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*サンダーフォース VI //THUNDER FORCE VI 【さんだーふぉーす しっくす】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B001CFBSEE)※重大なバグあり、購入時は要注意!&br;&image(TF6nimagem.jpg,http://www23.atwiki.jp/ksgmatome?cmd=upload&act=open&pageid=164&file=TF6nimage.jpg,title=これがCERO:Aとは信じられない…)※グロが苦手な人は絶対クリックするなよ!| |対応機種|プレイステーション2|~| |発売元|セガ|~| |開発元|不明(ガルチ?)|~| |発売日|2008年10月30日|~| |定価|6,090円(税込)|~| |レーティング|一応''CERO:A(全年齢対象)''(本来はC~Zが妥当と思われる)|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''(管理人裁定による)|~| //参考:2010/6/16の管理人裁定>http://www1.atchs.jp/test/read.cgi/ggmatome/5/208-208 |ポイント|&color(black){''超黒歴史''}&br「''伝説崩壊、『サンダーフォース』は今(ゾルゲに)滅ぼされた。''」&brセーブデータ破壊を含む数々のバグ&br「クソゲー以下の何か」&br「''C言語''」「''油ドボーン''」&br''グロすぎるラスボス''&br期待外れだったゲーム・堂々のトップ&br;KOTYでは情報不足のため相手にされず&brシリーズ特集でも完全スルー&br;''消費者センターから海賊版とみなされた''|~| |>|>|CENTER:[[''サンダーフォースシリーズリンク ''>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1225.html]]| |>|>|CENTER:&color(purple){ゲーマガ特集/期待外れだったゲームベスト10}&br''&color(black){サンダーフォースVI}''/[[ファイナルファンタジーVIII]]/[[聖剣伝説4]]/[[逆転裁判4]]/[[ローグギャラクシー]]/[[スーパーマリオサンシャイン>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/1298.html]]&br[[アンリミテッド:サガ]]/[[デビルメイクライ2]]/[[ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/519.html]]/ブラッド オブ バハムート| //以下の作品群はトップページに『予備のケースとして購入しませんか?』としてAmazonへのリンクが張られているもの。発売日順に並べました。 ---- #contents(fromhere) ---- **概要 テクノソフトが開発・販売し、メガドライブやセガサターンで人気を馳せたシューティングゲーム『サンダーフォース』(以下「TF」と略記)シリーズの最新作。~ ただし、テクノソフトは既に倒産しているため、本作は権利所有者より版権の使用許諾を得たセガが独自に開発・販売を行っている((つまり、本家本元のテクノソフトスタッフは本作の開発には一切関与していない。))。~ 名作シリーズの11年ぶりの新作ということでファンは狂喜したのだが、後述するあまりに酷い問題点によって「''前代未聞の原作レイプ''」「''核地雷級のクソゲー以下の何か''」として扱われている。~ なお、本作の問題点のほぼ全てはプロデューサーである''ゾルゲール哲こと[[岡野哲>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/949.html]]''に起因しているため、下記にあげる問題点はそれを踏まえて説明する。そのため本作の批判はイコール岡野氏の批判になってしまい、''個人攻撃のようで心が若干痛むのだが''、氏はインタビューやイベント、ブログで度々「''最後までやってダメだったら遠慮なく叩いてくれ''」と仰っていたので、''それに準じて遠慮なく叩くこととする''。 ---- **ストーリー 人工知能「ガーディアン」の暴走から10年。ようやく復興を遂げ、再び繁栄を迎えようとしていた地球圏は、突如出現した「オーン・ファウスト」と名乗る勢力によって、今や滅亡の危機に瀕していた。&br()かつて人工知能「ガーディアン」を生み出し、地下深く厳重に封印されていた地球外文明の残骸「Vasteel」の発する警報を解析したところ、「彼等に対抗するためには、はるか外宇宙の連邦本星に救援の手を求めるしかない」という。 「オーン・ファウスト」の猛攻の最中、封印を解かれた「Vasteel」を組み込まれ、新たな武装強化をされた新型機「RVR-00 "PHOENIX"(フィニックス)」は、「Vasteel」の記憶素子に残された四つの宇宙座標のみを頼りに、&br()地球人類にとって未だその実在すら定かではない、「銀河連邦」の本星を目指して飛び立った。&br()(Wikipediaより抜粋) ---- **問題点 ***プロデューサーによるシリーズの改竄 プロデューサー・ゾルゲール哲(以下「ゾルゲ」と略記)の、TFシリーズの私物化。すなわち、ゾルゲによる''「俺が考えたキャラを使った」「俺の趣味・嗜好を反映させた」「俺解釈の」「俺ゲーム化」''%%(ゾルゲーム化)%%である。原作の世界観やそれまでのストーリーは当然無視(あるいは歪めて解釈)されている。 -''ゲーム内で使われている言語をゾルゲの独断により、英語から&color(red){西夏語}と&color(red){モンゴル語}(モンゴル文字使用)に変更''。 --その結果、「''C言語ー''」「''ウーチェウーチェ''」「''油ドボーン''」「''おっちゃん!おっちゃん!''」「''ウ○チ丸めるエッチサラダ''」「''エッチプリンプリンアノ娘~''」「''チ○ポーウィング''」「''津和田、ゴミは?''」などの空耳に代表される、それまでのシリーズの世界観に到底そぐわない響きの言葉が飛び交う有様。ゾルゲ曰く「モンゴル語はその道では知らぬ者のいないプロに頼んで喋ってもらった」とのことだが、TFに正確なモンゴル語を求める層がどこにいるのか。力の入れ方を完全に間違っている。 ---しかも、文字の書き方も間違っている。西夏語は日本語と同じ方向に改行する縦書き、モンゴル語は(当作品で使われているモンゴル文字の場合)日本語とは逆の方向に改行する縦書きなのだが、本作では西夏語は横書き、モンゴル語は日本語と同じ方向に改行する縦書きにされている((ただし、西夏語は英語とともに書かれている場面があり、それに合わせた可能性もある。))。 ---おまけに人名や機体名はこれまで通りイギリス風のままであり、なおさら違和感を感じる。1UPを取った時のボイスも「[[ワナップ!>デスクリムゾン]]」とモロ英語。 --ゾルゲは「''ストーリーに深く関わっている部分''」「''何故この言語なのかは最後までやれば解る''」「スッゲェ気合入ってる」とこだわりを持って作った事を繰り返しアピールしていたが、ゲームをクリアすると開放されるレポートとグッドエンディングを複合して判断するに、どうも「''銀河連邦の人間が時空を超えて古代の地球に来て、西夏語が誕生したんだよ!''」という、某MMRも真っ青な超常設定らしい。こんな超展開でファンが納得して評価すると本気で思っていたのだろうか。しかも結局西夏語である必然性は全くない。 ---さらにオーン帝国とモンゴル語の関係性については''全く説明されていない''。 --そもそも「''急ごしらえの架空言語や英語表記等を避けた上で、我々の言葉から遠い実在の言語を使った''」との事だが、いくらあまり耳にしない言語や死語であろうと''地球由来の言語を使っている点では同じである''。この点は、「ゾルゲ氏はマイノリティを気取ってにわか知識をひけらかす厨二思考型人間で、結局は西夏語やモンゴル語の導入も自分のマイノリティ分野への造詣の深さ(結局間違っていたが)をひけらかすために無理やり行なったもの」と批判されている。 ---イベントやインタビューではマクロスやボトムズ、『ゼビウス』を例に上げて「よくある架空言語は英語をちょっと弄っただけでSF的に全然駄目」等と批判していたが、本作の言語関連の雑さの方が遥かに駄目なのは言うまでもない。上記作品の爪の垢でも煎じて飲むべき。 --因みに、PV第一弾公開時には新篆体((ゾルゲ自身が「好きで好きでしょうがない」といっている様に、彼が手掛けたゲームには毎回何かしらの形でこの文字が使われている。当然世界観に合う・合わないはお構いなし。))の使用も確認されていたが、これは「評判が悪かったから」という事であっさり消している。しかし、同様に評判の悪かった西夏語やモンゴル語は上述した通りの理屈でゴリ押した。その結果がこの様である。 -自分の趣味・嗜好を反映させ、従来シリーズにはない「''宗教要素''」を無理矢理ぶちこむ。 --今回の敵勢力「オーン・ファウスト」は、『IV』までの敵である「オーン帝国」と「ファウスト」が合体した存在という設定だが、ゲーム中では「宇宙のあらゆる生命を吸収し、自己と同一化することで永遠の庇護と安寧を与えることを目的とした、殺戮と慈悲の守護者」などと説明されている。またバッドエンディングでは、ラスボスがアジアンなBGMに載せて「人類は自分達に滅ぼされた方が幸せ」といったことを語っている。 --ラスボスが光背を背負っており、設定資料では「幼児イエスがごとく虹色の光背を背負ってあれこれと攻撃してくる」と説明。 ---これについてゾルゲはトークショーで「オーンのマントラ((インドの諸宗教で使われている神聖な呪文。日本ではオームとも。))とオーン帝国を結びつけた」という旨の説明をしたのだが、オーン帝国の綴りは「''orn''」、オーンのマントラの綴りは「''aum''」と全く違う。一応、チベット語にはaumが訛った「om」というornっぽく見えなくもない単語が存在するが、いずれにせよ無理矢理感は否めない。 ---さらに、「オーンのマントラって知ってるかな? ''オウム真理教のオームだな''」などと説明をしていた。「オーンのマントラ=オウム真理教」という短絡な発想があったが故に、こんな電波な設定が生まれたのだろうか? -''ゲームに自分の著作から複数のキャラを無理やり登場させている''。当然、シリーズの世界観等は完全無視。 --ラスボスが[[''ゾルゲの漫画作品からデザインを引用したナマモノ臭いグロ胎児''>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome?cmd=upload&act=open&pageid=164&file=TF6nimage.jpg]](←苦手な人は注意!バイドやガンダルディアも真っ青のグロさです! 元ネタとの比較は[[こちら>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome?cmd=upload&act=open&pageid=164&file=zoruge.PNG]])。本来なら''CERO:C~Zでもおかしくないレベルだが、評価はなぜかA''((設定資料に「TFVとの関連性と、CERO対策としてポリゴンむき出しのバーチャルっぽいギラギラとした胎児。」と書かれていることから、審査用にラスボスを差し替えた疑惑もある。))。 --同じく漫画に出ていた赤い戦闘機を出演させている。職権乱用はやめましょう。 --ゾルゲがプロデューサーを務めた『''[[セガガガ]]''』から、クール部長戦のBGMやSTGパートのボス戦の演出を流用。TFの世界観からは大きく逸脱し、浮きまくっている。 -ゾルゲは本作を手がける理由について「新作を1から作りたくはないし、ある程度(名前だけで)売れるゲームの続編商法がやりたかったから」という旨の発言をしている。つまり、''最初からTFに愛も興味も持ち合わせてはいなかった''ということである。 --トークショーでも''過去作のBGMを「ギターサウンドもどき」、『IV』のサンダーソードを「あんな短いの」と揶揄する''など、到底続編を作る人間とは思えない発言をしていた。 --これだけのことをしてきながら、ゾルゲは「''(TFシリーズの)歴史には敬意を払う''」などと厚顔無恥極まる発言をインタビューで述べている。 --サンダーフォースVIを言い換えるなら「ぼくのかんがえたさいきょうのさんだーふぉーす」とも言えるかもしれない。だが実際は「おかののかんがえたさいていのなぽりたん」である。 ***無断使用疑惑 -''ステージBGMに著作権フリー楽曲を使用''という前代未聞の試み。制作費を浮かすために使用したのだと思われるが、他社のシリーズ作品を何だと思っているのか。 --雑誌インタビューにて「古川もとあき氏に熱い曲をお願いした」と発言。この言い方なら新曲を依頼したと思うのが普通だが、実際は古川氏が発売したフリー素材CD(4,000円)からの流用であり、詐欺以外の何者でもない。そのフリー素材CDは、その後''廃盤''となっている。 -自機に「Syrinx(シュリンクス)」という機体があるのだが、''実はある人が二次創作小説で創った機体''だったりする。~ しかし、本作のクレジットでは作者の名前が逆読みになっていたり((ゾルゲがプロデューサーを務めた『セガガガ』にも同機は出ているのだが、その時は普通にクレジットされていた。))、作者が自身のBlogにて「そうですね…Syrinx、登場してますね…。」という微妙なコメントを残していることから、''機体の無断使用疑惑も出てきている''。 ***ゲーム自体の出来 公式で「11年ぶりの新作」と言っておきながら、内容は武器から演出に至るまで9割方は過去作・他シューティングゲームの劣化パクリ((残りの1割の要素はゾルゲの俺設定による俺オリジナル。))。一応、ゾルゲ自身は「本作は過去作のオマージュだ」と発言してはいるのだが、壊滅的なまでにクリエイターとしてのセンスが欠けているため、取り入れられた要素のほとんど全てが劣化コピー・劣化焼き直しになっている。 -かなり大味で単調な構成・難易度になっている。 --基本的にほとんどの敵は単純に出てきて単純な弾道の弾をばら撒くだけで、極めて作業的。配置もスカスカ。従来のシリーズでは、難易度を変更することで敵の出現数も変化していたのだが、本作で変わるのは敵弾の数だけ。 --ボスは行動パターンが少ない上、動作もほとんどない。部位破壊も無しで爽快感皆無。 --オーバーウェポンがやたらと強い。特に、ゲージを複数本消費する「重ね撃ち」は大抵のボスを簡単に瞬殺してしまう。 ---『V』でも武装の1つ「フリーレンジ」に対して似たような批判が存在するが、あちらは敵に接近するというそれ相応のリスクを背負わなければならなかった。~ 一方、本作のオーバーウェポンはただボタンを押すだけで超威力というお手軽さ。「自機の速度が遅くなるのがデメリット」とされているが、オーバーウェポン発動中はほとんどの敵弾を消せる上、体当たりするような敵もほとんどいない(いたとしても大抵は突っ込んでくる前に倒せる)ので、ほぼノーリスクに近い。 --''最初から機体がフル装備''。おまけに、やられても装備がなくならないので緊張感ゼロ。アイテムで武器追加・やられると武器がなくなるという従来通りの仕様の機体もあるのだが、そちらは隠し扱い。 ---ゾルゲ自身が「このゲームをプレイするときは最低難易度かつ残機最大のヌルい状態で遊びたい」などと豪語する程の超ヌルゲーマーなので、こんな仕様になったと思われる。 ---常時フル装備のシューティングは本作以外にも存在するが、それらは「フル装備前提のゲームバランス調整がなされている」のであって、本作みたくバランス崩壊級のヌル仕様という訳ではない。 --一応、フリーレンジ一強だった前作と比べて武器バランスが改善されているという評価意見もある。もっとも、上記のヌル仕様のせいで「死んでも無くならない武器」というアドバンテージが失われたツインショット及びバックショットの存在意義が薄い等、やはり問題点はあるが。 -ゲーム中にカメラアングルが頻繁に変わるのだが、これのせいで遠近感が非常に取りづらく、迫力が出るどころか完全にプレイを阻害している。 --自機が画面外にはみ出してしまったり、見えない壁にぶつかったりする事まである。場面によってはそんな悪環境の中で弾避けをしなければならなかったりするので最悪。 ---特に最終面、カメラが微妙に傾いた状態で突然画面が下にスクロールし、ギッチリと敷き詰められたコンテナ地帯に突っ込んでいく箇所は、操作のし難さも手伝って無駄に事故りやすい。もはや悪意すら感じるレベル。 --尚、ゾルゲはPVを見たユーザーが送った不満を述べるメールへの返信の中で、「''弾避けの最中とかにカメラは動かさない''」という事実とは真逆の事を書いていた。騙して売り逃げする気満々だった事がよく分かる。 -全体的にグラフィックが荒く、とても2008年の作品とは思えない。 --一番目立っているのが弾のペラペラっぷり。無駄に視点を動かしまくる為に嫌でも目に付く。 --背景も「書き割りが立ってるみたい」等と言われるぐらい立体感が無い。序盤3ステージは特にそれが顕著。 --''処理落ちが頻繁に起きる''、''自機がオブジェクトの奥にいてもショットは常に手前に表示される''などの点からも、制作技術の未熟さが伺える。 -過去作と比べSEが全体的に軽い。 --例としてはシールド被弾音が「茶碗をハシで叩いたような音」などと言われるほど軽く、迫力に欠ける。 --PVが公開された時点でファンからは改善を要望されており、それについてゾルゲは「製品版ではちゃんと鳴ってる」と改善した旨の発言をしていたが、結局修正されることはなかった。『雷電III』で使用されているSEの劣化使いまわし疑惑もある。 --これに加えて音飛びが激しく、音声が途中で止まることがある。 -「(旧作と比較して)''勝ってるくらいのところまで来てる''」とまで豪語していたBGMは、過去作からの世界観やステージの雰囲気と合っておらず、また作風バラバラの曲がごちゃ混ぜになっている為に、ファンからは総スカン状態。 --一応TAMAYO作曲(ほとんどのステージ曲を担当)のBGMは単体での評価は高いが、シックで穏やかな雰囲気を得意とする氏のBGM群はTFシリーズには合っておらず、またその内容も「レイシリーズ」の劣化版と批判されることが多い。金子剛による過去作のアレンジBGMは大幅劣化と評判が悪い。~ ここまでのゾルゲの悪行から無茶な指揮による結果だと推察できるため、作曲陣よりもシリーズに合わせる気ゼロで起用したゾルゲに原因があるのだろう。 --最終面にいたっては何故か''トルコ民謡''調。もはやこのゲームどころかSTGにすら合わない曲。パ○ディウスじゃあるまいし。そしてジュリアナ調のBGMへ切り替わる。 #region(参考動画) #nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm5110205) #endregion --おまけに''ステージごとにBGMの音量が違う''。 -一応マルチエンディング仕様なのだが、これもことごとく不評。 --難易度EASY以下で流れるバッドエンディングは、''『V』の感動エンディングをゾルゲの俺解釈により改竄・改悪したもの''。 #region(エンディング比較) |『V』の感動エンディング| |&nicovideo2(sm6370088)| |『VI』のバッドエンディング| |&nicovideo2(sm5136611)| #endregion --隠し機体であるRYNEX-RとSYRINXを使い、難易度HARDでクリアするとグッドエンディングとなるが、RYNEX-Rでクリアした場合は''日本語字幕なしで西夏語のみが流れる''ため、全く内容が理解出来ない。SYRINXだと日本語字幕が表示されるが、プレイ時間を引き延ばすために字幕の有無でムービーを水増ししたとしか思えない。 -隠しモードとして、敵弾に色が付き、その色に対応した武器で弾が消せる様になる『ネオスタイル』が存在している。ゾルゲ曰く「開発スタッフが独自に提案してくれた部分」で、「斬新なシステム」「奥が深い」とベタ誉めしていたが…。 --一応「アイディア自体は悪くない」という意見はあったものの、そもそも根本的なゲーム部分のつまらなさは変わっておらず、また難易度を上げないと(=弾を増やさないと)通常と殆ど違いが無い、結局オーバーウェポンを使えば色に関係なく全弾消せてしまう、ステージ5でスコア永久稼ぎパターンがある等の問題点も見られ、あまり奥深さの感じられない微妙なモードでしかなかった。 --公式ブログでは「斑鳩とヘルファイアーをミックスしたような」などと表現していたが、海外インタビューで「トレジャーゲーにしたくなかったからトレジャーは使わなかった」等と言っておいて((ゾルゲはトレジャーから出禁を受けているという噂もある為、単に使いたくても使えない状況だったのかもしれないが。))、こんな劣化斑鳩もどきなモードを取り入れるのはどうなのか。 -ゾルゲは「開発はシューティングに実績のある会社に頼んだ」「スタッフは全員TFマニア」と発言しているが、これらの問題点を見る限り到底そうだとは思えない。 --イベントなどで名前の挙がっていたガルチという説が濃厚だが、''スタッフロールには開発元が明記されていない''(何故かプロデューサーの数だけは異常に多い)ので、ユーザー側からは確かめる術がないのが現状。「開発元とトラブルが起こったのが原因で名前が出せなくなった」という噂もあるが…。 #region(プレイ動画(''グロいラスボスには注意!!'')) |&nicovideo2(sm5123793)| |&nicovideo2(sm5123870)| |&nicovideo2(sm5123926)| |&nicovideo2(sm5124073)| |&nicovideo2(sm5124462)| |&nicovideo2(sm5124776)| |&nicovideo2(sm5125231)| |''あまりの酷さにラスト直前でプレイを断念した''がここにある画像・動画で補完されているので問題ないだろう。| #region(ラスボスを倒した動画はこちら) &nicovideo2(sm5263927) #endregion #endregion ***数々の問題仕様やバグの存在 -たまにテクスチャのアサインズレによる、化け化けの画面が拝める。クローや弾が当たり判定ごと消えることも。 -タイムアタックのとき、''スタートボタン連打でタイムが短縮される''。タイムアタックの存在意義が…。 -もちろんフリーズバグ完備。さらに特定の場所でスタートを押すことで''確実にフリーズ''。 -''自機が消失するバグ''、''セーブデータ破壊バグ''も、もちろん搭載 -メモリーカードチェックで空き容量が無い場合、進行不能になる(メモカ確認項目で永久ループ) -『V』で好評だったダイレクトマップの廃止。あの『BROKEN THUNDER』(後述)ですらダイレクトマップは搭載されていたので、さらに手抜きが目立つことに。 -なお、''セガは本作のバグ対応には一切応じていない''。 ***過去作との矛盾点 「『IV』以前と『V』を繋げる」と豪語しておきながら、実際は過去シリーズのストーリーを完全に無視した適当な内容で、本当に過去作をプレイしていたのか実に怪しい部分がある。 -初代~『IV』は宇宙の何処かにある銀河連邦、『V』は地球を舞台にしている。初代~『IV』と『V』には厳密な繋がりはない((『IV』のEDで破棄された主人公機が『V』で地球に流れ着き『Vasteel-Technology』として解析された、という扱いになっている。))はずだが、『VI』は最初のデモのみ地球側で、ゲーム自体は銀河連邦方面に出向いている。 -『III』で壊滅させたオーン帝国が脈絡もなく存在している。 --『IV』では全10面中前半5面でオーンの残党と戦い、その残党すら5面で消滅する。にも関わらず、本作の敵はオーン帝国とファウストが合体した組織という設定になっている。意味不明。 --前述の通り、最終ボスはゾルゲの漫画から流用したグロキャラなのだが、これが『III』のラスボスでもある''オーン皇帝''という事になっている。''オーン皇帝は本来バイオコンピュータであって、キモい巨大胎児ではない''のだが…。というかなんで生きてるの? --余談だが、2ちゃんねるのTFVIスレに関係者らしき人物が投下した情報によると、ゾルゲは「オーン帝国の起源は「ドルメヒカ」((ゾルゲの漫画に登場する設定。TFの世界観とは壊滅的に合っていない。))である!」という設定にしようとしていたらしい。ゾルゲは過去に手掛けた作品でも設定は違えど「ドルメヒカ」を頻繁に登場させているため、有り得なくはない話である。 -『V』のストーリーの核であり、『IV』の自機でもあるRynex(Vasteel)は前作でボスとして登場し跡形もなく破壊されたのだが、『VI』では「封印されていた」という意味の分からない扱いを受けている。 -地球のことなど知らないはずのオーン・ファウストが『V』で出てきた地球製のメカをコピーしており(デザインは劣化しているが)、中ボスや大ボスとして平然と出てくる。何で知ってるんだ? おかしくね? -『V』のラスボスである人工知能ガーディアンは、人類が超技術『Vasteel-Technology』を手に入れたことで破滅の道を歩むことを危惧し、『Vasteel-Technology』を全て破棄するために反乱した…という設定だったはずなのだが、何故か本作では「人類の数を管理統制しようとして暴走した」という全く異なる設定になっている。何をどうしたらこんなズレた解釈が生まれるのか。 ---- **総評 &color(black){''誤解されがちだが、ゲーム自体は(バグに対して目を瞑るなら)単調ながらもシューティングゲームとしての体裁は一応整っている。''}そのため、シューター以外のユーザー、本作がTF初プレイのユーザーにとっては「名作シリーズにしては大したことのない出来」「普通につまらない」程度の評価どまりである。''KOTYではなく''「期待外れだったゲームベスト10」に取り上げられたことからも本作の大まかな評価は察することができるだろう((因みに、2008年度KOTYでは情報不足かつ「ガッカリゲー」という評価にとどまったこともあって選外だった))。~ しかし、''シリーズファンにとっては話が別である''。糞クリエイター・岡野哲が生み出した本作は、これまでTFが築き上げてきた世界観やシナリオ、ゲーム内容を木っ端微塵にした、&color(red){''核地雷級の「クソゲーと呼ぶのも生温い何か」''}であり、旧作に思い入れを持つプレイヤーに大ダメージを与えた問題作なのである。~ TFシリーズは全作品においてそれぞれに賛否意見が飛び交うほど熱心なファンが存在し、その議論は熾烈なものがある。それらのファンに''満場一致で「『VI』など存在しなかった」''とまで言わしめた黒歴史ぶりはもはや(悪い意味で)「伝説」と言っていいだろう。~ -「1人のスタッフによって原作シリーズの魅力が損なわれる、というかぶっちゃけ俺解釈による原作レイプ」というのはある意味『[[スーパーロボット大戦K>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/218.html]]』と通ずる部分もある。シリーズファンからは『岡野6』『犯6』『産廃6』と呼ばれることのほうが多い。 -ゾルゲだけでなく、セガのバグチェックや製品完成度に対する姿勢も大きな問題と言える。よもや''MD時代に恩を受けたタイトル((初のサード製メガドライブソフトは「サンダーフォースII MD」である。))を自ら殺す''とは誰も思っていなかっただろう。 -その他、本作の詳しいことについては[[''こちら''>http://www15.atwiki.jp/tf_6/]]も参照。 ---- **余談 -余りの出来の悪さゆえに『ゲーマガ』の最新ゲームソフト満足度ランキングでは''ほぼ1年((掲載された期間は2009年02月号('08年12月発売)~2009年11月号('09年09月発売)の10ヶ月間。本来は'09年10月発売の2009年12月号時点でも集計対象(発売から1年以内のソフト)だった筈なのだが、掲載されなかった。))連続(対象期間中全て)最下位''。ワースト2位に平均評価点でダブルスコアを付けられる圧倒的最下位を記録し続けた。 --さらに、同誌の2009年11月号で組まれた特集「期待外れだったゲーム」アンケートにおいては見事''ぶっちぎりの1位''を獲得。「かつての『[[デスクリムゾン]]』を彷彿させる評価を受けた『TFVI』。」というボロクソなコメントを書かれる始末であった。 --また、同誌2010年8月号にて組まれた「歴代ゲーマガ名誉名作ランキング」では、上記の功績(?)を残した本作を「''不名誉名作''」として紹介している。掲載された読者コメントも「作者が悪趣味過ぎる」「もはやギャグ」と散々なものだった。 -前年に出された『BROKEN THUNDER』((シリーズを題材にした二次創作ゲーム。TFシリーズの作曲家が関わっていた事もあり期待されていたのだが、明らかにゲームが未完成な状態で販売された為、開発・販売会社のFactory Noise&AGへ批判が集中。最終的には購入者へ全額返金、商品は販売停止、会社も実質消滅という結果に終わっている。))に続いてよりによって本家であんなことになってしまったことで、ファンの心は完全にブロークンした。そのため、本作は『BROKEN THUNDER2』と揶揄されることもある(それどころか「世界観や音楽はいい『BROKEN THUNDER』のほうがまだマシ」という意見も多い)。 --ニコニコ大百科の『[[サンダーフォース>http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%B9]]』の記事でも本作はほぼなかったことにされており、『[[BROKEN THUNDER>http://dic.nicovideo.jp/a/broken%20thunder]]』の記事の方で解説されている。 -ある有志が消費者センターに本作を持っていき、取扱説明書の2ページあたり(モンゴル・西夏語が記載されている)を見たときの職員の感想。~ 「''海賊版かと思った。これだけでも十分消費者側でシリーズものとみなさない根拠になり得る。''」 --また、発売当日に中古屋に売ろうとするユーザーが続出したが、''買取拒否''をする店も多かった模様。 -本作は「プロジェクトSTG第1弾」という触れ込みで発売されており、ゾルゲはインタビューで「既に第2弾以降も計画中」と発言していた(海外では『ファンタジーゾーン』や『スペースハリアー』の名前も挙げていた)。しかし、こんなシリーズレイプをそう何度も続けられるはずもなく、現在に至っても第2弾以降の音沙汰は全くない。 --この企画は当初、版権だけ残ったMDのSTGをVCで配信し、あわよくば新作も…というもので、うまくいけばMD版『II』~『IV』がVCでお目見えしていた可能性もあったらしい。あくまでも噂であるため真偽は不明だが、どちらにせよこの件で版権元と仲が険悪になったと思われる((さらに旧テクノ製品のゲーム化許諾を海外のディベロッパーに横流しし、事実上潰したという噂まである。))ので、今後セガおよび版権元からVC化などが行われる可能性はかなり低いだろう。 --ゾルゲは本作以外でも色々な問題を指摘される人物である。詳しいことは本Wikiの記事のほか[[''こちら''>http://www12.atwiki.jp/tez_okano/pages/1.html]]や下の動画も参照。 #region(本作絡みのゾルゲの痛い発言及びユーザーの怒りがよく分かる動画) #nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm7304142) #endregion -発売日前後には、ソフマップやメッセサンオーで『[[怒首領蜂大往生 ブラックレーベル EXTRA]]』と合同の店頭体験会が開催されたのだが、『大往生BLEX』の方も色々と問題を抱えた代物であった。プロデューサーの言動がアレなところまで一緒。 --体験会の告知ポスターにはデカデカと「''シューティングは、倒れたままなのか。''」((元ネタは、ドリームキャスト発表前にセガが各新聞紙に掲載した全面広告「セガは、倒れたままなのか?」))等というコピーが掲げられていた。両作のその後の惨状を見た今となっては「お前ら何様だ」というより他ない。 --ただし、『大往生BLEX』の方はその後パッチが配布され、全てではないものの不具合に修正が入っており、現在はそれなりに遊べるという事である程度評価が見直されている。 -2chのスレでは、発売前は「否定的な意見は自粛すべきだ」というテンプレもあったのだが、発売後は一転して否定的な意見ばかりになり大炎上。現在においても鎮火する事なくゾルゲへの批判・中傷がハイペースで書き込まれている。本来なら気の毒に思うところなのだが、ゾルゲ本人と思われる人物が本スレにて的外れな擁護や住人を煽ったり(大抵敗走しているが)と未だに強情な態度を見せており、結局自分のせいで火に油を注いでしまっている。興味のある方は見てみるとよい。 --但しこのスレとは別にTFシリーズスレが存在するが、こちらは純粋にTFシリーズ(Vまで)について語り合いたい住人達の為のスレなので、ここでVI及びゾルゲへの罵倒をする事は非常に嫌われているので注意するように(勿論シリーズスレの住人がゾルゲを快く思っていない事に変わりはない)。 -休刊したゲームサイドがリニューアルする形で誕生したシューティングゲーム専門誌[[『シューティングゲームサイド』のVol.5>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896373898/ksgmatome-22/ref=nosim]]でサンダーフォースシリーズの特集記事が組まれたのだが、''VIに関しては全く触れられなかった''。まさかの公式「VIなんて無かった」である。 --なお、ゲームサイド編集部とゾルゲは前身雑誌の『ユーズド・ゲームズ』時代から付き合いがあり、ゲームサイド休刊まで長年「ゾルゲ市蔵」名義で漫画や記事を執筆したり、本作発売前には提灯な特集記事やインタビューを掲載する(そして発売後はゾルゲ共々ダンマリ)等、ズブズブな関係だった。ただ、現在は色々あって((漫画「8bit年代記」単行本の余りの売り上げの悪さ、「ゾルゲ一造」名義でゲームサイド公式サイト上に連載していたSF小説(もどき)『メギ曜日のハルカ』が突如連載中止→コーナー消滅、等々))ゲームサイド編集部及びマイクロマガジン社と不仲という噂も囁かれている。 --そんな経緯もあり、ゲームサイド編集部がVIをどう扱うかが発売前からかなり注目されていた。結果は完全スルーだった訳だが、この対応は読者から概ね好意的に受け止められている。 ---一方で、「[[提灯記事>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8F%90%E7%81%AF%E8%A8%98%E4%BA%8B]]を書いた過去にけじめを付ける意味でもちゃんと取り上げるべきだった」「どんな出来であれシリーズの一作である以上は無視するべきではない」という意見も少なからず挙がっていた。 --理由は不明だが、[[電子版「Vol.5」>http://micromagazine.net/shop/ebook/db007_3899/]]は「サンダーフォース特集」そのものが収録されない縮小版として発売される、という事態も発生している。 ----
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2724.html]]に移転しました。''

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