2002年
11月16日
- 中国・広東省で原因不明の肺炎が流行
2003年
2月11日
- 中国政府がWHOに広東省での患者305名、死亡者5名を報告
2月14日
- 中国衛生省が非定型性肺炎であると発表
2月下旬
- 上海・香港等を旅行した50代の米国人が、ベトナム・ハノイで体調を崩し入院
3月6日
- 上記米国人が、香港の病院に搬送される(3月13日に死亡)
3月12日
- WHOが異形肺炎の症例について全世界に警告
3月15日
- WHOが旅行者と航空会社に対する緊急ガイドラインを発表
3月18日
- 日本の厚生労働省が中国(広東・香港)・ベトナム(ハノイ)・シンガポール・カナダ(トロント・バンクーバー地域)への旅行者に注意喚起
3月31日
- 香港でマンションの住人121人が集団感染
4月2日
- WHOが広東省と香港に渡航延期勧告
4月3日
- 日本政府が中国・広東省と香港に渡航延期勧告
- WHOが中国南部で現地調査
4月11日
- 日本外務省が企業向けにSARS講習会開催
4月13日
- 全世界での感染者数が3,000人を突破
4月16日
- WHO専門家チームが原因を新種のコロナウィルスと断定
- WHO調査団が北京における感染者数が政府発表の約5倍に上る可能性を示唆
4月20日
- 中国が北京市の感染者数・死亡者数を大幅に上方修正
4月21日
- 米国がWHOへの報告基準を見直したことにより、感染者数を下方修正
4月21日
- WHOが上海で現地調査
4月23日
- WHOが北京、カナダ、トロントなどへの渡航延期勧告
4月24日
- 中国が感染防止の隔離・封鎖で強硬措置通達
- 台湾行政院は院内感染が起きた台北の和平医院を一時閉鎖
4月28日
- WHOとベトナム政府が国内感染を封じ込めたと宣言
4月28日
- 全世界での感染者数が5,000人を突破
4月29日
- 日本外務省が北京市内の在留邦人に「帰国検討」勧告
4月30日
- WHOがトロントへの渡航延期勧告を解除
- 北京市長代理が「同市が現在パニック状態であり、状況は依然深刻」と語る
5月2日
- 日本外務省が企業向けにSARS講習会開催
5月4日
- WHOが台湾で現地調査
5月6日
- 日本の厚生労働省が都道府県の保健衛生部局の幹部を集め、会議
5月7日
- 北京市の「人民病院」で4月下旬に院内感染があったことが判明
- WHOがSARSの死亡率が14~15%になるとする推計値を発表
5月14日
- WHOがカナダでのSARS感染拡大が終息したと宣言
- 北京の中日友好病院でSARSの院内感染があったことが判明
- 台湾衛生当局が台湾南部の病院で院内感染があったことを確認
5月17日
- 関西を旅行した台湾人医師がSARS感染者であることが判明
5月18日
- シンガポールで新たな感染者が判明したため、「制圧宣言」先送り
5月22日
- 全世界での感染者数が8,000人を突破
5月23日
- WHOが広東省と香港への渡航延期勧告解除
5月26日
- WHOがカナダ・トロントを感染地域に再度指定
6月15日
- 全世界での死亡者数が800人を突破
6月17日
- WHOが台湾への渡航延期勧告解除
6月18日
- WHOが事実上の「制圧宣言」
6月23日
- WHOが香港の感染地域指定解除
6月24日
- WHOが北京への渡航延期勧告を解除
7月2日
- WHOがトロントの感染地域指定を解除
7月5日
- WHOが最後まで残っていた台湾の感染地域指定を解除。最終的な「制圧宣言」