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*燃えろ!!プロ野球
【もえろ!!ぷろやきゅう】
|ジャンル|スポーツ|&image(moero.jpg,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000068H13/ksgmatome-22/ref=nosim,width=160)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|ジャレコ|~|
|開発元|トーセ|~|
|発売日|1987年6月26日|~|
|価格|5,800円(税別?)|~|
|配信|バーチャルコンソール&br()Wii: 2007年9月11日/500円&br()3DS: 2013年5月15日/500円&br()(配信元: ハムスター)|~|
|分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|ミリオン突破で被害者多し&br()実際の球団・人物とは関係ありません&br()野球ルール無視&br()''バントでホームラン''&br()初のパリーグ完全対応は評価点|~|
**概要
-&color(red){''ミリオンタイトル≠クソゲーという常識を破った問題作''}。
--その''「質はどうでもよく売れるだけでいい」''という考えは[[人生ゲーム(Wiiware版)]]へ引き継がれた。
**問題点
-デバッグさぼり''が原因で''ルール無視''のゲームになった。『[[メジャーWii パーフェクトクローザー>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/213.html]]』の前身を思わせる。
--''全選手の9割以上が3割打者''。
--プログラムを直すより、この紙1枚を封入するほうを選んだ。
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&image(kami.jpg)
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---ファールの後は、どんなボールでもストライクの判定となる有名なバグも、その紙の内容から、ファールからの復帰時にもスイングの状態がリセットされていないためと思われる。
---普通の野球ゲームでは、同じ塁に二人以上のランナーが居るとアウトになる(所謂「親子どんぶり」)のだが、このゲームでは守備側が気づかなければそのまま試合が進行してしまうのである。
---スリーバントを失敗すると、何故か次の打者が飛ばされてその次の打者に打順が回ってしまう。
---「オウ」の無限増殖が出来てしまう裏技というかバグも存在した。
---CPU戦でガンガン打ちまくってると、CPUは代打を出し続け、最後には控えがいなくなり「ダイダ キャッチャー(ナイヤ ガイヤ ピッチャー)ノコッテイマセン」と出てその画面でストップしてしまう。こうなるとリセットを押すしかない。
-どう見ても本名でありながら''実際の球団・人物とは関係ありません''。
--どうも無許可で球団名や選手名を拝借していたらしく、2007年のwiiと2013年の3DSで出た[[バーチャルコンソール配信版:http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_mp/index.html]]では選手名がすべて仮名になってしまい、感情移入が全く出来なくなってしまった。が、逆にいえば最初からそうしろと(ry
--ただし文字数が四文字までだったことと濁点が一文字として処理されていた都合上、一部の名前はかなり強引な名前になっていた(例:パットナム→Pトナム、デビット→Dビト、長嶋茂雄→ミスタージャイアンツ→ミスタG)。
--この頃までは、他ゲームでもファミスタなど本名を使用していたゲームはあり、色々な意味でおおらかな時代だった。後に出た野球ゲームは本名じゃなくなったり、[[許可をとって実名>スーパーリアルベースボール]]だったり。
-打撃判定が非常に曖昧で、バントであろうが当たればホームランになる選手がいる。伝説の''バントホームラン''である。((ただし初期ロットバージョン(赤いカセット)のみ))
--正確には球団に一人いる強打者(アキヤマ、ミスタG他)のみが「バントでホームラン」を打てるのだが、そのうちの外国人バッターはバントが出来ないので「スイングボタンを半押しして、止めたバットでホームラン」となる。
---だが、ジャレコはこのネタを、なんと携帯アプリ「燃えろ!!バントホームラン」に昇華してしまった。前述の「ファールの後は必ずストライク」バグも「燃えろ完全試合」(一度ファールにしてしまえば確実にアウトを取れる)として昇華している。
--なお後期ロットバージョン(黒いカセット)では(バグである)バントホームランは修正されている。
-外野がやたら広すぎる。
--このゲームの球場はとにかく外野が広すぎて、簡単なフライすら捕るのも難しかった。そしてクッションボールはセンターに集中。
-ちなみに送球でランナーをアウトにした後、いつまでも内野でキャッチボールしあうことができる。
**評価点
-グラフィックや演出力は当時としては高かった。
--高低差のないファミスタと異なり、高低差の投げ分け・打ち分けが可能。
--バッティング画面はピッチャー後方からの視点となっており、本物の野球観戦のよう。だが勝手が悪いことも確かである。
--合成音声を利用しており、審判らの肉声のようなリアルな声がきける。
---ただし、ノーアウト満塁で三振したときの監督の「アホ」の一言には腹立つ。「ピッチャー交代」の声がふてくされた様に聞こえるのはご愛嬌。
--ホームランを打った際、腕を振り上げて塁を回る打者と、ガックリとうなだれる投手をしっかり再現し、ホームランのすごさを強調していた。デモとして流れるシーンなので記憶に残っている人も多いのでは?
---余談になるが、このシーンはAAでも再現され、AAを利用した「ホムーラン打たれて…」という雑談スレッドが2ch各板で発生した。~
板によっては、今もしっかり更新を続けているスレッドもある。~
なお、''ホムーラン''という表記には別の元ネタがある(誤字脱字ではない)((うすた京介の漫画『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の「ホムーラン」と書かれたボールが元ネタである。))。
--各選手のピッチングやバッティングのフォームも一人一人しっかり再現されている。
-ファミコンで始めてパリーグが完全対応した。ちゃんと12球団入ってる。
-ファミレータなどFC互換機によっては正常に動作しないものもあり、FC互換機の性能を確認するにはうってつけ。
**余談
-この燃えプロは'88決定版、新燃えプロ、感動編、最強編……と発売し続け、リメイクもされた。
--感動編はタイトルの通り「感動」がテーマになっており、なんと勝つこと以上にファインプレーやホームランなどの好プレイが重要になっている。
-作家の原田宗典氏は、前述のバッティング画面について「テレビで見ているような画面で、ファミスタよりもおもしろかった」と著書で絶賛している。
-『燃えろ!!プロ野球』の中古品だけ集めている人も存在する。但し、ゲームを楽しむのではなくゲームカセットでピラミッドなどのオブジェを作成すると言うものであるが。
-任天堂・公式ホームページ『「ファミコンミニ」発売記念「ファミコンとの思い出」』では、このゲームに対しての投稿があった。内容は[[こちら>http://www.nintendo.co.jp/n08/fmk/fmeq/fmac34.html]](下から3番目参照。飲み物を口に含んでお読み下さい)。
-このゲームの製作者は後にジャレコから独立し[[ヘクト>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/1348.html#id_50d8e70d]]というゲーム会社を立ち上げた。しかしそのヘクトから出た野球ゲーム([[エモやんの10倍プロ野球 セリーグ編]])もリアルを追求していながら結果として難易度が、クソ度が長所を上回ってしまった作品だったりする。
-3DSVCはダウンロードプレイに対応している。
-ファミマガでミスタGが引退するウソ技が紹介された。
''Wiki統合に伴い、ページが[[カタログ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/2623.html]]に移転しました。''