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*サターンボンバーマン
【さたーんぼんばーまん】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000069U4T)|
|対応機種|セガサターン|~|
|発売・開発元|ハドソン|~|
|発売日|1996年7月19日|~|
|価格|6,800円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[ボンバーマンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/927.html]]''|
*概要
-セガサターンで発売された「ボンバーマン」シリーズのゲーム。本作はシリーズお馴染みの悪役「ムジョー」と「ヒゲヒゲ団」の初登場作品である。
*特徴
-ゲームモードは3種。悪の組織「ヒゲヒゲ団」の野望を阻止するノーマルモード。ボンバーマンシリーズおなじみのバトルモード。得点を稼いで高ランクを狙うマスターモードがある。
--ノーマルモードの基本ルールはスーパーボンバーマン3を踏襲。ステージ内にあるコアを全て破壊しゴールにたどりつけばクリアとなる。
---ステージ内には小粒ながら様々な演出、ギミックが仕込まれている。
--バトルモードではなんと最大で10人まで同時に対戦できる。これはオンラインゲーム等を除き、一画面内で同時に対戦する人数としては最多の数である。
---かつて全国キャラバンで行われた「Hi-TENボンバーマン」以来の10人対戦ボンバーマンであり、ついにコンシューマで実現できたことになる。
--マスターモードは全部で20面あるステージに挑戦し、クリアするか一度やられると終了。その時点での得点や到達フロアなどによってランクが決められる。クリアした場合はエンディングもあり、ランクに応じて内容も変わる。
-スーパーボンバーマン3で登場したルーイの代わりにティラという恐竜型の仲間が登場する。ルーイ同様色によってそれぞれ能力が違う。しかも成長すると能力も強化される。
--ノーマルモードでは得点を稼ぐと成長、バトルモードではティラの出るタマゴを取る度に成長する。
-バトルモードでは通常の規定回数の勝利数先取というルールの他に「Bリーグ」という新ルールがある。相手を倒すとポイントが得られ、規定回数の対戦が終わった時点で最もポイントの高い者が勝利というルールである。
--タッグ戦で味方を倒してしまうとポイントは減点される。
*評価点
-ノーマルモードの一部のボスが大きく迫力がある。
--まずステージ3ボス「ロディオン」。画面下半分が列車の上で上半分は背景。その背景をボスが走り回る。接近されるとなかなか大きい。ボスを爆弾で直接攻撃はできないが、列車に付けられている大砲に爆弾で火をつけると弾が飛び出す。これを当てて攻撃するという一風変わったもの。
--そしてステージ5のボス「ムジョー」。画面上半分を覆いつくすほどの巨大ロボはかなりの迫力。ボンバーマンシリーズでこれほど大きなボスはそうそうない。終盤ボスだけあって難易度も高め。
-二人同時プレイも可能。スーパーファミコン版では不可能だった「一画面に入りきらない大きさのステージ」と「二人同時プレイ」の両立に成功している。
-バトルモードのタッグバトルでは最大5チームまで振り分けられる。人数の分け方も自由でそれぞれのチームの人数を同じにする必要はない。
-バトルモードで使用するキャラはおなじみ白ボン、黒ボンの他に当時のハドソンのマスコットであるハニーと小鉄、それ以外にはハドソンの他のゲームのキャラが登場する。
--「PC原人」の原人。「高橋名人の冒険島」の高橋名人。「ドレミファンタジー」「迷宮組曲」のミロン。「天外魔境II」の戦国卍丸、カブキ団十郎、絹が出演。さらに隠しキャラとして「天外魔境」のマントーと「銀河お嬢様伝説ユナ」のユナも登場する。
--操作をCOMにした時の動きにもそれぞれ個性がある。
-スーパーボンバーマン3で初登場のシステム「みそボン」が今作にも搭載されている。
-隠しコマンドでバトルステージの構造を変化させる事もできる。
-マスターモードは単にクリアするだけならそこそこの難易度ですむが高ランクを狙うと非常に手ごたえがある。敵を同時にたくさん倒すと高得点なので敵の倒し方にも工夫がいる。アイテムの隠し場所は決まっているのでそれを把握すれば有利になる。
*難点
-ノーマルモードのエンディングのスタッフロールでムジョーとDr.メカードの声優の名前の表記が逆になっている。
-バトルモードで9人以上で対戦する場合、専用のステージしか遊べない。しかもキャラが小さく表示されるので少し見にくい。
-バトルモードの隠しキャラ「ユナ」と「マントー」は初期状態でアイテムを装備しているため他のキャラより有利。隠しキャラとはいえ何故そんな優遇を?
-マスターモードの最高ランク「名人」をとるためには得点320000点以上、技術点30000点以上、全20面クリア、ハートは3個までしか取ってはいけない、という超厳しい条件をクリアしなければいけない。…はっきり言って無理ゲーである。名人を取る事でマスターモードのグランドエンディングが見られるらしいが…見た人はいるのだろうか?
*総評
-スーパーボンバーマン3をベースにさらに豪華になったボンバーマン。ハードがセガサターンなためか知名度は若干低いが、ゲームとしては非常によくできていて今でも楽しめる。
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