牙琉霧人。いまや法曹界一クールな弁護士と名を馳せている男である。
知的で、常に冷静沈着な紳士だ。しかしその本質は悪魔にも等しかった。

「ふふ……もう逃げないんですか?」
牙琉はいつものように穏やかな笑みを浮かべたまま、みぬきを追い詰める。
「やめて……こわい……」
後ずさりしたものの、小さな背中は乾いたコンクリートにぶつかってしまった。
「ゲーム・オーバーですね」
男はためらうことなく幼女の唇を奪う。
「ーっ!!」
幼い手で押し返そうとするが、か弱い抵抗は、ただ牙琉を楽しませるだけだった。
牙琉はさらにみぬきの唇を吸って性感を高めておいて、空いた手で未発達の乳首を愛撫した。
「愛撫っていうのは、こんな風にするんですよ」
「っぅあ!」
乳腺を襲った強烈な官能に驚き、幼女は悲鳴を上げた。そして沸き上がる凄まじい快感に身悶えた。
「気持ちよかったですか?でもまだ足りないですよね」
男は再び幼い唇を吸った。そして口腔に侵入して小さな舌を捉え、絡みつき、引っ張り、押し、存分に嬲った。
さらに上唇を吸ったかと重うと、歯茎の裏を舐める。男の舌が動くたびに幼子の中に隠れていた性感帯が刺激され、
脳が痺れるほどの快感を生み出していった。
「かはっ……ふー…ふー……」
みぬきはすでに息も絶え絶えだが、幼い肉体で目覚めた性欲はさらなる快感を求めてふくらみ続けた。
「まだまだですよ。あなたの父上に味わわされた屈辱は、こんなものではありませんでしたからね」
牙琉の手がついに股間の割れ目にあてがわれる。ピッタリと閉じたそこをこじ開け、上から次々に責め立てた。
陰核、尿道口、そして未だ開いたことのない肉孔。それぞれが淫らな愛撫を受けると充血し、反応した。
とりわけ強く責めたのは尿道口だった。性器ですらないその場所だが、幼女にとっては日常的に使う器官であるために敏感でもある。
男はためらうことなく子供の尿道口に爪を突き立てた。そして容赦なく抉る。
「くひぃぃっ!!」
毎日、使い込んでいるはずの器官に強烈な快感が生また。とても耐えられるものではない。牙琉の腕の中でみぬきは絶叫した。
強烈な快感に中枢神経そのものを灼かれ、小さな体が跳ね回る。
牙琉は指先に別の圧力が加わるのを感じた。
「そろそろですか」
「きゃぃぃぃっ!!!」
幼女の絶叫と共に股間から熱い液体がほとばしった。それは牙琉の手をびしゃびしゃと叩き、火傷するほどに熱く感じさせた。
「あー! あー! あーー!!」
絶叫は言葉になってすらいなかった。幼女が叫んだのは母の名だったのだろうか、それとも今の父親、成歩堂の名だったのだろうか。
それはもはやわからない。
幼女の体は性的に開発されてひとつ上の段階に上ったのだ。
幼い肉体は横たわり、しょろしょろと尿を漏らしている。だが、開いた股間が閉じられることはない。
小さな口の端から涎が零れていた。
子供ははじめて迎えた絶頂に耐えきれず意識を失い、その魂は遠く夢の中を彷徨うのみだったのである。

最終更新:2020年06月09日 17:49