事後の成歩堂と真宵。
素っ裸の二人が布団の中に寝そべって、だらだらテレビを見ている。

ダイエット食品のCMが流れてきた。
浜辺で水着の女性が自分の腹をつまむ。

――――くにゅっ

この世が終わったような表情の女性が一言。
『ちょいヤバっ!?』


それを見た真宵が、成歩堂の腹をつまんだ。

――――ぐにゅっ

「「・・・・・」」

「・・・これは・・・ちょいヤバどころじゃないね。激ヤバだね。」
「うっ・・・」
「運動不足とビールの飲み過ぎでビールっ腹になってるよ、なるほどくん。」
「運動不足ったって、最近はちゃんとしてるじゃないか。」
「・・エッチはちょっと違うでしょ。それに、この頃あたしが上ばっかりじゃない。」
「だって楽だからさ。・・真宵ちゃんだって気持ち良いだろ?」
「そりゃ、そーだけど~・・・。でも、ダイエットしなよ、なるほどくん!このゼーニク取れるまで、真宵ちゃんとのエッチ禁止!!」
「えええ~~~!!?真宵ちゃんは腹にちょっと肉ついただけで、ぼくのことキライになるのか~!?」
「・・・ゼーニクついて太鼓腹になろーが、白髪になってハゲ上がろーが、オヤジ臭くなろーが、あたしはなるほどくんが好きでいられるよ?」
「・・・ありがとう。でもさり気にヒドいこと言ってるね、真宵ちゃん。」
「まぁ、出来る限り努力したほうが良いんじゃない?さっそく、明日からあたしがトレーニングしてあげるっ!」
「・・・お手柔らかにね・・・。」
最終更新:2006年12月13日 09:18