セーラーメイ

闇夜に浮かぶ蒼い月。
とある平和な街角に、事件とあらばやってくる。そう、その名も・・・
「美少女検事セーラーメイ!法に代わっておしおきよッ!」
「フッ・・・やはり来たかセーラーメイ。待っていたぞ・・・」
「はっ、貴方は御剣怜侍!ここで会ったが百年目、今日こそ今までの恨みをはらしてやるわ!」
「くくく、強気だなセーラーメイ。だがそう簡単にいくかな?」
「何ですって・・・!?」
「今日はキミの部下は助けに来てくれないぞ」
「な、まさか貴方、糸鋸刑事に・・・!?」
「うム。昼間警察署の前で行き倒れていてな。ソーメンを奢ってやった」
「(くっ・・・あの年中金無し無能男め、後でムチ百叩きにしてるから・・・!)」
「そういうわけだ。さあ観念してもらおうか」
そう言うと御剣はセーラーメイを押し倒した。
「な、何するのよっ!無礼者、離しなさい!!」
じたばたじたばた・・・・
「ふム。悪くない眺めだ。」
暴れるメイのスカートがまくれ上がり、白い脚があらわになってゆく。
「ッ・・・!わ、私にこんなことしたら、パパが黙っていないんだから!」
「フ、時間稼ぎのつもりか?メイ。悪いが世間話は苦手なのだ。さっさと始めるぞ」
「イヤーーー!あっ・・・ん!ど、何処に手を入れてるのよッ!!んぅっ・・・はっ・・・」
「あきらめろ。すぐにイカせてやる・・・」
「いや・・・はぁっ・・・ん・・」
「待ったあーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
カカッ!御剣とメイの間に一輪の薔薇が突き刺さる。

「ムムッ!キサマはナルホード仮面!!」
「みっちゃん!検事のくせに、こ、こんな所でそんなことをしちゃあ・・・いけないんだぞ!!」
「な、ナルホード仮面様・・・(助けてくれるのはいいけど、その台詞はあまりにも馬鹿すぎるわ・・・!)」
「さあ覚悟しろみっちゃん!」
「フっ・・・ナルホード仮面、キサマにはこの状況が理解不能なようだな」
「え?」
「キサマがそこから一歩でも動いてみろ・・・・・犯るぞ」
『エっっ!!?』(ハモリ
「いや・・・うム。・・・・犯るぞ」
「いっ・・・・・いやぁーーーーー」(ED泣き出しver.
「大丈夫、痛くはしない」
「うわーーーーーん」
「くっ、卑怯だぞみっちゃん・・・!」
「クックック・・・」
その時・・・・・・・・・
「狩魔検事ィィィーーーーー!!逃げるっス!!!!!」
『い、糸鋸刑事!?』
「き、キサマ糸鋸刑事!一食の恩を忘れたか!?」
「すまねっス!!でも自分給料ないと生きてけないっス!!これ以上カットされたらもう終わりっスーーー!!!!」
「さあセーラーメイ!今のうちに!!」
「言われなくとも!ムーンティアラアクショーーーン!!」(確かこんな名前だったような・・・
「ぬおおおおっ・・・・・!!おのれセーラーメイ、今日のところは引いてやるが、次こそキミを手に入れる。また会おうっっ」

          • こうして今日も街の平和は守られた。めでたしめでたし。
最終更新:2006年12月12日 20:08