春美×糸鋸(1)
「いたいた!イトノコ刑事さん!」
(このかわいい声は、たしか、ヤッパリくんの…)
「ど、どうしたッスか!事件ッスか!」
「あのね、お願いがあるんです!」
「…。事件の情報なら、教えないッス」(また痛い目に合うのは勘弁して欲しいッスよ…)
「あのね、一日だけお父さんになって欲しいッス!」
しぃぃん…。

「真宵どの!そ、そそそそその、援助交際は良くないッス!というよりダメッス!」(課長やら同僚の視線が冷たいッス…)
「?」
(援助交際の意味を知らないッスね…)
「お金で自分の体売るのはダメッス!ましてやソーメンばっか食ってる自分を狙うとは、ワザととしか思えんッス!!」
(そこまでお金に困ってるように見えるのかなぁ…)


「い、イトノコ刑事さん?違うよ!」
「?」
「ハミちゃんの一日お父さんになって欲しいの」
「!!(お父さん!)」
「ハミちゃんはね、お父さんの顔も覚えてないし、どんな人かも知らないの。だから、」
「そんなの、ヤッパリくんがやればいいッス!」
「それが……」

「ナルホドくんは真宵様のだからいけません!独り占めしたら真宵様に悪いです!」
「じゃあ、誰かお父さんになって欲しい人っているの?」
「!…そ、それは…おひげのけいじさん…です」

「ハミちゃんのご指命です!」




成歩堂法律事務所・応接室
「ハミちゃーん!お父さん連れてきたよー!」
(…って、イトノコ刑事じゃないか!)
「わーい!真宵さま、嬉しいです!おひげのお父さまです!」
(まぁ、春美ちゃんが喜んでるからいいか…)
「どっか行きたいトコあるッスか?」
「動物園で、ゾウさんとキリンさんが見たいです!」「じゃあ、行くッス!」
イトノコ刑事は、春美ちゃんをひょい、と持ち上げると肩車をした。
「きゃああ!高いです!ナルホドくんが小さく見えます!」
(余計なお世話だ…)

動物園
「おひげのけいじさん!あっち見たいです!」
「そんなに慌てなくても、動物はいるッスよ、…!」(けいじさんなんて言うからみんなの反応がなんか違うッス)
「お、お願いがあるッス。…お父さんって呼んで欲しいッス」
「!…すみません、いつものくせで、つい…」
ごくん。春美ちゃんの唾を飲む音が聞こえる。
「…お、お父さま…」
「はいッス!」
「お父さま、つぎはパンダさんが見たいです…」
「わかったッス!ちゃんと掴まってるッスよ」(お父さまって、なんかくすぐったいッス)




成歩堂法律事務所
「真宵さま、それでですね、パンダさんが……」
春美ちゃんが興奮気味で喋っている。(初めてで嬉しかったんだろうな…)
「イトノコ刑事、すみません」
「そんな事ないッス!自分も娘が出来たみたいで楽しかったッス!」(意外にこの二人、気が合うのかも知れない…)
「お父さま、私、一緒にお風呂に入りたいです。今日は一緒のお布団で寝ます」(本当にお父さんが欲しかったんだろうな…って)
「えぇっ!」
「だ、ダメだよ!ハミちゃん!」(さすがの真宵ちゃんもわかったみたいだ)
「どうしてですか?こないだナルホドくんと真宵さまも一緒に入ってましたよ?」(寝たふりして見てたのか!)
「それは本当ッスか!」(食い付いてくるなよ…)
「だから私もお父さまと入ります!」(イトノコ刑事引っ張られてっちゃったよ…)
「でもよく考えたら、イトノコ刑事さんはマコちゃんの事好きだから大丈夫なんじゃない?」(そうきたか…。急に楽観的になったぞ?)




成歩堂法律事務所・バスルーム
(小さいバスタブッス…自分が入ってやっとッスね…)
「お父さま!」
裸でバスルームに入って来た。まだ何も知らない体。純粋すぎるくらいの肌。まだ大人になる気配はない。「だ、ダメッス!タオルくらい巻くッス!」
「お父さまには、見せても平気なのです」
「自分がよくないッス!」
ちゃぷん…。
春美ちゃんは、湯ぶねにつかっている。自分はというと、いつびっくりされるかわからないから、小さいタオルで必死に股間を隠していた。
「お父さまも一緒に入りましょう」
「い、いや、自分は後ででいいッス」
「ダメです!」(この子には逆らえないッスね…)
ざぶん。
お湯が一気にあふれ出る。春美ちゃんはやっぱり楽しそうだ。



春美ちゃんを抱き上げて、膝の上に乗せる。ぴくん、とだけ股間のモノが動く。腿の上だともっと大きく反応してしまうかもしれない。
「…お父さま…。」
「は、はいッス!」
「真宵さまがしてたように、お父さまにもしてあげたいです……」(背中でも流してくれるんッスかねぇ。余計娘が欲しくなるッス) 「いいッスよ」
浴槽から出る。
途端、春美ちゃんは前にまわり、股間のタオルをひっぺがした。
「なななななな何するんスか!」
「……!」
「ナルホドくんのより色は黒いけど大きいです!」
すかさず、それをくわえる。
「だ、ダメッス!それはそんなことするモンじゃないッス!」
ぐいぐいと春美ちゃんの頭を引き離そうとするが、くわえたまま離そうとしない。
「んー!んーッ!」
春美ちゃんの口の中で、また大きくなる。もうこの大きさに耐えられないようだ。


自分はいつのまにか、頭を押さえ、鞠をつくように上下にバウンドさせていた。
「んッ!んぐッ!」
「全部じゃなくていいッス!先っぽだけ、…!」
春美ちゃんの口を、先端だけに擦り付ける。
ビュルルッ!ビュルッ…!
なんて事だ。「お父さま」とした事が、かわいい娘の小さな口の中で、射精してしまった…!
春美ちゃんの口のまわりが、自分の出したものにまみれている。春美ちゃんはむぐむぐと口を動かし、
「んー…!」
ごっくん。
飲んだ。
「真宵さまと同じように出来ました!」(あの二人は小さい子の前で何やってるッスか?)
「次は、ここに入れて、気持ち良くさせて下さい!」
春美ちゃんが腿の上に乗って足を広げ、まだ射精したてのヒクヒクと脈うつモノを押しあてようとする。
「そんなのドコで習ったッスか!」
「真宵さまは、ここにナルホドくんのを入れて、「気持ちいい」と何度もおっしゃってました!」
「!」
「ナルホドくんも「かわいいよ、真宵ちゃん」と…!」(真宵ちゃんのよしとするものは全て正しいと思ってるッスね)
「わかったッス。春美ちゃんには自分の指で気持ち良くさせてあげるッス。」
「えぇっ!」



この子だったら、このゴツくて不器用な親指で十分だろう。すべるを良くするためにペロリと舐める。
人差し指や中指なんか入れようものなら、キズものにしてしまうも同然だ。モノの代わりに親指のはらで入り口を擦り始める。
「お父さま!何か、体が変です!」
春美ちゃんの顔が、だんだん紅潮してくる。
「気持ち良くなってきたッスね?」
親指の速度を早めていく。キュッ、キュウッと絞めているのがわかる。
親指を中にグッと入れ、開く。鮭色に紅い中が覗けて見える。
「見ちゃダメです!」
中が、ぱくぱくと口を開けたり閉じたりを繰り返す。春美ちゃんは恥ずかしくて半泣きしている。
「じゃあ、春美ちゃんがしてくれた事をお父さまもしてあげるッスね」
親指で広げたまま、舌で挿入する。
「きゃああッ!」
体がぐん、と仰け反った。スゴい反応だ。入り口は、まだ女の子になってないので濡れるはずがない。



「は、あんッ、」
「も、もう我慢出来ないッス……!」
とっさに、自分のモノを中ではなく、隙間に挟ませ前後させる。
「お父さまの呼吸に合わせるッス…」
「はーッ、はーッ、…」
更に加速していく。春美ちゃんはまだ腰を使うなんて知らないから、とにかく自分のモノを抜けないようにしっかり挟むのに一生懸命だ。
「お父さま!気持ちいいです!真宵さまみたく、かわいいですか?」
「かわいいッスよ、その顔が一番かわいいッス…!」「あ、…!」
春美ちゃんの後ろで、パタパタッ…と液体の落ちる音がした。
春美ちゃんは、自分の腕の中で小さくなり、余韻でふるえている。頭がぼーっとしてるのか、瞳孔が開いていた。
ゆっくりと抱き上げて、そのまま浴槽に入り直した。「わ、私…!」
「気持ち良かったッスか?」
「は、はい…。お父さま、大好きです…」(やっぱりこんなかわいい娘が欲しいッス!)
「本当のお父さまでなくて良かったッス…!」
ぎゅっ、と強く抱き締める。
「痛いです、苦しいです…!」


成歩堂法律事務所・応接室
イトノコ刑事と春美ちゃんは、ぼくのお気に入りのソファでぐっすり寝ている。(二人共親子ごっこなんてなれない事したからつかれたんだろうな)
そこへ、真宵ちゃんがスゴい顔をしてやってきた。
「ナルホドくん!イトノコ刑事ひどいよ!お風呂が…!」
「えぇっ!」


イトノコ刑事を無理に叩き起こして風呂掃除させたのは言うまでもない。



某月某日 午後6時30分
成歩堂法律事務所
(春美ちゃんに呼ばれたッスが…誰もいないみたいッスね)
「あっ、イトノコさん!」
「真宵くん?」
「イトノコさんもハミちゃんに呼ばれたッスか?」(真似しないで欲しいッス…)
ぴこぴこと、天女のような頭を揺らして春美ちゃんがやってきた。
「実は、お二人にご報告があるのです」
「報告?」
「(も、もしかして、出来ちゃったッスか!)」
「(冗談は貧乏だけにして下さい!)」
「(それは冗談じゃないッスよ)」
「出来ました!」
「わー!」
とん。
(…とん?)
「みそソーメンです!」
「………」
「召し上がって下さい!」
「…う、うまいッス…」
「は、ハミちゃん天才だねぇ…(汗)」
最終更新:2006年12月12日 20:21