「夢迷宮きぐるみ大冒険」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

夢迷宮きぐるみ大冒険」(2013/08/11 (日) 23:10:10) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*夢迷宮きぐるみ大冒険 【どりぃむめいずきぐるみだいぼうけん】 |ジャンル|RPG|&amazon(B00006LJRA)| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売元|ヘクト|~| |開発元|アクシズアートアミューズ|~| |発売日|1994年4月15日|~| |定価|税抜9800円|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|テンポが悪い&br()面倒なシステム&br()&bold(){需要不明}&br()(ファンシーな世界観だがゲームとしてはきつい)&br()(「きぐるみ大冒険」したい人がそんなにいるのか怪しい)&br()(手抜きではない)&br()''「迷路で遊ぼう」''|~| //元の分類は「微妙ゲーかも」と迷いがあった様子 **概要 ウィザードリィのような、一人称視点のダンジョン探検型のRPG。様々なきぐるみを駆使してファンシーな敵を倒していく。出回っている数が少なく、ネット上でも関連情報は現在のところごく小数。 **ゲーム内容・特徴 #region((ゲーム内容の説明なので一応隠し)) -きぐるみを着て本作の主な舞台となる「塔」に潜入し、本作の階段の存在である「マメのき」を上り下りしながら、最上階に待ちかまえているボスを倒し姫たちを救出していく。 -道中には宝箱が置いてある事があり、中からアイテムを回収できる。アイテムが回収された宝箱は以後調べると''「ビックリばこ」''になる。 -戦闘システムは攻撃場所を指定する以外は割と王道。「攻撃、防御、特殊(魔法にあたる)、道具、逃げる」が基本的なコマンドである。MPの数値は無く、「特殊能力」はHPを消費して使用することになっている。 --複数の仲間がいるときは一斉攻撃を食らわせて大ダメージを与える事もできる。 -どこかにあるスイッチを入れると作動する絨毯のエレベーターや、勝手に向きを変える回転盤、いきなりどこかに飛ばされるワープ装置、1つ下の階に落とされる落とし穴など、仕掛けも満載となっている。仕掛けを使わないと行けない所もある。 -着ぐるみは、バトルで''着ぐるみを着た敵(頭身が2つある敵)を最後にやっつける''と入手できる。持てる着ぐるみは弱い強い以外に、特殊攻撃が使えるものや、S-Lサイズといったサイズが設定されており、自キャラごとに着れるサイズが異なる。きぐるみは「こういしつ」でのみ着替える事が出来る。 --複数の着ぐるみを合体させて1つのきぐるみにする「テーラー」という場所がある。各着ぐるみには''頭(特殊能力)、体(防御力)、腕(攻撃力・パンチ)、足(攻撃力・キック)''があり、それぞれどこの部位にするか選べる。合体させるとそれぞれの部位の能力を受け継いだきぐるみが完成する。 -本作の資金にあたるものは「キャンディー」。つまり飴玉だが、実は買い物以外に重要な使い道があり、''自分で食べて体力を回復しながら進む事が出来る。''本作ではこのシステムを買い物と両立して上手く使いながらゲームを進めていくことになる。 --アイテムの購入も全て塔の中で行う。塔内の道具屋を見つけるのは勿論、前触れなく突然現れる「行商」を利用するなどしてアイテムを集めていく。 -今いる階のマップを売ってくれる「マップ屋」がある。キャンディー10個が必要。 -レベルアップの概念は無い。攻撃力・防御力等は着ぐるみで、運の良さやHP等はアイテムのドーピングによって強化するようになっている。 #endregion **問題点 -宝箱が遠くから見えず、目の前に来て突然現れる、もと来た階を何度も往復させられるなどの不親切設計。 --宝箱が置いてあるマスに立たないと宝箱が見えない。つまり全マス歩かないとアイテムを回収できない。 --ダンジョンの各階の地図は地図屋で手に入るのだが、これがなかなか見つからない場合がある。 --きぐるみを合成して新たなきぐるみにできる「テーラー」システムに問題があり、活かしきれていない。 ---きぐるみの種類がそもそも非常に少ないうえ、ある一方がもう一方の完全な上位互換になってしまっているものが多いため、見た目の変更以外に作る意義が感じられない。 --役に立たないヒントも多数。 --無意味な部屋、せっかく専用の鍵を手に入れて入った部屋にろくなものがない、といった事態も。 -ステータスの桁が少なすぎる。1桁とか2桁前半。 --HPは最初から3ケタあるもののあまりゲーム中で上昇しない。というかしづらい。 -非常にテンポが悪い。(特に戦闘) --戦闘のとき画面のどこを殴るか毎ターン指定しなければならず面倒。敵のいないところを指定すると空振りする。 ---しかもカーソルの記憶がなされていない為次のターンにはカーソルは中央に戻っており、また敵のところまで動かさないといけない。 --また通常攻撃でもパンチ、キック等毎回指定しなければならず、面倒になってしまっている。 ---これはきぐるみの種類により「手技・足技が得意」などの特色を出す為と思われる。じっさいきぐるみには体のパーツごとのステータスがある。 ---しかしせっかく指定しても''攻撃を選んだ瞬間移動して攻撃をかわしたりする''など、地味にストレスがたまる。素早さの高い敵ほどちょこまかと避ける。 -プレイヤー、相手共に喰らいエフェクトが長い。 --一撃で大きなダメージをうけるほど長くなる。 -敵出現率がやや低いため、資金稼ぎに時間がかかる。 -「にげる」の成功率が非常に低い。 --運の良さをあげれば逃走はかなりしやすくなる。・・が、どう頑張っても逃げられない敵パターンがあるようでやはり厳しい。 -主人公側のパーティーは基本的にのろい。(そりゃ着ぐるみ着てりゃなぁ)だいたいの場合敵側の方が素早い。そして「すばやさ」を上げても大した変化がないため、ほぼ無意味なステータスになってしまっている。 --すばやさは回避率に影響するが、そのくせ敵は良く避ける。やっぱりストレスが地味に溜まる。 -パーティーはみんな着ぐるみ。装備がどう増えてもそう。これはこのゲームの最大のテーマである。 --着ぐるみの動物の種類によって特徴がわかりやすいという利点はある。 --着ぐるみにはサイズがあるという厳しい制約つき。 -全体的に目に悪いグラフィック。 -どういう客層を狙ったのかまったく解らない。子供向け風だが子供にはきつい。 --子供向け風の言葉遣いが逆にイライラする。 --しかし一方で子供向けとは思えないやりとりもある。 ---特にでてくる女性キャラは高飛車ばかりで、主人公を無視したり、厳しい言葉を浴びせたりと、助けてもらったのに主人公に冷たい。しかし主人公も負けずに言い返す。助けてもらうなり「家来にしてやるよ」という女の子に対し''「病院に行って診てもらえ」''と返す主人公。見かけによらず厳しい2人である。ていうか子供向けの会話ではない。 -「いやらしいマップやトラップ」「バッカみたいな音楽」「おかしなキャラ」とゲーム中で自ら言っている。 -「ジュリアナ」とかいう、''あきらかにきぐるみじゃないのもいる。''後、「アクム」とかいう''「こんなデカいの着れんだろ」''みたいなのもいる。 --ジュリアナは見た目の割になぜか極端に素早い。 --ちなみにスーファミのきぐるみがある。 -スタッフロール時のBGMのループが短い。20~30秒くらい? --スタッフロールの言葉が変。''ビンゴォ!'' **評価点 -移動中はどこでもセーブができるところはかなり大きい。 -操作性等はまとも。 -(需要がどれほどあったかわからないが)珍しい素材を扱っている。 -ゲームバランスは割と良い。 -きぐるみの種類によって特徴が掴みやすい。 -背景は目に悪い配色だがしっかり描いてあり、キャラクター等のグラフィックも綺麗。 --パーティのきぐるみの全身像もちゃんと描かれている。 -手は抜いていない、という印象。 -本作独特の、第2の資金の使い道。 --具体的な内容は「特徴」欄参照。ゲームシステムとしては割と良く定着している。 **余談 -本作に見られる、どことなく不可解かつ奇妙な「バッカみたいな音楽」。夢の中だからなんでもありというのを表現したとこなのだろうか。 --主人公が自分の夢についてワクワク語るOPなのにお祭りっぽい曲や、名前入力時の妙なタッチの曲、ヒロイックな曲調ながら途中でへんなピッチシフトをする塔の曲等。ループ地点が少々分かりにくい曲も見られる。 --中でも意味不明なのが、戦闘勝利BGM。最初は''「♪ピーンポーンパーンポーン・・・」''とお知らせメロディ風BGMかと思いきや、暫く聴いていると唐突に''「チャンカチャンカチャンカ・・・」となぜか阿波踊りのようなメロディが流れる。'' ---阿波踊りもどきのフレーズが聴けるのは着ぐるみを着た敵を最後に倒した時のみである。そうしないと敵が着ぐるみを落とさず、BGMが途中で止まってしまう。 -テーラーで合成したきぐるみは、能力や見た目だけでなく''着ぐるみの名前まで合成される。''ヘンテコな名前になる。 **動画 唯一見つかったプレイ動画。~ &youtube(http://www.youtube.com/watch?v=m3eIW0p9YIM&feature=related)
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2704.html]]に移転しました。''

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: