1200系電車
過去の車両にもなってしまっているが、川鉄に2両のみ存在する。なお、最後に残ったこの2両は、後述のクヤ31を後押しするためだけに残されたもので、通常の旅客営業はしていない。これらを除く編成は、1980年代に1000系によって淘汰された。
(諸元表は上記編成のもので、形式全体のものは引退車両紹介を参照)
諸元表(簡略化)
製造年 |
1962年 |
製造両数 |
8+2両 |
軌間 |
1067㎜ |
電気方式 |
直流1500V |
営業最高速度 |
100km/h |
設計最高速度 |
110km/h |
制御装置 |
界磁添加励磁制御 |
車体構造 |
普通鋼鉄 |
製造会社 |
KTR車両製造(川崎製造所) |
クモヤ143事業用車両
マヤ34をプッシュプルするために、2両のみ残されている。旅客用ではないため、目にする機会は少ない。
諸元表(簡略化)
製造年 |
1979年 |
製造両数 |
6両 |
軌間 |
1067㎜ |
電気方式 |
直流1500V |
営業最高速度 |
100km/h |
設計最高速度 |
110km/h |
制御装置 |
抵抗制御 |
車体構造 |
普通鋼鉄 |
製造会社 |
KTR車両製造(川崎製造所) |
クヤ31検測用車両
本線をはじめ、川鉄のすべての線路(モノレール除く)の検測を任されている車両。自力では動けないため、前述の1200系に後押しされて検測をする。
諸元表(簡略化)
製造年 |
2004年 |
製造両数 |
1両 |
軌間 |
1067㎜ |
営業最高速度 |
110km/h |
設計最高速度 |
110km/h |
車体構造 |
ステンレス |
製造会社 |
KTR車両製造(中原製造所) |
マヤ34検測用車両
クヤ31が登場した後も現役で活躍し続けている車両。自走できないため、前述のクモヤ143に挟まれて計測を行う。
諸元表(簡略化)
製造年 |
1965年 |
製造両数 |
1両 |
軌間 |
1067㎜ |
営業最高速度 |
100km/h |
設計最高速度 |
100km/h |
製造会社 |
KTR車両製造(中原製造所) |
L1混結保線編成
L1+小型客車コ1(保線作業員乗車用)+コム1+シキ550+ヨ1の5両で構成される保線用編成。スイッチャー2両によるプッシュプル方式で運転される。
諸元表(簡略化)
製造年 |
1959年 |
製造両数 |
5両 |
軌間 |
1067㎜ |
営業最高速度 |
95km/h |
設計最高速度 |
100km/h |
車体構造 |
普通鋼鉄 |
製造会社 |
KTR車両製造(川崎製造所) |
マルチプルタイタンパー
川鉄初の全自動保線用機械。車籍は持っていない。定期的な線路保線時の夜間にしか見られないが、毎年行われている中原総合車両所の見学会で見ることができる。
諸元表(簡略化)
製造年 |
2008年 |
製造両数 |
1両 |
軌間 |
1067㎜ |
製造会社 |
KTR車両製造(中原製造所) |
最終更新:2010年09月26日 18:36