵し、未来を略奪」、「黄昏の奸雄」など名曲・良曲は非常に多い。 -パーティキャラクターだけではなく敵キャラクターにも見せ場が多く、キャラクターの評価は高い。 -シリーズ恒例キャラ『トニー』は今回は犬として登場。 --また、シリーズ恒例ボス『ラギュ・オ・ラギュラ』は、ほぼ全パラがMAXに限りなく近い化け物レベルの強さであり、あるスキルがないと近づく事さえ出来ずに全滅させられ、近づいたとしてもワンチャンスで殺しきらないと逆にこっちが全滅させられる可能性が高い。その分、頭を使って勝った時の喜びも大きい。 **難点・賛否両論点 -MAP攻略中はセーブができない。ただし攻略中のセーブはSRPGでは間々賛否両論になりやすいので、中断セーブがないこと自体は一概に問題ともいいきれない。そもそもPSPのスリープ機能を代用で使うこともできるのであまり気にならない。 -パーソナルスキルが揃ってくる中盤以降の難易度が低い。 //--中盤に登場するある敵をある方法で倒すと大量のPSPを得られることもそのことに拍車をかけている。←はいよるこんとんのことならほぼ裏技なので伏せておきます -CPUの思考パターンに多少難がある。 --一例として、ダメージを受けたり射程距離圏内に入らないと全く行動してこないものもいれば、わざわざ無敵状態の相手に攻撃を仕掛けたりするものもいる。 -自分にRESがランダムで蓄積されるPS「アクセラレイト」が強力すぎる。 --ターンごとに発動するため、毎ターン行動可能な数値まで蓄積されてそのキャラに3回連続でターンが回ってきたり、他のキャラと自分のターンを入れ替えるオリジナル「ターンシフト」を使ったらそのキャラより先に自分のターンが回ってくるなどということはザラ。 -ロードがやや長い。 --DER前のロードなどが長くテンポが少し悪い。バトル中にキャラが喋るときなども細かいロードが入ることがある。データインストールがあまり普及してなかった時代だった為、致し方ないか。 --ダウンロード版が発売されているので、ロードが気になりそうな人はこちらをおすすめ。快適にプレイできる。 -一部MAPの仕様 --複数の移動力の高い敵ユニットを相手に防衛ラインを守るMAP1-14、こちらのユニットよりも遥かに能力が高く強力なクラスのユニットが多数登場し、増援の発生条件が嫌らしいMAP2-1は誰もが認める高難度。また攻略法がDERにのっとってやるしかないMAPや勝利条件が特殊なMAPも多く、やらされている感を強く感じる人も。 -その他の難点 #region(若干ネタバレ) -いつもの事ながら物語最終盤~エンディングが尻切れトンボ気味。 -敵キャラクターの一人、エグララグが余りにもウザいという声が多い。非戦闘キャラであるにも関わらず、他の敵キャラはほぼ死亡した物語最終盤までしぶとく生き残るのにも拍車が掛かる。 #endregion **総評 ジャンルの変更などが物議をかもし、また、発売日がPSP-2000の発売1ヶ月前というタイミングの悪さで売れ行きはあまり芳しくなかったが、購入者からは概ね好評を得ている。 このシステムを継承した続編を希望する声も存在するが、シリーズの生みの親とも言える金子彰史氏がメディアビジョンを退社しており、現在はシリーズ自体の動向が不明な状況となっている。 **その他 -WA5との連動機能があり、USBでPS2とPSPを繋ぐ事で双方にいくつかの特典を得ることができる。 -ゲームで描かれていない部分を描いた漫画版が発売されている。
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