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 最近はガソリンの値上げがよく言われているけど、豆腐とかパンも値上げになってしまった。
 大昔に学校で習った授業によると、毎日の食卓に並ぶ料理の材料で日本国産のものは非常に少ないそうだ。お米とか自給率が高いものもあるけれど、全体で平均すると約40%しかない。個人的に大好きな豆腐に至っては約10%しか国産のものがないそうだ。
 輸入したほうが安い食料とか、日本の気候では栽培できないから仕方なく輸入しているものもあるそうだけど、ここまで自給率が低いといざ異常気象にでもなって輸入ができなくなったらどうしよう?などと、少し心配になる。
1ヶ月くらい前の新聞に、「世界中で食料が足らなくなっているので、外国へ食糧を輸出せずに自国の消費を優先するようになるだろう」といった趣旨の記事が載っていたと思う。「輸入に頼れなくなった場合は、今の食生活をお米、イモ類中心にすれば、いざ輸入がストップしてもとりあえずは大丈夫だ」と記事は続いていた。お米、イモ類中心といわれてもピンとこなかったが、戦前の食卓と記事に書かれていて、納得した。
いざ異常気象にでもなれば、40%しか食料を自給できない日本はどうなるんだろう?と、深く考えるいい機会をこの記事は与えてくれたと思う。
 食糧自給率について考えて、自分達にできることは少ないかもしれない。が、少しでも食糧自給率を上げてみたいので、買い物の際には少しでも国産のものを手に取るようにしてみようと思った。
(風太郎)


青年タイムズ135号(平成20年6月1日発行)掲載



カテゴリ: [コラム] - &trackback() - 2008年06月02日 18:19:49

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最終更新:2008年06月02日 18:21