ナルマヨとメイド服

*成歩堂(26)×真宵(19)
*時間軸は逆転のレシピの数日後。
*折角なので「ナルマヨとセーラー服(>>496)」と繋がる世界にしてみた。
*3年の月日が経過し成歩堂の変態とS気に磨きが掛かったので、爽やかな彼が好きな人は要注意。
*のわりに真宵の体型はそこまで変わっていない(鬼)
*トレビアンの制服の追加設定は捏造設定です。
*ただのエロ小説なのにめちゃくちゃ長い。



「…お子様か…」
「どうしたの?」
「…なんでもない…」

来客用ソファーに座りながら、資料の整理を手伝っていた真宵が一言つぶやいた。
最近真宵は少し元気がない。しかし成歩堂には一体何が原因なのか分らなかった。
あえて言うならば最近、真宵の好きなみそラーメンを食べに行っていないぐらいか…。
しかし、みそラーメンが食べたいのであればそういえばいいだけの事だから、それが原因では無いだろう。

「…真宵ちゃん…最近元気ないね…」
「そ!…そんな事ないよ!!…元気だよ!!」
「…………ほらやっぱり嘘付いてる…」
「……うう…なるほどくんの癖に…」

成歩堂はソファーに移動し、真宵の隣に座った。
成歩堂がたずねてみると、案の定、空元気に真宵は嘘を付いた。
真宵が本当に悩んでいる時は、誰にもその事を言わず自分の中だけで解決しようとしてしまう性格である事位は成歩堂も知っている。

「…ぼくが何かした?」
「…なるほどくんは関係ないよ…」
「うーん…じゃあ霊媒師の事?」
「…それも違うよ…」
「…じゃあ…みそラーメンが恋しい…とか?」
「………」

真宵は尋ねても答えてくれなかった。…成歩堂はその事にはもう触れない事にした。
しかし、真宵にはいつもの様に元気になって貰わないと調子が狂うのも事実…。
成歩堂はどうしたものかと思ったが、ふと真宵を見ると、とある事件の資料を恨めしそうな目で凝視しているのに気が付いた。

その事件は先日解決した、なんともふざけた事件だった。
悪趣味な店で発生した毒殺事件で、似ても似つかぬ紛い物が出てきたりと、今まで以上に強烈な人物が出てくる強烈な事件だった。
しかし、珍しくその事件は完全に真宵とは無関係だった。何故その事件の資料を見て、真宵が落ち込むのか…。

(…そういえば)

…そこでふと成歩堂はさっき真宵が呟いた一言を思い出した。
情報を整理し、今まで鍛え上げて来た法廷術を応用し、成歩堂は1つの結論にたどり着いた。

***

「ただいまー!…真宵ちゃん!……お土産だよ~」
「わー!!…何かな何かな??………て!…何よこれぇ~!!」
「トレビアンの制服だよ!」
「…そんなの言われなくても分るよ……なんで、これがお土産なわけぇ~」
「…まーまー…真宵ちゃん…それ着てみてよ…」
「………」

真宵は急に黙った…。どうやら成歩堂の推理は的中した様だった。

「…大丈夫だよ…ぼくは『お子様』だなんて言わないから…」
「!」
「真宵ちゃんのその格好…ぼくは好きだったよ?…だからぼくに見せてくれないかな??」
「な…なるほどくん…」
「依頼者に会いに行った帰りに、ホンドボーさんに頼んで一式借りて来たんだ…さ、真宵ちゃん着てみてよ…!!」

成歩堂は真宵と視線を合わせて、微笑みながらそう答えた。
真宵が落ち込んでいた理由…それはこの制服を着ていた時に言われた一言だった。
アンミラの制服は女性の胸を強調するように作られているのだが、どうやら真宵の幼い体型だとその効力が十分に発揮されなかった様だ。
ウェイトレス姿の真宵を見た老人が「お子様だ」と真宵に向かってはき捨てた。
その後、あんなに楽しそうにウェイトレスの仕事をしていた真宵が、あっさりと辞めてしまった事は、成歩堂にとって少しひっかかる点であった。

「……本当に、言わない?」
「…ぼく、真宵ちゃんがその格好してた時、一応褒めたはずだけど…?」
「そ…そうだったね…じゃあ着てくる!!」

真宵は嬉しそうに、トレビアンの制服が一式入った紙袋を抱えて、仮眠室へ向かった。
「やれやれ…」と成歩堂は1つの小さな事件を解決し、ゆったりと来客用のソファーに座った。
成歩堂は煎れ立てのお茶をすすりながら、先日の真宵のウェイトレス姿を思い出し、ニヤニヤと邪な笑みを浮かべた。
確かに真宵の子供っぽい体型に、大人の女性の身体を強調するあの制服は背伸びして見えたかもしれない。
しかし、元気な笑顔の真宵にオレンジ色のあの制服は大変映えており、成歩堂には一際輝いて見えたのだった。

「…なるほどくーん!!…着たよー!!」
「お!」

真宵は先ほどの落ち込み具合が嘘の様に元気にあの制服を着て現れた。
成歩堂は湯飲みを机に置いて、真宵のウェイトレス姿に視線を移した。

「うん!…やっぱりよく似合うよ!!…霊媒師やめちまいなよ!」
「…霊媒師はやめないけど…とっても嬉しい!!」
「そいつは良かった…真宵ちゃんが元気ないと事務所が寂しくなっちまうしな…!」
「…けど……これだけじゃないんだよね……」
「え?」

真宵は再び表情を暗くした。
成歩堂はこれで解決したと思っていただけに驚いた。
真宵は黙ったまま、成歩堂の座るソファーの隣に座って、ゆっくりと話した…。

「…あたしね…なるほどのくんの役に…また立てなかったなって思って…だって…結局、お姉ちゃんが情報を引き出してくれた訳だし…」
「けど、霊媒してくれたじゃないか…」
「…そういう問題じゃないんだよ…うう…なるほどくんには分らないよ…この複雑な乙女心が…」
「乙女心ねぇ…」

成歩堂は真宵の乙女心とやらが理解出来なかった。
しかし、役に立つことが出来なかったという事で落ち込んでいたのは確かで…真宵の健気な姿に成歩堂は胸を打たれた。
…と同時に、成歩堂はとある事を思いつき、口元に不敵な笑みを浮かべた。
それは先ほどまでの、純粋な心配りではなく、全く持って不純なものであった。

「じゃあ…ぼくの役にたつ?…真宵ちゃんにしか出来ない方法で!」
「え?…そ、そんな事あるの…?」
「うんあるよ…!」
「なになに??…肩叩きとか??」
「まぁ…言ってみればそうだね…場所は違うけど」
「よーし!じゃあ…真宵ちゃん頑張っちゃうよ!!…どこを解せばいいのかな?」
「こ・こ・!」
「………うぇ!?」

真宵はあまりの急展開に、驚きの声すら出せず、思考を停止してしまった。
成歩堂が笑顔で示す「解して欲しい場所」…そこは、肩や腰ではなく…股間であった。しかもかなり膨らんでいる。

「いやぁ…前に真宵ちゃんのその姿を見てさ思ったんだよねぇ…」
「………」
「…ご主人様とメイドっていうの?…あれ1度やってみたかったんだよね…」
「………」
「さ!…真宵ちゃん!!…ご主人様に御奉仕してよ…!!」
「えええええええええええ!!!!!!」

真宵はやっと自分の置かれている状況が理解できた。
…さっきまでとても爽やかに自分に微笑んでくれていた成歩堂が…何故、急にセクハラ発言を…。
少々混乱している真宵にお構いなく、にこにこと満面の笑顔で成歩堂は真宵の肩を掴み、ソファーから立たせて自分の脚と脚の間に座らせた。

「うう…なんでこーなるの??…しかもウェイトレスとメイドって違うんじゃないかな?」
「真宵ちゃんは細かいなぁ…もっと本質を見ないと!」
「それは、あたしの台詞だよ!」
「まーまー…フェラは何回かしてるじゃないか…」
「…そういう問題じゃないよ…そ、そうだ…お客さん来るかもしれないよ?」
「もう事務所の鍵は閉まってるよ」
「い、いつの間に!?」
「流れに合わせてゆっくり…て計画だったけど…思ったより早くに事が運んで良かった良かった!」
「よ、良くないよ!」

真宵を元気付ける…という行動に嘘は無い様だったが、わざわざ一式借りてくるという手の込んだこの行為の裏側には、こんな企みがあったのだった。

「…うう…」
「さ、真宵ちゃん…」
「…ほ、本当に、あたし…役に立つ?」
「何言ってるんだよ…真宵ちゃんにしか出来ない事…だろ??」

成歩堂のペースに乗せられている感があるが…どうやら真宵の「成歩堂の役に立ちたい」という気持ちは本物だったようだ。
真宵はそっと成歩堂の青いズボンを手に取り、ごそごそとジッパーを外し…そそり立つソレを取り出した。

「…ご…ご主人様…」
「…なあに?…真宵ちゃん?」
「ご…ご奉仕…お疲れでしょうから…ご奉仕しますね…」
「…よろしくね……く…あぁ…」
「むふ…はう…」

真宵は自身の口で成歩堂を解きほぐし始めた。
来客用の高価なソファーにどっかりと座った成歩堂の間で、ちょこんと跪きご奉仕する真宵の姿は、まさに「ご主人様とメイド」だった。
真宵は両手で支えるように成歩堂の付け根を持ち、口に含んで舌で舐る様に刺激した。
真宵の小さな口に、大きな成歩堂は全て収まらないが、真宵は出来るだけ奥まで咥え、ご主人様の期待に答えようと頑張った。

「く…は…はぁ…気持ち…いいよ…真宵ちゃ…はぁ…」
「む…はう…く…むう…」

最初は戸惑った真宵であったが徐々に手馴れて行き、舌をねっとりと動かしていく。
包むように舌で舐り、吸うように口内を動かす、付け根を持った手でくにくにと揉んでやれば、成歩堂は熱いため息を漏らした。
真宵の唾液と成歩堂の先走りで、口内が潤い、真宵の手解きがだんだんと滑らかになって行く。
成歩堂の背筋にゾクゾクとした快感が走り、思わず仰け反った。

「はぁ…ん…ああ…」
「くん…む…」

成歩堂は快感で思わず出る喘ぎ声を抑えるべく、手の甲を口に押しやった。
呼吸も徐々に荒くなって行き、肩を大きく動かした。

成歩堂は真宵を見る。真宵はこの行為に熱中しており、同様に呼吸が荒い。
その動きと呼吸によって、自然と真宵の声が漏れその響きが成歩堂を刺激する。
自身の気持ちよさを真宵に伝えようと、もう片方の手を真宵の頭に持って行き、優しく撫でた。
すると、真宵がそれに気が付き顔を上げた。
恍惚とした愛する人の顔を確認して、真宵は微笑んだ。

成歩堂のソコは、とても大きくて熱い。見た目もグロテスクで、口に含むと特有のエグみがある。
それらに慣れたと言えば嘘になってしまうが、真宵はこの行為自体にはそれほど抵抗はなかった。
寧ろ、常に成歩堂のペースに乗せられてしまう真宵からしてみれば、主導権を握る事の出来る唯一の行為がコレなのだ。
ご主人様とメイドというシチュエーションであるならば、ご奉仕する側つまり主導権は常に自分にあるのではないのか。
その事に気が付いた真宵の瞳に、悪戯っ子の様な輝きが点った。

「はぁ…はぁ…ま…真宵ちゃ…もう…そろそろ…」
「むふ…はう…」

成歩堂の限界に気が付き、真宵は口に含んだソレを離そうとした…。
しかし、そうしようとした時に、がっちりと成歩堂の大きな手で頭を鷲掴みにされてしまった。
真宵は成歩堂の突然の行動に驚き、成歩堂の顔を見た。
そこにあった成歩堂の顔は、先ほどの恍惚とした表情と違い、まるで法廷で穴を見つけ突きつけようとしている時の鋭い眼光であった。

「…ま…真宵ちゃんは…ぼくのメイドさんなんだから…ん…ご主人様のミルクは全て飲んでね…」
「!?」

真宵の頭を鷲掴みにした成歩堂は、身体を屈め真宵の耳元で囁いた。
真宵の行為自体には反応している為、呼吸は荒いが言っている事は何やら鬼畜だ。
途中まで主導権を握って居たのは自分だった筈なのに…いつの間にやら成歩堂の手により「逆転」されていた。
真宵はまさに証言がボロボロに崩れていく証人の気分であった。
涙目で成歩堂に「それだけは」と訴えるが、成歩堂はさらに真宵に追い討ちを掛けた。

「その制服…借り物なんだ…分るよね?」

…前にセーラー服で行為を行い精液で汚してしまい…クリーニングのお世話になった事があった。
店員に「ノリ状の粘着物が付着していますね」と言われ、真宵はかなり恥ずかしい思いをしたのだった。
真宵は諦めてご主人様の命令に従う事にした。

「…真宵ちゃん…出すよ…」
「くんん!!…ごふっ…」

成歩堂は真宵が素直になった事を確認し、真宵の小さな口にあふれんばかりの熱い欲望を吐き出した。
真宵は涙を零しながら、勢い良く飛び出てくるソレを飲み込んで行った。
ミルクなどと称されているが、味はそれとは程遠くとても苦い。
口内に広がる異臭、喉を通る生暖かいねっとりとした感触に、真宵は背筋を凍らせた。

「…はぁ…はぁ…」
「ううう…けふっ…」

真宵は全てを飲み干したが、口内はにちゃにちゃとした後味が残るわ、お腹の中は違和感で吐き気がするわで気分は最悪だった。
口を洗わないと…そう思い喉を押さえ立ち上がろうとした真宵は、よろめいて成歩堂の逞しい腕の中にダイブした。

「大丈夫?…真宵ちゃん…??」
「けふっ…ひっく…ひどいよ…うう…気持ち悪いよぅ…」

泣き出した真宵を見て、流石に可哀相な事をしたと思った成歩堂は、真宵が落ち着くまで背中をさすった。
机に置いてあるお茶を飲ませて、口の中の違和感を取り除いてやった…。
落ち着いた真宵はまるで借りて来た猫の様に、大人しく成歩堂の腕の中で丸まっていた。

「…はう…ぐすっ…」
「…もう大丈夫?」
「……………気持ちよかった?…なるほどくん?」
「…え?……そ、そりゃあもう!サイコーだよ!」
「………だったら…許してあげる…」

真宵は少しすねた表情をしながら、成歩堂にそう言った。
怒られるだろうと思っていただけに、成歩堂は少し拍子抜けした。
いじらしい事を言う真宵に、ただただ愛おしさがこみ上げてくるのだった。
成歩堂は腕の中に居る真宵の、額、瞼、鼻、頬と順番に軽いキスを落として、そのまま唇に重ねた。

「ふ…ん…はぁ…」
「…む…なるほど…く…はう…」

そのままゆっくりと舌を絡めて行くと、真宵は行為で熱い息を零しとろんとした表情に変わっていく。
骨ばった手でスカートの中に手を滑り込ませ、柔らかい太股をさする。
それだけで真宵は背筋を震わせて成歩堂の与える熱に犯されて行った。
成歩堂は身体の力が抜けた真宵をそのまま横抱きにして移動した。

「な…なるほどく…?」
「…こうしたら…制服でも大丈夫…かな?」
「はう…けど…ここは…」

そのまま仮眠室へ行くと思っていた真宵は戸惑った。
成歩堂が連れて来た場所は、日頃業務で成歩堂が使用しているデスクの上だったのだ。
成歩堂はデスクの上に散らかる書類を軽く手で除けて、そこに真宵をうつぶせに乗せた。
必然的に、お尻を成歩堂に突き出した体制になった。
スカートは元々短かったが、この体勢のせいでずり上がり、白く柔らかそうな太股が露になる。
真宵は背が低い為、床に足が届かず不安そうにぶらぶらとさせていた。

「…これだと、胸触れないけど…まぁ仕方ないか…」
「はうう…恥ずかしいよう…下ろしてよう…」
「お…そういえば…真宵ちゃん今日は何色なの??」
「!?」

真宵はそこでとある事に気が付いた。
成歩堂はそのまま屈んで、短いオレンジ色のスカートをめくろうと手を伸ばした。
しかし、真宵は今までの熱に浮かされた状態から急に覚醒し、勢い良く両手でスカートを押さえた。
あまりの俊敏な真宵の行動に、成歩堂は目を丸くした。

「…だ!…だめ!…見ちゃだめ!!」
「…な、なんだよ急に…ひょっとして…とのさまん柄とか?…だったら予定の内だよ…」
「ち、違う!…けどだめ!!…恥ずかしいからだめなの!!…あ…あたし、用事を思い出した!…ちょっと出かけて来るよ…」
「お…おい!?…なに言い出すんだよ…!!…ご主人様の欲求はまだ残ってるんだぞ!」
「は…はなしてよ~!!」

真宵は慌ててデスクを下り様とした。
勿論そのまま事を運ぼうとしていた成歩堂は、デスクの上で暴れる真宵の腰を掴み、逃がさないようにする。机の資料がばさばさと落ちた。
大柄な成歩堂の力に到底適う筈がないのに、真宵は必死に無駄な抵抗をする。
急に意味不明な言動をし出した真宵に対し、成歩堂は徐々にいらいらし出す。
すると自分の手の中で、勝てる筈もないのに抵抗してくる小さな真宵を見て、成歩堂の中でぷっつんと何かの線が切れた。

「…生意気に…だったらこうしてやる…!!」
「や!!…な…それだけは…い!痛い痛い痛い~~」
「ご主人様に逆らった罰だ!!」
「はううう!!!!」

成歩堂は怒りに任せて、真宵の腕を掴み後ろに持っていき、片手で全体重掛けて固定した。
そのままもう片方の手でネクタイを外し、真宵の両腕を縛った。
成歩堂に縛りの技術は無いので、ただ両腕を後ろで固結びで固定しただけであるが、真宵にとってそれは拘束と同様の効力を示した。
腕を固定されてしまった真宵は、それだけの事なのに一気に大人しくなった…。

「…ふう…もう大人しくしてくれよ…」
「はうう…な、なるほどくん…解いてよ…」
「…とか何とか言って、真宵ちゃん本当は縛られてちょっと興奮してるだろ…」
「し、してないよ!!」
「…そう?…ぼくはなんかムラムラしてきた…」
「へ…変態!!なるほどくん変態だよ!!」
「真宵ちゃんがいやらしいからだよ…」
「はううう!!…さ、触らないで…んはぁ…」

成歩堂は身動きの取れない真宵を見て、優越感に浸りそれが徐々に興奮へと変わって行くのが分った。
S気…もとい成歩堂は調子に乗るとどんどんと大胆な行動を取っていく性分なので、勝ち誇った笑みを浮かべながら真宵のむき出しになった両方の太股をさすった。
骨ばった手が真宵の白い太股の裏側を這いずり回る…そのまま上へ進んで小ぶりな尻を撫で回した。
成歩堂のいやらしい手つきにあわせて、宙ぶらりんになった足が小刻みに動いた。
そして真宵の下着を今度こそ見る為、成歩堂は勢い良くスカートを捲った。

「でぇえええええええええええええええ!!!!!!」
「うううう…」

先ほどの強気な姿勢は何処へ行ったのか…成歩堂は間抜けな声を上げ、白目を向いてそのままひっくり返った。
真宵はパンツというよりパンティーと呼ぶに相応しい、黒地で薔薇模様のレースをあしらった過激な下着をはいていたのだ。
これとは180度違う下着を想像していた成歩堂は、自分の斜め上を行く展開に腰を抜かし目を白黒させていた。
しかし、皮肉な事に腰を抜かしたが為に、スカートを持ち上げなくとも真宵のスカートの中が丸見えになり、成歩堂の視線が釘付けになる。
真宵は顔を真っ赤にし、脚をばたつかせ見せないように努力するが、光沢のある生地で出来ているその下着は真宵の動きによって尻とその下の筋の形までくっきりと映した。
成歩堂は半ば放心状態であったが、自身の鼻から何か液体が垂れて来た事に気が付きはっと我に返った。それを手で拭い、勢い良く立ち上がった。

最終更新:2020年06月09日 17:26