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**用語集(メーカー) -このページは現存するゲームメーカーを表示しております。 -倒産(解散)、吸収合併、ゲーム業界への事業撤退など、かつて存在したゲームメーカーについては[[用語集/メーカー(消滅)]]をご覧下さい。 #contents(fromhere) ---- //他サイトからの転載厳禁。引用は引用元を明記すること。 //テンプレート //**項目名 //解説文1 //… //解説文n //適宜文頭の「-」で箇条書きも。 //文頭「+」で番号付きリスト #areaedit() **株式会社サイバーコネクトツー 通称「CC2」。代表作は『.hackシリーズ』『ナルティメットストーム』。~ 社長の松山洋氏(通称ぴろし)が熱狂的な『NARUTO』ファンであり、NARUTOの映画のチケットを社内で無料配布するなどの入れ込みぶり。ナルトの格闘ゲームの評価は総じて高く、「ナルトゲーの雄」とまで言われる。~ オリジナル作品になるとやたら「ケモノ萌え」要素が押し出されるのも特徴。~ 最近では『.hack/link』『アスラズラース』と評判の悪い作品を連続で出し、そして『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』で大幅に株を落としてしまい、会社の名を(悪い意味で)広めてしまった。そのため、ファンからは先行きを危ぶまれている。 //-項目のあるソフト…SolatoroboそれからCODAへ **株式会社サンドロット 通称「サンド」「酸泥」など。名称は「空き地」という意味。『リモートコントロールダンディ』を開発した会社・ヒューマンのスタッフがヒューマン倒産後に作り上げた。~ 豊富なアクション性と高い演出力のある3Dアクションゲームを多く手掛けるメーカー。特に『リモートコントロールダンディ』のノウハウを生かしたリモコン操作で巨大なロボを動かし街並や巨大な生物、ロボなどを破壊するゲームが多い。ロボット操縦アクションゲーム『ギガンティックドライブ』は『リモートコントロールダンディ』の操作体系を受け継いだある意味リメイクとも言える作品である。そしてそれらの経験を生かして作成された『鉄人28号』は版権物の中でも屈指の良ゲーとされる。~ そして『THE 地球防衛軍』シリーズで一躍名を馳せる。『ギガンティックドライブ』の物理エンジンやエフェクトを流用することでSIMPLE価格で出せるほどの低コスト化を実現、SIMPLEシリーズでは破格のボリュームと爽快感、自由度の高いゲーム性と5段階難易度から幅広い層が楽しめる本作は続編も作られSIMPLE最高傑作とうたわれることに。~ 近年では任天堂の外注として『斬撃のREGINLEIV』や『超操縦メカ MG』を手がけた。前者はファンタジー版地球防衛軍とでも言うべき作風で、こちらも高い評価を得ている。一方で『地球防衛軍』シリーズはフルプライス作品となったが、基本のゲーム内容はほぼ変わらないため評価が分かれてしまっている。~ 3D作品を多く手掛けているが、グラフィックそのもののクオリティはどの作品も決して高くはなく、『斬撃のREGINLEIV』では人物の顔の造形が平坦でひどいとよく言われ、『地球防衛軍3』では次世代機に移り過去作品と比べ格段に綺麗なグラフィックとなったがそれでもハードの性能から見て決して高い質とは言えない。しかしどの作品にも共通のオブジェクト破壊や戦闘の豪快・爽快さなどのゲーム部分で補われているためかあまり非難するファンは見られない。また人物造形がいずれの作品も拙い一方でメカニックのデザインは非常にクオリティが高い。~ また、手がけた作品は毎回わざとやっているんじゃないかというレベルで豪快な処理落ちを起こすのも特徴。『地球防衛軍2』では紙芝居レベルの処理落ちを起こして「真の敵」とファンから称されるほどであった。このため「処理落ちをする位の巨大な敵や大量の敵を出し、別の意味でハードの限界に挑戦している」「処理落ちスローは演出の一環」「次世代機でメモリ強化?やった!''もっとたくさんの敵を一度に出せるぞ!''」などとネタにされている。実際、『地球防衛軍3』では画面を埋め尽くし存在するだけで処理落ちするほどの量を出している。~ その他「5段階の難易度」「最高難易度は鬼のように難しい」など、地球防衛軍以降伝統となっている仕様もある。~ コアなファンには「サンドロットの出すゲームにハズレ無し」と言われるほどの安定した面白さのゲームを出すメーカー。しかし上記のグラフィックや処理落ちなどから、ある意味「人を選ぶ」作品を作り続けているメーカーである。~ また、「道を通るパトカーに撥ねられる市民」「ヒロインのバイト先破壊」「街を壊してもおとがめなしの防衛軍」「博士を投げる鉄人」などのプレイ内容や、「パンの水スープ」「さ、サンダー!」「罠です!敵は後ろです!」「あの状況で生き残るなんて…なんで?ありえない…」「通信状態が悪い」「いませんよ」などの台詞やシナリオは何故かネタにされやすい。手がけた作品にこういったネタ要素が必ずあるのである意味バカゲーメーカーでもある。ファンがネタにした内容を公式でもネタにしている節があり(特に「サンダー」など地球防衛軍関連)、ここは賛否が分かれるところでもある。『地球防衛軍3』ではアーマー(体力)上限値を一生かかっても到達不可能な数値に設定するなど妙な所に気合いを入れており、実はフロムソフトウェアと並ぶ国内屈指の変態ゲーム企業かもしれない。~ なお、サウンドスタッフはほとんど外部に任せている。特に元グラスホッパー・マニファクチュアの高田雅史氏はGHM以前はヒューマン所属だったこともありほぼ全ての作品に関与している。各作品のBGMのクオリティは高いのだが、地球防衛軍シリーズのサウンドトラックは発売されていない。 -項目のあるソフト…[[THE 地球防衛軍>SIMPLE2000シリーズ Vol.31 THE 地球防衛軍]]/[[THE 地球防衛軍2>SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2]]/[[斬撃のREGINLEIV]]/[[超操縦メカMG]] **株式会社ジャレコ ゲームメーカーの古株会社の一つ。FCサードパーティー6社の一角。~ ビアサーバーやアクアリウム用品の副業に手を出していた過去を持つ。アーケードでは筐体制作でも有名であり、そちらは名機として評価が高い物が多い。~ 創業時の名前は株式会社ジャパンレジャー。1983年に株式会社ジャレコ。2000年にパシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン、2003年に株式会社ジャレコへ戻っている。~ 厳密に言うと現在のジャレコはジャパンレジャーが持っていたゲーム部門であり、株式会社ゲームヤロウに9億9千万の借金と共に、1円で売却されたと言う過去がある。全体的にゲームの質の悪い、ジャレコと言えばクソゲーメーカーという印象が強く、あながちそれも間違いではない。~ しかし時々レベルの高い良作アクションを製作していたり、イカサマ当然の麻雀『スーチーパイシリーズ』を出したりと数々の功績も築き上げている。~ だが、大抵方針や対象ユーザーが定まっておらず、その方面での重大な欠点を抱えている場合が殆ど。~ そのため結局は『[[燃えろ!!プロ野球>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/37.html]]』や『[[黄金の絆>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/229.html]]』しか記憶に残らない事になる。~ なお、『イーハトーヴォ物語』で有名なヘクトはジャレコのプロデューサーが独立してつくった会社である。 -項目のあるソフト…[[ソルダム]]/[[ドラゴンシーズ]] **株式会社スクウェア・エニックス 通称「スクエニ」。~ 2003年にスクウェアとエニックスが合併して誕生したゲーム会社(エニックスが存続会社)。現在は持株会社化した旧社(現スクウェア・エニックス・ホールディングス)から事業分割された同名の新社である。~ その他の詳細な経歴やリリースしたゲームに関してはここでは省くが、「どのようなゲームを発表してもゲームの出来以前にまず賛否両論が巻き起こる」、バンダイナムコゲームスやカプコン、KONAMIなどと並ぶ色々な意味でのビッグメーカーと言える。もちろんKOTYにノミネートされるようなクソゲー、問題作も無くはないが、良作や良リメイクもコンスタントに生み出している。~ 現在は『トゥームレイダー』シリーズなどを生み出したEidosを買収するなど、国内外のスタジオの買収に積極的。~ 最近はニンテンドーDSやPSP、Wiiウェア等、ハードに制約の多い作品ほど良作が多く出やすいという法則がある。 -項目のあるソフト…[[チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮]]/[[ファイナルファンタジーIII (DS)]]/[[ロマンシング サガ -ミンストレルソング-]]/[[すばらしきこのせかい]]/[[サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY]]/[[ディシディア ファイナルファンタジー]]/[[キングダム ハーツ バース バイ スリープ]]/[[ファイナルファンタジー零式]] **株式会社セガ ソニックシリーズで有名な会社。実はアーケードゲーム市場では最古参の会社(現存する物では)である。旧社名はセガ・エンタープライゼス((そこから更に遡るといくつもの企業の合併等があるが、その変遷に関しては長くなる為割愛する。))。~ 技術力も最古参にふさわしくトップクラスで、世界初の3D対戦格闘ゲーム『バーチャファイター』や『クレイジータクシー』、『バーチャコップ』や『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』等のまともなゲームだけでなく、『マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー』『ダイナマイト刑事』『セガガガ』『きみのためなら死ねる』などの変なゲームも生み出している。~ 過去はハードを生産していた時期もあり、海外ではジェネシスの名で呼ばれる『メガドライブ』、せがた三四郎でおなじみ『セガサターン』、湯川専務をイメージキャラクターに起用した『ドリームキャスト』などを世に出していた。もともとアーケードゲーム筐体も開発していたこともあって、アーケードゲームからの移植には一定の評価を得ていた。~ どうも時代を先取りし過ぎており、「ネットで昔のゲームをダウンロード購入する」という今でこそ当たり前のことがDCの時点で出来ていたり、あの超ヒット作である『GTA3』が影響を受けたといわれ、数々の賞を受賞し、映画監督のスティーブン・スピルバーグも絶賛したといわれる『シェンムー』という大作を作ったりしていた。~ にもかかわらずキラータイトルに恵まれず(シェンムーでさえミリオンに到達していない)、マーケティングもいまいち(ハードやソフトの出す時期を見誤る)、自社ブランドを粗末に扱う(やたらとイメージキャラクターの変遷が多い)などなど、様々な要因が積み重なって当時のライバル機を上回る事がことごとく出来ず、ドリームキャストの生産を止めた後はハード製造から撤退している。~ セガサターンは海外で全くシェアを取ることが出来ず、またコストダウンが不可能な設計だったためPSとの価格競争に巻き込まれた結果雪だるま式の赤字を作ってしまった。~ SS事業を強引に打ち切る形で投入されたドリームキャストはハードの設計がよく、定価29,800円でも若干の黒字が出るという優良ハードであったが、PS2に対抗した無茶な値下げが元で再び大赤字となり、ハード事業からの撤退に追い込まれてしまった。DCはSSで失った海外のシェアを取り戻していただけにあまりにも残念な自滅だった。~ 2004年に経営不振に陥るも、かつての友であるサミーと合併。セガサミーホールディングスと名前を変えて新生している。なお、セガブランドとサミーブランドを継続しているので、合併した事を忘れている人も少なくない。~ アーケードではいち早くオンラインに対応し、筐体価格を安くして1プレイ毎に料金をさっぴく通称「セガ税」制度を導入。パチスロ機器で絶好調のサミーの力添えもあって、猛烈な勢いで息を吹き返しつつある。~ 良ゲーとクソゲーの落差が激しく、その不安定さに客の判断が非常に難しい(クソゲーまとめにもセガのソフトの記事が多数ある)。~ そのうえ上記のとおり時代を先取りし過ぎている傾向があり、「発売された当時には馴染めなかったが今思うと良くできている」という形で再評価される作品も多々見られる。~ ファンのみならず、多くの人々はこの会社をこう語る。「セガは未来に生きている」。 -項目のあるソフト…[[スペースハリアー]]/[[アフターバーナー]]/[[ファンタジーゾーン]]/[[サクラ大戦]]/[[電脳戦機バーチャロン]]/[[ドラゴンフォース]]/[[ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]/[[ブレイザードライブ]]/[[ファンタシースター]]/[[ヘブンリーシンフォニー]]/[[BORDER BREAK>ボーダーブレイク]] **株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 通称「ソニー」「SCE」。~ 次世代ゲーム戦争期に自社ハードのプレイステーションのヒットにより台頭した。~ それ以前はソニーブランド関係で出ていたソフトは数が少なかった上に、質的にも微妙なものばかりであった。その為、自社製作力の向上のため、「ゲームやろうぜ!」というゲーム企画募集などを実施(現在はPlayStation C.A.M.P!として実施)し今までのゲームとは一風異なる作品を誕生させている。~ ただし、設立時はソニーグループ内でも浮いた存在(ソニー・マガジンズが他社ハードの専門誌を発行するなどに象徴される)だった。~ 基本的に、それまでのゲームに無いタイプの代物での成功が多い一方、王道的な色付けの作品はいまひとつというケースが目立つ。キャラクター展開が上手くないと言う評価もあり、初期によく宣伝に使われていた『パラッパラッパー』や『クラッシュ・バンディクー』にしろ現在良く使われる『どこでもいっしょ』にしろ有効な活用がされているとは言い難い。~ 同メーカーを代表する作品としては他に『グランツーリスモ』『みんなのGOLF』『アーク ザ ラッド』『ワイルドアームズ』など。 -項目のあるソフト…[[ワイルドアームズ]]/[[ワイルドアームズ 2nd IGNITION]]/[[リンダキューブアゲイン]]/[[雪割りの花]]/[[パネキット]]/[[高機動幻想 ガンパレード・マーチ]]/[[リトルビッグプラネット]]/[[ポポロクロイス物語]]/[[ポポロクロイス物語II]]/[[ワンダと巨像]]/[[アークザラッドII]]/[[GRAN TURISMO>グランツーリスモ]]/[[GRAN TURISMO 5]] **株式会社タイトー 1978年に『スペースインベーダー』を発売し一躍有名になったゲーム会社。アーケードゲーム市場ではセガに次ぐ古参メーカー。1980年代に京セラの子会社となった後、現在はスクウェア・エニックスの子会社となっている。~ 自社音楽チーム「ZUNTATA」を抱え、丁寧かつ美しいグラフィックと独創的な音楽が特徴。特に音楽と演出をあわせる技術に関して右に出る者はいない。~ 一方でバックストーリーをひたすら鬱にする傾向があり、かつゲームバランスそっちのけでグラフィックとサウンドを重視するため、クソゲーまとめWikiにもそれなりな数のゲームが記載されている。「良いゲームはハイレベルだが、悪いゲームも別のベクトルにハイレベル」と言う両極端な会社。~ 代表作は『たけしの挑戦状』『ダライアスシリーズ』『レイシリーズ』『電車でGO!シリーズ』など。~ かつては家庭用部門や、副業としてカラオケ機器の部門も存在したが、現在は主に業務用部門と携帯電話用アプリ部門、トイ部門、アミューズメント施設部門を持つ。家庭用部門は「タイトーソフト」として分割され、直後にスクウェア・エニックスに吸収合併された。そのため旧タイトーがリリースした家庭用ゲームソフト(『電車でGO!』『パズルボブル』など)は、スクエニブランドで新作が発売されている(著作権は引き続きタイトーが保持)。なおカラオケ部門は、エクシングに売却された。 -項目のあるソフト…[[エストポリス伝記II]]/[[奇々怪界]]/[[ダライアス外伝]]/[[カオスシード -風水回廊記-]] **株式会社チャンピオンソフト アダルトゲームメーカー。アダルトゲーム創世記から続く老舗であり、現在は「アリスソフト」ブランドで活動している。~ 元々は正社名名義で一般・アダルト問わず活動しており、さらに実用ソフトにも手を出していた。しかし、目立った作品はなかった上に当時の主要スタッフの一斉離脱が発生してしまったため、残った若手社員によりアダルト専門として再出発し、その際に「アリスソフト」がスタートしている。~ RPGやSRPG、RPG要素を強く持つADVを作りつづけ、アダルトゲーム業界のみならずゲーム業界全体から見ても非常に安定したクオリティのゲームを作り上げる開発力を持つメーカーに成長。自社サウンドスタッフが手がける音楽も好評。~ コンシューマー移植を視野に入れた作品が増えたり、メーカー自身がコンシューマーに参入する時勢の中、アダルトゲームメーカーである事を忘れない姿勢に対する評価も高い。~ オムニバスAVGブームの生みの親となった、業界でいち早くWindowsに参入した、過去作品の一部を無料で配信する等の実績も持つ。~ 経営基盤の弱い企業が多いアダルトゲーム業界において、自社ビルを持つ、保険に入れる等、財務面が堅固な事でも知られる。そのため、アダルトゲーム業界にありがちな発売延期連発や未完成状態での発売等とも縁遠い。しかし近年は、スタッフの高齢化による影響か、作り込みの甘さを指摘される事が増えてきている。~ なお、ゲーム性皆無の成人向けゲーばかりの市場に対して疑問を呈しているメーカーでもあり、その影響ゆえか同社からの純粋なビジュアルノベル作品と呼べる作品はほとんど発売されていない。~ -項目のあるソフト…[[アトラク=ナクア]]/[[鬼畜王ランス]]/[[ママトト]] **株式会社トライエース 日本テレネットの精鋭開発チーム『ウルフチーム』の一部が、[[テイルズ オブ ファンタジア]]開発後に独立したメーカー。主にスクウェア・エニックスからソフトを販売しており、スターオーシャンやヴァルキリープロファイルといったRPG作品を手がけてきた。~ 特徴としてはスターオーシャンでのアイテムクリエーション、プライベートアクションなどの「革新的で中毒性の高いシステム」を搭載することで知られる。特に戦闘システムに関しては、あらゆるRPGメーカーの中でも常にトップクラスの完成度とオリジナリティを兼ね備えたものを作り出すことで評価が高い。たとえその作品全体の評価が低くとも、バトルシステムは一定以上の評価を得ることが多い(例:スターオーシャン3、ヴァルキリープロファイル2)。~ プレイヤーのAV環境にさえ配慮した制作をしているほど、サウンドやグラフィックにも強いこだわりがあり、双方かなりのレベルでクオリティを維持している。特に音楽は桜庭統氏の名曲の数々もあって大変に素晴らしい。~ 一方でシナリオに関しては急展開やどんでん返しを好み、時にそれは作品設定を覆すような暴挙もしでかすため賛否分かれることも多い(ばかりか、ものによってはファンから黒歴史扱いされることも…)。~ また少し前までは作品のバグが非常に多いことで有名で、トライエースとバグは切っても切り離せない関係であった。しかしそれは過去の話、スターオーシャン3発売時にフリーズ関連で大批判を浴びて反省したためか、近年ではデバッグを強化したためほぼバグは見当たらなくなった。但しそれ以降評判が微妙な作品も多いため、バグの少なさに反比例してゲーム内容が微妙になっていくと言われてしまうことも…。~ またおまけシナリオやクリア後ダンジョンにおけるはっちゃけぶりが作品に共通している。楽屋裏のようなやりとりだったり、時には表シナリオを全否定したりしているが、こちらは概ね好評のようである。~ 賛否両論を起こしやすく、ファンも多いがアンチも決して少なくないが、良くも悪くも意欲的でエネルギーに満ちた作品を提供してくれるメーカーであることは間違いない。今後も注目に値する作品を世に送り出してくれるだろう。~ 長らくスクエニと組んで来たが、『エンドオブエタニティ』はセガから、『ラビリンスの彼方』はKONAMIから発売されるなど、現在はパートナーが一定では無いようだ。 -項目のある主な開発ソフト…[[ヴァルキリープロファイル]]/[[スターオーシャン]]/[[スターオーシャン セカンドストーリー]]/[[ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者]] **株式会社トレジャー コナミ開発スタッフの一部が独立して1992年に設立したメーカー。アクションゲームを得意としており、主にセガの下請け開発として『ガンスターヒーローズ』『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』などの成功作を手がけてきた。「キャラゲー≒クソゲー」のジンクスを物ともしないメーカーの1つでもある。また、業務用ゲームでも『レイディアントシルバーガン』及び『斑鳩』で、コアなファンから強い支持を得ている。~ その作風は「意外性のあるシステムを搭載しつつも丁寧に仕上げ、完成度は高いがとっつきにくい」というもの。そのためライトユーザーはもとより上級ゲーマーの間でも好みが分かれる傾向が強い。~ 上記のシューティング2作などはその最たる例であり、「ゲーム史に残る名作」から「何が面白いのかわからない」まで評価が分かれている。 最近では3DSソフト『ガイストクラッシャー』を手がけ、こちらも中々安定した完成度であるもののターゲットである低年齢層にうまく刺さらなかったのか値崩れを起こしてしまっている。 -項目のある主な開発ソフト…[[ASTRO BOY・鉄腕アトム -アトムハートの秘密-]]/[[ガンスターヒーローズ]]/[[グラディウスV]]/[[罪と罰 ~地球の継承者~]]/[[罪と罰 ~宇宙の後継者~]]/[[レイディアントシルバーガン]]/[[斑鳩]] **株式会社ニトロプラス アダルトゲーム中心のメーカー。最近では全年齢向けのゲームや小説も出している。~ エロや萌えよりもシナリオや戦闘・メカ描写に主眼を置いた作風が特徴。音楽に対する拘りも並ではなく、とてもエロゲーとは思えないハードロック調のBGMが使われたり、果てには小野正利や大槻ケンヂ等の有名歌手をエロゲーの主題歌に起用したりしている。また、良い意味でも悪い意味でも濃いスタッフが多い会社としても有名。~ 多くの話題作を提供して修羅の国を賑わせているが、グロゲーの筆頭として挙げられる『沙耶の唄』や家庭用ハードの限界ギリギリのグロさを実現した『CHAOS;HEAD』等、食人・猟奇殺人といったゴア描写や陰惨な内容が多く、人を選びやすい。バグが多く、UIが若干悪いゲームも多い。おまけに宣伝の打ち方がかなり下手であり、何故か自社製品のメディアミックスがコケやすい。そのため、評価の割に売上が伴わないことが多い。~ 近年は5pb.と組んで製作した『Steins;Gate』やTVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』『fate/zero』の大ヒットで名を挙げたが、自社開発の作品のセールスには全く結びついていない。広報戦略の確立が急務である。また、先述の5pb、シャフト以外にもスクウェアエニックスや東映、TYPE-MOON等とのコラボレーションが盛んに行われている。そして、代表作の一つである「デモンベインシリーズ」は、アダルトゲーム原作では初となるスパロボ参戦を果たした。~ -項目のある主な開発ソフト…[[Steins;Gate]] **日本一ソフトウェア 岐阜県各務原市にあるゲーム会社。1993年設立。~ 設立当初はジグソーパズルや麻雀ゲーなど地味なゲームを作っていたが炎の料理人クッキングファイター好でバカゲー路線を確立。~ その後マール王国の人形姫シリーズや魔界戦記ディスガイアなどのヒット作を生み出し中小企業ながらも一気に知名度を上げる。~ 「ぱっと見バカゲーチックだが鬱要素や感動的な内容を散りばめたシナリオテイスト」「レベルが9999まで上がるなどといった突き抜けたやり込み要素」「佐藤天平氏によるライトで盛り上がる音楽」「高レベルのドット絵技術」といった他のメーカーでは見られない方向性で一定のファンを獲得する。~ ところが長期間にわたる新規タイトルの不振、開発スタッフの退社等で開発力を低下させてしまい、ディスガイアの派生作、過去作品のリメイクや移植、ホラーアドベンチャーを濫作するようになっている。特にラストリベリオンはそのあまりに薄い内容からKOTY大賞を受賞するにまで至ってしまった。~ それでも独特な作風や奇抜なシステムなど見どころのある作品は現在でもコンスタントに生み出されており、合う人にはとことん魅力を感じる作品を作るメーカーといえる。~ -項目のあるソフト…[[マール王国の人形姫]]/[[ラ・ピュセル 光の聖女伝説]]/[[魔界戦記ディスガイア]]/[[魔界戦記ディスガイア4]]/[[クリミナルガールズ]]/[[プリニー ~オレが主人公でイイんスか?~]] **日本ファルコム株式会社 1981年に創業。元々はアップルの代理店だった。8ビット時代から続く日本ゲーム業界における老舗であり、もっぱらPCソフトを中心に製作・販売している。コンシューマーにはライセンス委託で多く参入しているが、PCEやSFCでもちょっとだけ作っていた。現在はPSPをメインにしている。~ イースを始めとしたハイファンタジーと古代の遺跡などを融合したゲームが多く、その王道ながらも完成された世界観から固定ファンも多い。またファルコムサウンドチーム「JDK」は業界トップクラスの実力を持ち、ファルコムのゲームはやったことはないがファルコムの曲は好きというゲーム音楽ファンも少なくない。同社が音楽使用を一般に自由に許可しているのも人気の一因である。~ 一方でイース エターナル→イースIIエターナル→イースI・II同梱版(Iバージョンアップ)→イースI・II完全版(豪華特典付き)と、「ファルコム商法」と呼ばれるあくどいことをやらかすので、一部からは忌み嫌われている。~ なお、コナミほどではないが、社員に対するあまり良く無い噂があり、製作に介入し製品の出来を劣化させる事項を押し付ける経営者や、開発の足を引っ張るそれ以外の広告宣伝・人事などの話は昔からお約束となっている。~ それを裏付けるように製作陣の人材の出入りは非常に激しく、かつては「日本ファルコムゲーム専門学校」などと揶揄されていた。~ 過去に所属した人材には業界を代表するような人物が多く、そのすべてが残っていればさぞかし…といったレベルである(例を挙げればアクトレイザーや世界樹の迷宮の作曲家古代祐三氏、ゼノギアス・ゼノサーガを手がける高橋哲哉氏、漫画『秘境探検ファム&イーリー』『一撃殺虫!!ホイホイさん(及び~LEGACY)』の田中久仁彦氏など)。~ 2010年RPGFan E3 2010アワードにおいて『イースSEVEN』がベストRPGを獲得した。~  『[[英雄伝説 零の軌跡>英雄伝説 零の軌跡/碧の軌跡]]』がPlayStation Awards 2010 ユーザーズチョイス賞(ユーザー投票の上位10作品)に選ばれた。 -項目のあるソフト…[[イース]]/[[イースSEVEN]]/[[ドラゴンスレイヤー英雄伝説]]/[[英雄伝説 空の軌跡シリーズ]]/[[英雄伝説 零の軌跡/碧の軌跡]] **日本物産株式会社 通称「ニチブツ」。アダルトゲームブランドは「スフィンクス」。同じような名前の会社が数社存在しているが、本会社とは何の関わりも無い。~ 1970年創業。1978年にアーケードゲーム市場に参入。当初はコピーゲームを発売しており、『スペースインベーダー』と『ギャラクシアン』のコピーゲームを製作し、タイトーとナムコに訴えられて賠償金を支払っていた。~ その後も、企業案内パンフレットにはコピーゲームをニチブツオリジナル作品として掲載していた。~ 1980年には『ムーンクレスタ』や『クレイジー・クライマー』などのヒット作品を続けてリリース、~ 1983年には業界初の脱衣要素がある麻雀ゲームの『雀豪ナイト』を開発し、脱衣麻雀というジャンルを確立させた。~ 1980年代中盤からは、脱衣麻雀やメダルゲームに力を入れる一方で、『テラクレスタ』や『UFOロボ ダンガー』など、FM音源チップを採用した作品を数多くリリース。~ 金属質で耳に突き刺さるようなパワフルなサウンドは「ニチブツサウンド」と呼ばれ、ゲーマーの間で語り継がれている。~ 1989年にリリースした『AV麻雀 ビデオの妖精』に関して日本アミューズメントマシン工業協会と全日本アミューズメント施設営業者協会連合会が業界にとって好ましくないと問題にし、日本物産が規定違反の機械を製造しないと確約したものの、その後も同じような物をリリースしたため、両団体と対立するようになり、1992年には日本アミューズメントマシン工業協会を退会した。~ それ以降、脱衣麻雀に比重を移すようになり、1994年リリースの『まーじゃん吉本劇場』(麻雀・花札以外では1989年リリースの『戦え!ビッグファイター』)を最後に、脱衣麻雀を含むアダルト作品以外のアーケードゲームをリリースしていない。~ 1990年代後半になるとアダルトゲームブランドの「スフィンクス」を設立し、ビデオメーカーであるAVジャパン株式会社とアストロシステムジャパン株式会社の協力のもと、DVDを採用した実写の脱衣麻雀がラインナップの中心となっていたが、2005年の『恋するコスプレ秋葉原』を最後に、脱衣麻雀作品もリリースしなくなった。~ 家庭用ゲーム市場には1983年に自社で開発した家庭用ゲーム機「マイビジョン」で参入。1986年、ファミリーコンピュータ用の『マグマックス』でファミコン市場に移籍。以降、アーケードからの移植作品がラインナップの中心だったが、1990年にPCエンジンでリリースしたオリジナル作品『F1サーカス』が、ときのF1ブームにも押されて大ヒット。以降、人気シリーズとして数多くのハードでリリースされた。その際、ニチブツはレーシングチームのチーム・ロータスをスポンサードしていた。~ 現在、公式ホームページこそ存在するが2005年を最後にゲーム開発を停止し、かつての本社ビルは分譲貸し出しされ2010年に取り壊された。しかし、ドメインが更新された事から、事実上休眠状態であるが、形・規模こそ違えど今だ存在はしている模様。~ ちなみに、大阪で電気工事業者をしている「日本物産株式会社」が存在するがこれが「ニチブツ」と同じであるかどうかは不明。 -項目のあるソフト…[[セクロス]] **任天堂株式会社 世界的記録を持つ大ヒット作[[スーパーマリオブラザーズ]]を生んだ会社。今やソフトとハードどちらも一線級の最大手メーカーの一つ。~ 1889年9月23日創業と企業としてはかなりの長い歴史を持つ会社で、花札やトランプなんかを作ってきた。現在も国内シェアは断トツの1位を維持しており、トランプのオーダーメイドが可能だったりする。また、このノウハウがポケモンカード生産に活かされており、京都府の工場で自社生産している。~ かつては『ツイスター』、『ウルトラハンド』などのアナログゲームも手がけていた。~ 低迷期にはタクシー・ラブホテル運営・インスタントライス製造など様々な副業に手を出したがことごとく失敗している(当時を教訓に、本業に専念するという不文律があるぐらい)。~ クレー射撃場(業務用)や光線銃シリーズ(家庭用)などのエレメカを経て『コンピューターオセロ』でビデオゲームデビュー。家庭用では『テレビゲーム15』『ゲーム&ウォッチ』、業務用では『シェリフ』『スペースファイアバード』『ドンキーコング』などのヒットを飛ばした後、ファミリーコンピュータで地位を確固としたものとした(アーケードゲームからは風営法によりゲームセンターが規制された翌年に撤退)。~ ゲームメーカーとしては安定して良作を作る優良メーカー。『マリオ』、『ゼルダ』、『メトロイド』などはもちろん、何かを間違えて作ったような『もぎたてチンクルのバラ色ルッピーランド』でさえ一定のクオリティを保っている。~ 横スクロールアクションでは『マリオ』に始まる直球勝負だが、格闘では『スマブラ』、落ち物パズルでは『ドクターマリオ』、音ゲーでは『リズム天国』、レースでは『マリオカート』などの変化球を使って独自の層を開拓している。~ ハードメーカーとしては、子供が乱暴に扱っても壊れないような頑丈なハードを作ることをモットーにしてきた。イラクで爆撃を受けて焼け焦げながらもなお機能したゲームボーイの逸話は有名。だが、DSとWii以降は耐久性第一の姿勢を軟化させている。~ 『脳トレ』や『WiiFit』などでゲームにあまりいいイメージを持たない層を上手く取り込み、PSやPS2のヒットでSCEに取られていたシェア首位の座を完全に取り戻した。 ~ DSはライトとコアのバランスがよく、完成度の高いさまざまなソフトを取りそろえている。~ 一方でWiiはゲームに興味を持たない「ライトユーザー」を大量に取り込みすぎたせいで、Wiiは任天堂製ゲーム以外のゲーム(サードパーティ)が全く売れないという深刻な問題を抱えてしまっている(これについてはサードパーティの作品の質にもよるので任天堂ばかりの責任とは言えないが)。 現在は第8世代ゲーム機をハードメーカーの中でいち早く発表。3DSは震災の影響などで前例のない値下げに踏み切るなどひと悶着あったものの、現在では順調に売り上げを伸ばす。SCEやMicrosoftなどの他ハードメーカーの次世代機が未だ発表されない中、2012年に次世代機であるWiiUが発売された。 -項目のあるソフト…[[スーパーマリオブラザーズ]]/[[スーパーマリオワールド]]/[[スーパーマリオ64]]/[[スーパーマリオギャラクシー]]/[[ゼルダの伝説]]/[[ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者]]/[[ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女]]/[[マーヴェラス ~もうひとつの宝島~]]/[[MOTHER]]/[[MOTHER2 ギーグの逆襲]]/[[いきものづくり クリエイトーイ]] **株式会社ネバーランドカンパニー 知る人ぞ知るゲームメーカー。ハード末期に作品を出すなどしてヒット作に恵まれないが、それゆえに質の高い作品が多い。なにかと中毒性のある良質なRPGが多いのが特徴で、固定ファンも多い。主要スタッフの大半は、かつてのウルフチームからの移籍組である。 -項目のあるソフト…[[エストポリス伝記II]]/[[カオスシード -風水回廊記-]]/[[不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!]]/[[ロードス島戦記 邪神降臨]]/[[ルーンファクトリー3]] **株式会社ハル研究所 通称「ハル研」。以前は「HAL研究所」と表記していた。 ~ 現在は任天堂のゲームの開発を主に手がけており、『星のカービィシリーズ』、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』が知られている。~ 任天堂の支援により再建した今でこそ、桜井政博の手法に代表されるポップさやとっつき易さで知られているが、1992年の倒産以前は、 -『殺意の階層』(時間制限付き推理ADV) -『メタルスレイダーグローリー』(FCの限界を超えた超絶グラフィックが目を見張るが、既にSFC発売後で注目されず) -『宇宙警備隊SDF』(美麗な背景とシブい世界観が特徴だが、難度バランスが異常におかしい縦STG) ……と言った玄人好みの偏ったゲームが多かった。結果的にゲーム売り上げの不振が倒産の原因のひとつとされている。『星のカービィ』のエクストラモードにもその名残がある。~ ちなみに、任天堂現社長の岩田聡を輩出した会社でもある。 -項目のある主な開発ソフト…[[星のカービィ 夢の泉の物語]]/[[星のカービィ スーパーデラックス]]/[[カービィのエアライド]]/[[ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ]]/[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]] **株式会社ビジュアルアーツ アダルトゲーム業界大手と知られる会社。いくつかの自社ブランドを抱え、多数の他社ブランドと提携関係にある。1991年創業。通称「VA」。~ 自社ブランドでは泣きゲーで知られる「Key」や業界の核実験場こと「ZERO」が、提携ブランドでは「13cm」「SAGA PLANETS」「CRAFTWORK(既に解散)」「I've(音楽レーベル)」等が有名。~ 関与した作品が多く、名作からクソゲーまで幅広く輩出。ゲーム音楽史に残る名作『AIR』(Key)、ロリコンゲーの端緒を開いた『はじめてのおるすばん』(ZERO)、鬱ゲーの金字塔『さよならを教えて ~comment te dire adieu~』(CRAFTWORK)、行き過ぎた萌えゲー『こいびとどうしですることぜんぶ 』(Sirius)等、業界を騒がせた話題作も多い。~ また、ビジネス面でも、業界で最初に流通メーカー以外でPCアダルトゲームのフランチャイズ事業を始めた、業界で最初に音楽事業に本格的に進出した、電子書籍という言葉が一般的でない時代にダウンロード専売の物語に特化したビジュアルノベルを売っていた、専属に近い複数の声優を抱えている、業界で唯一自社でライトノベルに進出している等の実績を持つ。~ 一方で、商機を逃したり、ピークを過ぎたクリエイターに出資して大失敗したり、提携ブランドの赤字を背負い込んだりする事もしばしば。結果として、「Key」や「I've」のイメージだけになりがちである。 -項目のあるソフト…[[AIR]]/[[リトルバスターズ!]] **株式会社フロム・ソフトウェア 1987年にオフィスソフトウェアメーカーとして設立、1994年にゲーム業界に進出した企業。代表作は『キングスフィールド』シリーズ、『アーマード・コア』シリーズ、『天誅』シリーズ、『Demon's Souls』など。~ 一般的な知名度は決して高くはないが、ゲーマーを名乗る者ならほとんどの者が知っているであろう企業。高い完成度・難易度・中毒性、そしてハイクオリティなオープニング映像を持つ作品をよく輩出する。~ 多くのフロム製品に共通する特徴は「高難易度」「暗い世界観」「断片的なストーリー」「キャラクター像が殆ど描かれない」「萌要素は皆無」。一見するとハードルの高い作品が多い。しかし一般に「難しい」と言われる作品は、「練習すれば上達が目に見えてわかる抜群の操作性」や「いくらでも挑戦したくなる良好な難易度バランス」も兼ね備えており、ハマったときの中毒性は非常に高い。~ 反面、看板タイトルの『アーマード・コア』シリーズで特に顕著であるが、「パーツバランスのバラツキの調整が下手(というより手抜き)」「配信された新レギュレーションでゲームバランス崩壊」など、どうもユーザーの要望を聞いていないような振る舞いも目立つ。~ ストーリーやキャラを多く語らない、独特の作風の同社製ゲームの熱心なファンは、作中の何でもない台詞や背景設定からあの手この手、というよりあの妄想この妄想で無理やりシナリオを脳内補完しようとする''『フロム脳』''と呼ばれる行動を起こしている。この「いたずらにファンの探索心や追求心を煽る作風」を始め、「常人にはまず想像できないやり方での初見殺しポイント」「妙なカリスマ性を持つキャラクター」、「自社ムービーチームによる超絶美麗OP」、「メカの表現に異様にこだわる」「無駄に豪華な出演声優」など、完成品に対して斜め上に力を入れた要素を添える傾向があり、ファンからは''「変態企業フロム」''との敬称で呼ばれている。思い出したようにハイレベルなバカゲーを出すこともあり、Xboxで突然発表した『Metal Wolf Chaos』は今も語り草になっている。~ そもそもデビュー作の『キングスフィールド』からして、「PS発売16日後に出たフルポリゴンのFPS視点アクションRPG」「凶悪難易度」「舞台は陰鬱な地下墓所」、「殆どユーザーの自由意思に任せるゲームスタイル」、『キングスフィールド2』に至っては「スタート地点で一歩下がれば即落下死」と、いかにもフロムイズム溢れる(実に変態な)作品であった。 -項目のあるソフト…[[アーマード・コア]]/[[Demon's Souls]]  **株式会社モノリスソフト 元々スクウェアで『[[ゼノギアス]]』を手掛けたスタッフたちの一部(高橋哲哉、本根康之氏など)がゼノギアスの続編の製作の有無などをめぐって社と対立し、退社後にナムコの援助を受けて設立したメーカー。~ 『ゼノサーガ』シリーズで有名だが、設立初期は大味な出来のゲームが多く、特に『ゼノサーガ エピソードII 善悪の彼岸』はKOTY大賞に輝いてしまうなど、悪い意味で有名なメーカーであった((ただし、ゼノサーガ三部作の出来に関しては旧ナムコの制作への過剰な横槍が原因なので、モノリスソフトはむしろ被害者である。))。~ しかしその頃の反省を生かして次第に優良メーカーに成長。『バテン・カイトス』シリーズ、『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』シリーズ、『ゼノブレイド』などの名作、良作を輩出するようになる。~ 作品の特徴としては、ややハードルは高いが奇抜で他に類を見ないタイプのシステム(バテン・カイトスのマグナスバトル、ゼノブレイドの未来視など)、異色ではあるが完成度の高い世界観、そしてその世界観に見合った良質なシナリオやテキストを取り入れたゲームを作る傾向にある。~ ただし全般的にグラフィックに関しては凡~中の下レベル(最近は以前に比べて改善されてはいる)との評価が多く、グラフィックよりもシステムやシナリオを重視する作風ともいえる。また、無限のフロンティアやナムカプ系列といった森住作品に関しては、要所要所は盛り上がるが全体的に見るとちぐはぐなシナリオなどが評価が分かれやすい。~ 現在はバンダイナムコゲームスから任天堂に売却され、任天堂のセカンドパーティーとなっている。 -項目のある主な開発ソフト…[[バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海]]/[[バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子]]/[[NAMCOxCAPCOM]]/[[ゼノブレイド]]/[[ゼノサーガI・II]]/[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]/[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2591.html]]に移転しました。''

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