真宵×千尋②

「お姉ちゃん! 久しぶりに一緒にお風呂入ろーよ」
そう声をかけてきたのは妹の真宵。
私の名前は千尋。
今日は久方振りに実家に帰っている。
「そうね。何年ぶりかしら、真宵とお風呂に入るのは」
「やった~!早く早く~」

私は真宵に手を引かれながら浴室に向った。
「あ~、気持ちイイねー」
「ホントに」私は真宵と湯槽につかっている。
二人互いに向き合い、脚を折って座る。
私はいい気分で目を閉じていた。今まで一人でしゃべっていた真宵の声がしなくなったことに気が付き目をあけた。
「真宵、どうしたの?」
「…お姉ちゃん、いーなー」真宵が羨ましそうに見つめる先には私の豊かな双丘があった。
「…私だって最初からこんなだったわけじゃないわ。真宵だって前に見たときより大きくなってるわよ」
「そうかなぁ」真宵は自分の胸をプニプニと突き真中に寄せたりして触っている。
「…ねぇ、お姉ちゃん、触って、イイ?」真宵が上目使いでおねだりする。
私は、やれやれ、という気持ちで「いいわよ。ただし、少しだけよ?」と答えてしまった。
「わーい、やったね☆」
真宵の手がゆっくりと私の胸に向って伸びてきた。

真宵の手がそっと私の胸に触れる。
「わー、柔らかいしやっぱり大きいね。私の手からはみだしちゃう」
真宵は私の胸をおもちゃのように下から持ち上げたり、突いたりして弄ぶ。鷲掴みにして回したりしながら遊んでいる。
…そういえば、何年SEXしてないのかしら…。
フとそんな事を思いながら目を閉じていると…
「!」いきなり鋭い快感が私を襲った。慌てて真宵の手を見ると真宵の指先が私の胸の先端を突いている。
「…っ、真宵っ!」私は真宵の手を振りほどこうとするが体に力が入らない。
何年か振りの愛撫に体全体が硬直する。

「お姉ちゃん、気持ちいいの?すごく硬くなってるよ」
真宵はそういいながらさらに突起物へ刺激を与える。
転がしてみたり摘んでみたり引っ張ったり…。次第に私の息は乱れていく。下半身が熱くなり体の奥から悲鳴が漏れる。
「…っ、んっ、や、やぁっ、やめなっ…さい、まよいぃ…」
私は真宵の肩を掴み、真宵の体を遠ざけようとするが力が入らない。
その間も真宵は私の胸を先端を中心に弄んだ。
「だっ、だめ…ぇ…」私がそう訴えると真宵は手を止めた。
「お姉ちゃん…」
真宵はそうつぶやくと同時に私に抱きついてきた。
真宵の鼻先にはまだ触ってほしそうに硬く尖った突起がある。
真宵は今度は何も言わずにそれを口に含む。
「あぁっ!」私の口から再び淫らな声が漏れる。
「お姉ちゃんのこれ、おいしいよ…」真宵はそう言いながらそれを舌で転がす。
時には軽く噛み、時には強く吸う。
「あっ…、はっ…、んん…っ」私はいつしか拒むのを辞め、真宵の頭を抱きその刺激に酔い痴れた。
真宵は片方の突起を口に含み、もう片方は指で摘む。
今まで突起を弄んでいた指の動きが止まり、徐々に下へ降りてくる。

「!!」
真宵の手が私の秘所に届く。ゆっくりと手を動かし、割れ目を擦る。
「そこはっ、だめぇっ…」私は動いてる手を制そうと手を添える。
「お姉ちゃんも一緒に…」真宵は私の手を掴み、自分の秘所へと導く。
真宵のそこは湯の中であるのに男性を受け入れるのに十分な準備が出来ているとわかるほどぬるぬるしていた。
「お姉ちゃん、触って…」真宵はそう言うと私への愛撫を再開した。
真宵の指は秘所の奥へと侵入し、真珠を発見するとそこを執拗に擦る。
「あっ!…っ!ま…まよい…!」私は耐え切れず大きな声をだしてしまう。
私は快感に身を捩った。もう、どうなってもいい…。

私は真宵の秘所に伸びる自分の指を蠢かす。
「あっ!んっ!」真宵がよがる。
私は真宵の真珠を見付けそこを優しく擦った。人差し指と親指とでクリクリと…。
そう、真宵が今私の真珠を弄んでいるように…。
「あっ、お、お姉ちゃんっ!いぃ…っ、気持ちイイよぉ」
「はぁっ…、あんっ、ま…まよい…」徐々に私たちの指を動かすスピードがあがる。
それに伴い快感も大きくなる。
「あっあっあっ!あんんっ!!あぁっ!やぁっ…あぁあんっ!!」
私たちの淫らな声が浴室に響き渡る。
「だっ、だめぇっ!おねえちゃっ…ん、もう私…っ、いくっ、イッちゃうよぉっ!!」
「はぁあんっ、あっ、わたっ、私もっ…!!」
互いの指のスピードがピークを迎えたその時…
「あああぁっ、ああーっ!!」
私たち二人は同時に絶頂を迎え、しばらく息を乱しながらお互いに寄り掛かっていた。
「はぁはぁはぁ…、お…、お姉ちゃん…」真宵は私の胸に顔を埋めて息を整えながら話し掛けてくる。
「はぁはぁ、…なーに?」
私は真宵の髪を撫でながら答えた。「また、一緒にお風呂入ろーね」
私はそんな真宵が愛しくなり「そうね」と額にキスをした。

最終更新:2006年12月12日 20:07