ためらう

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hidagorin

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ためらう・ためらって


意味:身体に気をつける
漢字:躊躇う

説明:
 出会ったときの挨拶が、「まめなかな?」であれば、お別れの挨拶は「ためらって」。
一般的に「躊躇う(ためらう)」は、文字のごとく「ちゅうちょする」という意味で使われますが、 他に「病勢を抑える」という意味があります。 そのほかにも、「気を鎮める、心を落ち着かせる」又は「熟慮する」といった意味もあります。(広辞苑)
飛騨では、特に病を患っている(わずらっている)相手に対して「お体に気をつけて、無理をしないで」 という意味で、使われます。

「まめ」や「ためらって」という言葉を、元気な若者達が使うことはほとんどありません。生活習慣病に侵されはじめる中年やご老人達が使う言葉です。 これを使うようになったあなたも、老けた証拠です。

使用例:
「そしゃ、ためらってやってくりょよ。」

翻訳:
「それじゃ、お身体に気をつけて。」
直訳すると、「それじゃ、お体に気をつけてやってくれ。」

注釈:
「やってくりょよ」。何をやるのか知りませんが、よく使います。「くりょよ」は「~してくれよ」の意。
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