吉積 信(よしづみ まこと)



概要

株式会社ナムコ・テイルズスタジオの元・取締役。
1988年にナムコ(現・バンダイナムコゲームス)に入社後、約14年の営業仕事を経験。
テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2』で初めてプロデュースを担当。以降『テイルズ オブ ザ テンペスト』まで『テイルズ オブ』シリーズのプロデューサーを務める。『テイルズ オブ イノセンス』以降はプロデューサー業は馬場英雄に譲り、自身は統括プロデューサーとしてシリーズ全体を統括する立場にある。
ゲーム制作の場合、開発経験のあるスタッフがプロデューサーを担当することが多いが彼は営業出身である。その為か、完全版など、阿漕なやり方が目立つようになる。
シリーズの変遷及び後述する「踏み台」の件もあり嫌っているファンは多い。

特に直接プロデューサーとして最後に担当した『テイルズ オブ ザ テンペスト』は、予約が始まったにもかかわらず発売延期を繰り返し、いざ発売されてみれば「薄い」としか言いようのない内容だった。

テイルズオブシリーズについて

本シリーズは役割を演じて楽しむ「ロールプレイングゲーム」ではなく、キャラクターでプレイすることを楽しむ「キャラクタープレイングゲーム」であるとしている。

新作発表の度に 痛い 造語を用いる事が多く(シンフォニックグリーン、マザーシップ/エスコートタイトルなど)、イベントやインタビューにも多数顔を出している。
大手企業の社会人らしからぬ無神経な言動が目立ち、その言動を嫌悪するユーザーは多い。 お祭りゲーのスタッフインタビューなどでは『テイルズ オブ ジ アビス』をやたらと持ち上げて他の作品を意味もなく貶したり等の所謂「踏み台」にしている節も見受けられる。
その範囲は予約特典のDVDにも及び、最も強く非難された出来事として、『アビス』と全く関係ない『テイルズ オブ ファンタジア -フルボイスエディション-』の予約特典DVDで、主人公のクレス及びシリーズ初代の戦闘システムを馬鹿にしているといっても過言ではない内容が描かれた為、「なんで予約特典のDVDで買った作品を馬鹿にされなきゃならんのか」と非難されることになってしまった。

『アビス』が大のお気に入りのようで、子供に『アビス』をやらせている*1
『アビス』を持ち上げているのは周知だが特に登場キャラクター「ジェイド・カーティス」を持ち上げている。名刺にジェイドを載せていたり、劇場版『テイルズ オブ ヴェスペリア』にジェイドを出そうとするほどジェイドがお気に入りのキャラクター。
ジェイドにそっくりなキャラ「ガリスタ・ルオドー」の声優をジェイド役の子安武人氏にしようとしていたのだが『ヴェスペリア』のチーフである樋口義人氏に反対された。無論、顔が似ているなどデザイナーに失礼であり同じ様に扱おうとするなど、ただの侮辱である。
その「劇場版『ヴェスペリア』でよかった点は何か?」という質問に「一瞬映っているミュウ(『アビス』のマスコットキャラ)」と答えるほど。
彼の発言をまとめると「ジェイドはアビスの全てをわかっている(中略)そうした全能感が魅力」など吉積の「ぼくのかんがえたかっこいいキャラクター」とまで言われている*2

初期3作品*3、特に『テイルズ オブ エターニア』を快く思っていないのか、クロスオーバー作品や予約特典などで何かと冷遇したり踏み台にする節が見受けられる*4
上記の予約特典の事もあり、藤島康介氏キャラクターデザインで優遇されている節があると言われることもある『ファンタジア』もその実、踏み台にされているのでは*5?とまで言われるほど。

『デスティニー』のリメイクに関してインタビューで「『デスティニー2』との繋がりは意識せず作った」と発言があるが『デスティニー2』に繋がるように改変している箇所が多い、と思ったら実際はところどころ繋がってすらいない内容だったりと、こちらも一貫していない。
『GBA版ファンタジア』でもプロデューサーであるがSFC版とPS版の双方ある要素の取捨が半端であり不可解な矛盾点が生まれ、有ろう事かSFC版の不要なバグまで残してしまっている。
ちなみに初期3作の開発には吉積は一切関わっていない。

吉積がプロデュースに関わる前の初期3作品以外は受け付けない、受け付けたとしてもこれまた吉積が関わっていない『テイルズ オブ レジェンディア』位だとする古参のファンが少なからずいるのも、やはり彼がプロデュースに関わってからのシリーズ展開や該当作品に対する扱いに対する反発という要素も大なり小なりあると言える。
極端な例になるが、「『エターニア』でテイルズは終わった」とするファンも決して少なくない。

なお書籍『Vジャンプブックス テイルズ オブ シンフォニア』及び『テイルズ オブ シンフォニア イラストレーションズ』で「テイルズの生みの親」とされたことがあるが、吉積が『ファンタジア』にて担当したのは宣伝や広報のみでプロデュースもまったく別の人物が担当している。
そのため到底「テイルズの生みの親」などという表現には相応しくなく、「いつの間に吉積がテイルズ作ったことになってるんだ?」と、その辺りでも多くの反発を招いている。
また、一時期、シリーズの異常と言っても過言ではないペース*6でのソフトの乱発もあり「さすがに出しすぎ」という意見もあった。
吉積が関わっていたころは藤島氏がキャラデザをした作品ばかりが優遇される事態がおきたこと*7もあり、「方向性がおかしくなったテイルズの生みの親」であれば、あながち間違ってはいない。

余談

Wii発売の少し前に『ソード オブ レジェンディア(仮)』というゲームを発表した。この作品と『レジェンディア』の関連は不明で、そもそもテイルズオブシリーズではないとされていた。
同作は発表以降ろくな情報がなく、一部のレジェンディアファンは少しの希望を持って本作に関する情報を待っていたが、2011年7月4日、数年前にすでに発売中止が決定していたことが明かされた。なぜそのことを発表しなかったのかは不明。

今でこそ沈静化しているが、この項目は半ば編集合戦に近い状態に陥ってしまう事が多く、やけに好意的な書き込みや強引な擁護が発生しがちであった。
それの内容を要約すると「吉積氏は悪くない、悪いのはテイルズ厨という異常な輩である」「そういった輩の存在で氏は一方的に悪く言われているだけだ」「氏には何の非もない。氏は相手をしてやってるだけ」と、実に自分勝手な理屈ですべてファンに責任転嫁するものであった。
理に適っていればともかく、あまりにも随分な言い草な理屈であったことが編集合戦を加速させてしまっていた所もあった。

『シンフォニア』を始めに彼がプロデュース作品の移植詐欺を犯したときには、2chには「2度楽しめるから良い」等といった意味不明極まりない擁護が沢山書かれていた。
移植詐欺の被害に遭った者がここまで擁護する理由も必要もないため、これも氏の工作ではないか、と一部では言われている。

関連項目



*1 なお『アビス』の名目の一つに「戦争を知らない若者に戦争を教える」がある。『アビス』は特に戦争題材という風には見えないとはよく言われている。

*2 ただし、アビスのシナリオライターは吉積ではないため吉積の考えるジェイドの人物像とシナリオライターが意図したジェイドの人物像が異なっている可能性がある事は付け加えておく。

*3 現行のシリーズにおいて「マザーシップタイトル」とされる『ファンタジア』『PS版デスティニー』『エターニア』のこと。因みに『エターニア』が出た頃は「マザーシップタイトル」や「エスコートタイトル」といった分別は存在していなかった。

*4 お祭りゲーで徹底的な冷遇を受けたりするのは日常茶飯事。特に『バーサス』では主人公不参加の上ヒロインの性格を改悪された。また初期3作のうち『ファンタジア』『デスティニー』はリメイクされているが、『エターニア』のリメイクだけは出ていない。

*5 例えば『ファンタジア』の正当な続編『なりきりダンジョンX』では本編キャラクターの悉くがディオ達と出会わなければ非業な最期を遂げることなど。もっとも、こちらには吉積は関っていないが。

*6 この場合、マザーシップ・エスコート・完全版移植などを全て含む。

*7 本シリーズはほぼ全てのキャラに人気があるのだが、上記にもあるとおり、吉積がシリーズに関わっていた頃は優遇と冷遇の差が酷かった。無論『エターニア』が出た頃は、そのような優遇冷遇などなかった。